一番恥ずかしかった告白

それでは今回は、もう大分前の記事で「ちょっと長くなったので、次回にまわします」と書いたまま、他ネタに追いやられてしまった結果触れることなく虚空を彷徨い続けていたネタにおもむろに戻るといたしましょう。

それがズバリ、この記事(補足:NGとか、男の収納(漏れ)とか、パンツとか、新旧比較とか…)で触れていた、アガサ先生ネタ!


ヒェ~、あのクッソしょうもないアガサ先生ネタ(諸手をポッケに突っ込み、仁王立ちからやや臍部を突き出す形で小水を放つという、偉大な男にしか許されない芸術的ともいえる美しい(「お笑いポイントの高い」ともいえる)排尿スタイル)に触れてから、もう3週間経過!

時間が経つのが早すぎて嫌になっちゃいますね。


まぁ話としてはアガサ先生はもう関係なくて、唐突に、下着の話!

既に元記事でも触れていましたが、恐らくこれはどなたでもご存知かと思われる話として、男性用下着は、前が開くようになっています。

これ、ずーっと昔、まだ僕が子供の頃、あの一般的な従来型のブリーフの特殊な形状について、「普通の主婦が大発明!」という話を見たことがあるのですが(洗濯機のクズ取りネットと並んで、主婦の偉大な発明の例として取り上げられていた記憶があります)、今調べてもその話に辿り着けないですねぇ。

息子の世話だかをしていて発案に至った、って話で印象的だったのですが…。

一方の洗濯ネットの方はかなり有名な例なので、いくらでも情報はヒットしますね。

mbp-japan.com
笹沼さんの発明された洗濯ネットは、最初大手企業には相手にされなかったものの、粘り強く売り込むことでパートナーが現れ、最終的には特許利用料で3億円もの収入を得たといわれているのは、とても良い話です。


この、前に「穴が開いている」というのは100%男性下着特有のもので、女性には全く縁のないものかと思われますが、しかし、こっそり白状しますと、僕はこの前穴は一度たりとも使用したことがない、全く無用の長物となっているのが現実といえるのです。
(まぁ一度ぐらいは流石に試したこととかありますけど、自分には不便なので普段は一切使わない、ってことですね。)


検索したら、何とも都合よく、まさしくその辺を取り上げた記事がヒットしてきました。

news.yahoo.co.jp
このYahooニュースの記事でもちょうど取り上げられている通りですが、僕の場合、普通に…

ズボンの止め具を外しファスナーを開ける→下着のウェスト部をつかんで、下に引っ張ってボロンと露出→用を足す

…という流れで実行してますけど、グンゼの担当者によると、「裾部(下着と太ももの隙間)からブツを引っ張り出して用を足す」なんてパターンもあり得るとのことですが、いやそんなのあり得るか…??

まぁ自分の常識が世界の常識と思ってはいけない良い例かもしれませんが、割と細めの僕ですら「それはちょっち無理くねぇ?」とも思えるので、そういうスタイルはまぁあんまないんじゃないかと思えますけど、実際はどうなんでしょうね…?
(もしかしたら、大きさにもよる…??)


いずれにせよ、前開きの穴は、当然普段は意図せず開いちゃわないようにボタンがついていたり主婦の発明ブリーフのように複雑な形状で閉じこまっているので、穴から出すには結構な労働が必要になり、それならもうズリ下げた方が早ぇわ、となるため、少なくとも僕はマジで前穴を一切使いませんし、記事によるとやはりそういう人が多いのか、ついに下着の前穴も絶滅危惧種に……って、よく見たら使ってる人の割合の方が断然多いし、そういや「え?穴なし下着なんてあるの?」と思えるぐらい、前穴なしは全然普通でもなんでもなく、むしろ一度も見たことないレベルでした(笑)。

ニュース記事のコメントでも突っ込まれていた通り、何ともミスリーディングなタイトルの記事ですが、まぁでも、前穴不要派としては、前穴が絶滅しても何ら問題ない感じですね。

(いや、使わないけど、なくなったらなくなったでどことなく寂しいかな…?)


ちなみにコメントを見ていたら、「ベルトをする男性には必須でしょ」とありましたけど、あぁ、穴が不要なのは、僕がベルトも一切使わないタイプだから、ってのもあるのかもしれませんね。

まぁ、仮にベルトを締めてても、多分、いつも通り、ファスナだけ下ろして強引に開いて空間を作る→下着ウェスト部を掴んで、強引に下着全体をおろす…でいくかなと思いますが…(ちょっと狭くて不便さもありそうですが)。


このやり口だと、毎度結構な力で引っ張るわけで、ゴムがへたりやすくなるのかもしれませんけど、まぁ多少へたった所で、物持ちのいい僕は割と普通に穴があくまで履き倒すこともあるぐらいですから、特に問題なしって感じですね。

(ただ、例のアガサスタイルを実行するためには、前穴は必須といえましょう(笑)。僕のような下着おろしスタイルは、下げた状態を掴んだまましっかり固定しないと大惨事です!)


まぁ下着の形状の話で何か長くなりましたが、触れたかった本題はそこではなく、もっと本質的な、男性の沽券に関わるような重大なポイント…!

それがズバリ、下着の種類、より詳しくいうと、その移行問題!!


これについて、言葉で説明しようと思いましたが、「そういえばこれをネタにしたメチャ面白漫画があることを思い出したぞ。引用紹介できる範囲にあったかな…?」と確認してみた所、非常に幸運なことに、件のエピソードが現在特別公開中!

当初、常時無料公開分かと思ってのんびりしていたのですが、よく見たら「特別公開中」なので、その内公開が終わってしまうかもしれないことに気付いたので、今回急いで公開が終わってしまう前に記事にして取り上げさせていただいたという次第でした。


まぁ僕は現物作品をもっているわけですけど、4ページ漫画なので、該当部分をわずか1ページでも貼るのはちょっと引用の域を超えてしまっているかなと思えるため、もちろんここで実際の画像を貼ることはしませんけれども、めちゃんこクッソ面白いので、ぜひ公開中の公式サイトをご覧くださいという形にさせていただきましょう。

ビーノさん作『宇宙とかと比べたらちっぽけな問題ですが』の11話から、「大人の男になる条件」です!

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https://comic.webnewtype.com/contents/uchu_mondai/より

 

comic.webnewtype.com
その内恐らく特別公開も終わってしまい、上のリンクのエピソードも見られなくなってしまうと思いますが、まぁもし公開が終了していたら、ぜひ単行本を手にとって欲しいなと思える作品ですね。


本題に戻りますと、一言でいうとズバリ、僕ぐらいの世代の人が小学生だった頃はほぼ例外なしに、あの、従来型のクソダサ白ブリーフを親に与えられて履いていたわけですけど、中学生ともなると、体育の時間に着替えるときなんかに、これが何とも恥ずかしい!

よくあんなみっともないデザインのものが普及したな…と思えるぐらい、本当に情けない姿になるのは漫画でも再現されていますし、恐らくどなたも、女性ですらイメージが湧くのではないかと思います。
(たまに何かお笑い芸人さんとかがネタとして履いてたりしますしね。)


まさにご多分に漏れず、僕も生まれてから長い間、白ブリの辱めを受け続けていたのでした。

正直物心ついた瞬間から、「何やこの下着、罰ゲームか何かか?」とか思ってたわけですけど、かといってそういったものを自分で買うわけもなく、全て母親任せで、長いこと与えられるがままに履き続けていたわけです。

しかし、小学生ならギリギリまだしも、本当に中学生ともなると、みなオシャレやファッションにも気を使うようになり、多くの生徒が第二形態・カッコいいトランクスくんに生まれ変わっていたのです。

人を羨むということを滅多にしないこの僕ですが、流石に、こればっかりは羨ましい!
(一部、ずっと白ブリを貫き通す勢もいましたし、その中の物知り面白キャラの友達なんかは、からかわれたら「何だよ、ブリーフは健康的なんだぞぉ~!」と笑いを取っていましたが、「いやそもそも結構な圧で押さえつける感じの作りも、ぶっちゃけ健康的ちゃうくない?」という気がして、機能面からも僕は白ブリが嫌いでしたねぇ。)

…がしかし、まさに「宇宙とか~」の漫画にある通り、その希望を母親に伝えるというのはとんでもない苦行……純朴な少年には、裸足で富士山に登頂するような、あるいはクロールで太平洋を横断するかのような、はたまたビニール傘で空を飛ぶかのような(陸海空出したのに、別に全く上手くも何ともない例え(笑))、恐るべしハードルの高い、およそ実行など不可能と思える超難題、ミッション・インポッシブルであったのです…!


ブリーフなんて言葉すら発するのも恥ずかしいですからね(っていうかこれは今でもそうで、ブログにはさっきからしれっと書いてますけど、正直ブリーフ博士トランクスくんとか書いてごまかしたいぐらい、口に出すのはもちろん、紙に文字を起こすのすら、もう嫌なやつです)、正直、どうやって伝えたかハッキリ一字一句までは覚えていませんが、名前を発さずに済むよう、白ブリを人差し指に引っ掛けてくるくる回しながら「ちょっとこれさぁ、もうそろそろ違うやつに変えない?」みたいな感じで伝えた記憶がボンヤリありますけど(どういう伝え方だ(笑) むしろ恥ずかしさ増してるだろ(笑))、「え?何?」と返され(当たり前の反応(笑))、「いや、だから、これさぁ!」みたいな、普段は温厚な僕もこの時ばかりはついつい激高してしまったものです。

まぁ最終的には「あぁ、トランクス!何、そっちの方がいいの?」と、割とその辺のファッションセンスがいいうちの母親にしては狂ってるかのような当然の問いかけを投げられましたが、結果、無事に望みの形に落ち着き、それ以来僕はずっとトランクスくんであり続けてるわけですけど、いやぁ~あれはまさに、人生で一番恥ずかしい告白だったと断言できますねぇ~。


この気持ちはやはり、恐らく女性には分かるまい……と思いきや、あぁでも、女の子は女の子で、ブラとか、あとはまぁナプキンとか、むしろもっとエグいリクエストを親にせねばいけないのか……。

同性の親であることが多いとはいえ、ブリーフ博士でカァーっと顔を赤らめている男児より、断然悩ましく、また恥ずかしい気持ちにもなってしまいがちな体験は、(まぁ正直男女問わず)思春期にみんな経験している、ということなのでしょう。

(あぁでも、長男長女以外は、大分ハードルが下がるかもしれませんね。僕は末っ子長男ですが、同性の兄弟姉妹が上にいたら、その辺もまた違うのでしょうか…?)


なお、漫画作中でも触れられている通り、今時の子はボクサータイプのアレを幼少期から履かされることがほとんどで、どう考えても白ブリよりは遥かにダサくはないわけですが、これはもう完全に個人の趣味というかセンスなんですけど、僕の美的センスでは、どう考えてもトランクスくんの方が好きです。

ずっと前キムタクが、「オレはずっとアレだよ、ボクサータイプの」と語っていたこともあるし、何となくイケてるメンズはボクサーが多い印象もある気がしますが、キムタクが何といおうと、僕はやっぱりトラ派ですね。

まぁ形状的に、ピッチリしたのよりゆるゆるな感じの方が好き、ってのもあるかもしれませんが、見た目のデザイン的にも、トランクスくんが上に思うけどなぁ、って気がします。


こういう(↓)ネタに走ったヤツも面白いですし、

f:id:hit-us_con-cats:20220108061423p:plain

https://www.amazon.co.jp/dp/B07HFVWJJW/より

(納豆マイスターである僕にピッタリなやつじゃないっすか!まぁ、レビューに「履き心地最低」とあるように、流石に実用的には要らんかな、とも思えますけど(笑))

…手持ちには、Walmartで買った、セサミストリートの柄のやつとかがありますけど、結構お気に入りです。


というか、ちょっと生々しい話になりますけど、白ブリはもちろん、ボクサータイプのやつも、あれって局部の所が、傍目から見ても結構明らかに盛り上がるじゃないですか。

あれが恥ずかしいというかむしろ何か醜く感じられてしまって、もちろんトランクスタイプでもそりゃ多少は盛り上がりはしますけど、ピチッとした素材のアピールの激しすぎる出っ張りとは違って遥かにマイルドなので、モノの存在を露骨に強調しすぎないそういった奥ゆかしさが、僕がトランクスくんを愛してやまない理由筆頭なのかもしれません。

恐らく、女性の胸とかも、多分僕のこれと同じような気持ちを感じる方がそれなりにいて、恐らくそんな理由で過度にその辺を強調する服を着るのが嫌いという方も結構な割合でいらっしゃるんじゃないかなぁ、なんて気がしてきましたね。

まぁ僕は、あくまで自分がそうなってるのがちょっと嫌なだけで、男性女性に関わらず、他人の部位が膨らんでいようといまいと、全然気にはなりませんが…。

…と、性差のある下ネタは苦手とかいってて、あーた結構してますやん、って話な気もしますが(笑)、まぁ実際なんか恥ずかしいので下着ネタはこの辺にしておきましょう。


あと漫画内でも触れられていましたが、自分の呼び方=一人称について、これもマジで個人的にはのっぴきならねぇ問題だといえますよ。

僕は本っ当にこれが苦手で、幼少期は当然、自分のことを「こんくん」とか呼んでいたわけですが、完全に移行機を見失って、家族に一人称を使う必要がある場面は……何とか使わずに、察してもらう方向へ誘導しますね(笑)。

ブログでこそ「僕」とか使ってますけど、そもそも家族に向けてに限らず、日常場面で一人称を使うのが本当に苦手で、これもやはり、前回のマック・マクド問題同様、「選択肢があるものの中からそれを選び、人前でその選択を披露する」ってのが、個人的にやや苦手な行為なのかもしれません。

ま、一種の、軽い精神性脅迫障害系の何かの類なんでしょうね(笑)。

もちろんそんな重度なものではなく、必要なら普通に使えますが(でもやっぱり、口頭なら僕オンリー、文章なら僕・稀によりオフィシャルな場面なら私…以外は全く使ったことないですかねぇ)、この点だけは、I my meしかない英語が一枚上手(というか、自分に合ってる)といえるかもしれませんね。


ということで、「宇宙問題」の作品をもとに、色々話を広げさせていただきました。

ビーノさんは今ちょうど産休・育休中のようですが、また母子ともども元気になって(いや病気ではなく、ただの育休なのでその表現は変ですけど)、新しいエピソードを見させていただけることを期待したい限りです。


次回はまた他の脱線ネタにいってみようかな、と思います。

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