辛いニュースや悲しい出来事からのストレスを解消しよう!

完璧主義先延ばしという誰でも身に覚えがあるといいますかついついそうしてしまいがちなものから、前回はドゥーム・スクローリングなる、「辛いニュースを嫌なのに永遠に見続けてしまう」とかいう、「そんなやついるかよ(笑)……え、いるの?いるならごめん、早く治せるといいね」と思える現代病を見ていました。

 

これがまた想像以上に長い記事で、読んでも読んでも、スクロールし続けても永遠に終わらないと思えるぐらいのボリュームでして、「これこそドゥムスク(=悲劇のスクロール)だよ…」と途方に暮れていたのですが(笑)、正直まるで気にもならないと言いますか、どうせ屁の役にも立たない当たり前すぎる正論ティーしか書かれていないことが予想出来て全く「読みたい」とも思えないんですけど、「一転してかなり短めの記事だった」というその一点につき、前回のドゥムスク記事でリンクが張られていた関連ネタを参考にさせていただこうかなと思います。

 

それがこちら…

health.clevelandclinic.org

 

記事タイトルにもした通り、ニュースやネット情報で生じるストレスへの対処法ということで、まぁ社会問題の一種ではありますけど、個人的にはそんなのでストレスを感じることがまずないので何ともコメントに困る所もあるものの、とりあえず天下の最先端医療機関クリーブランド・クリニックがどうまとめてくれているのか、今回も上記health essential記事を拝見させていただくといたしましょう。

 

ニュースやイベントによるストレスへの対処法(How To Cope With Stress From News and Events)

自分の限界を設定し、バランスを取りましょう

 


現代社会には、多くのストレス要因や不安の種が存在しています。世界的な出来事、健康に関する問題、そしてソーシャルメディアからの過剰なまでの情報といったものは、凄い速さで積み重なっていくものだと言えましょう。そして、これら全ては、誰しもを圧倒するストレスを生み出す可能性があるものなのです。

「ニュースはより継続的で、より即時的なものになりました」と心理学者のマシュー・サッコ博士が話します。「デジタルの世界から離れることは今や大変難しいものです。情報の絶え間ない流れは、私たちが何に晒され、脳が何をしているのかを変え続けているんですね。」

情報過多によるストレスは深刻な状態をもたらす可能性があります。高ストレスは、高血圧や吐き気のような、様々な健康問題を引き起こし得ます。しかし、サッコ博士は、世界が変化しているのと同様に、ストレスに対処する手段も変化し続けているのだ、と説明しています。ストレス要因は毎日数々の発生源からやって来得るため、日々のストレスに対処する方法を見つけることが大切なのです。

「ニュースだけでなく、実に多くのことが氾濫しています」と語るはサッコ博士。「日々進行し続けている、自分自身の個人的な出来事で溢れかえっていること、それだけなら圧倒されるようなことではありません。しかし、時間の経過とともに、脳がこれら全ての情報を処理するようになると―最終的には、まさに圧倒され始めてしまうようになるわけです。」

サッコ博士が、ストレスの多い時に使えるヒントやツールを紹介してくださいます。

 

ソーシャルメディアとドゥームスクロールを制限する

誰もが経験していることでしょう。大きなニュースイベントや危機が起こると、多くの人は情報を得ようとスマホやインターネット検索、そしてソーシャルメディアのフィードに目を向けます。しかし、歯止めが利かないと、この習慣はドゥームスクロール―ソーシャルメディアから、ネガティブあるいはストレスになるようなニュースが絶え間なく流れてくる状態に自分の身を晒してしまう行動のこと―につながる可能性があるのです。これは更に燃え尽き症候群や過度の刺激感につながる可能性があるため、制限を設けることが重要と言えるわけです。

常に情報―世界的なイベントやガソリンの値段、地元のニュースなど―の最先端に触れ続けたいという深い欲求はあるかもしれませんが、どの程度の情報を取り入れるかという境界線を設定することは大切です。サッコ博士によると、スクリーンを見ている時間を知らせてくれる通知を受け取るといった簡単なことでも、ドゥームスクロールのサイクルを止めるのに役立ち得るとのことです。もしスクリーンを眺める時間がほんの少しなのにストレスを感じているようでしたら、スマホを使わないよう、更なる努力をした方がいいかもしれません。

「物事は日々変化しており、世の中で何が起こっているのかを意識することも必要ですから、全てはバランスを見つけることに尽きるのです」とサッコ博士が語っています。「しかし、そういったものに対する自分の反応に対して、マインドフル(=今この瞬間に起こっている経験に注意を向ける心理的な過程・状態のこと)でいることが重要なのです。」

 

ニュースからのストレスを軽減する方法

結局の所、スクリーンに映し出されるネガティブなニュースや圧倒されるニュースから逃れられない日というものは出てくるかもしれません。自分の反応やどう感じるかの気持ちを、整理してみましょう。そして、自分でコントロールできることに集中するということを、サッコ博士が勧めてくれています。

「まず自分がどのように反応し、またどのように自分の体内に入ってくるものを調整できるかに対してマインドフルであること、それが本当に自分がコントロールできる唯一のことなのです」とサッコ博士がおっしゃっています。 

  • スクリーンを眺める時間に制限を設けるソーシャルメディアの使い過ぎによるストレスを解消する良い方法は、意図的に制限を設けることです。サッコ博士によると、自己鍛錬は、メディアの消費の仕方に対するより良いバランスを作り出すのに大いに役立つそうです。「バカげているように思えるかもしれませんが、もしこの辺のことでお悩みでしたら、自分で制限を設け、もしかしたらサポートを受けることも、絶対に必要なことなのです」とサッコ博士が付け加えています。
  • 参加する。テレビやスマートフォンから離れ、地域社会に出かけて何かのお手伝いをすることは、ストレス解消のためのとても前向きな方法となり得ます。「ボランティア活動全般をすることは、大義に報いるために何かをしていると感じられる、素晴らしい方法ですね」とサッコ博士が述べています。「入ってくる情報を受動的に消費するのではなく、良いことを見つけて自分自身について良い気分になっていくための、より意図的なやり方なわけです。」
  • 自分のための時間を見つける。自分に優しくすることがキーと言えます。家族との時間を見つけることであれ、別の場面では自分のプライベートな時間を見つけることであれ、そういったことは自分の周りをコントロールし、ポジティブにするための意図的な方法となり得るのです。「靴を履き、コートを着て、メトロパークに1時間行く以外、何もできないかもしれません」と話すのはサッコ博士。「自宅の庭に出るのもいいし、何もかも消してしまって、家族でゲームを楽しむ夜にするのもいいですね。」
  • 周りの人に対し、マインドフルである。サッコ博士によると、もうひとつのストレス要素は、自分の周りにいる人々だそうです。スマホを置くようにしていても、特定の人との会話で、なおもストレスになる話題が飛び出してくることがあるかもしれません。「もし、生活の中、あるいは家族、友人、サークルの中に、過度な興奮をさせてくるようなものがあるのでしたら、そういった接点はいくつかなくしてしまいましょう。」

 

パンデミック関連のストレスとニュースへの対応

パンデミックが続いているこの2年間(※この記事は2022年に書かれたものでした)は、多くの方にとって、更なるストレスと不安をもたらすものでした。社会が再開し始めた今、過去の活動に再適応することは新たなストレスの層をもたらす可能性があるものでしょう。友人と夕食をとったり、コンサートに出かけたりするような普通のことが、快適なことに戻るのは難しいかもしれません。

パンデミック以前の活動や集まりに戻ることにもがき苦しんでいるのであれば、身体的にも精神的にも良い方法で集団生活に緩やかに戻っていくことを、サッコ医師が推奨しています。これはつまり、パンデミックやCOVID-19の安全対策に関連した、あなた自身の境界線を尊重してくれる人たちに囲まれた生活を送る、ということを意味しています。

「集団生活に戻ることで社会性を戻していくのであれば、間違いなく自分自身が最も居心地が良いと感じられる人々のいるグループから始めていくのが最善でしょう」とサッコ博士がアドバイスをくれています。

 

えぇ~、ちょっと待ってよサッコ博士、いくらなんでもこれは想像より遥かに浅すぎでしょ(笑)。

 

ここ最近ずっと似たような文句を書いていますが、誰でも言える理想論の極み&漠然とした方法論の提示に過ぎなさすぎて、「スマホを見る時間を制限するための工夫は?できなかったらどうすればいいの?」とか「『自分のための時間を見つける』って、具体的にどうやってよ?」とか、まぁそんなの個人個人の事情に依りすぎて全体に成り立つ具体メソッドなんてあるわけないのも分かるんですけど、それにしてもあまりに情報量がなさすぎやしませんかね(笑)。

 

しかしまぁ、コロナ禍明けの、凄く重苦しい頃に人々を励ますために書かれた記事だと考えたら、こういう気休め程度のものでも存在意義はあったのかもしれないですね。

 

個人的には……本当に、世の中のニュースで気持ちが塞ぐとか、ネットに限らず日々の生活でストレスを感じることすらもマジでほとんどないんですが、これはまぁ、突き詰めて言えばどう考えても、

「持って生まれた性格」


…としか言いようがないので、何かウザい自慢が入ってる分当たり障りないゴミカス理想論なサッコ博士の発言よりよっぽど無価値でタチが悪いかもしれませんけど(笑)、う~ん、何つーんでしょうねぇ、


「気にしてもしょうがないことを気にする意味なんてなくない!?」


…と言いますか……いやでもそれも、僕の場合「気にする意味がないから、気にしないでおこう」って心にフタをしてるわけでもなく、「そもそも気にならない」という、あぁ、ある意味「鈍感力」ってのが大事なのかもしれませんね。

 

カッコ良く言えば「動じない」「器が大きい」って感じかもしれませんが、自分褒めになるのもキモいんでここはやっぱりネガティブめなアピールをした方が良さ気に思えますけど(笑)、

「みんなもっと鈍感・適当でいいのに」


ってのが、ストレスに弱い方には、それが救いになるようでしたら投げかけてあげたい言葉かもしれません。

 

マジで、気にして(考えて)改善することならあれこれ気を揉むのも意味がありますが、世の中の大半は、マ~ッジで気にしても特に変わらない・変えようがないことがほとんどですし、世の中の他の人間も結構全然気にしてないし実はな~んも考えてませんから(笑)、「そんな適当でいいなら早く言ってよ(笑)」ってレベルなのは僕が保証するので、思い切って何事も鈍感に適当に過ごしてみるのはいかがでしょうか、ってのが個人的アドバイスですかね。

 

(もちろんそれはストレスに弱い方向けの話であって、元々図太いような人ですと、あんまり適当極めすぎると「もっと周りのこと考えてよ」ともなりかねないので、結局何でもバランスではありますけど(笑)、改めて、ネットの情報やニュースで心を痛めてしまうような方の場合、


「その優しさは君の凄くいい所だと思うけど、自分が傷ついてちゃ元も子もない、ここは気にせず流した方がいいと思うな」


…と、適当・鈍感のススメをお伝えしたい限りですね…!)

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