またしょ~もない話でしかなくて恐縮ですが、前回「シリアルを食べるのに特化した生き物です」と豪語してしまった以上、ここはもう包み隠さず正々堂々と、自分のシリアル遍歴をご紹介しないわけにはいかないのが筋といえましょう。
(いやまぁそもそも「何それ(笑)。そんな生き物いるかよ、っていうか別にあんたシリアルに特化してるわけではないじゃん(笑)」って話なんですけどね。)
と、遍歴といっても時系列はグチャグチャで、まずは今現在食べてるものから紹介してみようと思うんですけど、変わり映えのしない、彩りに欠ける食卓を少しでも華やかなものにするため、実は、大体3種類ぐらいのシリアルをお皿に山と盛って、毎日楽しんでいます。
1つは、前回話に出した、All-Bran Budsですね。
世界一つまんない食事とギネス認定されている(注:されてません)オールブランを、一応毎日食べ続けられているのは、実は、他のシリアルと混ぜているから、という理由がありました。
流石に、オールブランだけですと、目覚めた後、「さっ!今日も1日!!……鳥の餌を食べてスタートか……(ドヨーン)」と陰鬱な1日の始まりになってしまいますから、こいつはあくまで脇役です。
食に欲はないけれど、味覚が死んでいるわけでも、健康のために、仮に不味くても身体にいいものだけをピックして摂取している、みたいなわけでもないので、最小の労力で、できる限り食事は楽しんでいる感じです……というのはもういい加減くどい話ですね。
ただ、本当にあまりにも不味かったら or 自分に合わなかったら、いくら身体に良さそうであってもそんなの食べ続けませんから、脇役としてはそれなりにいい働きをしてくれる、結構憎めないイイやつなんですよ、 こう見えてこの鳥の餌は。
2つ目は、Raisin Bran Crunchです!
参考リンクは本家ケロッグのを貼りましたが、こちらは最もスタンダードなシリアルの1つであり、各社似たような製品を出しています。
幸い、行きつけのスーパーがプライベートブランドで完全丸パクリの同じ商品を販売していまして、そちらの方が当然より安価なため、そちらを購入しています。
ちなみにお値段、515 gで、1.50ドル(2箱で3ドル)となっております。
これはつまり、例えばAmazonを見てみますと、ケロッグのコーンフレークが240 gで338円とありましたから、ケロッグコーンフレークの2倍以上の大きさで、まさかのお値段半額以下となっているわけです。
ヤッス!!
安い安いとは思ってましたが、ここまで安かったとは……驚愕の安さです。こんなに安いなら、毎日もっと湯水のように消費せねば……(謎の使命感)。
ちなみに、どうかご注意いただきたい点としましては、レーズンブランには無印(いわゆるオリジナル)と、クランチの2種類が存在するんですけど…
(行きつけスーパーのプライベートブランド商品も、全く同じ形態になってます。真似しすぎぃ!(一応、今見たら、辛うじて名前だけは「Crunchy Raisin Bran」と、苦し紛れにちょっとだけ変えてましたが…))
無印の方は、ブランファミリーの一員だけあって、クッソつまんない、何の味もへったくれもない、しょうもない商品になっております。
ところがしかし!
「クランチ」という謎のワードが付くだけでアラ不思議、「ブランフレークも、結構いけるじゃん!」と思えるぐらい、いきなり異様に美味しくなります。
(「クランチ」が一体何を意味しているのか、また実際に食べてみても、何が原因でそこまで突然美味しくなっているのかは、まったくもって不明、永遠の謎です…怪しい粉とかがまぶされてないといいのですが……)
値段は微っ妙~にクランチの方が数セントレベルで若干高い(正確には、同じ値段で内容量が少ない)んですが、確実にその価値はあるといえる、凄まじいレベルアップを果たしています。
とはいえあくまでブランフレークファミリーなので、感動レベルの美味しさとまではいきませんが、要はつまるところ、「コスパに優れたカサ増し要員」として完璧な役割を果たしてくれるのがこいつだということですね。
味も、感動レベルではないにしても、間違いなくこれ単品でも十分楽しめるぐらいの美味しさになっています。
(オールブランとか、無印レーズンブランみたいな、単品では正直そこまで食べ続けたいとは思えない、ブランファミリーの面汚しどもとは違って。)
そして最後3つ目は、ケロッグの、Special Kシリーズです!
えっ?こんなに種類あったっけ…?行きつけのスーパーは、一部取り扱いがなかったのかな…?
…と上記公式サイトを見ていて思いましたが、まぁいずれにせよ、別に取り立てて特別なシリアルでも何でもないんですけど、なんかSpecial Kという特別な名前をつけて、「すごく美味しくて、そして、とても健康的なんだ!」みたいな感じでケロッグが推し続けているので、素直な消費者である僕は、「ケロッグがそういうなら、まぁ…買ってやらんでもない……」と、ちょこちょここのシリーズを買っています。
でも実際、新しいシリーズが出て、初めて試す時は楽しみなぐらい、本当に結構美味しくていい感じですね。
上記リンクにある通り、現在18種類出ているみたいですけど(ラズベリーと、バナナと、リアルブルーベリーは、スーパーで取り扱いがなく、見たことないので未経験ですが)、個人的には、
↑プロバイオティクス・ベリー&ピーチ
↑フルーツ&ヨーグルト
↑ブルーベリー&レモンクラスター
…がトップ3ですかね~。
ピーチのやつは、間違いなく断トツ一押しといえるナイス商品なんですけど、他と比べて、異様に小さい!
ブルーベリーのやつが364 g入りに対し、ピーチのやつは、わずか297 g……(実際これは、数字で見せられるより、現物を見た方が、かなりの差が感じられると思います)。
最近パッケージがリニューアルされましたが、他のSpecial Kシリーズと比べて、ビックリするぐらい、極端に箱が小さい(元々少し小さかったのに、ケロッグは隠すことをやめたのか、更にめっちゃ小さくなった気がします)ですからね。
プロバイオティクスとして入れられている、謎のヨーグルトチップみたいなのがなかなか美味しく、何か身体にも良さそうなんですごくオススメなんですけど、マジで一箱が小さいので、油断したら本当に一瞬でなくなってしまうのが玉に瑕です。
一押しのピーチはちょっと量が少なくお得感に欠けるので、総合No.1は、やっぱりヨーグルトフルーツのやつですかね。
全体的に香りも良く、入っているフルーツの量・バランスも絶妙で(小さすぎて何なんだかよく分かりませんが……写真を見る限り、イチゴと、ラズベリーと、ブラックベリーなんでしょうか?)、ヨーグルトの塊みたいなのがデカいサイズだと、何かお得気分で嬉しくなります。
ブルーベリー&レモンも、とても美味しいんですけど、他と比べて、「当たり」枠のレモンフレーバーの謎の塊も、売りであるブルーベリーも、何かめっちゃ量が少なく、何となくしょぼいフレークだけで大分カサ増しされているような……。
でもまぁ基本的には美味しくてオススメです。
人によってはイチゴのやつ(写真省略)とかも好きそうですが、これはマジで原寸大のイチゴの輪切りを乾燥させたやつがそのままドカドカッと入っており、「何か雑すぎ(笑)」と笑えてしょうがないというか、「シリアルにあんまりこんなリアルサイズのは求めてないだろ(笑)」とも思えるため(また、デカいだけあって、入ってる感想イチゴの数は大分少ないです)、個人的には滅多に買わないですね。
(でも、上記公式サイトのレビューの数的には、世間ではこれが断トツ一番人気なのかもしれません…。)
あと、チョコが入ってるシリーズも悪くはないですが、まぁ個人的にはどうせ買うならフルーツ系の方がいいかな、って思います(これもただの好みだと思いますが)。
…という感じで、Special Kを順番に消費していくこの3つ目が、一番味を楽しむ枠という感じかもしれません。
以上、現在毎日食べてるシリアルの紹介でしたが、実際は、「健康枠」「カサ増し枠」「美味しい枠」の中でも、それぞれ違う商品をたまに買ったりしますし、そもそも枠自体もそんなにきっちり分けてるものでもないんですが、まぁここ最近はずっと上記の商品を食べている感じですね。
えっ…?!
シリアル遍歴、「ちょっと記事はまた長くなるだろうけど、まぁ多分1回で全部まとまるっしょ」、とか思ってたら、現在の紹介だけで完全にいい長さになってしまいました。
例によって、また次回へ続きます…。