脚のむくみ(浮腫)について知っておくべきこと

傷にまつわる一連のお話は、前回のやや恐ろしい「治らないものを放置してはダメ」という記事で一通り終えていましたが、そこの、特に下肢潰瘍(かしかいよう)という話の所で、脚のむくみに関する独立記事のリンクが張られていました(↓)。

 

health.clevelandclinic.org

 

まぁよりキャッチ―なので「むくみ」と表現してみたものの、日常生活で「今日は疲れたからちょっと足がむくんじゃって…」…とかそういうレベルではなく、ここで取り上げられているのはいわば「浮腫」というぐらいの、医学的に重篤なものの話だと思うんですけど、英語だとどちらも「swell」と表せるものになっています。

 

…まぁ「どちらも表せる」というか、swellという語が「膨らみ、腫れる」という名詞・動詞で、そういう「大きくなる」全般を指す非常によく使われる語なだけで…

(他にも「増水する」とか「土地が隆起している」のように液体にも固体にも使われるし、「いばる・尊大になる」とか「粋な・素晴らしい」といった、概念的なものでポジティブにもネガティブにも使われ得る、まさに万能語ですね)

…より正確な医学用語としては、「浮腫」はedemaという、「…枝豆?」と一瞬空目しそうなのが(笑)、よりお堅い場面に相応しい正式な単語が他にもある感じですね(一方、「むくみ」は、より日常語的なニュアンスなので、こちらはまさにswellと表される感じだといえましょう)。

 

なので、「swelling in your legs」とみたら、何となく「脚のむくみ」というのがまず頭に浮かんでくるようにも思えるものの、まぁそんな細かいちょっとした言葉の違いはどうでもよく(こんだけ長々と語っておいて何ですが(笑))、今回の記事はより深刻な症状としてのswell=腫れについて語られている記事のようだということで、あまり縁がある人は多くなさそうなためあまり面白いネタでもなさそうではあるものの、例によって参考までに目を通させていただこうかと思います。

 

脚の腫れについて知っておくべきこと(What You Should Know About Swelling in Your Legs)

かかりつけ医が考慮するかもしれない要因のいくつかがこちら

 


足や脚に腫れを感じた場合は、必ずかかりつけ医に伝えるべきです。腫れ、あるいは浮腫は多くの原因によって起こる可能性があり、その原因が何かを理解しようとすることが肝心です。

「脚に赤み、水ぶくれ、または腫れが見られ、それが悪化している場合には、絶対に医師に診てもらう必要があります」と血管内科専門医のジョン・バートロミューMD(医師)がおっしゃっています。

医師と話す際には、腫れが良くなったり悪くなったりする要因に気付いたかどうかも伝えるようにしてみてください。担当医は、その腫れがどのくらい続いているのか、そして腫れのパターンに変化があったかどうかを知りたがることでしょう。

 

原因を探る

一部の患者さんは腫れを評価するために血管内科専門医に紹介されます。初診時には、医師は探偵のようなアプローチで原因を突き止めようとしてくることでしょう。

「まずは、患者さんの病歴について多くの質問をします」とバートロミュー医師が話しています。「心臓の問題、腎臓の問題、肝臓もしくは甲状腺の問題はありますか?関節炎は?腫れは片脚だけか、それとも両脚でしょうか?薬の影響は考えられませんか?腫れは痛みますか?」

脚の腫れに関連する一般的な薬には、一部の血圧の薬や鎮痛薬が含まれます。

「最近手術や入院をしたか、および旅行をしたかあるいは怪我をしたかどうかも尋ねられるかもしれません」とバートロミュー医師が語っています。

担当医が脚を診察し、腫れが1日の内でいつ悪化するか、何が引き金になっていそうか、そして何が緩和に役立っているかを尋ねてくることでしょう。腫れはどの位置にありますか?足やつま先にも影響しているのか、あるいは足首から始まっているでしょうか?脚のどこまで広がっていますか?1日の中で変化があるか、そして夜間には改善するでしょうか?

医師が尋ねる可能性のあるその他の質問はこちら:

睡眠: 夜にどのくらい寝ていますか?ベッドで寝ていますか?リクライニングチェアで寝る方もいますが、これは夜中に脚を高くして寝ていることには必ずしもならず、腫れの軽減にはなりません。8時間寝るとして、連続して寝られているか、あるいは途中で起きてテレビを見てからまた寝る形でしょうか?

活動レベル: 1日中コンピューターの前に座っていたり、脚を下ろした状態でテレビを見たりしていますか?歩くと息切れしますか?多くの方が年を取ると歩行に困難を感じ、部屋から部屋へちょっと歩くだけになってしまいます。これは、ふくらはぎの筋肉が使われず、脚から体液を押し上げるポンプ機能が働かなくなっていることを意味しています。

過体重ですか? 肥満は腫れを悪化させ、より座りがちな生活を強いやすくさせ得るもので、外出時にスクーターに乗ることにさえつながりかねません。

「スクーターを使い始めると、すぐに体重が増えてしまう方が多いのです」とバートロミュー医師が話しています。

塩分摂取量: 料理に自ら塩を加えてはいないかもしれませんが、多くの食品には非常に多くの塩分が含まれていることをご存知でしょうか。缶詰をよく食べますか?ケチャップはどうでしょう?ハムなどの加工肉は?ホットドッグは?ハンバーグの素やライス・ア・ロニ(箱入りのピラフ)は?これらはすべて塩分が多く含まれています。

薬の変更: 特に両脚に影響がある場合、一部の薬は腫れの原因となることがあり得ます。

ホルモン若い女性の場合、月経周期の特定の時期に腫れが出ることがありますか?

 

脚の腫れを治療する最善の方法は何?

脚の腫れにはいくつかの治療方法が存在します。担当医から最初に推奨されるのは、利尿剤、つまり水分排出の薬かもしれません。しかし、腫れの原因が体液の過剰ではない場合、これは最善の治療ではない可能性があります。

「多くの場合、圧迫療法、つまり弾性ストッキングの着用により、脚から体液を押し出すことが最も効果的な治療です」とバートロミュー医師が語っています。

別の選択肢として、リンパ浮腫の治療に用いられる、複合的除圧療法(CDT)という技術があります。これはマッサージにより体液を押し出しながら、運動と低圧の包帯装着とを組み合わせて行われるものです。これはマニュアル・リンパ・ドレナージとも呼ばれています。

肥満や関節炎などで足を引きずって歩く方もいますが、例えばこの場合、歩行時にふくらはぎの筋肉が体液を押し上げられないことがあるのです。こういった患者さんは、理学療法により、筋力強化と歩行の改善を図ることがあるかもしれません。

軽度の腫れの方の場合、治療をしないという選択をしたいこともあり得ることでしょう。例えば、一人暮らしの高齢者が、硬い弾性ストッキングを履くのに苦労するため、イライラするくらいならやめておこうと考えるような場合です。こうした方のために、ドナーと呼ばれる特別な装着補助具があり、これにより問題を克服することができるかもしれません。

「腫れが気にならなければ、治療せずそのままにしておいても構いませんが、悪化した場合にはまた来院するように伝えることになります」とバートロミュー医師がおっしゃっています。「しかし、腫れがあまりに酷くて靴が履けないというのであれば、弾性ストッキングを絶対に着用する必要がありますよ、と患者さんに指導しています。」

 

まぁやはり肥満のレベルが違うアメリカ特有の問題にも思えるといいますか、個人的にはあまり自分には関係ないことに思えてしまいましたけど、もしなってしまったら歩くのもままならなくなるということで、これは恐ろしいものと言えますね。

 

脚のむくみ・腫れなんて、完全な対策は不可能に思えるものの、やはり健康的な食生活や運動習慣を維持すればかなりなりにくくなるのも間違いないので、ヘルシーなライフスタイルを心がけたいものだと言えましょう。

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