移民ビザ申請書であるDS-260の記入項目を、サンプルファイルを参考に見ているシリーズの続きです。
前回は、住所・電話番号セクションまでを見終えていました。
まだまだ続きは長いのでとっとと参りましょう。
(元々のPDFファイルの画像がかなり低画質な上、長いセクションはかなり大きなスクショ画像となり、かなり見辛いかもしれませんが、まぁ少なくとも実際のフォームと並べれば分かるのではないかと思うので、ご容赦いただければと思います。
そもそも関係ない方には、長々とあまりにもどうでもいい話すぎてそこから恐縮の極みですが…)
続いては、Familyセクションですね!
まずは、Parents(両親)の情報を記入する項目のようです。

ここで記入するのは、まずFather(父親)の…
Surnames=苗字
Given Names=名前
Date of Birthは、日・月(アルファベット3字表記)・年の選択式
で、続いてはPlace of Birth(出生地)の項目で、父親が生まれた場所の、
City(市区町村)
State/Province of Birth(都道府県)
Country/Region(国)
を記入・選択するのは前回同様ですね。
そして次の質問は、「Is your father still living?(父親は存命中ですか?)」であり、Yesと答えた場合、現住所を、Postal Zone/ZIP Code(郵便番号)含めて記入する形です。
また、既に亡くなっている場合は当然Noで、その場合は「Year of Death(逝去年)」を入力する欄が登場するので、そこに亡くなった年を記入する形のようです(PDFには画像もありましたが、スクショは省略)。
そして下半分はMother(母親)で、当然同じように記入して行く形ですけど、最後の質問「Is your mother's address the same as your father's?(母親の住所は父親と同じですか?)」でYesをクリックすれば、住所の再入力は不要になる形ですね。
また、両親の詳細が不明な場合は、名前欄で「Do Not Know(分からない)」にチェックを入れればOKになっているので、不明な場合は以下の画像のように、それでスキップができるようになっています。

また、これはこの欄全体の注意事項ですが、一番上にあるように、養子縁組を行ったことがある場合は、養親を記入することになっているみたいですね。
Familyセクション続いては、Spouse(配偶者)で、最初はCurrent Spouse(現在の配偶者)なので、僕の情報を記入する形になります。

生誕地までは先ほどと同じですが、Spouse's Address(配偶者の住所)は、選択式のようです。
選択メニューに何があるかについては、PDFファイルでは全てが提示されていなかったのですが、表示されていたものを見る限り、「SAME AS PRESENT ADDRESS(現住所と同じ)」か「OTHER (SPECIFY ADDRESS)(その他(住所を提示))」かのようです。
現住所というのは申請者の方の住所なので、これは別ですから、OTHERの方を選択して、実際に僕の住所を入力する形でOKですね。
そしてその下のOccupationも選択式のようですが、こちらも全ての選択肢は不明なものの、表示されているのを見た限り、「NOT EMPLOYED(雇用されていない)」か「OTHER」のようなので、OTHERを選び、僕の勤務している大学名なんかを書けばいいのかなと思います。
さらにDate and Place of Marriage(結婚した時と場所)も記入する必要があるようですが、これは未来のお話であるものの、この申請書を書いている時には確定しているはずのものですね。
そしてそれに続く一番下の質問は、「Is your spouse immigrating to the U.S. with you?(配偶者は、申請者と一緒にアメリカに移住を行う?)」というもので、これは、僕は既に移住済みなのでNoですね。
さらに続く最後の「Is your spouse immigrating to the U.S. at a later date to join you?(配偶者は、後から申請者と合流する形で移住を行う?)」もNoです。
そしたら次はPrevious Spouse(過去の配偶者)の項目で、過去に結婚したことがある方でしたらYes、なければNoを選択する感じですね。

Noの場合は上記画像の通りそれで終わりですが、Yesの場合は…

Number of Previous Spouses(過去の配偶者の数)を記入し、全員分、その配偶者の名前と生年月日、それからDate of Marriage(結婚した日)とDate of Marriage Ended(結婚が終わった日)も記入する必要があるようです。
さらに、下から3つ目ぐらいにある通り、How was your marriage terminated?(どのように結婚が終わったのか?)まで答える必要があるようで、こちらも選択メニューに何があるのかは不明でしたが、おそらく「死別」か「Other」かなと思います(こちらはOther以外のスクショが一切ありませんでした)。
Otherの場合は、理由を記入しなければならないようです。
理由を教えていただければ僕が英語にしますが、普通に「〇〇の理由で離婚」程度でいいんじゃないかなと思います。
そしてFamilyセクションラストは、Childern(子供)ですね。

こちらもまず「Do you have any children?(子供はいますか?)」で、Noならそれで終わり、Yesなら、上記画像の通り、まず子供の数を答え、名前と誕生日・場所を記入する形です。
そして、「Does this child live with you?(この子は一緒に暮らしている?)」と、「Is this child immigrating to the U.S. with you?(この子は一緒にアメリカに移住する?)」の質問にYes/Noで答える感じですね。
もしお子さんがいらっしゃる場合で希望されるなら一緒に移住するのがベストに思いますが、その辺はお子さんの気持ちもあってあまりにも込み入った話なので、その場合に相談しましょうという話でしょうか。
そんな所でFamilyセクションは終わり、続いてはPrevious U.S. Travel(過去のアメリカ旅行)セクションですね。

まずは、「Have you ever been in the U.S.?(今までにアメリカに入国したことはありますか?)」で、これは、たとえ飛行機の乗り継ぎで一瞬降り立った程度のものであっても、絶対に全て漏らさずに申告することが重要だと思います。
領事やビザ審査官は、その人の見た目や人柄などは気にしないと思いますが、「申告の正確性」や「虚偽・漏れがないこと」は非常に重視すると言われています。
なので、幸いDate Arrived(アメリカ到着日)と、Length of Stay(滞在日数)を記述すればいいだけのようなので、ここは確実に正しく記入しましょう。
複数ある場合は、Add Anotherをクリックして、全部入力するようにする形ですね。
なお、質問にある「Were you issued an Alien Registration Number by the Department of Homeland Security?(国土安全保障省から外国人登録番号を発行されたことがありますか?)」は、ESTAなんかを使った観光旅行程度でしかアメリカに滞在していない人は絶対にないので、Noと答えればOKです。
(永住権申請をしたとかない限り、非移民ビザを保有している人でも持っていないと思います。)
と、上記は一項目のみのセクションでしたが、中身は重要なのでしっかり丁寧に入力する部分が終わり、続いてはWork/Education/Training(仕事/教育/研修)セクションです。

まずはPresent Occupation(現在の職業)で、こちらは選択式であり、選べるものは、
Agriculture(農業), Business(ビジネス), Communications(コミュニケーション), Computer Science(コンピューターサイエンス), Culinary/Food Services(調理師/フードサービス), Education(教育), Engineering(工学), Government(行政機関), Homemaker(建築), Legal Profession(法律専門職), Medical/Health(医療/健康), Military(軍隊), Natural Science(自然科学), Physical Science(物理科学), Religious Vocation(宗教的職業), Social Science(社会科学), Student(学生)
のようです。
サンプルの例では「Agriculture(農業)」が選ばれていますが、選択したら、Present Employer or School Name(現在の雇用者または学校の名前)そしてその住所を以下に記入していく形です。
そして後半では、「Do you have other occupations?(他に職をお持ちですか?)」とも聞かれているので、あるならYesで同じように詳細を記述していく感じですね。
また、一番下には「In which occupation do you intend to work in the U.S.?(アメリカでは、どの職種で働く予定ですか?)」と聞かれているので、働く意思があるのでしたら、その分野を選んでおけばいいと思います。
なお、「どういう分類だよ、どれにも該当しないんだけど?」と思われた場合には、Otherという選択肢もあるようですね。

Otherを選べば自由記述欄が出てくるので、どれにも該当しない場合はここで具体的に記述ができるようです。
そしてこの場合、追加質問で、「Does this job require at least 2 years of training or experience?(この仕事は、少なくとも2年間の研修または経験を必要としていますか?)」というものも聞かれており、もしそうならYesと答えておく感じですね。
(改めて、この申請はほぼ確認のようなものであり、「特殊技能があった方がビザが取りやすい」なんてことはないので特に重要視されるものでもないと思いますけど、一応、特殊技能のある方のほうが、国務省側の心象もちょびっと良くなることはあるかもしれませんね。
一般市民の仕事の邪魔にはならず、逆にそういう方が来てくれたらアメリカのメリットになる可能性があるので。)
また、特定の職についていない場合は、NOT EMPLOYED(職なし)を選ぶことも可能です。

こちらも説明欄が出てくるようですが、何か特記事項があれば記述できる形だと思いますけど、特に何もなければ適当に一言二言「家事育児に集中」とか書いておけばいいように思えます。
続いてはPrevious(過去の職・教育歴)のコーナーで…

まずは「Were you previously employed?(過去に雇用されていたことがあるか?)」という質問で、こちらは現在の勤務先以外で、1995年以降の全ての職歴を明記する必要があるようです。
転職経験が多い方は面倒くさいですが、ここも正確に記入する必要がある所ですね。
そして下半分、勤務地情報の入力欄の後は、「Have you attended any educational institutions at a secondary level or above?(中等教育以上の教育機関に通ったことがありますか?)」というもので、中等教育以上というのはズバリ、
- 高校
- 大学・短大
- 専門学校(正式認可のあるもの)
- 大学院
となるため、要は高校以降の学歴を全て書けというものになっています。
最初に入学した学校の数を入力する欄があり、大学まで出ているなら2、学校に通っていたのは高校までなら1という感じですね。
そして学校の名前所在地などを書く欄の後半には、Course of Study(課程)とDegree or Diploma(学位・修了証)を記述する欄がありますが…
課程に関しては、右側のヘルプ欄にある通り、Academic(学業)またはVocational(職業)のいずれかを記入すればよいようです。
一般的な高校・大学などはAcademicになります。職業訓練校や技術系の専門学校の場合にはVocationalと記載します。
一方の学位ですが、
- 高校卒業 → High School Diploma
- 短大卒業 → Associate
- 大学卒業 → Bachelor(学士)
- 修士課程修了 → Master(修士)
- 博士課程修了 → Doctor(博士)
- 専門学校 → コースに応じたDiplomaやCertificateなど(学校の発行する正式な証明に合わせて記載)
という形かと思います。
言うまでもないことですけど、改めて、この申請はあくまで正確で一貫性があることのみが求められるもので、内容自体の良し悪しで審査に影響することは一切ないはずです。
高学歴でもそうでなくても、また大企業勤務でも無職でも、虚偽がなく、整合性がある限り、ビザ審査においてマイナスにはなりません。
とにかく全て正確にミスなく記述すれば一切問題ないので、事実のみを書いて気楽に構えましょう、というものですね…!
…と、まだ途中ですが、続きもかなりのボリュームがあるため、この辺で一区切りとし、残りは次回、(まだ結構ありそうですが)最後まで見ていこうと思います。