目の健康に関する話も本当にそろそろ出尽くした形なのですが、こちらは確かこれまでの記事でリンクを張られていたというわけではなく、視覚・視力以外にも何かないだろうかと思ってhealth essentials記事を「eye」でタグ検索したら出てきたものだった記憶がありますけど、関連記事としてせっかくなのでこちらも見てみるといたしましょう、ズバリ、目のクマについて!(↓)
「パフィー・アイズ」は「腫れぼったい目・むくんだ目」という意味で、目のクマは「アイ・バッグ」と、英語だと「bag=袋」として表現されるもののようですが、まぁやっぱりこういうネタは美容系の記事の方が強いのかなという気もするといいますか、臨床医学的な真面目な記事だと(いや、美容系が不真面目と言いたいわけではないんですけど、科学的な裏付けがきちんと取れているものがメインのお堅い記事だとやっぱり)一般的というか基本的すぎてあまり効果的ではない、概説すぎて漠然とした話になることが多そうな気もするものの、何か役に立つことはあるかもしれません。
そんなわけで今回も早速、世界最高峰医療機関の誉れ高いクリーブランド・クリニックによるクマ除去のまとめ記事を参考にさせていただこうと思います。
腫れぼったい目?クマの取り除き方(Puffy Eyes? How To Get Rid of Eye BagsHow To Get Rid of Eye Bags)
冷湿布をし、抗ヒスタミン点眼薬を使用し、塩分を控えることが、腫れを抑える役に立ちます
目がむくんだり腫れぼったくなったりすることはありませんか?目の周りの薄い層に液体が溜まると、目やまぶたが腫れることがあります。一般的に「目の下のクマ」として知られるこれは、目の下に濃い色の丸い形として現れることがあるものです。しかし、クマはどのような場合に心配になるものなのでしょうか?
典型的には、上まぶたや下まぶたの腫れは単なる不快な状態なだけで、1日以内に自然に治まります。しかし、腫れが長く続く場合は、何らかの問題が急速に目へのダメージを与える可能性があるため、治療することが重要です。
「腫れが24~48時間以上続く場合は、失明するような重症になる可能性がありますから、眼科の専門医に診てもらうべきです」と眼科医のアナプルナ・シンMD(医師)が語っています。
シン医師と皮膚医学専門のローレン・ザンボルスキーCNP(認定診療看護師)が、腫れぼったい目の原因となるものと、目のクマを取り除く方法について説明してくださいます。
何が目のクマを引き起こすの?目の下にクマができる原因は何なのでしょうか?これには沢山の可能性があります: 昨夜、十分な睡眠が取れなかったのでは?ストレスを感じていませんか?水分不足?これらはすべて、目が腫れぼったく見える一般的な原因です。
また、年齢を重ねるにつれて目の周りの皮膚や筋肉のハリが失われる傾向があるため、目の下のクマがより頻繁に発生するようになってしまう傾向があります。涙を流した後も、普段よりむくみが目立つかもしれません。そして場合によっては、遺伝が、家系に伝わる目の下のクマを引き起こしているかもしれません(ありがとう、ママ)。
しかし、目やまぶたが腫れる理由は、以下の通り他にもいくつか存在します:
- アレルギー: これは一般的な問題で、治療も最も簡単です。花粉症によるもの、あるいは食べ物、化学物質もしくはその他の刺激物に対する反応によるものがあり得ます。
- 結膜炎: ピンクアイとしても知られるこの感染症は、風邪やインフルエンザの季節によく見られます。ウイルス、細菌、アレルゲン、またはその他の刺激物によって起こることが多いです。
- ものもらい: まつ毛の毛包や涙腺の感染症で、まぶたの端に圧痛を伴う赤い出来物ができます。
- 霰粒腫(さんりゅうしゅ): ものもらいに似ている霰粒腫は、まぶたにできる無害な小さな出来物です。油腺の詰まりが霰粒腫の原因です。
- 眼窩蜂巣織炎(がんかほうそうしきえん): 副鼻腔から広がるこの炎症は、大人よりも子供に多く見られます。まぶたや目の周りの皮膚が赤く腫れ、痛みを伴います。
- 外傷: 鈍く強い力が加わると、眼球が圧迫されて引っ込み、損傷部位の下に血液が集まります。これがしばしば、腫れや変色を引き起こします。
- バセドウ病: 甲状腺眼症としても知られるバセドウ病は、目に炎症を起こす自己免疫疾患です。甲状腺の問題と関連しています。
- 腎臓機能障害: 腎不全とも呼ばれ、片方または両方の腎臓が機能しなくなる病気です。シン医師によると、腎臓から尿中にタンパク質が大量に漏れ出ている場合も、目の腫れの原因になるそうです。
むくんだ目を解消する方法
睡眠を取ってもまだ目のクマやむくみがある場合、ザンボルスキー看護師とシン医師は、一時的にクマを縮小させるための家庭療法として、以下を提案しています:
冷たい水ですすぐ
目の腫れが分泌物を伴っている場合は、水ですすいでみましょう。冷たい水の方が、アレルギーをより和らげてくれます。
冷湿布を使う
横になり、水で濡らした布巾を目の上に数分間置いてみてください。アイスパックや、冷凍野菜をタオルで包んだものを使うのでも良いですね。クマを抑えるのに役立つその他の冷たいものは?冷やしたキュウリのスライス、冷やしたティーバッグ、あるいは冷たいスプーンなんかも使えます。
抗ヒスタミン剤入りの目薬を試す
抗ヒスタミン系の目薬を使ってみましょう―ただし、アレルギーがある場合に限ります。ステロイド目薬に関しては、不用意に使用せず、処方されたものだけを使用するようシン医師が警告しています。
「ステロイド目薬は、アレルギーの時にはとてもよく効きます; ただし、他の症状に使用すると、かえって害を及ぼし、失明することもあり得ます」とシン医師が警告しています。「必ず、最初に医師に確認するようにしてください。」
専用のクリームを塗る
目元用に作られたスキンケア製品の中には、カフェインやレチノールなど、クマを抑える成分が含まれているものがあり得ます。では、痔クリームを使ってみるのはどうなのでしょうか?
ほとんどの痔クリームには、ヒドロコルチゾンやフェニレフリンと呼ばれる薬が含まれています。ヒドロコルチゾンは外用ステロイドで、赤みや腫れを抑えます。フェニレフリンは血管収縮剤で、腫れを抑えます。
「こういった製品は一時的な緩和をもたらしてくれるかもしれませんが、長期的な使用はお勧めしません」とザンボルスキー看護師が強調しています。「例えば、ヒドロコルチゾンは長期間使用すると、皮膚が薄くなったり、変色したりする場合があります。フェニレフリンは塗布時にアレルギー反応を起こす可能性があり、現在服用している薬と相互作用する可能性もあります。両製品とも、塗布時に灼熱感を引き起こし、不快感を与えることもあり得るものです。」
目に使う刺激の強い製品は避ける
マスカラ、アイシャドウ、アイクリームといった目元用化粧品には、香料や色素が使われていることがあり、目やその周りの皮膚を刺激する可能性があります。
コンタクトをはずす
コンタクトレンズを使用している場合、目やまぶたが腫れたら、すぐにはずすようにしましょう。
塩分を控える
塩分は体内の水分を保持しますから、むくみの原因となり得ます。そのため、食べているものを見直し、塩分の高い食品は制限するようにしましょう。
禁煙する
喫煙が体に悪い理由は沢山あります。しかし、目のむくみに関して言えば、喫煙はコラーゲンの減少を招き、これにより目の周りの皮膚が薄くなってしまいます。
睡眠をしっかり
夜遅くまで何かに熱中してしまうと、翌朝、目の下が腫れぼったく見えるかもしれません。一晩に十分な量―大体7~9時間―の睡眠摂取を目指しましょう。
また、寝ている間に体液が溜まりにくくなるように、枕をもう1つ追加して頭を少し高くして寝るとよいかもしれません。
目のむくみを解消するための医療的選択肢
目のむくみやクマを目立たなくするのに役立つ医学的治療法がいくつか存在します:
- 皮膚充填剤(フィラー): この非外科的な美容施術は、様々な物質を注射することで、シワを伸ばし、ボリュームを出し、クマを薄くします。
- レーザー皮膚リサーフェシング: レーザーでコラーゲンの成長を促し、より滑らかでハリのある肌を実現します。
- ケミカルピーリング: 薬液を使って皮膚の層を取り除きます。小じわや肌の色むらを改善します。
- 下眼瞼リフト: 眼瞼(まぶた)形成術として知られるこの施術は、通常、余分な皮膚、筋肉、および脂肪組織を取り除くことが行われます。
目のむくみを一生消しちゃうことはできないの?
短い答は?いいえ、特に家庭療法を使う場合は不可能です。これらの方法は一時的にクマを減らすものとなっています。しかし、医学的治療の中には、目の下のクマを完全に取り除けるものもあるかもしれません。
結論は?
鏡に映る自分の目が、腫れぼったいことに気付くのはよくあることです。睡眠不足、ストレス、または水分不足が原因で起こることもありますが、腫れが24~48時間以上続き、以下のような症状に気付いた場合は、直ちに眼科医に連絡しましょう:
- 目の痛み
- 視界のぼやけ、目のかすみ
- 視力の低下
- アレルギー反応
- 浮遊物が見える
- 目の中に何かが詰まっているような感覚
「目のむくみが気になる場合は、迷わず医療専門家にご相談くださいね」とザンボルスキー看護師がアドバイスしています。
「お堅い医療機関の記事は~」とか最初に抜かしていたものの、案外流行りのチャラそうな美容医療的なネタも触れられていましたね(笑)。
これは逆にいえば、フィラーやピーリングやリサーフェシングなんかは、もう立派な医療行為としてのお墨付きを得ていると言える感じでしょうか。
とはいえ「睡眠をしっかり」とか「塩分控えめに」とか、まぁそりゃそうだけどそれを気を付けても別にクマができちゃうこともあるよね、と思える話が基本だったようにも思えてしまいましたけど、しかし、「冷やす方が良い」というのは間違いないようですし、案外どっちにすればいいのか分からないものですから、目のクマ・むくみには冷やすのが効果的だということを覚えておくだけでも役に立つことがあるかもしれませんね。
僕は幸いクマが気になることは全くないのですが、年齢を重ねるとともに目立つようになるのは必定とも言えますし、今回の話を頭に入れておこうと思います。
