最新医学の勧める、傷跡を残さない方法

前回は「リップ・ブラッシュ」という、唇を鮮やかにするタトゥー技術についてのhealth essentials記事を見ていましたが、この記事にいくつか面白そうな話がリンクとして張られていたので、何度も似たようなことを書いてますけど脱線ネタなんてなんぼあってもえぇですからね、またちょっと横に逸れて、そちらの方を見ていこうかなと思います。

 

まずは、瘢痕・傷跡こと、SCARについて(↓)!

 

health.clevelandclinic.org

 

まぁSCARというのはやはり何だか感傷的な響きがあることからか、曲のタイトルなんかでもよく使われていますし個人的には中学生の頃から馴染みのある単語ですけど、言葉はともかく、正直、よく言われる「かさぶたは剥がしちゃダメ!」とか、あとは「ニキビは潰しちゃダメ!」とかもそうですけど、個人的な経験則から言うと、「何か別にそんなこたぁねぇ気もするけどな…」と思えると言いますか、イマイチ実生活ではピンと来ない気もするんですが、それはただ単に深い外傷を負ったことがないだけで、残るぐらいの傷の場合、そういう点を徹底した方がいいのかもしれません。

 

何が書かれているかはまだ読んでいないので分かりませんが、やはり、素人の経験則よりも世界を代表する医療機関たるクリーブランド・クリニックのまとめの方が遥かに信頼できますから、年を取ると傷も治りにくくなりますし、しっかり参考にさせていただこうと思います。

 

瘢痕化の予防法(How to Prevent Scarring)

早めの傷のメンテナンスが効果的です

 


台所での事故から膝の擦り傷、さらには外科手術の切り傷まで、誰しも皆、傷跡にまつわるエピソードを持っているものです―しかし、ほとんどの方は、過去の不幸を思い出させることなく傷を治したいと思っていることでしょう。

皮膚科医のシルピ・ケタルパルMD(医師)に、瘢痕(※以下、より親しみやすい単語の「傷跡」とします)ができる原因と、切り傷が傷跡として残ってしまうのを防ぐ方法についてお聞きしました。

 

傷跡ってどんなもの?

傷跡は、皮膚の下層にある真皮が裂けることによって生じるものであり、真皮にはコラーゲン―皮膚の弾力性を保つ弾性繊維(その他の身体的な役割もあります)―が豊富に含まれています。傷跡は、真皮が傷つけられた後に発生し得るものです。

「通常のコラーゲンはちょうどバスケットの編み目のような、均整がとれているものだとお考えください」とケタルパル医師が説明します。「皮膚に傷跡が残ったり怪我をしたりすると、創傷治癒反応が起こり、コラーゲンが十分に作られたり、あるいは足りなかったり少し余分に作られたりします。コラーゲンは常に、その部分にあった最初の肌とは違うものになっていくのです。」

人間の身体は加齢とともにコラーゲンを失いますから、これはつまり、高齢者は子供よりも傷跡が残りやすいということを意味しています。また、傷跡が残りやすいかどうかは、体のどの部分を傷つけたか―そしてそこにどれだけの血液が循環しているかによって決まるのです。

「顔や頭皮は最も血行が良いので、最も早く治る傾向がありますが」とケタルパル医師が続けます、「しかし、血行が良くない足の切り傷は、治るのに何週間もかかる可能性があるかもしれませんね。」

 

傷跡の種類

理想的な傷跡は最小限で軽いものですが、傷跡は様々な形を取り得ます:

  • 萎縮性瘢痕: にきびや水疱瘡の跡のように窪んだ形のこういった傷跡は、皮膚が元の組織と置き換わるのに十分なコラーゲンを再生できない場合に生じます。
  • 肥厚性瘢痕: このタイプの傷跡は、厚く盛り上がり、しばしば赤みを帯びたもので、元の傷口の周辺部位に沿って現れます。
  • ケロイド性瘢痕: ケロイド状の傷跡は、元の傷口からはみ出して厚く盛り上がった傷跡です; これは、皮膚が自己修復しようとしてコラーゲンを作り過ぎてしまうことで生じます。遺伝的にケロイド傷跡になりやすい人もおり、黒人の方により多く見られるものとなっています。

 

傷跡を残さない最良の方法

切り傷ができてしまいました。さて、どうしましょう?「炎症や皮膚への更なる外傷を最小限に抑えるようにしてください」とケタルパル医師がおっしゃっています。以下が、傷跡が残る可能性を低くする方法です:

  • 傷口をきれいにする。怪我をしたらすぐに、患部を石鹸と水で洗い、細菌を取り除き、感染を防ぐようにしましょう。
  • 患部を湿らせ、覆う。昔は、切り傷は乾燥させるものだと習ったかもしれませんが、それは正反対なのです。「傷跡を残さないためには、湿った状態を保つのが一番です」とケタルパル医師が話しています。傷口にはワセリンを塗り、包帯を巻いて治しましょう。
  • バシトラシン(※抗生物質のひとつ)は避ける。外用軟膏を塗りたいという誘惑に負けないようにしてください、実に8%の方がアレルギーを持っているのです―これにより、患部の更なる炎症化が進み、傷跡が残る可能性が増えてしまいかねません。
  • なるべく動かさない。「傷跡は動くたびに、幅が広がったり、ぶ厚くなったりしていくのです」とケタルパル医師が語っています。傷ついた部分を酷使しないようにして、傷口に治る時間を与えてあげましょう。
  • かさぶたは放っておく: かさぶたは皮膚の自然な包帯と言えるものなので、指を触れないで、そのままにすべきです。かさぶたを引っ張ると、怪我が長引き、治りにくくなります。寝ている間にかさぶたをいじっていませんか?寝るときに着用する綿の手袋を購入してみてください。

まとめると、「かさぶたを固めてしまわないように湿った状態を保つこと、清潔に保つこと、覆うこと、そして刺激を最小限に抑えることです」とケタルパル医師がおっしゃっています。

 

傷跡予防クリームは効果がある?

シリコン製の傷跡シートは、新しい傷跡を防ぐのに役立つかもしれませんが、怪我をしてから最初の数週間だけ使う場合に限ります。また、特別な専用のクリームを傷跡に塗る必要もありません、とケタルパル医師が語っています。

その代わり、そのクリーム―またはシンプルで特徴のない保湿剤なら何でも―を、傷跡のある部分にマッサージする行為こそが、治癒に最も影響を与えるのです。

「最初の1年間は、1日に数分間、傷跡を優しくマッサージし続けることが重要であり、有用であることが示されています」とケタルパル医師がおっしゃっています。「瘢痕組織が厚くなっている場合、それをほぐすのに役立つのです。」

傷跡の完全な再生には1年かかり、その間、傷跡は異なる段階を経ることになります: 赤みや黒ずみ、厚みや様々な質感などです。しかし、1年を過ぎると、傷跡が勝手に変化していくことはほとんどありません。

「1年を過ぎたら、外用薬では何もできません」とケタルパル医師が警告しています。

 

早期の介入を

以前は、傷は1年かけて治し、その結果に満足できない場合は医療介入を求めるように教わっていたかもしれません。しかし、ケタルパル医師によれば、そのガイダンスは変化しているとのことです: 現在では、医師は傷跡の治癒に、後からよりもむしろ早めに影響を与えることができるようになっています。

「傷跡を気にしている方―例えば、手術や大きな外傷を受けた方ーにとって、医療の介入は早ければ早いほど良いのです」とケタルパル医師が話しています。「私たち皮膚科医は、ただ待ってその後良くしようとするよりも、傷跡の治り方に実際に良い影響を与えていくことが可能なんですよ。」

傷跡を目立たなくする方法は、早ければ傷を受けてから1週間後(抜糸をした場合は、抜糸後すぐ)から検討できます。レーザー照射やマイクロニードルといった診察室での施術は―創傷反応をコントロールすることで―傷跡を50~60%目立たなくすることが可能です。

「傷跡を完全に消すことはできませんが、改善することはできます」とケタルパル医師が話している通りです。

 

「かさぶたを触るな」というのももちろんありましたが、湿潤療法が強く推奨されているなど、流石は世界最先端医療機関の記事でしたね。

 

そう、すっかり忘れていたんですけど、実は超最初期の記事で、何からそう広がったのかは覚えていませんが、湿潤療法について触れようと思ったままそこに戻る機会がなく今に至っていたんですけれども、今の常識は本当に「乾かさない」ことであり、何気にかなり有名になっているのでご存知の方も多いかもしれませんが、従来のバンドエイドとは全然違う、ハイドロ・コロイド素材のパッド……ジョンソン・エンド・ジョンソン…かと思いきや近年なんと「バンドエイド」として分離独立したらしいですが、そのバンドエイドから出ている「キズパワーパッド」なんかが一番有名ですね。

 

www.band-aid.jp

 

僕はこれが登場した大学生の頃から(調べたら、2004年に登場していたんですね)、最初は帰省時に親にもらって使い始めましたけど、傷の治りの速さ&綺麗さに、マジでバリクソ感動しました。

 

貼った後、パッドの内部は傷口から染み出た液体で水膨れのようになるんですけど、それが本当に傷の治りにウソのように良く効くんですねぇ~。

 

たまに「あれ全然効かんよ」という声を聞くこともありますが、多分使い方が間違っているだけで、正しく使えば本当に魔法のように傷が治るので(特に、記事内にも「新しい傷に…」とあった通り、これは傷ができた直後に使うもので、時間が経ってかさぶたになってしまった後なんかには、ほぼ全く何の効果もありません)、これは心の底からオススメです…と、いつか1記事書こうと思っていた保留ネタを今簡単に消化できて何よりでした。

 

絆創膏は正直最早時代遅れなので、キズパワーパッドを常備することを推奨したい限りです。

(もっとも、大きすぎる傷や、あまりにも深い傷には不向きではあるんですが、日常の切り傷・擦り傷には本当に凄まじい効果を示してくれるはずで、僕は完全に湿潤療法信者という感じです(笑)。)

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