前々回で取り上げたマシュマロに触れている所ですが、前回もまだ話の途中となっていました。
改めて、現在見ているのは、子育て観についてお尋ねいただいていた、こちらのマシュマロ#48ですね(↓)。
#48:2025年8月24日 1時ごろ

また、前回「次にお前は〇〇という……はッ!」というしょうもないネタとして取り上げさせていただいたマシュマロ#58にも関連するご質問があったので、こちらにも順に触れていきたいと思います。
#58:2025年8月30日 9時ごろ

早速続きに参りましょう。
まずは#48で具体的にお尋ねいただいていた各項目から順番に、「(子供を)海外で育てるのか」という点は……
本当に毎回そこから始まってしまって申し訳ないのですが、「お相手の方のお考え次第」というのが大前提としてあるので、そこが最優先事項であるという点を改めて強調させていただくとして…
…「それは分かったから、あなた自身の考えは?」という所に話を進めますと、これはやっぱり、
「幸い仕事や永住権もあるので、しばらくはアメリカで子育てをしてみるのもいい経験になる気がする」
というのが僕自身の考え(=僕と同じように、特にそこまで具体的な考えや希望がない方が相手だった場合、僕がまず提案してみること)です。
ちなみに周りにも、「両親は中国人」「父親はイスラエル人で母親は日本人」のような、いわゆる「二世」の人も同世代・下の世代(学生)に何人もいますけど、当たり前ですがアメリカで育ったらやっぱり英語ネイティブになります。
とはいえ、両親ともに非ネイティブである場合、親同士は母国語で話すことも多く、
「ある程度の会話は中国語も普通に分かるよ、でも文字はほぼ読めないけど」
という感じであることがとても多く、例えば知り合いのその人は、日常会話であれば、中国語ネイティブの中国人と中国語で会話も可能ではある感じでしたが、やはりご本人は完全に英語が母語だと言っていました。
(また、「片方の親だけが日本人」のような場合、「コニチワ~」「イタダキマァスゥ」みたいな、完全に「日本語の単語を習ったことのある外国人」レベルであることがほとんどに思います。)
これ、ちょっとネガティブアピールになっちゃうのであんまり書きづらいんですけど、正直、
「親子で母国語が違うのはどうなんだろう、ちょっと寂しいような気もするかも…」
とは思えるかもしれません。
とはいえ、↑の例で挙げていた中国系アメリカ人の方なんかは親子関係も本当に全く問題なく、めちゃくちゃ強く真っ直ぐ育っていて、親側の人もその息子さんを大切にして、非常にいい関係で接していたので、愛情があれば言葉の壁はどうとでもなるんじゃないかな、という気もしています。
(以前書いていた、「言葉の壁を越えてまで外国人を好きになることはない」と書いていたのと矛盾するようですけど、これはちょっと違うので(既に家族であるのとそうでないのとで)、そこは普通に両立する話だと思います。)
他にも、ちょうど以前、ブログ超最初期に書いていたこともあった(↓)、東南アジア出身の学生カップルが身近にいて……
「幼稚園に入って3日後には、私たちより英語上手くなってた(笑)」と言っていたということも↑の記事冒頭で書いていましたが、他にも、
「パパ、その発音何か変だよ!www 正しくはこう!」
と子供が英語の先生にもなってくれるなんてことを言ってましたし、きっと得意な言葉が違うからこそ生まれるコミュニケーションもあって、それも本当に面白いこと(そして子供の成長にとってもすごく良いこと)なんじゃないかな、なんて気がしています。
ということで、それがいいのか悪いのかは誰にも分からないといいますか、子供次第な面もあると思いますけど、僕は、経験として海外で子育てしてみるのも面白いんじゃないかな、と気楽に考えている次第です。
続いての、「育児分担の具体的な割合」については…
これも、「口だけなら何とでも言えますわなぁ」と思われて終わりなので声高にアピールするのもアレなんですけど、僕は、父親として自分にできることは全てやる・仕事以外の全てを捧げるつもりでいます。
「捧げる」とか書くと無理してやってるようなイメージになるかもしれませんが、僕は子育てがもうとにかく楽しみでしょうがないので、
「ちょっと、パパばっかりベビーちゃんと仲良くしてズルいよ!」
とお相手の方に言われるかもしれないぐらい(まぁミルク(母乳)の世話とかは男にはできませんし、そんなことが発生するわけはありませんが(笑))、むしろ首を突っ込みすぎなぐらいに、愛する子の面倒を見続けたいと思っているほどです。
一応、本当にマメな男であるのは、この何ともネチっこい長文ブログが証明しているようにも思えるので(笑)、その辺はご信頼いただけることを期待しています。
そして#48さんのご質問ラスト「発達障害への考え方」ですが……
これはやっぱり、経験したことのない当事者が軽々しく言える話ではないようにも思えるものの……
前回の記事では、「自分が受験では完全なる成功者だからこそ、子供の受験や学歴にはこだわらない」という、論理的なつながりがよく分かんないことも書いてましたが、お勉強に限らず精神的な成熟という点に関しても、僕はもう完全にその子の好きなように、思うように育つサポートができたらいいなと思っています。
もちろん、もし明白に何らかの障害を抱えていると判断された場合は、自分なりにしっかり調べて、親としてできるベストのことをしてあげたいというのも「サポート」という語に含めている感じです。
アメリカの発達障害児への対応は、まぁ僕は専門家でもないので詳しいことは分からないものの、以前、医療記事シリーズで「DSM-5」を見ていたことがありましたが(↓)…
やはりアメリカという国は、
「データをシステマチックに集め、分析し、それをマニュアル化することに極めて長けている」
という特徴があり、発達障害を含むあらゆる精神系疾患に関する判断・治療の基準は、世界中でこのDSM-5に準拠していると言えるので、現場レベルでもアメリカの対応は最先端なものであることが多く、頼りになるのではないかと考えています。
(もちろん、「システムは存在しているけれど、それへのアクセスが容易とは限らない」のも現実で、よく言われている「地方・田舎の州や低所得層は医療の恩恵に与れない」ということもあると思いますけど、そこは親の情報感度の高さでカバーしていきたい所ですね。)
そんな所で、以上、僕の子育て観をツラツラと書いてみましたが、他にも#58さんからは、「こういう結婚がしたい」「こういう家庭にしたい」というモデルや理想は?というものもお尋ねいただいていました。
「理想の結婚・モデル例」については、あんまり他所の結婚事情というかカップル事情なんて知らないのでなかなか挙げようもないのですが……
…うーん、僕は、尻に敷かれるのが好き……とまでは言わないものの、末っ子として、また親戚一同を見回しても自分が一番年下だったし、近所でも仲良く遊びに混ぜてもらうグループではなぜか基本一番下っ端であることが多かった(まぁ姉に連れられて…ってことが多かったからだと思いますが)のが理由かは分かりませんけど、持ち上げられたり立てられたりするよりも、とにかく雑に下に扱われる方が本当に居心地がいいと感じるタイプなので……
僕の理想の構図としては、
- 夫(自分)が妻を溺愛し、常に尻を追い続けながら崇拝しているような感じで、一方、妻はそんな尻尾振ってくる夫に半ば呆れて、普段はもう軽くあしらうように雑に扱っているけれど、内心ではよくできる夫を本当に尊敬しており、いざという時には心底頼りにしている…という、そんなカップル
…と、やけに具体的すぎて何かキモすぎる妄想かもしれませんが(笑)、そんな感じの、
「普段は常に夫が妻を立てている、でも本当に大事な場面では力強くリードし、家族を引っ張ってあげられる」
みたいな、まぁ「そういう結婚が理想」というより、「そんな夫でありたいなと思っている」ってのが近いかもしれないですね…!
最後、「理想の家族」については、これはまぁ、僕は自分の家族が本当に好きでしたし(いや過去形なのは「今はそうじゃない」ということではなく(笑)、「両親・姉と一緒に育つことができて、本当に良かった」という意味ですね)、
「自分が生まれ育った、僕自身の家族みたいな家庭が作れたら最高です」
という、まぁカッコつけた優等生発言にも程がありますが、それがパッと浮かんだ本音なので、そんな感じで〆とさせていただきましょう。
なので、四十路超えおっさんが言うのは無謀なのかもしれませんが、子供はやっぱり複数人いて、兄弟姉妹でワイワイできる家庭を築けたらいいなぁ、と思っている感じですね。
それでは次回はまた次のマシュマロを見ていこうと思います。