引き続き目に関するあれこれ四方山話を見て行くシリーズとして、今回は、リンクを開いてみたら医療用語解説系にあたる、長ったらしいことの多いHEALTH LIBRARY記事にしては思いの外短かった、というただそれだけの理由で(笑)、そもそもの視力、特にアメリカ式の視力はどうやって測っているものなのかということが説明されていそうな記事を見てみようかと思います(↓)。
こないだから何度も出ている20/20という視力表記ですが、僕は当初「両目とも20ってことで、これがアメリカでの正常な視力ってことなのかな」と思い、注意書きにも
「(※正常視力、日本でいう1.0やそれ以上)」
と書いていたのですが、どうやら定義は全然違うもので、そもそも日本の「1.0」ってのも何を意味する数字なのかよく分かってなかったわけですけど(笑)、この20/20というのはズバリ、普通に分数を意味しているものであり、当然記事で説明があると思いますが、
「正常な視力なら20フィートの距離から見える物質が、20フィートの距離から見える」
ということを意味しているもので、例えば他の視力だと、
「正常な視力なら20フィートの距離から見える物質が、正常な視力で40フィートの距離まで離れたのと同じように見えてしまう」
ものを20/40と表すんだそうで、そこまで聞いたら、
「あぁただの分数なのか!つまり、20/40ってのは0.5で、日本は小数で表してるだけであって、多分言ってることは同じなんだね」
と気付き、20/20の説明は「日本でいう1.0のこと」という但し書きにしれっと変えておきました(笑)。
(とはいえ実は確認していないので、日本の視力の定義はもしかしたら違う可能性もあるんですけどね。でもフィートではないにせよ、直感とも合っていますし、恐らくそういうことなのでしょう。)
まぁそれさえ知っておけばもう知る必要のある話なんて特になそうですが(笑)、せっかくなので視力記事を見ていくといたしましょう。
20/20の視力(20/20 Vision)
視力が20/20であるということは、物が通常の明瞭さと鮮明さで見えている状態のことを指します。もし20/20の視力がなくても、多くの場合、眼鏡やコンタクトレンズといった矯正手段で、同じようなクリアさで世界を見ることができます。
(※各手法は、後ほど出てくるので日本語はそちらをご参照ください。)
20/20の視力って何?
20/20の視力は「正常な」視力です。対象物から20フィート離れたときの視力の明瞭さ、または鮮明さの尺度です。眼科専門医はこれを視力(※日本語だと特に違いもありませんが、英語だとvisual acuityと、若干専門用語が使われています)と呼んでいます。20/20の視力があるということは、視力が標準的であるということであり―視力が最高であるということではありません。また、20/20の視力は「普通」の視力と考えられていますが、眼鏡やコンタクトレンズ、あるいは眼科手術なしで20/20の視力を持つ人は、世界でもわずか35%にすぎません。
視力検査を受けるとき、最初の数字は対象物との距離となっています。視力検査では、この数字は常に20になります。この検査では、対象物から20フィート(約6.1メートル)離れた所に立つことになるからです。2つ目の数字は、正常な視力を持つ人が、あなたと同じ明瞭さと鮮明さとで対象物を見るには、どれくらいの距離が必要かを示しています。
例えば、視力が20/15であれば、20フィート離れた対象物が、多くの正常な人が15フィート離れた場所に立ったときと同じくらいはっきりと見えるということになります。つまり、この視力は普通より良いということですね。視力20/40の場合は、20フィート先のものが、正常な視力の人にとっては40フィート先にあるものと同じように見えます。これは、対象物により近付かないと見えないとういことですから、視力が通常より悪いことを意味しています。矯正レンズなしで20/20以下の視力しかない場合、物をよりはっきりと見ることを可能にしてくれる多くの選択肢が存在しています。
メートル法を使う世界では、20/20の視力は6/6視力と呼ばれています。これは、20フィートではなく、6メートル先のものをはっきり見る能力を測定しているためです。
視力に関して重要なのは、20/20の視力だけなの?
20/20の視力があることは、世界をはっきりと見るために重要ですが、視覚に関する他の部分も重要です。それには以下が含まれます:
- 色覚
- 奥行き知覚や立体視に必要な目の配置
- 低照度または夜間視力
- 周辺視野
なぜ良い視力を持つことが重要なの?
視力が良いことは、安全のために重要です。また、仕事や社会活動、趣味などを行う上で役に立つといった、生活の質(QOL)にも大きく影響します。視力が良いということは、メガネやコンタクトを使用していても成り立ちます。大切なのは、周囲の環境や人々と交流するのに十分なほど―矯正の有無にかかわらず―はっきりと見えることなのです。
視力は、鋭い角を丸くしてくれるだけではありません。視力は、日常生活に支障をきたさないよう、頭を鋭く保つのにも役立つのです。料理のレシピ、薬や掃除用具の説明書、運転中の道路標識などを読むことなんかに役立ちますね。
20/20の視力があるかどうかは、どんな検査で判定されるの?
眼科専門医が、眼科検査によって視力をチェックすることになります。通常、眼科検査の異なるタイミングで、以下を含む複数の方法が使用されます:
- 視力検査(Visual acuity test)。この検査では、チャート(スネレン視標と呼ばれます)から文字を読み取ります。文字の代わりに図形を使用するバージョンもあります。
- 網膜鏡検査(Retinoscopy)。この検査では、様々な異なるレンズを使って視力を検査し、最もよく見えるレンズを探します。
- 自動屈折計(Autorefraction)。この検査では、機械(野原にある家や、平らで長い道の先にある熱気球のような画像)を覗き込みます。機械が自動的に度数を測定してくれます。
なぜ視力が20/20にならない可能性があるの?
視力が20/20以下になる最も一般的な原因は、屈折異常です。屈折異常とは、目の形に問題があり、視界がぼやけて見えることで、以下が含まれます:
- 遠視
- 近視
- 老眼(加齢に伴う、近くのものに焦点を合わせる能力の低下)
- 乱視
以下を含むその他の目の状態も、見え方に影響を及ぼすことがあり得ます:
また―あまり一般的ではありませんが―可能性としては、視力が通常より良いこともあります。
低視力はどう治療するの?
屈折異常がある場合、多くの視力矯正治療が利用可能です。この治療法は、視力をできるだけ20/20に近付けるために行われます。これには以下が含まれます:
- 眼鏡
- コンタクトレンズ
- 視力矯正手術
その他の疾患では、眼鏡やコンタクトに加えて、外科的または内科的治療が必要になる場合があります。それを行った後でさえも、視力が20/20にならないことがあるかもしれません。
視力が20/20以下になるリスクを下げることはできる?
目の健康を維持し、視力低下のリスクを減らすためにできることがいくつか存在します。これには以下が含まれます:
- 1~2年に一度、定期的に眼科検診を受ける(眼鏡やコンタクトを使用していなくても)。
- 目の怪我を防ぐために眼の保護具を着用し、紫外線が目に与える影響を抑えるためにサングラスを使用する。
- タバコやニコチン製品を使用している場合は、禁煙についてかかりつけの医師に相談する。
- 適切な栄養を摂る(目が正常に働くためには、いくつかのビタミンとミネラルが必要です)。
- 健康的な体重を維持する。
- 雑菌や感染源が目に広がるのを防ぐため、手を洗う。
- コンタクトレンズを使用している場合は、処方されたケア方法と、交換および着用スケジュールに従う。
- 目の症状や視力の変化、特に突然起こったものを無視しない。
- 慢性疾患(糖尿病など)を管理し、目への悪影響を抑える、または防ぐ。
- 必要に応じて目を休ませる(特に、近くにピントを合わせることが多かったり、コンピューターの画面を頻繁に見たりする場合)。20-20-20ルール(20分ごとに20秒の休憩をとり、少なくとも20フィート離れたものを見る)に従ってみましょう。
クリーブランド・クリニックからのメモ
目は、視力検査の点数に関係なく、周りの世界を見るための窓です。目をケアすることは大切です。そうすることで、視力低下のリスクを減らすことになりますよ。
正直、徹頭徹尾、「そんなの幼稚園児ですら、言われずとも理解してない?」と思えることばかりでしたが(「なぜ良い視力が重要なの?」って、そんな疑問持つヤツがこの世にいてたまるかよ(笑))、まぁ当たり前だからこそ気付かないものってもの世の中にあって、「物が見える」ってのはその筆頭なのかもしれません。
視力検査法でイラストでも紹介されていた3つは、眼鏡を作ったことがある方ならマジでおなじみのアレですね(笑)。
「気球の絵は、日本の企業が作っている」というのもインターネットではかなり有名な話ですが(ニデック社ですね↓)…
…あぁ、2番目に挙げられていたレンズをカシャカシャ変えていくやつはともかく、こちらは恐らく裸眼の方でもおなじみで、世界中誰もが知っている凄い画像だと言えるかもしれませんね(笑)。
…と、何気にもうちょい触れても良さそうな短い記事が目に付いたので、もうちょびっつだけ目のネタを続けさせていただこうかと思います。
