ジェットウォッシャーはオススメ?

歯・口腔衛生シリーズ、前回歯列矯正を見ていましたが、その記事でもいくつか個人的に気になるネタが目に付きました。

 

その中からまずはこちら、ウォーター・フロッサー!(↓)

 

health.clevelandclinic.org

 

「フロス」ってのが歯間清掃用具のことで、ウォーター=水流を使うフロスということですから、日本語の場合、「ジェット・ウォッシャー」とかその他色々な呼び方で呼ばれるものでもありますけど、確かジェットウォッシャーについては以前の記事で書いたことがあったような……と思って検索したら、バッチリありましたね(↓)……って、もう2年半以上も前かよ、相当前ですね…!

 

con-cats.hatenablog.com

 

ここで書いていた通り、僕はフロス自体はなぜか手を出していないんですけど、ジェットウォッシャーは「水当てるだけなら楽そうだ」という考えのもと、↑の記事の数年前ぐらいから使い始めていたわけですが…

…実はここで紹介していたWaterpik社のやつは去年ぐらいに壊れてしまいまして(ちょっと堅い素材で出来ているホースの部分が、ある日いきなりぽっきり折れました(笑)。丁寧に使っていたのに、案外脆いんだなぁと思えましたね)、保証期間後に壊れてしまったこともあり、まぁ数年で壊れるなら別のにしよう…と思って、今度は電動歯ブラシと同じPhilips社のジェットウォッシャーにしてみたんですが、ぶっちゃけ全く遜色ない感じだったんで、何を選んでもいいと思います。

 

このジェット水流器、個人的には凄く意味があると思っていますが、目にしたことがある情報だと、「ジェットウォッシャーを使っていても、絶っっ対に従来の糸フロスもすべき」という主張がされている印象があるんですけど、マジでどうしてもフロスは食指が伸びない感じで……

…記事にどうまとめられているかは分かりませんが、少なくとも「何もしないよりは、ジェットウォッシャーだけでもした方がマシなのは間違いない」と思いますし、僕はこれからもジェトウォだけで行くつもりなわけですけれども、health essentials記事ではどんな感じにまとめられているのか、今回も早速参りましょう。

 

口腔衛生習慣に、なぜウォーターフロッサーを加えるべきなのか(Why You Should Add a Water Flosser to Your Oral Health Routine)

このツールは、通常のブラッシングとフロッシングの習慣に追加するものであり、それらに取って代わるものではありません

 

 

イライラする感覚がどんなものかご存知ですよね?そう、歯と歯の間に何かが挟まっていることです。リンゴをかじったり、サラダをちょっと食べたりすると、それが歯の間に挟まっているのが感じられることでしょう。うぅ。

しかし、感じたり見たりすることができない歯に詰まったものは一体どうなのでしょうか?そういったものがブラッシングやフロスで取り除かれないと、口腔内のあらゆる健康問題を引き起こす可能性がある、歯垢という粘着性のある膜となって固まってしまいます。

歯の健康は全身の健康に大きな役割を果たし、さらには精神的な健康にさえも影響を及ぼし得ます。ですから、言うまでもなく、口の中を清潔に保つことはとても大切なのです。そして、ウォーター・フロッサーは口腔衛生習慣を高める素晴らしい方法となっています―がしかし、何ができて何ができないのかを知っておくことが肝心です。

歯周病専門医のサーシャ・ロスDMD/MS(歯科医/修士)が、ウォーター・フロッサーに投資した方がいい理由、その使い方、そして従来のフロスを使い続ける必要がある理由を説明してくださいます。

 

ウォーター・フロッサーとはどんなもので、何をしているの?

ウォーター・フロッサーは、時に口腔イルリガートル(潅注器)または歯科用ウォーター・ジェットと呼ばれることもありますが、歯と歯茎に向けて水流を噴射する手持ち式の道具です。これにより、ブラッシングやフロッシングでは取りきれなかった余分な歯垢や食べかすが取り除かれます。

「ブラッシングやフロッシングをした後であっても、ウォーター・フロッサーを使うと食べ物の塊が出てくることはよくあることなんですよ」とロス博士がおっしゃっています。

 

ウォーター・フロッサーはデンタル・フロスより効果的?

レコードに傷を発見、止めてください!それは間違った質問です。「ウォーター・フロッサーは糸フロスの代用品ではありません」とロス歯科医が言及を続けている通りです、「…がしかし、追加して使うことができるものなんですね。」

つまり、ウォーター・フロッサーを使うことにしても、従来のフロスの代わりにはならないということなのです。なぜでしょうか?糸を使ったフロスは、ウォーター・フロッサーでは必ずしも届かない歯と歯の間や歯茎の下を含む、歯のあらゆる面に届くからです。

アメリ歯科医師会(ADA)は、歯垢を除去し、歯周病や虫歯を予防するために、少なくとも1日1回は糸でフロスをすることを推奨しています。しかし、ウォーター・フロッサーは、お口のためのボーナスと考えることができるわけですね。

「ウォーター・フロッサーを日課に加えることで最も恩恵を受けられるのは、インプラントやブリッジをしている方、あるいは歯と歯の間に隙間が多い方です」とロス歯科医が注釈を加えています。

 

ウォーター・フロッサーのメリット

毎日の歯磨きとフロッシングの習慣にウォーター・フロッサーを加えると、口内をより清潔に保つ役に立ち得ます。「ウォーター・フロッサーを使い始めてから、患者さんの歯周病の健康状態が大幅に改善されたのを目にしたことがありますよ」とロス歯科医が語っています。

ロス歯科医は、このお手軽ツールが口腔の健康のために何ができるかを説明しています:

  • 歯垢や食べかすを取り除く: 口の中に残る汚れは少ない方がいいですよね?ウォーター・フロッサーは、ブラッシングやフロッシングでは取り除くことができないものを取り除くことができ、最終的には歯周病や虫歯の予防に役立ち得るものなのです。
  • 歯茎の健康を増進する: ウォーター・フロッサーの脈動水流は効果的で、歯ぐきにも優しいのです。また、歯茎が敏感な方は、歯茎を丈夫にする効果も実際にあり得ます。「ウォーター・フロッサーを使うことで、出血の量を減らし、歯茎の組織を引き締めることができるんですよ」とロス歯科医が話している通りです。
  • 手の届きにくい所に当てる: ブリッジやその他の歯の治療をしている場合、または歯と歯の間に隙間がある場合、ウォーター・フロッサーなら、これでなければ厄介な場所を綺麗にする役に立ち得ます。
  • 口臭対策: 口の中の歯垢や食べかすを取り除くことで、息を爽やかに保つ一助となります。また、ウォーター・フロッサーの中には抗菌剤が内蔵されているものもあり、細菌を殺菌するのに役立つものもあります。

 

ウォーター・フロッサーの使い方

ウォーター・フロッサーの使い方は、コツをつかめばとても簡単です―が、最初は少し変な感じがするかもしれませんし、使った水で少し周りが汚れることはあるかもしれません。ロス歯科医が説明します:

  1. ウォーター・フロッサーを準備する: まず、器具にぬるま湯を入れ(洗面台の水で大丈夫です)、お好みの圧力設定を選びます。「自分のニーズに合った先端ノズルを選びましょう」とロス歯科医がアドバイスしています。「例えば、歯列矯正をしている患者さんには、歯列矯正用の先端ノズルがありますよ。」
  2. 仕事に取り掛かる: ノズルを口の中に入れ、歯と歯の間や歯茎に沿って水流を当てましょう。「単純に、洗面台に頭を傾けてスイッチを入れ、歯茎のラインに沿って水を噴射するだけです」とロス歯科医が説明しています。全ての歯に水流が当たるよう心がけましょう。
  3. びちゃびちゃになるのを防ぐ: 水があちこちに飛び散らないように、口を開けたままシンクの上にいるようにしてください。「水はそのまま洗面台の中に落とせばOKです」とロス歯科医がおっしゃいます。

ウォーター・フロッサーの使い方を誤ると歯茎に炎症を起こすことがあるので、メーカーの指示に従うことが重要です。また、ウォーター・フロッサーを使用する前に、特に歯の健康に不安がある場合は必ず、歯科の専門家に相談してみるのは良い考えと言えましょう。

 

健康な歯ぐきについての覚え書き

フロスをしたときに歯茎から出血したら、それは実はフロスをもっと頻繁にする必要がある証拠なのです。「フロスを全くしたことがない、あるいは頻繁にしない場合、出血は歯茎が炎症を起こしているために起こっていることなのです」とロス歯科医が語っています。

出血は初期の歯周病の兆候であり、これは治療によって回復可能なものなのです―あくまで初期の段階で対処すれば、の話ではありますが。歯と歯茎を治し、歯周病を進行させないために、歯科医で専門的なクリーニングを受け、どのように口の中をケアするのがベストか尋ねてみるようにしてください。

このトピックについてロス歯科医からもっと学びたい方は、Health Essentials Podcastのエピソード、「Keeping Your Mouth Healthy(お口の健康を保つこと)」をお聴きください。Health Essentials Podcastの新しいエピソードは、毎週水曜日に公開されます。

 

タイトル直下のまとめ1文の時点で、「フロス習慣を代替できるものではありません」といきなり断言されていて「あちゃー」と思いましたが(笑)、やはりジェットウォッシャーはあくまでサポートに過ぎない形のようですね。

 

糸フロスの何が気が乗らないかって、完全なる消耗品で、しかも自分でどのぐらい糸を引っ張るかが毎回決められる感じだと思うんですけど、どんなことでも常に最高効率を求めたい僕としては、無意味に出しまくって指に巻きつけるとか、無駄すぎて耐えられないですし、かといってケチると上手くフロせない感じで、以前たまたまお試し商品みたいなのをもらったときに何度か試してみたことはあるんですけど、

「これはダメだ、全然ベストな使い方が分からん!」

と、もちろん面倒くさいというのもありますけど、「漠然と、何というか良いやり方が分からない」というのが大きい気がします。

 

しかし、改めて「フロスは絶対必須、やらん人はバカアホマヌケ」と天下のクリーブランド・クリニックも言ってるぐらいですから(そんなこたぁ言ってませんけど(笑))、どんどん口腔衛生状況も劣化の一途を辿って行く老年期に向けて、フロスも取り入れるべきかなぁ、と思えてきました。

お誂え向きに、「糸フロスの使い方」の記事もリンクが張られていたため、次回はそちらを参考にさせていただくといたしましょう…!

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