CES 2022総決算!まだまだ日本企業も輝いてるね!

前回の記事で最後に触れていた尻尾つきクッションのQoobo、動画を貼っただけで中身は視聴していなかったんですが、再生してみてビックリ、日本語での説明が繰り広げられていました。あれは日本製品だったんですね!

動画は日本語(英語字幕)でしたし、公式サイトも普通に日本語がありました(↓)。

qoobo.info


いやぁ~、この素晴らしいセンス、もしかしたら日本人によるものなんじゃないかな、って、実は思ってましたよハハハ!

カラーバリエーションやプチサイズといった仲間も増え、これは本当にいい商品ですね。

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https://qoobo.info/index/より

こういう優しい平和な商品がヒットする世の中であることを願いたい限りです。


では続いて今回は、CES 2022レポート動画の第二弾ということで、こちらの動画を紹介させていただくといたしましょう。

www.youtube.com


エントランスでの入場チェックからレポートしてくれて、前回の動画より、さらに臨場感があるというかツアー的動画になっているといいますか、よりCES会場の空気が味わえますね。

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動画1:38辺りより
(ペラ紙の入館証を紛失したら、再発行300ドル!)

この動画では、投稿者の兄ちゃんによる今年のCESの体験TOP5を挙げてくれていますが、まず1つ目に挙げられていたのはTesla

今までただの一度もCESに参加したことのなかったテスラが、満を持してCES 2022に初登場、しかも、テスラ車に試乗して、現在絶賛拡張中の、ボーリングトンネル・ベガス地下版を体験できるということで、とても話題になっていたようですね!

ボーリングトンネルについては、近年各所で話題になっていますし…

wired.jp
テスラ車については、大谷選手他、有名人が続々手にしていることでも知られていますね。

(参考:ニュースの切り抜き写真付きで触れられていたブログ記事↓)

blog.goo.ne.jp
車に興味のない僕ですら、テスラの快進撃&トップのイーロンマスクさんの鬼才ぶりは耳にしているぐらいですから、今一番ホットな企業ともいえましょう。

動画の3分辺りから、実際にボーリングトンネルを走る様子が収められていますが、静止画ではあまり分からないかもしれないものの、いくつかキャプチャしてみましょう。

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ボーリングトンネル入り口

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トンネル内(静止画では、まるで何も分かりませんが(笑))

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復路の出口付近

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出口

 

まだ完全自動運転ではなく、ドライバーが運転して、来場者は助手席に乗れるという体験コースだったようですが…

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今回の試乗は、専属ドライバーが運転

…何となく未来感・ドラえもん感を感じるこれ、めちゃくちゃ興味深いですねぇ~。

先ほどのwired.jpの記事にもありましたが、現在はロサンゼルスを中心に、将来的には世界中でこういう地下トンネルを作ることが計画されているとのことで、信号も渋滞もない自動運転車が行き交いまくる地下トンネルとか一見夢物語にも思えますけど、それを実行してきたのがマスクさんという男ですから、今後のますますの発展に期待したいですね!

 

続いてNo.2(多分訪問したのを時系列で挙げているだけで、これがベスト2というわけではなく、TOP5の印象に残ったものの内、2つ目…ってことだと思いますが)は、SONYのブース!

兄ちゃん、目の付け所がシャープじゃないっすか!(いやソニーだけど(笑))

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6:13辺りより

SONYブースではもちろん前回の動画でも触れられていたコンセプトカーとかもあったようですけど、投稿者の兄ちゃんが一番印象に残ったのはキャプチャ画像↑の、実寸大の人工衛星

宇宙にもあんまり興味がない勢の僕ですが、こういうのが間近に見られるのは面白いですね!

流石は我らが世界のソニー、かなり素晴らしい出展ブースだったようで、実にナイスです。

 

続いて、会場内をうろつきながら、色々映してくれていました。

「毎年FBIがいるよ、映していいのかな?FBIだぜ、ドキドキ!」的なお茶目な側面を見せつつ…

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7:25辺りより

その他にも、スクリーンの前に立つと、3次元イルミネーションが自分の顔を表示してくれるという体験型アトラクションもあり…

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8:13辺りより、楽しそうに体験するおじちゃんがナイス!

さらには、またまた運搬系ロボット、こちらは前回の配膳ロボットよりもっと案内役に徹しているようですが、Twinnyという名の、中々愛らしいやつもフィルムに収められていました。

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10:07辺りより

アメリカにしては、結構可愛らしいセンスじゃないの、と思ったら、Twinnyは韓国企業の製品みたいですね。

www.koreatechdesk.com
やはり可愛いデザインはアジアの専売特許よ!

 

そして兄ちゃん的CES 2022 TOP5のNo.3は、ここで登場、BMWの色の変わる車!

じっくり間近でレポートしてくれていますが、動画11:30辺りに収められていた、説明役のお姉さんによる解説を日本語で文字起こししておきましょう。

こちら、世界で初めての色が変わる車です!

素材はE-インクになります。

どんな仕組みで色が変わってるのか気になりますよね?

なんと、こちら、本当に素材の色が変わっちゃってるんです!

手に取ってみるとお分かりになるのですが、厚い段ボール紙のような素材のこのシート、中には黒と白の色素顔料が入った透明なカプセルがたくさん入っているんです。

そして、この素材の上下にある電極を電源操作することで、お好みの色が表面に出てくるってわけなんですね。

ですから、車に黒が見えたら、それは本当に黒い色素が表面に出てきていて、白が見えたら白い顔料が表面に出てきている、そういう仕組みなのです。


この技術の素晴らしい点としては、非常にサステナブル(注:人間・社会・地球環境の持続性を意味する、流行の用語ですね)であり、しかも低エネルギーで動くことが挙げられましょう。

ディスプレイでもなく、光でもない、本当の色の変化なのです(注:これ自身が発光しているわけではなく、その色を反射する物質がただ表面に存在しているだけなので、エネルギーが不要ということですね。あぁ、すぐ次でも解説されていましたが)。

色を変えるのに必要なエネルギーはほんの少しで、それを維持するためのエネルギーは全く必要ありません。

そしてもちろん、見た目も魅力的ですし、気分によって色を変えられるという柔軟性もありますが、それのみならず、自己表現はもちろん、車の外観に情報を表示したり、バッテリーの状態を表示したり、シェアリングカーが空いているかどうかを表示したりと、多くの便利な利用法も考えられますね。

車を見るだけで、その状況が分かるんです!

…と、正直ぶっちゃけ「知ってた」というか、特に目新しい解説でもなかったですけど、投稿者の兄ちゃんが追加でいくつかポイントを挙げてくれていたので、直後のその部分も引用させていただきましょう。

ホイールの色が変わるのはマジでクールだね!

しかも、この色変化は、とっても効率的でもあるんだ。

例えば、今日がめちゃ暑い日だとしよう。ほんだら、車の色を黒から白に変更すればいいんだ!白は太陽の光を吸収しにくいからね。

(注:逆に、寒い日は黒いボディにすれば、少しでも熱を吸収できて、車内を暖めるエネルギー効率は良くなりますね!)

アマゾンのKindleのようなもの、ってのが、本質的な考え方だと思うぜぃ。


…そう、真夏に白・真冬に黒にすれば、確かに実際、エネルギー効率的には賢い変化で、これは実用的に大いに意味があるといえそうです。


しかし、続くシーンでは、ボディの端っこ、ドアの継ぎ目辺りの細部をはっきりと映してくれていましたが…

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BMWカー、ドアの隙間の拡大写真、12:25辺りより

「これはちょっと……。テープが貼ってあるのが丸分かりのやっつけ仕事だね。でもそう、何にせよ世界で初の製品だからね、もうちょいキレイにする必要はありそうだけど、やっぱりスーパーユニークなボディチェンジカーじゃあないか!」と締めくくっていました。


やっぱり改めて間近で見ても(まぁ継ぎ目の粗さはともかく(笑))、これは心躍る技術ですね。

ちなみにYoutubeコメント欄では、

BMWが細部を詰めて量産化すれば、この技術はゲームチェンジャー(=市場に革命を起こす画期的な商品)になるだろうね」

…というのがあり、僕もそう思いましたが、しかし反論として、

「いや技術はクールだけどさ、正直、暑いから白い車を買おうなんて思うやつがおるか?ゲームチェンジャーになるには、既存の問題を解決する何かが必要だ。朝起きて、車の色を白く変えられたらいいのに…なんて思うヤツはいねぇのよ。クールな技術だが、それだけだ」

…という意見を目にしたら、確かにそうだなぁ、と思えるぐらいには浅い感想しか抱いてなかったって感じかもしれません(笑)。

さらに「超違法」「警察から逃げる際に役立つね」ってコメントもありましたが、あぁ確かに、現実的に、色の変わる車っていうのは法的に認めるのも難しいのかな、という点もありますか。

色々課題はあるでしょうが、確実に面白い技術ではありますし、BMW他メーカーには頑張ってほしい限りですね!(無責任な小学生並の感想)

 

続いてまたブラブラ会場を歩く様子が収められており、中には三井不動産の日本風住居のブースなんかもあったみたいですね!

特集記事もありました(↓)。

www.watch.impress.co.jp

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13:34辺りより

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アメリカ人への受けはどうだったんでしょうかね?


そして改めて、会場全体的には、「本当に何もない寂しい空間が目立つ……例年はもっと活気があるんだけどね。来年は通常運営に戻ることを願いたい!」ということも語られていましたし、個人的には十分熱気があって盛り上がってるように見えましたけど、本来の姿はこんなもんじゃねぇ、もっとスゲェんだ!ということで、とにかく今また猛威を振るっている感染状況が落ち着くことを願ってやまない感じですね。

続いてNo.4は、ジムのような感じで、実際に様々な最新ハイテクマシーンを体験できるコーナー!

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15:25辺りより、兄ちゃんがステップマシーンで運動中!

ま、この辺は昔からあるエクササイズマシーンで特に最新技術というわけでもないと思いますけど、会場内で運動がてら好きなマシーンを体験できるのは面白いですね。


全力でステップを踏んですっかり疲れてしまった兄ちゃんが最後に気になったNo.5は、前回の動画ではワンちゃん用の最新デバイスが登場していましたが、こちらではニャンちゃん用!

Purrsong社という、猫を愛する企業(Purrは猫の「ゴロゴロ」という鳴き声の擬音語的な意味で、良い社名ですね)のブースが紹介されており、目玉はLavvieBot Sという、猫用スマートトイレ!

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https://purrsong.com/en/products/lavviebot-s-automatic-self-cleaning-robot-litter-box/より

 

www.youtube.com

こちらは、ニャンさんのフンを自動で回収・コレクトボックスに集めてくれるのみならず、フンの重さや回数や恐らく質などもしっかり分析して健康管理に役立ててくれるという、実にスマートなトイレ!

見た目もいいし、これは猫好きの方には気になる逸品といえましょう。

Purrsong社は他にも便利でオシャレな猫製品をいくつも出しており、動画内でも美しい水飲み用噴水(もちろん、オブジェとして美しいだけでなく、ニャンさんがどのぐらいの水を飲んだかの記録も可能)なんかが収められていましたね。

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18:14辺りより、画像だとよく分かりませんが、湧き水みたいな癒しの噴水ですね

そして最後は、「何より一番気に入ったのはこれさ!」という感想とともに収められていた、スマートトイレ用のステッカー…

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18:32辺りより

Poopingと書かれたこのサイン、日本語にすると、「うんちんぐ」でしょうか(笑)。

 

動画では最後の最後、くたびれたおじちゃん達が数名映されており、何でそんなの撮ってるんだよ(笑)と笑えましたが、まぁ正直僕も、ぶっちゃけそこまでガジェットが好きで好きでしょうがないというタイプでもないので、もしこういう巨大な会場に行っても、しばらくしたら疲れて「まぁもういいや」ってなりそうな気がして、何となく映ってたお疲れおっちゃんにも映した投稿者の兄ちゃんにも、微妙に共感できてしまったかもしれません(笑)。


…という感じで、見てるだけでも疲れたってことはないですけど、会場の熱気・活気・空気が伝わってくる、とても素晴らしいレポート動画でした。

ま、別に来年CES 2023に参加してぇ~!とは特に思わないですけど(笑)、素晴らしい祭典であることには間違いないですね。

面白かったです!

参加者(特にレポート動画を大分使わせていただいたYoutuberのお二方)、そして出展者の方々・企業関係者には大変お疲れ様でしたという労いと感謝の言葉を伝えたい限りです。

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