前回は「白目」について見ていましたが、その記事でもリンク付きで挙げられていました、Red eyeを今回は見ていくといたしましょう。
まぁ記事タイトルは「赤目」としましたけど、言うまでもなく日本語にはもっといい(というか適切な)表現があり、この場合、「充血」ということですね。
(なお、前回の記事では、「red eye (bloodshot eyes)」と、「血走った目」という名前も併記されており、こちらの方が「充血」が分かりやすい表現でしょうか。)
「赤目」というと、フラッシュを焚いて写真を撮影した際に瞳孔の部分が赤く光る現象を指すことが多いですが(参考:ウィキペディア↓)…
…言うまでもなく、医療記事でいう「赤目」は、「黒目が赤く」ではなく「白目が赤くなる」ものですね。
個人的には、目の充血は何気に気になるお話です、早速参りましょう。
目の充血(Red Eye)
刺激や怪我が原因で目が赤くなることがあります。目の充血は家庭療法で治せる場合もありますが、医療機関での助けが必要になることもあります。目の充血と一緒に、痛み、発熱、目のかすみ、目やに、またはその他の症状がある場合は、眼科医が症状を治療可能です。
概要
赤目とは何?
「赤目(red eye)」とは、目が赤く、炎症を起こし、充血している状態を表す一般的な用語です。目の表面下にある微小血管が、大きくなったり炎症を起こしたりすることで充血が起こります。通常、これは目を刺激するものに対する反応です。
充血は片目でも両目でも起こり得ます。アレルギーや目の怪我のように、長い時間をかけて発症することもあれば、突然現れることもあります。
目の充血に加え、以下のような他の症状が出て来る可能性もあります:
- 目の痛み
- かゆみ
- 目やに
- 目の腫れ
- 目のかすみのような、視力の変化
目の充血には段階や深刻度はあるの?
多くの場合、目の充血は、本人が感じているのよりも酷く見えます。目の充血の多くは比較的無害で、通常は家庭療法や市販の治療薬で改善します。
しかし、片目または両目の充血が1週間以上続く場合や、痛みや視力に問題が生じている場合は、眼科医療機関、大抵の場合は眼科医や検眼医に連絡して予約を入れてください。いくつかの症例では、他の病気の症状である場合、目の充血が深刻なものである可能性があります。
考えられる原因
充血の最も一般的な原因は何?
充血には多くの異なる原因があります。時に、コンタクトレンズを長時間つけすぎたり、コンピューターの画面を休みなく長時間見続けたりすることで、目が赤くなります。その他の一般的な原因には、以下が含まれます:
- アレルギー
- 眼瞼炎
- ピンクアイ(結膜炎)
- ドライアイ
- 目の怪我
- 緑内障
目の充血はどう見える・どう感じられるものなの?
時々、目の白いはずの部分が赤くなることがあります。これは、目の中の血管が炎症を起こして腫れた場合に起こり得るものです。場合によっては、微小血管が破れてしまうこともあり得ます。
怪我で目が赤くなる場合、素早い治療のために、目の血管が拡張して(開いて)、より多くの血液が患部に行き渡るようになっています。この大きく開いた血管が目を赤くする原因です。
何が起こっているかによって異なりますが、目の充血は以下のように感じられることでしょう:
- 完全に正常。この場合、自分で見るまで目が充血していることに気が付きません。
- 目の中に何かが入っているような、かゆみや違和感。
- 圧迫感。
- 非常に水っぽい、または非常に乾燥している。
- 特に感染による膿がある場合、ねばねば感またはかさぶた感。
ケアと治療
目の充血にはどんな治療法があるの?
充血の治療法は多岐にわたり、大抵、自宅で、自分自身でできるものになります。
多くの場合、以下の手順で症状を和らげることが可能です:
- 安静にする
- 目を閉じた上から、冷湿布をする
- まぶたを軽くマッサージする
- まぶたをやさしく洗う
- 市販の目薬
その他、眼科専門医が抗生物質や特別な点眼薬あるいは軟膏を勧め、処方してくれることがあるかもしれません。
目の充血を治療しないと、どんな合併症やリスクがあり得る?
多くの場合、目の充血は危険ではなく、治療の必要さえないかもしれません。しかし、目の充血を引き起こす疾患の中には、より深刻なものもあり得ます。
目の充血が1~2日以上続く場合、または幼い子供が目を充血させている場合は、かかりつけの医療機関に連絡してください。また、目の痛みや目やにがある場合も、医療機関に連絡してください。
目の充血が単なる炎症ではなく、より深刻な症状の兆候である場合、治療を怠ると視力低下につながる可能性があり得ます。
目の充血はどうすれば予防できるの?
全ての充血を予防することはできませんが、以下の案に倣うことで、充血を発症するリスクを減らすことはできるかもしれません:
- 目をこすらない。手や指の汚れや雑菌は、充血や炎症をさらに悪化させ得ます。
- コンタクトレンズは清潔に保ち、推奨時間より長く装用しない。
- アイメイクはきちんと落とし、目を清潔に保つ。
- コンピューターの画面を長時間見るときは、定期的に休憩を取る。
- 埃、煙、ペットのフケといった、目を刺激すると分かっているものは避ける。
- 湿気やカビの発生を防ぐために、家の中では除湿器を使う。
- 様々な感染症を防ぐために、正しい手洗いの習慣をつける。
しばしば目が充血する方や、充血がなかなか消えない方は、眼科検診を予約してください。
医師に連絡する時
目の充血について、いつ医療機関に連絡すべき?
通常、目の充血は自然に治りますが、時々、より深刻な目の状態や病気のシグナルであることもあります。以下のような場合は、診断と治療のために眼科医に連絡してください:
- 目に圧迫感がある
- 視力が低下している
- 目が光に対して過剰に敏感になる
- 症状が1週間以上続く、または悪化して良くならない
- 膿や粘液がたくさん出て、それが乾いてかさぶた状になる
- 目の不快感とともに発熱や痛みがある
眼が充血し、さらに以下の症状が一緒にある場合は、直ちにかかりつけの眼科医に予約を入れて治療を受けてください:
- 目の痛み
- 光過敏症
- 腫れ
- 目のかすみ
クリーブランド・クリニックからのメモ
ほぼ全ての方が、人生の中で充血を経験することでしょう。ほとんどの場合、目の充血は深刻なものではありません。目が炎症になったときに起こり、炎症が治まると消え去ります。しかし、痛みや視力に問題がある場合など、目の検査を受けるべき場合もあります。目の問題について確信が持てない場合は、常に医療機関に相談することをお勧めします。
僕は目を酷使するタイプなので、薬には一切頼らず生きてきたと自負していましたが、そういえば中学生の頃から目薬だけは欠かさずに使い続けていました。
清涼感・刺激がある方が好きなので、日本にいた頃はずっと紫のロート・アルガードを使っており、日本を発つ際も沢山持ってきましたし、帰国の際は大抵大量に持ち帰りますが、利用期限もありますし、流石に在庫が尽きることも多くなってきたのでアメリカの目薬を色々試してみたわけですが……
いやぁ~、目薬とか、シャンプーとかの家庭用日用医薬品みたいなの、これは本当に心の底からアメリカは終わっているというか、まぁもちろん「日本人向けに開発されたものがメインか、欧米人向けがメインか」という差はあるんでしょうけど、アメリカの目薬とか本当にゴミカスですよ(笑)。
例えば、Lumifyという、バリクソ高くて評判もかなりいいものなんかも試したことがありましたが…
上記Amazonだと、6本セットとはいえ1本たったの2.5 mLなので、15 mL(アルガードとかは、1本10 mL入ってますしね)で、お値段まさかの77.88ドル、円安の今はまさかの1万2265円という化粧品もビックリな高級品なわけですけど、ただの水でしたね(笑)。
いやまぁ「ただの水」は言いすぎにせよ、清涼感がないのはまぁそういう製品だからいいとしても、別に目の疲れが取れるとかスッキリするとかそんなこともまるでなく、これならアルガードの方がいいなぁ、という感じで、他にも色々有名所とか試してみましたけど、結局ROHTOがアメリカでも出してくれているシリーズ(アルガードではなく、↓みたいなやつですけどね)に落ち着いた感じです。
とはいえそもそも、学生時代以降、何か義務のようにマメに目薬を差してましたけど、アメリカ版ROHTO製品に落ち着くまで目薬難民であった結果、「あれ、意外と目薬なしでも大丈夫だな」と気付いたので、最近は就寝前後ぐらいにしか使わなくなっている感じです。
でもやっぱりあまりにも目を酷使しすぎるとちょっと充血することもあるものの、目を休めることが何より一番大事な気もしますね。
一番大切な器官といえますし、なるべく目を労わって暮らしていきたい限りです。