昔お世話になっていたシリアルたち

前回の記事では、今、現在進行形で毎朝食べているシリアルを紹介しましたが、今回は日本にいた頃に食べていたものを振り返ってみようと思います。

一人暮らしを始めて以降……というかそれ以前から筋金入りの面倒くさがりであった僕は、当然、引越しした一日 (いっぴ) からすぐ、朝はシリアルを食していました。

(まぁ深夜0時以降に入居したわけもなく、「完全なる初日いっぴにシリアルを食べた」(というかそれ以前に、そんな慌ただしい初めての一人暮らし開始直後に、もう冷蔵庫とか牛乳とかが用意されてるの自体おかしいし)は明らかな嘘ですけど(笑)。
 でもいずれにせよ、実家にいた頃も、常にではありませんでしたが、シリアルだった日が多かったですし、朝食にシリアルを選ぶのはとても自然な流れでした)。

最初は普通に無難に、ケロッグコーンフロストとか…

(あれ、いつの日からか突然コーンフロスティという名前になりましたが、未だに僕はずっと、「フロスの方が絶対カッコいいじゃん!」と憤り続けていますよ。

 今でも時々、夜中思い出したかのように、「フロスティって何だよ…」と悔しさで目が覚め、独りメソメソと咽び泣いてますもんね(んなわけあるかい(笑))。

 まぁそれは嘘ですけど、とにかく、誰に何をいわれようとも、僕だけはフロスト時代を忘れず、一生コーンフロストと呼び続けたいですね)

…たまにチョコクリスピー(あの、最後牛乳がまっ茶色のチョコ味になるのが、何かいいんですよね。ただ、プカプカ浮いて若干食べにくい感もありますが)とか買ってましたが、特に不満はなかったもののどうも十分な満足感を得るほどまでには決して至らなかったんですけど、まぁこれ以上手軽なものもないししゃあない、別に食事に質は求めてないしね、って思っていたのです。


…あ、でも、よく考えたら、近所にあった激安スーパーつるかめで、日清のシスコーンBIGがあり得ないぐらいデカいのに安く売られていたので(値段は覚えてませんが、少なくともケロッグよりは圧倒的な安さでした)、最も合理的な選択を取ることを良しとする僕は、迷うことなくシスコを爆買いしていたのを今、思い出しました。

www.nissin.com

パッケージの絵柄は当時とかなり変わっていますが、シスコーン坊やは健在のようで、何だか懐かしいですね。

シスコーンBIGにはノーマル(フロスト)とチョコがあるんですけど、値段はまったく同じなので、何となくより付加価値のありそうなチョコをメインで買っていましたが、何気にノーマルのシスコーンも、何といいますかバニラ感が強く、むしろ「ケロッグコーンフロストより、パチモンくさいこっちの方が美味しいんじゃないか?」とさえ思えるぐらいだったので、ちょくちょくノーマルも買っていました。


あと、例によって、せめてシリアルぐらいは単品だけじゃなく何かバラエティ色を出そうと、当時から複数種類の商品を一緒に食べていましたが、一番長きにわたり欠かさず買っていたのは、玄米フレークかもしれません。

www.kelloggs.jp
当時はもっとつまんない黄色いシンプルな箱で、これもいつの間にかパッケージがリニューアルされていたようですが、まぁ「じゃあ何で欠かさず買ってたんだよ」って話にはなるんですけど、こいつもマジでめっちゃつまんない食べ物でしたね。

何だかんだ合理主義者なので、味よりは手間の小ささを重視するのと同様、味がそこまで悪くなければ、「美味しいのは一瞬、でも健康は一生」みたいな感じで、健康にいいものを優先して選ぶ、割と健康志向な人間なのかもしれません。

有名なミルクボーイの漫才ネタでありましたが、パッケージに印刷されてるあの栄養八角形みたいなやつが、玄米フレークは特にめちゃくちゃスゴく見えたんですよね。

(…って、ちょうど上記公式リンクにありましたが、改めて見たら妙に八角形が小さくて、「えっ?何かショボ…」って感じのグラフでしたね…。
 ケロッグは、何で玄米フレークの栄養が最大値になるような軸のグラフにしなかったんでしょうか…?そっちの方が断然見栄えがいいのに…)

ま、玄米自体が好きでしたし、謎の玄米信奉があった、って感じかもしれません(一応、ブランリッチよりは圧倒的に食べやすい製品ですしね)。


そんな感じで、しばらくずっと玄米フレークシスコーンたまにチョコクリスピーとかチョコワとかも混ぜて…みたいな感じで、非常に退屈な、無味乾燥すぎる朝食ライフを送っていたのですが…

(でも、特にまったく不満も苦痛も感じなかったのが、食への欲が希薄な僕のいい所です。)

しかしある時(というか大学院に入るのを機に引っ越してから)、近所のスーパーにちょっとお高いけど美味しそうなものを見かけたので、試しに買ってみたら、

「おぉ~、これは……めっちゃ美味しい!ついに手軽なシリアルでこんなに満足できるものが見つかったか!おかげで、朝が、楽しみになっちゃうね!」

と、革命的なシリアルを発見することに成功しました。


何か多分輸入物で、割と長いこと食べ続けたのに名前をまったく覚えておらず、何だったかなぁ、と思ったんですが、調べていたら見つけました。

これですね、『ビオクヴェル クヌスパリ ミューズリー!!
(どれが企業名で製品名でシリーズ名なのかが、全く分からなさ過ぎて笑えましたが。一応、オーストリアの会社の製品みたいです)

(調べても公式サイトの類が見当たらなかったので、Amazonから拝借した画像で…)

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当時、↑の画像にある「ストロベリー+ホワイトチョコレート」「バナナ+チョコレート」と、あと、「ブルーベリー+ヨーグルト?」みたいな感じの青いパッケージのやつが行きつけのスーパーにはあって、個人的にはそれが一番好きだったんですけど、今見たらまるでそんなものはこの世に存在しなかったかのように、青パケのやつはまったく見当たりませんね。少なくとも現行商品ではなくなってしまった感じでしょうか。


まぁ青版がないのは残念ですが、箱ではなく袋詰めである物珍しさ、そしてどっからどう見てもめちゃくちゃ美味しそうにしか思えないこのパッケージに僕の心は射抜かれました。

(やっぱり、箱上への紙印刷より、袋に印刷されてテカテカしてる方が、より魅力的に見える気がします。
…というか、当時はシリアルといえば箱入りだった気がするんですけど、シスコも玄米フレークもよく見たら袋入りになってるみたいですし、今は袋入りの方がメジャーなのかもしれませんね。
 適当に言ってみた「袋入りの方が美味しそうに見える」理論、実はまさに正しい感じだったのでしょうか…?)

値段的には無駄にお高く、健康的にも大して良くなさそうなため全然合理的な商品ではないのに珍しく手にとってみた結果、正直、頭の中で思い描いてたのより7点ぐらい低い感じではありましたが(笑)、玄米フレークに比べれば70点ぐらいは高いといえる、十分すぎる絶品だったので、それ以降、狂ったようにこれメインの朝食になり続けたものです。

全盛期は、1回で1袋をペロリ、ぐらいの勢いでしたもんね(いやそれはちょっと盛ってますが)。

 

と、このビオクヴェルのクヌスパリ・ミューズうんちゃら(いやそこまで言ったなら全部言えよ(笑))を個人的お勧めシリアルとして紹介したくなって書いたのが今回の記事だった感じですが、実は、僕のシリアル遍歴は、まだこれで終わりではありませんでした……。

シリアルフリークの方であれば、次に何が来るかはもう確定的に明らかといえましょう、次回・シリアル編最終回、「最強のシリアルといえば」…乞うご期待…!

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