移民ビザ申請書・DS-260を見ておこう(前半)

前回までで、配偶者にアメリカ永住権(グリーンカード)を付与するために必要となるものと言えます、アメリカ入国のためのF2Aビザを申請するプロセスの流れは一通り見終えていたため、予告通り、軽く飛ばした具体的なビザ申請書・DS-260を見ていこうと思います。

 

前回リンクだけ貼っていた通り、移民者向け情報サイトであるimmihelpに、DS-260のサンプルPDFが公開されていました(↓)。

https://www.immihelp.com/green-card/sample-ds-260-form-for-us-immigrant-visa.pdfより

なんと、全部で111ページという凄まじい量なんですけど、一つの項目を詳し目に何ページにもわたって説明してくれていることが多いので、実質そこまで大量ではありません。

 

とはいえまぁ結構なボリュームには違いないですから、とっとと始めるとともに、前後半2回ぐらいに分けて見ていこうと思います。

 

ではまずは早速、恐らくログインして最初に表示されるであろう、「サインイン」のページですね。

 

前回も書いていた通り、実際の入力フォームにログインするためには申請書の受領番号(ケースナンバー)が必要なので、最初にその入力項目があり、その次の空欄には、NVC(ナショナルビザセンター)から送られてきた領収書に印字されている番号(Invoice ID Number)を入力する形のようです。

 

そして、その次の「I am the」に関する選択欄ですが、これは…

  • APPLICANT(申請者;この場合、ご本人)
  • ATTORNEY(弁護士)
  • PETITIONER(請願者;この場合、僕)
  • THIRD-PARTY AGENT(第三者機関;業者に依頼する場合などですね)

を選ぶ形であり、ここはまぁ、仮に僕が協力するとしても、APPLICANTを選んでおけば問題ないでしょう。

 

で、最後の「Enter the characters as shown:」という入力ボックスは、先ほどの「I am the」のメニューを開いているため隠れていますが、そこを閉じたらちょうどそこの部分に表示されている英数字があるので、それをそのまま入力するだけですね。

よくある、人間確認用の、ランダムな文字列を記入させる欄です。

 

(まぁ元のPDFにはちゃんとスクショもありましたし、分かりやすいように示しておきましょう、こういうのですね↓)

示されている文字列の入力欄

そしたら【CONTINUE】ボタンをクリックして、次の画面へ移行しましょう。

 

続いては、Summary Information(まとめ)ページですが…

こちらは申請の流れが改めてフローチャートで示されているだけで、大した情報はありません。

恐らく、全て入力し終えたら、最後ここに戻って来て、要約的な情報が改めて表示されてくるのでしょう。

注意書きの主な部分は、「変更を加える場合は、大使館や領事館に直ちに連絡してください」というだけで、まぁそんなに重要じゃないことですね。

 

そしてこちらを経て、とうとう申請書への入力スタートです!

まずは、I-130と同様、Getting Started(はじめに)セクションから始まる感じになっているようです。

こちらは重要なので、一応全文翻訳しておくとしましょう。

Getting Started(はじめに)

注:このオンライン申請を完了する過程で20分以上操作がない場合、セッションは失効し、一部のデータが失われる可能性があります。入力されたデータは、「次へ」ボタンをクリックすることで保存されます。ただし、20分間操作がない場合、現在のページのデータは失われます。

このフォームでは、移民ビザおよび外国人登録オンライン申請が選択されました。この申請は、移民ビザおよび外国人登録を申請する個人のためのものです。
申請手続きを開始する前に、パスポート(または渡航証明書)、今までに申請したことのあるビザ情報(該当する場合)、およびアメリカへの移住に関連するその他の書類を準備し、参照できるようにしてください。

以下の説明には、申請手続きに関する重要な情報が記載されています。全ての説明を必ずよく読むようにしてください。

移民ビザ申請および外国人登録のためのオンライン申請書の記入方法:

  1. 質問された内容には、全て正確に真実をお答えください。ご自身に該当する質問に回答がない場合、申請が却下されることがあります。
  2. このフォームに記入する際、いくつかの質問の回答に役立ちますので、必要書類を全て手元にご用意ください。まだ書類をお持ちでない方は、こちらをクリックしてください。
  3. 母国語での回答を特に指示された場合を除き、回答は英語で、アルファベットを使用してください。英語以外での応募は却下される可能性があります。ñ、é、üのような文字はシステムで認識されません。MuñozやSémoninのような単語は、特に指示がない限り、MunozやSenominと入力してください。
  4. 入力した全ての情報が正確かどうか、必ず確認するようにしてください。
  5. アプリケーションを終了する前に、記録のために確認ページを印刷またはEメールで送信することをお勧めします。確認ページをNVCに郵送しないでください。ビザ面接の際には、確認ページのみを持参するようにしてください。
  6. 本人および同伴家族のDS-260フォームを提出したら、続いて、必要な公的書類、写真、および大使館固有の書類をNVCに提出することになります。

電子申請でない場合は、以下の宛先に書類を提出してください:

National Visa Center
Attn: CMR/DR
31 Rochester Ave. Suite 100
Portsmouth, NH 03801-2914

申請が電子手続きである場合は、書類をスキャンしてこちらにEメールでお送りください: NVCElectronic@state.gov

 

上記の理由で申請が却下または拒否された場合、再度申請料の支払いが必要となる場合があります。

注意:移民国籍法第222条(e) [8 U.S.C. 1202(e)]により、移民ビザおよび外国人登録申請者は、領事官の面前でこの申請書に署名し、宣誓の上で申請書に記載された回答を確認することが義務付けられています。面接時に第222条(e)に従うことが要求されます。


□私は上記を読み、理解したことを誓います。これより移民ビザおよび外国人登録の申請手続きを開始します。

【続ける】

 

まぁでも、よくある当たり前の注意書きですね。


ちなみに、最初のページにも「ブラウザの戻るボタンや更新ボタンは決して使わないでください」とありましたし、ここの冒頭でも「20分操作がなかったら消えます」などと書かれていますが、僕もこのタイプの入力フォームを何度か使ったことがありますけど、油断したりちょっと誤操作したりしたら本当に一瞬で消えるので、こまめに【SAVE】ボタンを押しまくることを強く推奨する感じですね(笑)。

 

保存可能なだけありがたいのかもしれませんが、自動セーブは一切存在しない、やや不便な入力フォームです。

 

ただまぁ、重要とはいえ、おそらくほとんどの人がしっかり読まずにチェックボックスに✔だけ入れてそのまま進むことになるこのページですが(笑)、実際特に読まなくても問題ないので、チェックを押してCONTINUEボタンを押して次に行きましょう。

 

まずは、Personal Information 1(個人情報1)ですね!

一応しっかり見ていくと…

Surnames=苗字

Given Names=名前

Full Name in Native Alphabetは、恐らくミドルネームや特殊な文字が使われている場合に全てを表記するもので、日本人の場合、ここはすぐ下にある「□Does Not Apply/Technology Not Available」にチェックを入れればOKでしょう。

Q. Have you ever used other names? こちらは、旧姓や宗教名や仕事で用いる別名など、何か別の名前を今までの人生で使ったことがあるかを聞かれており、あるならば次の空欄に苗字・名前の順で入力する形です。

Sex=性別、もちろんFemale(女性)ですね。

Current Martial Statusは、この申請書を出す以上僕と結婚していることになっていると思うので、Married(婚姻中)を選ぶ形です。

Date and Place of Birth=誕生日と生まれた場所

Date of Birthは、日・月(アルファベット3字表記)・年の選択式

City of Birthは、市区町村レベルでOKだと思います。Minato-kuとかYokohamaとかですね。

State/Province of Birthは、都道府県を入力します。TokyoやHokkaidoやAomoriといった感じで、「-ken」とかは入れても入れなくてもどっちでもいいと思います(北海道以外は、普通は省略しますが)。

Country/Region of Birthは、JAPANを選択する感じですね(もちろん違う場合は該当するものをお選びください)。ちなみに、キーボードの「J」を押したら「JAMAICA」にカーソルが移るので、JAPANはそのすぐ一つ下に移動すればOKで、僕は毎回そうやってます(笑))。

 

そして、このページはここまでなので、実際の入力中、ちょっと席を離れる際は最下部にあるSaveを必ず押すことを推奨ですが、先ほどの説明注意書きにもあった通り、Nextを押すのでも、次のページに移動するとともにそこでも保存される形にはなっています。

 

では続いてPersonal Information 2(個人情報2)ですが…

まず一番上は先ほどと同じく「JAPAN」をメニューバーから選ぶ感じで、ここはパスポート情報を入力する場所のようです。

(パスポート以外も選べるようですが、ビザを申請する以上既にパスポートは発行済みなので、パスポートを使うのが普通ですね。)

 

Document IDはパスポート番号を、Country/Authority that Issued Documentは普通はJAPANで、次のIssuance Date(発行日)Expiration Date(失効日)は、その言葉通りにパスポートに印字されていますから、そのまま入力すればOKです。

 

続く「Do you hold...?」の質問は、パスポートが発行された国以外の国籍をお持ちなら答える必要があるものですが、まぁ普通はないのでNoを選択すればOKですね。

 

そして続いては、Address and Phone(住所と電話)セクションで、まずはPresent and Previous Address Information(現在と過去の住所)になります。

これは、Street Address (Line 1)に番地と地区名まで入れて(Line 2は空欄でOK)、あとは先ほどと同じように、Cityに市区町村、State/Province都道府県を入れるのが一般的だと思います。

 

東京大使館の住所を例にとれば、


Street Address (Line 1)
1-10-5 Akasaka
Street Address (Line 2)
(空欄)
City
Minato-ku
State/Province
Tokyo
Postal Zone/ZIP Code(郵便番号)
107-8420
Country/Region
JAPAN

 

ですね。

 

そしてその下のStarted Living Hereは、いつからそこに住み始めたかで、月と年を入力する形です。

 

続くPrevious Addresses(過去の住所)は、なんと、16歳以降に暮らしたことがある現在住所と別の場所があれば、それを記入しなきゃいけないみたいです。

これは該当する方も多そうですね。

Yesにしたら、同様の住所入力ボックスが表示されてくると思うので、全て入れる必要があるようです。

 

続くPhoneは…

Primaryメイン電話番号Secondaryがサブの電話をお持ちなら入力するもので、ないならDoes Not Apply(該当なし)にチェック、そして3つめはWork Phone Numberで、職場の電話番号、これもなければDoes Not ApplyにチェックでOKですね。

 

また、電話も過去のものを一応申請する必要があるようですが、こちらは「過去5年間で、上記入力したもの以外の電話を使ったことがあるか?」という形のようで、あればYes(入力欄が出てくるので入力)、なければNoと回答すればOKです。

 

それからEmail Addressの入力も必須で、こちらも続くQuestion欄で「過去5年の間に別のメアドを使ったことがあるか」と聞かれてますけど、よっぽど趣味や仕事で常用しているものでもない限り、常に見ているメイン連絡用のアドレスを最初に申請すればそれでいいんじゃないかと思えますが、とはいえここは正直に、もしもそれなりに使っているアドレスがあるなら明記しておいた方が無難なのかもしれません。

(「Add Anothe」をクリックすることで、いくらでも入力追加は可能なようです。)

 

そしてついに来ました、噂の、SNS使用報告欄

こちらは、Social Media Provider/PlatformからFacebookやX(Twitter)やInstagramを選ぶ形で(残念ながら選択メニューを開いたスクショはなかったので、何がリストに存在されているのかは不明です)、その次のSocial Media IdentifierユーザーIDを入力する形ですね。

 

まぁこれは近年アメリカ当局向けに必須になったSNS報告ですけど、前も書きましたが、別に当局はその人の趣味を暴きたいとかそういうわけではなく、あまりにもアメリカに敵対するようなヘイトアクションなんかが強すぎる人を避けたいだけですから、ここは正直に使っているアカウントを全て申告する必要がある部分だと思います。

 

もちろん、夫とはいえ他人ですし、僕には伏せたかったら、僕に見せる必要は特にないので、僕が協力する間は空欄のままで、当局への送信前に忘れずに入力するようにしてください(笑)。

 

とはいえ僕はこう見えて世界一理解力のある男ですから、別に例えばBLファン垢とか夢小説アカとかでも一切何の偏見とか嫌な気分になるとかも全くないので、恥ずかしがって隠す必要とかはナッシングにございます…ってことだけ伝えておこうかと思います(笑)。

 

また、先ほど「どのSNSプラットフォームがリストに挙がっているかは分かりませんが…」と書いていましたが、この下には「Other Social Media」として、リストに挙がっていないものでも、過去5年間に触ったことがあるSNSアカウントは公開した方が良いようですが、まぁ領事の方がミクシィの日記とか見せられてもそもそも読めないと思いますし(笑)、メジャー所以外はわざわざ挙げる必要もないんじゃないかな、って気がします。

 

続いてはMailing and Permanent Address Information(郵送先および永住先の住所)セクションですが…

郵送先住所が現住所と同じなら、最初の質問にYesと答えればOKですね。

(ちなみに、現住所と大使館からの郵送希望住所が異なる場合は、この質問にNoとすれば入力欄が登場するので、先ほどと同じように住所を入力する形だと思います。)

 

そして、その下はアメリカ到着後、永住先に考えている住所ですが、これは僕の住所を記入すれば良いでしょう。

一番下の質問は、「この住所が、グリーンカードの郵送を希望する住所ですか?」というものなので、Yesですね。

 

…と、今回は次のFamilyセクションまで見ようかと思っていたのですが、流石に長すぎるので、一旦ここで区切るといたしましょう。

残る量にも依りますが、3回に分ける形になるかもしれませんね。

では次回、続きを見ていこうと思います。

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