「強い生物」でおなじみ、プラナリア・クマムシと来て、しかしそいつらは特化能力があるだけで実態は微生物レベルのザコだから、本当に強いやつは一体どんな動物なんだぞう?…という話から前回見ていた最強動物、なんと結論としてはライオンどころか人をも殺戮しまくる最強兵器生物はまさかの「蚊」なのである…とする記事も目にしていましたが、強権発動によりこんなやつに最強の称号は与えらんねーわ…ということで失格、見事地球上で最強を冠するに相応しい動物は我らがゾウさんだったと、そんなしょうもない記事を書いていました(笑)。
ただ、そういえば陸上生物ばかりに目をつけていましたが、地球上で最大の動物はこれは有名なネタでどなたもご存知といえましょう、シロナガスクジラになるわけですけど、しかし「海で最強の生物」というのは、これはもう何を調べてもほぼ全会一致となっております、我らがシャチさんなんですよねぇ~。
こういう最強うんぬんみたいな少年が喜びそうな記事が得意なガジェ通にまとめられていましたけど(↑)、「いやタッパのでかさが強さじゃなかったのかよ」という話でもあるものの、まぁ水の中では必ずしもそうじゃないでしょ、浮力が働くし…みたいな話で、水の世界で明白に強いのはクジラよりもやっぱりシャチで、非常に頭がいい・非常に獰猛・素早い・鋭い・しかもカッコいいなどなど(まぁ見た目は、イルカとたまにごっちゃになるぐらいで、むしろ可愛い気すらしますが(笑))、天敵の存在しない、海のギャングの異名に恥じないとても強い生き物ですね。
でもまぁ水がないとまともに歩くことすらできないザコですし、水に入らなきゃ不戦勝といえますから、やはり総合チャンピオンはゾウさんに与えたい限りにございます(まぁ陸に上がらなきゃシャチの不戦勝ともいえますけど(笑)、ゾウなら鼻で水を吸い続ければ強制水ボッシュートができますしね(笑))。
…と、またまたアホみたいなしょうもない脱線補足を続けてしまいましたが、そういえば「門」リストの続きはとうとう旧口動物(胚発生時、最初にくぼみ始めた穴が将来口となる)のラストを飾る、また現在確認されている種類が桁違いで多い動物界での隠れスーパー勢力といえる、節足動物門に入る所で、前回の「蚊」はまさにそのエントリーに相応しい感じとなっていました。
…って節足動物は中学でも習いますし説明が不要でしょうか、ズバリ、昆虫と、そして甲殻類を含むという、足がウジャウジャで気持ち悪いやつらのことですね!
そう、虫とエビ・カニはこのレベルでいうとまさに同じグループに所属する仲間で、よく言われる、誰も得しない「エビの殻の成分って、Gとほぼ同じらしいよ」みたいな話もあながち単なるデマカセの嫌がらせではない、そこそこ正しい話だといえましょう。
ただまぁこれは、こないだの「海の生物は何か気持ち悪さが減じられる」と書いていた通り、母なる海・水のバリアのおかげで人間心理的にはやっぱりあんまり気持ち悪く感じないで済んでいる気がするわけですけれども、まぁそういう「エビは虫」みたいなあまり考えたくない話はともかく、より節足動物を象徴するといえる昆虫類は……いやぁ僕は苦手ですねぇ~。
とにかくバルサンやら地雷系トラップを敷き詰めまくって一切出てこないことを祈っていましたが、それでも出てきてしまったときはもう、スプレーで自分が死ぬんじゃねぇかってぐらいに噴霧しまくって何とかする感じでしたねぇ…。
とはいえまぁ、僕も大人になり、家の中にもっと虫がダメな人しかいないような状況だったら、まぁ頑張って自分が倒すかなぁ…と思えるぐらいには成長したような気がするかもしれません。
昔見たナイス格言に、「叫ぶな!叫びたいのはゴキブリだ!!」ってのがあるんですけど、冷静に考えたら自分の何百倍のサイズを持つ巨大知的生物に対峙して、「人生オワタ\(^o^)/」なのはあいつらの方で、絶対に勝てる我々は何を怯むことがあろうか、って話に過ぎないんですよね(笑)。
まぁでも今いる所は日本のような黒光りする巨大なのがいないだけで、久しぶりに台所とかで突然「やぁ」と再会したら、「キャーッ!」という黄色い声を上げて2メートルぐらい飛び上がっちゃいそうな気もしますけど(笑)。
…と、そんな感じで虫は苦手なので節足動物なんて取り上げたくもないわけですけど、まぁ多少気になった点といえば、人類の天敵・節足動物は、基本キモすぎる奴らなわけですけど、小さめであることがまだ許せるポイントではあるとはいえ、逆に、最大のサイズを誇るものは一体どのぐらいの大きさになるのでしょうか…?
…などという怖いもの見たさの疑問、正直、「ネタに困ってるからって、そんなキモイ話やめぇ…!」って話ですけど(笑)、それ以外思いつかなかったので今回はご勘弁いただきたく存じます(笑)。
節足動物は英語でarthropodであり、世界一を調べるにはまぁ英語でしょう、ということでまずは英語で調べてみたら…
「ココナッツ・クラブ」と出てきて、ウィ記事を日本語まで辿ると、こちらは和名でヤシガニ!
どれどれ、どのぐらいの大きさか…と思ったら、記事中に、
雄は雌より大きく体長は40センチメートルを超え、脚を広げると1メートル以上にもなり、4キログラム以上に成長する。タカアシガニには及ばないものの、最大級の大きさである。
…とありました。
いや、及ばないやつがいるのかよ!(笑)
なんと、世界的には最大級のココナツガニ、まさかの日本にはもっと大きい「タカアシガニ」がいるということで、こちらを調べてみると…
脚は非常に細長いが、さらに成体のオスでは鋏脚が脚よりも長くなり、大きなオスが鋏脚を広げると3.8メートルに達する。
…とのことで、デケェー!…というか、ナゲェーッ!!
…とはいえまぁ、正直脚がヒョロ長いだけで、「こんなのを体長とみなしていいの?何かズルくな~い?」と思えると言いますか、これまた何か邪道な気がしてしまいますね。
(だってそんなのが認められるなら、人間の体長は手を真上に伸ばして誰でも2メートル超になるんか…?って話ですしね。)
なので、「カニの脚はズルいからなし!もっとまともにデカいヤツはどんなのがいるんだろう、節足動物だとズルカニが出てきちゃうし、やはり「節足動物」という区切りではなく、ちょっと怖いけど虫限定で見ておく…?」と思ってもうちょい色々触れていこうと思ったのですが、またしても深刻な時間不足に付き、完全に時間切れとなってしまいました。
正直、「もう続けんでえぇぞ…」って自分でも思えますが、そんなにグロキモくはならなさそうなので、非甲殻類の大きな奴らを次回ちょろっと見ていこうかな、などと予定しています。
中途半端な記事の連続で申し訳ない限りです。