クレジットカードについて書こうかと思ったんですが、前回の記事を読み直していて、「『アメリカは物価が上がり続ける』の格好の例として、ずっと話に出している、コストコの年会費があるじゃあないの」とふと気が付きました。
クレカはまた次回にまわすとして、今回はせっかくの機会なので、この「コストコ入会費の変遷」について見てみようと思います。
（色々調べていたときに「コストコの入会費は55ドルです」という情報を幾度も目にしていたため、「クソォ、最近60ドルに値上がりしていたのか…」と忸怩たる思いを抱いていた…ということもあり、実は自分でもずっと、ちゃんと確認しておきたいと思っていたのでした。）
検索したら、そのものズバリの記事がヒットしたので、また翻訳引用という形で、丸っと紹介させていただくとしましょう。
（適宜、「※」で個人的な注というかコメントを挟ませてもらっているのは、いつもの通りです。）
コストコ年会費が値上げ
そうなのです、残念ながら、2017年6月1日より、コストコの入会費が値上がりします。アメリカとカナダのノーマル会員、法人会員、法人追加会員は、年間55ドルから60ドルへと5ドルの値上げが行われます。
上級会員権（※ずっと「エグゼクティブ会員」が長いので上級会員と書いてますが、これは公式の呼び名ではなく、僕が勝手にそう呼んでるだけです。コストコジャパンの正式名称は、エグゼクティブ会員ですね。あと、「ゴールドスター会員」も、「ただの普通会員が、そんな大層な名前で特別面するんじゃねぇ！(笑)」と思えるので、一般会員とかノーマル会員とかの表記にさせてもらってます。逆に分かりづらいというか混乱を招くだけかもしれませんが…）は、年間110ドルから120ドルへと10ドルの値上げです。
前回の値上げは2011年11月でしたが、その時もそれぞれ5ドル＆10ドルの値上げでした。
これまでの歴史を振り返っても、コストコの会費は、5～6年ごとに値上げされるのがお決まりのパターンとなっています。
年会費値上げで、私にはどんなメリットが？
上級会員の年間2％キャッシュバック特典の上限が、750ドルから1000ドルに引き上げられました（年間3万8000ドル以上コストコでお買い物をされる方は、この変更でお得になります）。
（※いや年間3万8000ドル＝約400万円……こないだも同じこと書きましたが、使うかよ！このメリット、いらねぇ～(笑)。 っていうか、これをメリットに感じるような人が、10ドルの年会費アップごときを気にしますかいな(笑)）
何とか値上げ回避できねぇかな？
今年は早めに更新すれば、小銭を節約できますね。
コストコでは、有効期限の3ヶ月前から更新することが認められています。つまり、期限が2017年8月31日あるいはそれ以前の方は、5月31日までに更新することで、値上がり前・今の価格での最終更新が可能となります。
オンラインからも簡単に更新することができますし、ご自身の会員権の正確な有効期限を確認することも可能です。
コストコ、何で値上がりしてまうん？
・今までも5～6年ごとに値上げしてきたから。
・値上げしても、顧客が離れてしまうことがないから（アメリカ＆カナダでの年間更新率は、91％）。
・年間、約3億ドルの追加収入が得られるから（アメリカ＆カナダの会員数は4000万世帯、そのうち50％が上級会員）。
・コストコは、この報告と同時に四半期決算を発表したが、前期決算は、ウォール街アナリストの予想未達だったから。
コストコ入会費変遷の歴史
- 1983年・25ドル
- 1992年・30ドル
- 1995年・35ドル
- 1998年・40ドル
- 2000年・45ドル
- 2006年5月・50ドル
- 2011年11月・55ドル
- 2017年6月・60ドル
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ということで、コストコは1983年に年会費25ドルで始まり、ここ37年で2倍以上、実に35ドルも値上がりしていたんですね。
確かに、記事で述べられている通り、概ね5年で5ドルのペースで値上がりしています。
…っていうかなんだよ、コストコ、お前同い年(タメ)かよ！…っぱなんか親しみを感じるし、そうじゃないかと思ってたぜぇ～！
……と思いきや、もうちょいちゃんと調べたら、現在の会員制倉庫店にリニューアルしたのが1983年で、設立自体は1976年とのことでした。
…あっ、コストコさん、やっぱり先輩でしたか、そうだと思ってましたよ、貫禄ありますもんね、へへっ、こりゃどうも失礼しやした、チョリッスチョリッス（意味不明）。
なお、下のYahoo知恵袋的な記事によると、上級会員が誕生したのは1997年とのことです。
Wikipediaにも載っていない、貴重情報ですね。
上級会員へのアップグレード費についての歴史は両記事とも述べられていませんが、恐らく最初からずっと、入会費と全く同じ金額と考えて間違えないでしょう。
開始当初は、入会費＆アップグレード費の両方を払って70ドルと、今の入会費のみとほとんど同じ金額だったことを考えると、やはり相当な値上がりですね…。
一方直近の入会費値上がりに目をやると、前回の値上げが2017年ということで、最近値上げがあったのかなと思ってたんですが、何気にもうすぐ5年経つじゃん！
時間が経つの早すぎぃ！
（いや2017年ってことは今知ったんだから、ここで「時間が経つの早ぇ！」って感想はおかしいだろ(笑)）
…ってことはあれですね、下手したらもう来年には、入会費65ドル＋上級アップグレード65ドルで、130ドルも毟り取られるってことになるかもしれない、ってことですね。
コストコ君(先輩)さぁ、いくらなんでもちょっとボリ過ぎじゃない？…とは思うものの、まさに、これぞガンガン値上がりしていくアメリカの物価という感じなわけです。
（むしろ、5年に1度しか値上がりしないのは良心的…？）
ところが、実は、この地球上には、同じコストコなのに、もっと格安で会員になれる、地上の楽園のような場所が存在するのです…。
そう、それが……我らがJAPAN！！
…と、この後、コストコ年会費の日米差についてまたツラツラとどうでもいい話を書き殴ってたんですけど、書き終えたらちょうどここまでの2倍ぐらいの記事の長さになっていたので、読みやすさ優先のために、2記事に分けさせていただくとしましょう。
まぁ「読みやすくするため…」とかいいつつ、単に記事の水増しをしてるだけかもしれませんが、本当にいい加減毎度長すぎるのも事実ですしね、どんどん軽量化していきたい限りです。
ということで、次回、コストコジャパンの話に続く…とさせていただきます…！
