前回の傷跡記事で既に触れていた話ではあるのですが、誰しもにとって身近な外傷のお話なので……というのは建前で、あまりにも時間がない中、またまたQ&A 1段落のみの鬼短記事が目に付いたため、例によって「しめしめこれは楽をできるぞ」と思ったのがほぼ唯一の採用理由ですけど(笑)、流石に「全く同じ話になるだけか…?」とも思ったものの、「まぁ別に同じ話をしてはいけない法もないしな…」と開き直ることで取り上げさせていただきましょう、今回も、傷の治療・乾かすのかどうかについて(↓)!
何もない時は英語に触れてお茶を濁すわけですが、bandageなんつう単語は、基本的に第一義が「包帯(で巻く)」という名詞であり動詞なので、一応本文中では「包帯を…」と訳してるわけですけど、とはいえアイキャッチ画像にあるように、今どきは包帯ってよりも普通に「絆創膏を貼る」という意味で使われる語でもあり、むしろカタカナで「バンデージ」なんて書いたら最初はそっちが浮かぶ感じではあると思うんですけれども、まぁバンデージと書いても板東英二さんが浮かんで笑えるだけなので(いやそんなこたぁないですが(笑)、まぁバンドエイドで覆うのも広義の「包帯をあてること」と言えるので)、「包帯」という言葉で通そうかなと思います。
まさに前回触れていた通り、「乾燥は良くない」が現代医学の常識なわけですけど、今回もごく短い記事でそちらを再確認しておくといたしましょう。
切り傷やただれには包帯をあてがうべきか、それとも空気に触れさせるべき?(Should You Bandage a Cut or Sore or Let It Air Out?)
形成外科医からの簡潔な答
Q: 切り傷やただれには、包帯するのか、それとも空気に触れさせるのか、どちらがいいの?
A: 傷の治癒には湿潤さが必要であるため、ほとんどの傷において、外気にさらすことは有益ではありません。傷口を覆わずにそのままにしておくと、新しい表面細胞が乾燥し、これにより痛みが増したり、治療の進行が遅くなったりし得ます。
ほとんどの創傷治療や傷口のカバー用具は、創傷表面に潤いを―ただし過度に湿らせない範囲で―与えます。例えば、医療従事者は通常、擦り傷や小さな切り傷には局所抗生物質入りの軟膏を塗り、ガーゼや包帯でそれを覆います。
こうすることで、新しい皮膚やその他の細胞を生きたままにすることができるのです。また、汚れ、雑菌、および更なる傷から患部を守ることもでき、傷口を開いたままにするよりも快適に感じられることにもつながることでしょう。
しかし、ほとんどの医療に言えることですが、例外も存在します。ごく小さな切り傷や擦り傷の乾いたかさぶたは、そのままにしておいても構いません。また、かかとにできた褥瘡(じょくそう、いわゆる靴ずれ・床ずれのこと)も、多くの場合、乾くまでそのままにしておくことが可能です。
しかし、傷が深く見えたり、治りが悪かったり、または感染しているのではないかと心配だったりする場合は、医療専門家に診てもらうべきです。
―形成外科医クリスティ・カヴァリエMD(医師)
確かに、本当に小さい刺し傷や紙で指を切った程度の軽いものだと、キズパワーパッドは高価ということもありますが(笑)、特に湿潤療法の出番という感じもせず、普通の、従来のバンドエイドを貼るだけ、あるいはもう血が固まり次第そのまんま放置でも全然OKな気がしますね。
あとは、床ずれや靴ずれのようなグジュグジュしてそうな患部も、むしろそれ自体が湿潤状態であると言えますし、普通にガーゼをあてて、触れてしまうことによる痛みさえ抑えれば、そのまんま放置で良さそうに思えます(「思えます」というか、クリーブランド・クリニックが「それで良い」と言ってるんですけどね(笑))。
…という所で、記事本文中の「例外」という部分にリンクが張られており、また関連ネタがあったので、次回はそちらを見てみようかなと思います。
