エレクトーンはピアノの仲間とちゃうんか~い!

いただいていた「電子○○」に関するコメントから、今回もちょっと脱線ネタを繰り広げさせていただくといたしましょう。

 

前回も貼り付けました、アンさんよりいただいていたコメントの再掲からですね。

 

結局、コンピューター制御されているという意味で「電子」と言う場合は、陽子と電子の電子とは全く違う意味で使われているということですかね?

名前に拘るわけではないですが、名前から受けるイメージって、やっぱりありますしね。(イメージ大事!笑)


電子ピアノと電気ピアノの違いは、ピアノはわりとずっと前から身近にありましたけど、考えたことはなかったですね笑

まぁでも、ピアノだけでなくこの辺りのお話は、わりと身近というか、ある程度まではイメージできるお話しだったので(イオンよりは確実に…笑)、いろいろ繋がって面白かったです。

 

⇒非常に分かりやすい違いのあった「電子ピアノ」と「電気ピアノ」でしたが、ふと、

「あれ、電子ピアノって、そういえばエレクトーンのことを指すので合ってるのかな?(「電子計算機」が、カタカナで書けば「コンピューター」であるように)」

…という疑問が浮かびました。


結論から言いますと、なんと!

↓の電子ピアノについて書かれてらっしゃるブログ「はじめて電子ピアノ」の解説記事によると…

(ちょうどリンクカードの冒頭文は、結論に入る所で切れておりネタバレ防止にナイスですね(笑))

 

piano-muse.com

電子ピアノは「ピアノを電子化したもの」で、これはこないだ見ていた通りですけど、エレクトーンの方はなんと、「パイプオルガンを電子化したもの」だったんですねぇ~!

 

とはいえ正直、

「どっちも白と黒の並んでる板を叩くやつだし、正味どっちもあんまり違いなくない?…まぁ、オルガンは何か小学校の全校集会っぽい音色(「教会の音」の方がいいかもですが(笑))で、音の違いは分かるっちゃ分かるけど(笑)」

…とも思えたのですが…


一連の関連記事を見ていた際(どの記事だったかちょっと辿れなくなっちゃいましたが…)、「ピアノは弦楽器で、オルガンは管楽器なので、全然違うんですね」みたいな記述がありまして、一瞬「えっ?!」と驚きました。

 

それを見たのは知恵袋ではなくどこかもっとちゃんとしたサイトの解説記事だったと思いますが、ちょうど同じ話を論じていた我らが知恵袋の記事(↓)がありましたので、参考までにこちらをペタリとさせていただきましょう。

 

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

 

もちろん僕が驚いていたのは、「オルガンは鍵盤楽器でしょ?以前の記事(↓)でもそう書いてしまっていたけど…」という点で……

 

con-cats.hatenablog.com

…実際一般的にはピアノもオルガンも当然、白と黒の鍵盤を叩いて音を出すものですから「鍵盤楽器」ともいえるんですけど、より広い意味で…というか正式に…というか、音の出る仕組みを考えた場合、ピアノは鍵に連動したハンマーが弦を叩いて音を出すもので、一方オルガンの方はパイプに空気を流すことで音が出る、いわばラッパの仲間と言えますから…

(なので、「昭和の小学校っぽい、正直安っぽい音」ってイメージもピタリってことですね(笑)……って、その書き方は管楽器奏者の方に失礼かもしれませんが…)

…ピアノ=弦楽器、オルガン=管楽器ともいえて、両者は似ているけれど根本から完全に違う楽器だったんですねぇ~。

 

そんなわけで、エレクトーンを日本語にするなら「電子オルガン」だったわけですけど、まぁこれはそもそも「日本語にする」というか、エレクトーンはあくまでヤマハ登録商標・商品名であり、「電子オルガンで一番有名なのがエレクトーン」と書いた方が正確といえる感じでしょうか。

 

ちなみにそのエレクトーンですが、幼い頃家にありまして、姉が習っていました。


ただ、ヤマハ音楽教室に付き添いで(建物の中・教室の外まで)行ったことは何度もありましたが、僕自身は習わなかったんですよねぇ~。


音楽を愛する男として、学んでおけば今頃、学習能力に定評のある僕ですから、何か音楽に携わる道に就けたかもしれないのに……というのは自惚れが過ぎるかもしれませんが(笑)、割と大きくなって、大学入って帰省した時だったと思いますがふと、母親に、

「そういえばエレクトーン、姉2人には習わせたのに、なんで弟はハブだったん?ちょっとやってみたかった気もするし、やらせてくれてもよかったのに」

…と尋ねてみたら、「私もやらせてみようと思ったんだけど、お父さんが『それだけはやめて』って言ってきたのよ」という話を聞いて「へぇ~」と思いましたねぇ~。

 

僕の父親は、決して子供を叱ったり何かを押し付けたりしないし、(身内褒めみたいなことはあんまり書きたくないのですが)正直人生で出会った中で一番根っからの善人・心根が優しい人暫定ナンバーワンまであるぐらいに思ってるんですけど、案外「男は男らしく」という考えは持っていまして…

例えば僕は艶のあるストレートヘアで、髪切りに行くのも面倒ですし割と髪が長めのことが多かったのですが、「早よ散髪行ってこいよ」としばしば言われましたし、切ってきたら(というかいつも一緒に連れて行ってもらってましたけど)「おっ、サッパリしたぁ!」と褒めてくれたのもいい思い出です(…って、いやまだ普通に健在ですけどね(笑)、昔の思い出として…)。


あとは、僕が中学ぐらいの頃だったでしょうか、その頃からロン毛とかも流行って、ちょうどTV番組で「イマドキの男子は化粧もするんですよ!」みたいな街角特集コーナーがあって、そこでギャル男くんみたいな人が「キレイになりたい」ってインタビューに答えてるのがあったのですが、横で見てた父親が独り言で「はぁ~信じられん、バカ言ってらぁ…」と心底呆れていたのも印象的で、男は男らしくある方がやっぱり父親は好きなんだなぁ、とめちゃくちゃ思えたのもよく覚えています。

 

そんなわけで、流石に女の子の嗜みといえる(まぁイマドキはそういうのも偏見かもしれませんが、音楽教室に通う生徒の男女比は、今でもやっぱり圧倒的女の子多数ですしね)エレクトーンだけは、元々姉持ちということもあってかなり女の子っぽいというかナヨナヨしたタイプであったとは自分でも思うので(笑)、男・父のプライドとして許せなかったのでしょう、エレクトーンだけは却下になったという感じだったようです。


まぁ実際、「学習能力に定評がある」とか偉そうなこと書きましたが、小学校に入っても泳げなかったから通うことになった水泳教室も、実際泳げるようになったし小学校中学年にしてはかなり、その級で一番速いレベルまでいきましたけど、「何か毎週2回も通うのめんどいわ、普通に好きにゲームやりてぇ」みたいな感じで段々億劫になって結局やめちゃいましたし、エレクトーンもほぼ確でモノになってなかったと思いますから、まぁ全然文句も未練もないんですけど、でも英会話や音楽とかは、幼い頃の習得効果の大きさが異常なものがあるともいえますし、「もしやってたら、今はひょっとして違うことをしていたかも…」とは時々考えるかもしれませんね。

(って別に自分の人生に不満があるわけではないので、そないそんなこたぁ「時々」すら考えませんが(笑)、まぁ誰でもたまにする妄想の一環ですね(笑))

 

…と、またしてもしょうもなさすぎる脱線ネタになりましたが、しかしよぉ考えたらそもそもここは自己紹介ブログですし、まぁ自己紹介っていうより父親紹介でしたが(笑)、むしろ正当な脱線内容だったといえるぐらいでしょうか(笑)。

 

せっかくなのでもう1つ、エレクトーンといえば、僕は必ず思い出す大好きなネタに、もう大分前、今動画のアップ年をチェックしてみたらもう15年も前でしたが、ニコニコ動画に投稿されていた神レベルの演奏・しばしば怪獣の可愛らしい着ぐるみを着て主にゲーム音楽を弾いてくれていたmaruさんという方の演奏が、いつまで経っても忘れられないものとして深く心に残っています。

 

既にmaruさんの動画はニコニコから消えてしまっていたように思うので、「maruさんの演奏は後世に残さなくてはいけない」という有志によるYoutubeの転載になりますが、やはり最高傑作はドラクエ4の演奏……特に戦闘曲(『生か死か』)が、「え、これ聴いて感動せんやつこの世におるの…?」と思えるぐらい、仮にドラクエ4をご存じない方でも初見で必ず心震わされるクオリティではないかと思えてやみません。

 

本来は13分の演奏ですけど、昔のYoutubeは10分以上の動画が投稿できなかっただかで2つに分けられているものの、maru神によるその原点にして頂点……最高レベルのエレクトーン演奏動画がこちら(↓)ですね!

 

www.youtube.com

www.youtube.com

 

1つ目の「序曲」からもう壮大すぎますが、一番話題の戦闘曲は、後半の3分からですね。

 

これだけ自由自在に弾けるって、本当に、演奏していて一体どれぐらい気持ちいいんでしょうかね~?

流石にどう考えてもプロの仕業に思えますけど、maruさんも、いくつか神動画を残されて…

(↑の動画はプレイリスト式で、リンクに飛べばmaruさんの演奏一覧がありますけど、DQ4の1つ上の、「ファイナルファンタジーV・ビッグブリッヂの死闘」も、控えめに言って神を超えた何かといえましょう)

…今はもうすっかり動画をアップされることもなくなってしまったわけですが、maruさんの活躍されていた時代はまだ、ネット・動画サイトが収益とかをほとんど生み出していなかった頃のことなので、これだけの傑作を残されたのに恐らく対価をほぼ何も得られていらっしゃらないのが本当に惜しいし悔しい…。


どこぞのおっぱいピアノとかと違って、こういう本物の才能がきちんと評価される時代であって欲しいものですが……。

(って、Pan Pianoは一度も見たことがないので、もしかしたらコスプレや過激衣装だけじゃなく、演奏も普通に上手いのかもしれませんけどね…

…男の逆プライド的に、どうしてもあの手のやつは見たいと思えないのです(笑))

 

(ちなみに、Youtube転載の方は、ちゃんと収益化をOFFにしているという但し書きがあります。

…今ならむしろ、収益化をONにした上でちゃんとmaruさん本人に入るようにして欲しい所ですが、10分制限すらあった遥か昔のことですしね、仕方ないのかもしれません。)

 

…と、記憶ではニコニコのmaruさんのチャンネルはなぜか消えていたという記憶があったんですけど、今見たら普通に存在しましたね!

 

こちらがmaru神のオリジナル投稿動画、流石の170万回再生!

 

www.nicovideo.jp

 

(とはいえ、ニコ動ははてなブログだと直接再生可能な画面を貼り付けられませんし、再生にはリンクを飛んでいただく必要があるものの、今はもうニコニコ動画もログインせずとも見れるようになったはずですしね、やっぱりオリジナルが至高ですから、途中で別動画になっていないひとつながりのものですし、こちらがオススメといえましょう。)

 

ニコ動のコメントで、例の戦闘曲の徐々に盛り上がっていくクレッシェンドの部分、空耳的な感じで「ご家族ご家族ご家族ご家族…」ってコメントがついてるの、実際そう聞こえる気もして笑えた記憶があります……とかいうネタも書こうと思ってたのですが、その「ご家族」コメント、昔より大分減ってましたけど、未だにちゃんと残ってて感銘を受けました(笑)。


やっぱり、コメントが流れて再生中リアルタイムで良さを共有できるニコニコのシステムも、大変いいもんです。

今はもうすっかりYoutube全盛になってしまいましたが、日本発のニコ動もまた人気が出て、色んなクリエイターが集ってくれると嬉しいですね…!

 

…と、偉大なるmaruさんの動画に触れることが出来て何よりでした。


僕は基本的に、どんなことでも「自分も、本気で練習したらそれぐらいイケるわ」とかナメたことを思うイケ好かない野郎なのですが(笑)、ここまで信じられないぐらいの技術を見せられると、素直に「これは…自分がどう頑張ってもここまで到達はできないだろうな…自分より才能・センスを持った人が、自分より努力したに違いない」と思えて、心底惚れ惚れしてしまいます。


maruさんは、オンラインには顔を出されなくなってもう久しいと思いますが、今でもきっと、どこかで多くの人の心を打ってくれていることでしょう。

偉大な才能は、本当に人に感動を与えるものですね!

 

アイキャッチは、(30年以上前のことなので同じモデルではないものの)昔家にあったのと同じタイプのエレクトーンの画像をお借りさせていただこうと思います。

 

https://jp.yamaha.com/products/musical_instruments/keyboards/electone/index.htmlより


…別に何かを始めるのに遅すぎることはないですし、老後、いつか時間が生まれたら、大好きな音楽を自分で紡ぎ出してみるべく、やっぱりエレクトーンとかもやってみたいなぁ~、なんて思えきました!

目指せmaruさん!!(いやそれは流石に無理だべ(笑))

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