ニキビパッチは意味あるの?

「意味あるの?」シリーズ、日焼け止めパウダー日焼け止めメイク化粧水パックと来て、今回で確か目に付く限りはラストだった気がしますが、「ニキビパッチは実際効果あるの?」という記事を見てみようと思います(↓)。

 

health.clevelandclinic.org

 

「ニキビ」の英語は、今回の記事タイトルには「Pimple」とありますが、これはどちらかとえいば「吹き出物」という意味合いで、「ニキビ」自体は「Acne」って語の方がドンピシャな印象がありますね。

(「アクネ」とカタカナ表記されることもありますが、ネイティブ発音としては、「アクニィ」の方が近い感じでしょうか。

 また、さらに、記事冒頭の段落では「zit」という語や、本文中では「breakout」といった一般用語も使われていましたが、これらはよりスラング的な「ニキビ」を意味する単語のようですね(breakoutは、大量の吹き出物)。

…まぁ日本語でも他に「出来物」とか「尋常性ざ瘡」とか色々呼び方がありますし(後者は正式な医学用語で、そんな呼び方する人はまぁいませんけど)、別称がいくつもあるのは当然っちゃ当然と言えましょう。)

 

…ってまぁ吹き出物とニキビはほとんど同じですし、言葉なんてどうでもいいわけですが、「パッチ」の方は、「パッチワーク」なんかでもおなじみ、「継ぎ当て」「当て布」みたいな意味の語ですけど、まぁ基本的には患部に貼る小さなシールのことで(でも、つけてしばらくしたら固まるようなものも、パッチと呼ばれそうな印象はありますね)、日本だと貼るタイプはあまり馴染みがない気がするものの、僕がニキビ薬を使わなくなってもう二十数年は立ちますから、今はシールタイプの方がメインだったりするのかもしれませんね。

 

どのくらい効果的なのか、今回も早速クリーブランド・クリニックの記事を参考にさせていただこうと思います。

 

ニキビパッチは本当に効くの?(Do Pimple Patches Actually Work?)

皮膚科医が、ニキビ用ステッカーに価値があるかどうかを論じてくださいます

 

 

ニキビの鉄則は「摘まんではいけない」ですが、独自の郵便番号を持っているような白ニキビ(※謎な表現過ぎますが、「zip code(郵便番号)」と「zit」をかけてるのかもしれませんね、この文では「acne」が使われていましたが…)に直面すると、時にはあらゆる論理が窓から飛び出してしまうこともあるものです。ルールを破って(皮膚科医のアドバイスに逆らって)自分の手で対処してしまった場合、むごたらしい後遺症が残るかもしれません: 膿や皮脂、さらには血が漏れ出ている、開いた傷口です。

ニキビパッチ(pimple patch)は、時にはニキビステッカー(zit sticker)とも呼ばれますが、ピンチの時に肌の状態を宥めるのに役立つかもしれないものとなっています。こういった市販のスポット治療法が、肌のトラブルに対して何ができるのか―そして何ができないのか―について、皮膚科医のエイミー・カッスーフMD(医師)が説明してくださいます。

 

ニキビパッチはどのように機能するの?

ニキビパッチは、ハイドロ(親水)コロイドと呼ばれる、ややグミ状になった創傷治癒ゲルで作られた小さなシールです。大きなものは 「水ぶくれ用絆創膏」として販売されていますが、どちらも同じ目的で作られています: 皮膚の回復を早める手助けをするものですね。

「ニキビパッチは、ニキビからのあらゆる排泄物を吸収し、摘まんでしまうといった外傷を防ぐために、傷を覆うことによって機能するものです」とカッスーフ医師が説明しています。「膿疱、丘疹、および嚢胞が、開いて、排膿して、治りかけているときに最も良く機能するものです。」

もちろん、ニキビを肌を摘まんだり、潰して弾き飛ばしたりしてはいけないことはご存知ですね。しかし、そういったスキンケアにおける罪を既に犯してしまったのならば、ニキビパッチが回復に役に立つかもしれません。

 

ニキビパッチの使い方

ほとんどのニキビパッチは、効果を発揮させるために数時間装着する必要があるので、寝る前に貼るのが良いでしょう。また、日中貼っても目立たないようにデザインされているものも作られています。

パッチは肌が濡れていると上手く貼りつかないので、ニキビパッチを貼る前に、肌が完全に乾いていることを確認するようにしてください。ニキビから水分が漏れていたり、滲出が起きている場合は、パッチを貼る前に必ずその部分を清潔にするよう心がけましょう。

ニキビパッチを単純にニキビの上に貼り―開いた傷口にしか効かないということをお忘れなく―、推奨される時間(製品によって異なります)貼ったままにするだけです。パッチを剥がすと、ニキビ跡が小さくなり、炎症が軽くなっていることでしょう。

 

ニキビパッチはニキビを悪化させることもあるの?

大多数の方にとって、ニキビパッチは、最悪の場合でも、単純に効果がないだけです―つまり、ニキビを悪化させることはないけれど、良くもしない、ということですね。しかし、敏感肌の方は、ニキビパッチは避けた方がいいかもしれません。

「ニキビパッチは、皮膚に貼り付けるために粘着剤を少量使用しているため、アレルギー体質の方や粘着剤に敏感な方は、患部周辺の皮膚を悪化させる可能性はあるかもしれません」とカッスーフ医師がおっしゃいます。

また、ニキビを乾燥させるためにサリチル酸ティートリーオイルなどの成分を使用しているブランドもありますが、これも敏感肌を乾燥させたり刺激したりすることがあるかもしれません。

 

ニキビパッチでできないこと

ニキビパッチは既存の病変に非常に効果的ではありますが、大きな制限があります。

「ニキビパッチは閉じた病変や深い病変、あるいはコメド(※ニキビの始まりである、毛穴が詰まった状態のこと、別名「面皰(ぼう)」)と呼ばれる黒ニキビや白ニキビにさえ全く効きません」とカッスーフ医師が説明しています。「あくまでアクティブな吹き出物に対するスポット治療であり、ニキビができるのを防いだり、毛穴の詰まりやニキビができる前兆を取り除いたりすることはできないんです。」

言い換えれば、嚢胞性にきび、大規模な吹き出物、またはその他の肌の悩みに苦しんでいらっしゃる場合、ニキビパッチは上手く機能してくれないでしょう、と言えてしまうわけですね。

 

ニキビパッチの代わりに試せること

ニキビステッカーを使っても害はありません―がしかし、効かないこともありますから、おできがそのままになり、苛立ちが残ることはあるかもしれません。「ニキビパッチは、あくまでも非常に特殊な病変のための創傷治癒ドレッシング(被覆)材に過ぎないわけですね」と語るのはカッスーフ医師。「役に立つかもしれませんが、全体的なニキビ治療には、あまり使い道がありません。」

でも、心配しないでください。選択肢はあります。

「最近は、お金を出せばもっと効果がある、素晴らしい市販薬が沢山ありますよ」とカッスーフ医師が話している通りです。

  • アダパレン: このビタミンA誘導体は、局所投与型として利用可能で、皮膚細胞の粘着性を低下させることが可能であり、患部細胞が毛穴の周りに留まったり詰まったりすることはありませんから、にきびを防ぐだけでなく、治療することも可能となっています。
  • サリチル酸: このβ-ヒドロキシ酸は、洗顔料や局所塗布剤に配合されており、角質を除去して肌を清潔にし、またニキビの炎症を抑えるのにも役立ちます。
  • 泡立つ洗顔: こういった洗顔料は、炎症や吹き出物を増加させる汚れや汚染物質を取り除く効果が優れています。
  • 緊急治療: 大きなイベントを控えていて、大急ぎで大きなニキビを治す必要がある場合は、かかりつけの皮膚科医に、コルチゾンや抗生物質の注射など、即効性のある選択肢について相談すると良いでしょう。

吹き出物がホルモンバランスの乱れなどの基礎疾患に関係している場合は、こういった治療法では不十分かもしれません。「ホルモンが問題でしたら、かかりつけの皮膚科医がもっと良い選択肢を用意してくれるかもしれませんね」とカッスーフ医師がおっしゃいます。

結論は?ニキビパッチは、特定の軽微な肌トラブルには有効な選択肢となり得ますが、肌の不調の万能薬になるとは期待しない方が良いでしょう。

 

まぁ、誰しもが何となく想像つく通り、「万能ではない」ってのが結論という感じですね。


ちなみに僕は中高生の頃、たまに小さいものから大きいものまでちょいちょいニキビができてしまうという至って普通の少年でしたけど、クレアラシルとか、まぁ~効かんかったっすね(笑)。


いやまぁ効果ゼロではなかったのかもしれませんし、そもそもあのチューブクリームをつけて、そのまま寝てる間もずっとその部位に保持し続けるとか無理にも程があるように思えましたけど、少なくとも「一晩経ったら、魔法のように完全に治った!」という経験は皆無だったわけですが……

…まず「寝てる間に落ちちゃう」という点からいえば、シール型のパッチは便利そうですし、さらに言えば、基本まだ閉じてるニキビには効果がない(それはパッチ限定の話かもしれないものの)ということですし、使うタイミングもベストではなかったのかもしれません。

(また、「触れないようにする」というのも、シールタイプの大きなメリットに思えますね。)

 

なお、「摘まんではいけない」が鉄則なのは世界共通でそう言われてるようですけど、これぶっちゃけ、あんまり同意いただけないかもしれませんが、ものによってはとっとと潰して膿を出しちゃった方が早く治ること、稀によくありません…?(笑)

 

「絶対やってはいけない、跡が残るよ」なんて言われてますけど、幸い跡なんて全く残りませんでしたし、ずーっと我慢して「痛いし気になるよぅ…」とか思い続けてるより、思い切って膿を出した方が逆に、マジで正直ぶっちゃけ、跡が消えるのすら圧倒的に早かったような……と思えるものの、これはまぁたまたまと言いますか、世界中で口を酸っぱくして強調されていることなので、多分勘違いなのでしょう…

…いやでも、絶対膿を出しちゃた方が、治るのが圧倒的に早いのはもちろん、予後もいいような気がしましたけど、まぁ衛生的にも良くないドン引きされるようなネタですし、自分の中だけでひっそり胸に留めておく話といたしましょう(いや書いちゃってますけど(笑)、匿名以外でそんな主張はするまい…って話ですね(笑))。

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