それでは予告通り、前回の「ものもらいの治し方」記事でも取り上げられていた、「なぜものもらいを潰すべきではないのか?」という、いやまぁ言われなくても常識的にそりゃダメでしょ…と思える記事を見ていこうと思います(↓)。
ニキビやものもらいなど、赤や場合によっては白・黒などの膿が溜まってそうな出来物を潰してはいけないというのはもう小学生でも知ってる常識ですけど、ついついやりたくなってしまうというのもまた否定しがたい事実ではありますから、世界を代表する医療機関に「潰しちゃあきまへんでぇ~」と叱ってもらうといたしましょう(笑)。
ものもらいを潰してはいけない理由(Why You Shouldn’t Pop a Stye)
それをしてしまうと、酷い感染症を引き起こし、まぶたのみならず、角膜さえ傷つけてしまう可能性があります
あらら、ものもらいが出来ちゃいました。
どうやってものもらいが出来たのであろうと―もしかしたら汚れた手で目をこすったり、期限切れもしくは汚染された化粧品を使ったり、あるいはアイメイクを共有したりしたのかもしれません―今、まぶたの端に、痛くて赤い出来物が残されてしまっています。
「まぶたの脂腺に細菌が入り込むと、ものもらいが生じます。これが炎症を引き起こし、痛みを伴う出来物になってしまうのです」と家庭医のマシュー・ゴールドマンMD(医師)が説明しています。「麦粒腫とも呼ばれるものもらいは、一般的に黄色ブドウ球菌という特定の細菌によって引き起こされます。」
痛みや不快感だけでなく、その響き通り目障りなものでもあり、治すためにはどんなことでもやりたいと思うことでしょう。
では、ものもらいは潰すべきなのでしょうか?まぶたに沿った痂皮(かさぶた)のような症状を和らげるために、家庭でできる治療法は様々なものが存在します。
ゴールドマン医師が、なぜものもらいを破裂させることが良くないのか、そしてその代わりに何をすべきなのかを説明してくださいます。
ものもらいは潰していいの?
ものもらいを潰したいという誘惑に負けないでください、とゴールドマン医師が促しておいでです。
「潜在的なリスクや合併症の可能性があるので、自分でものもらいを押し潰したり破ろうとしたりすることは、避けた方がよいでしょう」とゴールドマン医師がおっしゃっています。
そして、これは望んでいた答ではないかもしれませんが、じっと我慢して、温湿布をあてるなど他の家庭療法を試せば、すぐに結果が出る可能性が高いです。
「適切なホームケアをすれば、ものもらいは通常1~2週間で治ります」とゴールドマン医師が語っています。「治るまでの正確な期間は、ものもらいの重症度や個人差によって異なります。」
ものもらいを潰すことによる潜在的なリスク
ものもらいは非常に一般的で、人種、性別、年齢を問わずあらゆる人に発症します―が、成人の方がこの詰まりが発生しやすいです。
しかし、ものもらいを潰してしまったらどうなるのでしょうか?ものもらいを破裂させたくなる誘惑はあるかもしれませんが、それには以下のような潜在的なリスクが伴います:
- 重度の感染症
- 色素沈着や瘢痕のような、まぶたへのダメージ
- 角膜の擦過傷
また、まぶたをこすったり、触ったりすることは控え、化粧やコンタクトレンズの着用も、ものもらいが治まるまでは避けましょう。
代わりにすべきこと
摘んで絞り出す、かつ/または破裂させるのではなく、症状を和らげ、治癒を促すために、以下の治療法をお試しください:
- 清潔な温湿布を患部のまぶたに少なくとも10~15分間、1日数回あてがう。こうすることで、痛みを和らげたり、ものもらいの排出を促したりする手助けとなります。
- マイルドソープやベビーシャンプーをぬるま湯で薄め、清潔な綿棒や手ぬぐいでまぶたをやさしく洗う。
- ものもらいが治るまで、コンタクトレンズやアイメイクの使用は避ける。
- 目に触れたり、治療薬を塗ったりする前に、石鹸と水で手をよく洗うようにする。
ものもらいが続き、霰粒腫(さんりゅうしゅ)と呼ばれる油腺の閉塞と炎症が原因による非感染性のしこりが形成される場合は、外科的な摘出を考慮すべきかもしれません。しかし、手術が必要になることはほとんどありません。
「家庭療法を行ってもものもらいが1~2週間以内に改善しない場合、極めて強い痛みを伴うもしくは視力に影響がある場合、再発を繰り返す場合、かつ/または発熱やその他気になる症状がある場合は、医療機関への受診を検討するようにしてください」とゴールドマン医師がアドバイスしています。
やっぱり同じ話の繰り返しでしたね(笑)。
例によってすこぶる時間のない日が続いており、関連ネタにかなり短めの記事が目に付きましたから、そちらも取り上げさせていただこうかなと予定します。
