ノロウイルスなどの感染症の話から生乳の話になり、主にそこで取り上げられていた食品・栄養に関する小ネタを見ていくシリーズとして、前回は「アイスクリームの代わりに食べるものとして何がベストか?」という話を取り上げていました。
まぁ前回の記事内でも「何だったんだこの記事は…」とか書いていた通り、「ベストな代用食」というタイトルだった割に何がベストかの明記は一言もなく、「結局好きなの食べればいいって話でしかないじゃん(笑)」と思えてしまいましたが、アイス記事がもう一つ目に付いたので、今回も初夏にピッタリなアイス記事としゃれこみましょう…こちら、ヘルシーアイスについて(↓)!
…まぁこれも、「いやヘルシーアイスクリームってなんだよ、そんなもん見たことも聞いたこともないっすけど(笑)」としか思えない謎の記事ではあるんですが、アメリカではそういうものが売られているのかもしれません。
無糖のアイスとかがあればまぁ他よりは健康的に思えますけど、そういえば無糖のアイスって(僕が知らないだけかもしれませんが)見かけないですね。
よく分かりませんが、どんなものが出てくるのか、早速記事に参りましょう。
「ヘルシー」アイスクリームは本当にヘルシーなの?(Are ‘Healthy’ Ice Creams Really Healthy?)
アイスクリームの種類によっては他よりヘルシーなものもあるかもしれませんが、だからといって健康的な食品とは言えません
最近、スーパーのアイスクリーム冷凍棚が変わったような気がします。確かに、今でも魅惑的なこってり味の選択肢は存在しています。しかし、今やもう…そう、ほとんど健康食品に見えるようなフローズン・スイーツもありますよね。より良いアイスクリームを目指す市場は、低糖質、高タンパク質、さらには乳製品不使用のものまで用意し、欲求を満たしてくれます。しかし、こういった「ヘルシー」アイスクリームは、実際に体に良いのでしょうか?あるいは、ダイエットに役立つのでしょうか?
登録栄養士のジュリア・ズンパノRD/LD(登録栄養士/管理栄養士)によるスクープを伺いましょう。
アイスクリームはヘルシーになり得るの?
アイスクリームはどんな形であれ、健康食品というわけではありません―しかしだからといって、常に不健康というわけでもありません、とズンパノ栄養士がおっしゃっています。(うまいこと全パターンをカバーできていますよね?)
明らかな点から始めましょう: 果物や野菜、そして全粒穀物といったヘルシーなメニューとアイスクリームを混同している人はいません。お椀一杯のアイスクリームを毎日食べることは、どんな種類であれ、健康改善になることはないでしょう。
しかし、よりシンプルで自然な材料から作られたアイスクリームを選べば―これについては後ほどもう少し詳しく―少しは不健康でなくなります。
しかし、それでもヘルシーアイスクリームが「健康食品」のカテゴリーに入るわけではありません。(ごめんなさい!)
「よりヘルシー」なアイスクリームの選択肢
(※ここにはヘルシーアイスに関するポッドキャスト動画が貼られていましたが、恐らく記事本文とほぼ同じ内容でしかないため、動画は省略します。)
プレミアムアイスクリームや普通のアイスクリームは、カロリー、飽和脂肪酸、そして砂糖の含有量が多いことで知られています。それは、クリーミーで甘く美味しいことの代償なのです。
しかし、体重を気にするためであれ、特定の栄養ニーズを満たすためであれ、その対価を下げたい方のための選択肢が冷凍コーナーには存在しています。
ズンパノ栄養士と一緒に、そのいくつかを覗いてみましょう。
低脂肪、低カロリーのアイスクリーム
メーカーは、アイスクリームのカロリーや脂肪分、糖分を下げるための魔法を使うことはありません。その代わり、人工甘味料(糖アルコールなど)に頼って、期待通りの美味しさを実現することが多いです。
しかし、心臓発作や脳卒中のリスクを高めると言われている一般的な砂糖の代用品であるエリスリトールのように、人工甘味料の健康への影響に関する懸念が高まっています。
また、人工甘味料は体内で消化しきれないため、胃腸障害を引き起こす可能性もあります。これは、感受性の高い方の場合、腹部膨満感、ガス、および下痢のようなお腹のトラブルにつながり得る現実なのです。
結論は?「人工甘味料は、特に大量に摂取した場合、体に良くないという証拠が存在しています」と語るのはズンパノ栄養士。
そして、こういった低カロリーの選択肢にもなおカロリーがあることも忘れないようにしてください。多くの場合、1食あたりのカロリーは普通のアイスクリームよりそれほど低いわけではありません。なので、分量に気を付けるようにしましょう。
タンパク質リッチなアイスクリーム
近年、タンパク質の摂取量を増やすことは、多くの人々のダイエットにおける強迫観念となっています。アイスクリームメーカーもそれに応え、タンパク質を多く含む製品を増やしています。追加されたタンパク質にはいくつかの利点があります、とズンパノ栄養士が付記しています。
「タンパク質はブドウ糖が血液に入るスピードを遅くするので、血糖値を安定させるという観点からも役立つものですね」とズンパノ栄養士が説明しています。
タンパク質が多い食べ物は、お腹にも少し負担がかかるので、満腹感を早く感じることができます。アイスクリームサンデーの大きさを制限するための、自然な方法として考慮してみてください。(「満腹を感じれば、消費量は少なくなるはずですよね」とズンパノ栄養士が付け加えています。)
しかし、タンパク質強化アイスクリームのメリットは、それがダイエットの主食になることを意味するものではありません。
「アイスクリームを食べるのであれば、せめてタンパク質入りのものを選べば、少しは意味があります」とズンパノ栄養士が話しています。「しかし、メインのタンパク源としてアイスクリームに頼ることはお勧めしません。」
プロバイオティクス・アイスクリーム
タンパク質強化アイスクリームのように、プロバイオティクスを添加したアイスクリームも、「より健康的な」食品を求める消費者の要望に応えるために登場しています。プロバイオティクスの効能を考えれば、潜在的なメリットも存在します。
しかし、体を活性化させるこういった微生物の主な供給源としてアイスクリームをあてにしてはいけません、とズンパノ栄養士が警告しています。「ヨーグルトや、自然に存在するプロバイオティクスを含む他の食品を食べた方が間違いなく良いです」とズンパノ栄養士が語っています。
乳製品フリーのアイスクリーム
一般的に、ココナッツミルク、アーモンドミルク、豆乳などを使った乳製品不使用のアイスクリームは、牛乳を使ったアイスクリームと同程度のカロリー、脂肪分、および糖分を含んでいます。
しかし、乳製品不使用のアイスクリームなら、乳糖不耐症の方やビーガンの方、またはその他の理由で乳製品を避けている方でも食べられるおやつになることでしょう。
アイスクリームをよりヘルシーに食べる4つの方法
アイスクリームが食べたくなると、誰もが叫びますよね?(※アイスクリームとスクリーム(叫ぶ)をかけた、つまんないシャレですね(笑))そこで、アイスクリームを楽しむと同時に、健康的な選択をしている自分を褒めてあげられるよう、以下の4つのポイントを試してみてください:
- 分量コントロール。アイスクリームの1人前は、通常カップ半分で、伝統的なアイス・スクープ1杯分です。(ちなみに、1パイント(※約473 mL)の容器には4人前入っていることになります。)
- トッピングに気をつける。チョコレートソース、ホイップクリーム、キャンディビットのような伝統的なサンデーのトッピングは、ただでさえ贅沢なスイーツに大量のカロリーを追加することになりかねません。トッピングは最小限にとどめるか、フルーツやタンパク質たっぷりのナッツなど、栄養価の高いものを使いましょう。
- ラベルを読む。果糖ぶどう糖液糖や人工的な材料ではなく、シンプルな材料(牛乳、クリーム、砂糖)で出来ているものをお選びください。
- アイスクリームはご褒美にする。アイスクリームを毎日の定番メニューにするのは避けましょう。ズンパノ栄養士は、「アイスクリームは、毎食後に食べるものではなく、特別な日のご馳走と考えましょう」と語っています。
自分へのご褒美
どのように作られていようと、アイスクリームは健康食品の範疇には入りません―そしてそれで全く問題ないのです。
「どんなものであれ、アイスクリームはご馳走であり、嗜好品であるということを受け入れましょう」とズンパノ栄養士がおっしゃっています。「喜びを与えてくれる食べ物があってもいいのです―そして、その瞬間を感謝と楽しみを持って受け止めることが大切だと言えますよ。」
プロテイン強化アイスとかは、まぁ僕はアイス売り場に立ち入ることがないので見たことはありませんけど、確かに(特に筋トレ大好き国家アメリカなら)大量にありそうですね。
今回も何とも当たり前の話が多かった感じですが、あまり甘いことは言わず、しっかり「おやつであることを意識して、楽しむようにしましょう」と誤魔化さず語ってくれる真摯な態度は、流石ズンパノ栄養士でした。
では次回も目に付いた食品シリーズを進めていこうと思います。
