時計も電子で…?

それではいただいていたご質問の続きに参りましょう。

 

こちらも続きですから当然、これまでと同じアンさんよりいただいていたコメントをお借りしたものになります。

 

毎度ナイスな、以前の記事をおさらいしていくのにも打ってつけで大変助かる面白コメント、本当に大感謝の限りです!

 

結局、コンピューター制御されているという意味で「電子」と言う場合は、陽子と電子の電子とは全く違う意味で使われているということですかね?

名前に拘るわけではないですが、名前から受けるイメージって、やっぱりありますしね。(イメージ大事!笑)


電子ピアノと電気ピアノの違いは、ピアノはわりとずっと前から身近にありましたけど、考えたことはなかったですね笑

まぁでも、ピアノだけでなくこの辺りのお話は、わりと身近というか、ある程度まではイメージできるお話しだったので(イオンよりは確実に…笑)、いろいろ繋がって面白かったです。

 

⇒こちらは、「電気」と「電子」が頭に付いた名詞をちょいちょい見ていた、↓の記事にいただいていたコメントですね。

 

con-cats.hatenablog.com

特にご質問という程のご質問でもなかったですが、記事でも書いていた通り、「電子○○」はやっぱりコンピューター制御されているものにつくことが多いかな、って気がするわけですけど、直接的には「陽子と電子」の電子とは関係ない…とはいえ、コンピューターそのものが漢字で書けば「電子計算機」ですし、電子回路を駆使した技術の結晶といえますから、完全に電子と無関係とはいえない感じかもしれませんね。

(電子回路というのは当然、電流が流れ込む=電子が出入りすることで機能する回路なので、例の電子と完全に無縁ではないといえましょう。)

 

むしろ逆に、「電子○○」で本当にあの超小粒の微粒子である電子が直接働くものなんて、何かあるのか…?と思えましたが、あぁ、「電子顕微鏡」とかなら、まぁ、実際の電子が飛び交う電子線を使って超高分解能を得る装置なので…

ja.wikipedia.org

…そういう学問的な用語はやっぱり、実際の粒としての電子が直接活躍しているものもある感じだといえましょう。

 

せっかくなので他に何か「電子」が付くものがなかったか…というか、漢字といえばやはり中国語ということで、中国語の「電子」である「电子」で検索してみたところ、↓のWeblio日中辞典がヒットしてきて…

 

cjjc.weblio.jp

…当然「電子計算機(中国語だと电子计算机)」なんかもありました。

(それにつけても簡体字はやっぱり、「电」とか「计」とか、どうしても物足りなく感じて笑えてしまいます(笑)。)

 

…とはいえ、中国語だと「コンピューター」はもう「电子」は省略して、「计算机」だけでもコンピューターという意味になるっぽいですね。

実際、そろばんでもあるまいし、電子式じゃない計算機なんてイマドキありませんから、実用的でいい表記にも思えますが…


…あれ、でも、そういやコンピューターって何かもっと別の単語なかったっけ…?と思って調べてみたら、ズバリ「电脑=電脳」なんて語もありましたね!


電子ではなかったですが、まぁ「電」の「脳」ってことで、これも分かりやすくて面白い言葉だと思います。


ただ、もう一つ、上記リストにはなかったですが、「そういえばTVって「電子台」って言うんじゃなかった?」と思って調べてみたんですけど(というのも、さんまさんの「明石家電子台」って番組名、一度も見たことはなかったですけどテレビ欄でめっちゃ目について印象深かったため)、これは実は電子台ではなく「電視台」で、しかもそれは「テレビ局」の意味になるということでした(笑)。

一方のテレビそのものは、そのまんま「电视(机)」とのことで、机なしの「電視」でTVというのも、やはり中国語は何となく理解できるぜぇ~と思えて面白いですね。

 

一方、「電子○○」に戻ると、Weblio辞書の用例トップには「电子表=電子時計」なんてのがありました。

 

電子時計って、何か聞き覚えある気がするけど、どんな特徴のもんだったっけ…?と思って検索してみた所…

 

kotobank.jp

何気にWikipediaには「電子時計」という項目が存在しなかったのですが、代わりにトップにヒットしてきていた、何気に説明がWikipediaより充実していることも多いコトバンクの記事(↑)をお借りすると……

 

リンクカードにも冒頭文が掲載されている通り、この名前で呼ばれる時計というものは定義がバラバラだったそうなので、日本時計国際規格委員会が1971年にハッキリと「どういうものを電子時計と呼ぶか」を定めたそうで、委員会当局によると…

 

少なくとも源振部(振り子、てんぷ、水晶などが用いられる)を能動素子、すなわち発振、増幅、検波などのエネルギーを発生する半導体または電子管を含む電子回路を用いて制御し、または外部の源振部の振動を能動素子を含む電子回路を用いて受信し、その振動に同期して時計機能を維持するものを電子時計という。

 

…という、ハッキリと定義してくれた割に小難しすぎて何も分からなくてワロタ、て感じでしたが(笑)、やはり半導体や電子回路による制御されているものが電子時計とのことで、ゼンマイ駆動みたいなものではない、ってことですね。

(ただこれも、電池で動いているだけでは「電子時計」とは呼ばないということですね。一応、電池の仕組みはこないだ見ていた通り、イオン化に伴う電子の移動なわけですけど、時計に関してはそこは無視する、って感じだといえましょう。

…っていうかそこを考慮したら、電池で動くあらゆるおもちゃやそうちが「電子式」になりますし、まぁ当たり前っちゃ当たり前でしょうか)

 

っていうか、電子時計ってもっと何か身近じゃなかったっけ…と思ったら、「電子時計とは」の検索結果を下に見ていくと、Wikipediaでは電子時計ではなく「デジタル時計」および「電波時計」の項目がヒットして来ていたのですが、あぁ、電波時計ですね、僕がぼんやり頭に浮かんでいたのは!

 

ja.wikipedia.org

電波時計というのは、時計の動かし方ではなく、「電波を受信して、常に時刻調整がされる超正確な時計」ってやつですね!

これは分かりやすい上に、大変なじみがあります。

 

なので、電子電波時計もあれば、電子式じゃない電波時計もある(まぁイマドキの時計はほぼ電子回路制御でしょうし、あんまない気もしますが(笑))…ってことに、定義としては一応なるんだといえましょう。


そしてもちろん「デジタル時計」は、文字盤を針がグルグル回る「アナログ時計」と対比して使われる、数字そのものが液晶画面なんかに表示されるものですけど、これも、電子デジタル時計も電子アナログ時計も(改めて、後者はあんまりなさそうですが)あるって感じになりそうですね。

 

ちなみに電波時計は、僕が小学校高学年ぐらいのときに実家の祖母が導入していたようで、帰省時に初めて見たんですが、かなり初期のものだったのか、調整時に凄い勢いで長針短針がグルングルン回りまくってるのを見て、姉と一緒に「何だこれ、壊れてるみたいでおもしろーい」と爆笑していた記憶も懐かしいですねぇ~。

(なお、調べてみたら世界初の電波時計は1993年に我らがシチズンが開発したものだったようで…

citizen.jp

…それを考慮すると、83年生まれの僕が小学校高学年で目にしたあれは、かなり最初期のものだったといえそうですね。

…なぜ田舎のおばあちゃんがそんなのを手にしたのか分かりませんが、営業の人に騙されて高額で押し付けられたとかではなかったことを祈ります(笑))

 

関係しているようで全然関係ないですけど、もう多分20年ぐらいは見てないので今はどうなのか分かりませんが、僕が見ていた頃のサザエさんは、磯野家にはアナログ時計があったんですけど、アニメ制作の手間が圧倒的に増えるから仕方ないとはいえ、サザエさん家の時計って、秒針がクッソすげぇ勢いで回ってるんですよね(笑)。

マジで、実際の1秒で20秒ぐらい進むレベルの「雑すぎるにもほどがあんだろ(笑)」って感じで、気付いたときは笑えたんですが(確かクラスメイトに教えてもらって、見てみたらマジでそうで爆笑、って感じだった気がします)、ちょっと検索したら、同じところに目を付けていらっしゃる知恵袋記事が見つかりました(↓)。

 

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

まぁ理由については全然説明されていない、まさに無意味なQ&Aといういかにもな知恵袋記事でそれも笑えましたが(笑)、2015年時点でも磯野家の時計は高速だったようで安心しました(笑)。

 

永遠に年を取らないサザエさんワールドですが、時計は高速で回っているというのも、ある意味、生き急ぎすぎている現代社会へのアンチテーゼなのかもしれませんね……(いや別に全然そんなことはないだろ(笑))。

 

…と、ここ最近本当にしょうもなさ過ぎる雑談ネタに終始してしまっていますが、今回はまさしく、謎の中国語ネタから浅すぎる時計の話のみという、「何やこれ」レベルの極みだったかもしれません…。

まさに時間がない日が続いており、勢いだけで書いている記事ばかりで誠に恐縮ですが、ずっと誰かと共有したかった「サザエさん家の時計、はえぇー」ネタに触れられたので、今回はヨシとさせていただきたい限りにございます(笑)。

 

ちなみにWikipediaには「電子時計」の項目はなかったものの、URL欄に直接入力したら、実は「クォーツ時計」に自動転送される形になっていました(「電子時計」というURLでのリンク↓)。

ja.wikipedia.org

「電子時計」というとコンピューターが発展してから出来てそうな印象ですけど、普通に1969年には開発されていたということで、我らがセイコーの、世界初の電子腕時計の画像をアイキャッチ画像にお借りさせていただくことで、今回はおしまいとさせていただこうと思います。

https://ja.wikipedia.org/wiki/クォーツ時計より

 

…多分時間がない感じが続くので、しょうもない「電子」を冠する名前ネタ、次回も続く予定です…。

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