飛蚊症について知っておこう

そろそろ目の話も終わりが…と言い続けて既に結構経ってますが(笑)、前回の割とどうでもいい「検眼医・眼科医の違い」記事…ではなく以前のどっかの記事で開いてあったリンクかもしれませんが、目の中にホコリみたいなアメーバみたいなウネウネが浮かび続ける症状、いわゆる「飛蚊症(ひぶんしょう)」というものが、これは実は僕も長いこと抱えている症状であり、どんなまとめになっているのか気になったので、医療用語解説系にあたるHEALTH LIBRARY記事で結構長めではあるんですけど、せっかくなので最後こちらだけ目を通してみようかなと思います(↓)。

 

my.clevelandclinic.org

 

しかし、「飛蚊症って、どっかで触れたことあったか…?」と思ってブログ内検索してみたら、クリーブランド・クリニックの記事を読んでお茶を濁し続けるシリーズの遥か前、生命科学ネタを適当に見ていた頃に、以下の目についてまとめていた記事の中で、「幼い頃から実は…」という話も含め、やっぱり既に触れたことがありましたね(↓)。

 

con-cats.hatenablog.com

 

ここでも軽く見ていたわけですが、やはり世界最高峰の医療機関であるクリーブランド・クリニックがどのようにまとめてくれているのかも気になるので、今回も丸っと目を通していこうと思います。

 

眼球浮遊物(飛蚊症)(Eye Floaters (Myodesopsias))

飛蚊症は、硝子体(液体)の厚さが変化することで起こるものです。これにより、のたくった感じの線や糸が視界に現れるようになります。飛蚊症は通常、年を取るにつれて発生するもので、治療の必要はないかもしれません。突然多くの浮遊物が現れた場合は、眼科医の診察を受けるようにしてください。

 

概要

飛蚊症ってどんなもの?

飛蚊症とは、晴れた空や真っ白な紙、あるいは白い壁を見ているときに気付く可能性がある、目の中に出てくる形や点のことです。こういった形や点を、医学的にはmyodesopsias(飛蚊症)と呼んでいます。また、同時に閃光に気が付くこともあるかもしれません。この閃光にも医学的名称―光視症―が存在しています。

飛蚊症と光視症は一緒に起こることもあれば、単独で起こることもあり得ます。浮遊物も閃光も、硝子体または硝子体液が表面から浮き上がって網膜を引っ張り、圧力が生まれることで生じます。硝子体は目の中央にあるゲル状の物質です。この過程は後部硝子体剥離と呼ばれています。老化の正常な一過程です。

これらの固まった硝子体の破片が、硝子体の中を動き回る浮遊物となります。飛蚊症は、カメラのレンズにこびりついた小さなゴミのようなものです。まばたきで消そうとしても、なおそこにあり続けます。他の場所を見ると、これらの浮遊物も一緒に移動してきます。

浮遊物が動くと、黄斑(網膜の中心)の前を通過するので、その影が見えるようになります。網膜は光に反応し、その信号を脳に伝える役割を担っています。その信号が、目に映る映像になるのです。

 

飛蚊症はどのように見えるの?

目の浮遊物を表現する方法は沢山あります。蜘蛛に見える方もいれば、アメーバや雲に見える方もいます。創造の力次第で、浮遊物がどのように見えるかは色々と言えそうですね。自分自身の浮遊物の説明は、他の人の定義とは全く違って聞こえる可能性があります。浮遊物がある場合、以下のように見えるかもしれません:

  • くねくねした線
  • 斑点
  • 蜘蛛のような形
  • 糸のような筋
  • 小さな影のような形
  • 黒または非常に暗い斑点

 

飛蚊症は正常なの?

ほとんどの場合、飛蚊症は正常であり、一般的な老化現象の一部です。年を取ると、目の中の液体(硝子体)が収縮します。これは正常なことであり、目が健康でないということではありません。

慢性的な浮遊物がある場合は特に、定期的な眼科検診を受け続けることが重要です。慢性的な浮遊物は通常、心配する必要はありませんが、他に深刻な目の問題がないことを確認するために、定期的に目の検査を受けることは良い考えと言えます。急性の(突然の)飛蚊症や光視症が発生した場合は、眼科を受診してください。

 

飛蚊症は片目だけに起こるのか、それとも両目同時に起こり得る?

目は、両方同じように、あるいは全く同じ時期に老化するわけではありません。硝子体の収縮は、片方の眼がもう片方の目より少し早いかもしれません。多くの場合、一度に片方の目に飛蚊症が生じます。両眼に起こることもありますが、通常は同時に起こることはありません。

 

飛蚊症には段階や異なるレベルがある?

目の浮遊物に気付くことは正常ですが、一度に複数の新しい浮遊物に気付いた場合は、かかりつけの眼科医に連絡してください。多数の新しい浮遊物を含む突然の視力変化は、眼科専門医の予約を取る必要があることを意味しています。

 

考えられる原因

何が飛蚊症を引き起こすの?

飛蚊症の最も一般的な原因は加齢です。多くの方にとって、飛蚊症は自然な老化現象の一部です。最初は気になりますが、しばらくすると気にならなくなります。消えたと思うこともあるかもしれませんが、そうではありません。浮遊物は永久的なもので、眼球内に留まり続けます。

時には、網膜裂孔や網膜剥離と呼ばれる、より深刻な目の病気の兆候であることもあり得ます。この症状では、硝子体の収縮と引き離れによって網膜に裂け目ができ、網膜剥離が起こります。これは深刻な視力障害を引き起こす可能性がある症状です。

その他、あまり一般的ではありませんが、飛蚊症の原因には以下が含まれます:

  • 糖尿病性網膜症と結び付いていることが多い、目への血液の混入
  • ぶどう膜炎など、眼に炎症がある
  • 腫瘍

 

飛蚊症の危険因子はある?

飛蚊症を発症する危険因子には、以下が含まれ得ます:

  • 高齢であること(一般的に50歳以上)
  • 網膜裂孔や網膜剥離の家族歴がある
  • 近視である(遠くのものが見えにくい)
  • ぶどう膜炎の既往歴がある

 

飛蚊症は通常何歳くらいから現れ始めるの?

ほとんどの方は、50~70歳の間に浮遊物が見え始めます。しかし、それ以前でも時折浮遊物が見えることはあり得ます。

50歳未満で、永続的な浮遊物が見られる場合は、眼科医に確認してもらってください。より深刻な目の病気の兆候かもしれません。

 

眼科医はどのように飛蚊症を評価するの?

担当医は通常、眼科検査で浮遊物を診断します。まず、担当医が患者さんの目を拡張し、眼球の内部を鮮明に観察できるようにします。これにより、担当医は浮遊物を目視し、網膜をチェックすることが可能となります。網膜に損傷がないことを確認することが重要です。

担当医が浮遊物を発見した場合、定期的な眼科検診を受ける必要があります。これは予防措置であり、硝子体が時間とともにどのように縮小していくかを把握することを可能とするものです。こういった定期的な眼科検診を受けることで、より深刻な目の問題を未然に防ぐ助けとなります。

 

飛蚊症や光視症について、眼科医からどんな質問をされる?

飛蚊症を診断するために受診した場合、担当医は患者さんが今まで見てきたものについて知ろうとするでしょう。これは診断プロセスの一部であり、眼科医が患者さんの視力に何が起こっているのかを把握するのに役立つものです。より詳しい情報を提供できれば、それに越したことはありません。担当医が尋ねる質問には、以下が含まれ得ます:

  • 最初に飛蚊症に気付いたのはいつですか?
  • 浮遊物はどのように見えるもので、また、一度に何個の浮遊物が見えますか?
  • どのくらいの頻度で浮遊物が目につきますか?
  • 視界に閃光が走ったことがありますか?
  • 過去に目の手術を受けたことがありますか?
  • 目に怪我をしたことがありますか?
  • 視界の一部が覆われていませんか(目の前にカーテンがかかっているような)?
  • 視界の横(周辺)に影が見えますか?
  • 自己免疫疾患はありますか?
  • 糖尿病はありますか?
  • 網膜障害の家族歴や病歴はありますか?

 

ケアと治療

飛蚊症はどう治療されるの?

最も一般的な対処法は経過観察であり、治療はしません。飛蚊症は煩わしく厄介なものですが、通常は無害です。通常、浮遊物は視界の外を漂い、時間の経過とともに気にならなくなります。頻繁に視界を横切る浮遊物に気付く方にとってはイライラするものかもしれませんが、ほとんどの場合、これが最も安全な方法なのです。

 

飛蚊症の治療法

硝子体手術と呼ばれる、浮遊物を除去する手術法があります。多くの浮遊物があり、視力に影響を及ぼしている場合、担当の眼科医がこの手術を勧めることがあるかもしれません。この手術では硝子体を除去し、時間をかけて同様の溶液に置き換えます。硝子体手術には以下のようなリスクが含まれます:

  • 網膜剥離の発生
  • 網膜裂孔の発生
  • 眼球内の浮遊物が全ては取り除けない
  • 白内障の発症

 

飛蚊症を治療するために自宅でできることはある?

飛蚊症のために家庭でできる対処法はありません。

 

浮遊物の合併症には何がある?

加齢による飛蚊症に、合併症はありません。網膜の病気が原因の場合は、視力が低下する可能性はあり得ます。

 

浮遊物は予防できる?

加齢による浮遊物を予防することはできませんが、糖尿病や高血圧などの慢性疾患を管理することで、浮遊物発生のリスクを軽減することはできるかもしれません。

 

医師に連絡する時

飛蚊症について、いつ医療専門家に連絡すべき?

視界にいつもと違うものが見えた場合、時にそれが警告になっていることがあり得ます。飛蚊症は通常無害ですが、視界に大きな斑点が見える状態など、他の視界の変化と混同しやすいものです。こういった症状は、以下のような他の病状の兆候である可能性があり得ます:

視力に急激な変化があった場合は、常にかかりつけの医師に相談することをお勧めします。糖尿病や高血圧などの病歴がある場合、これは特に重要なことです。

 

飛蚊症は緊急事態なの?

通常、飛蚊症は緊急事態ではありません。たまに浮遊物が見えたとしても、心配する必要はありません。眼科医に飛蚊症について知らせ、定期的に目をチェックしてもらい、他の視覚に関する問題がないことを確認してもらうべきと言えます。

しかし、突然、通常よりも多くの浮遊物が発生した場合は、直ちにかかりつけの医療機関に連絡してください。網膜裂孔や網膜剥離の兆候かもしれません。これらの症状には早急な治療が必要です。

 

クリーブランド・クリニックからのメモ

ほとんどの場合、飛蚊症や時折見える閃光を心配する必要はありません。加齢や目の変化に伴って起こるものです。普通のことです。しかし、過去に経験したことのないような凄まじい量の浮遊物や閃光に気付くようになったら、かかりつけの医療従事者または眼科専門家に連絡してください。特に年齢を重ねるにつれて、目のケアに気を配り、視力の変化について担当の医療チームに知らせていくことが大切です。

 

繰り返し「煩わしいけれど心配無用」ということが繰り返されていましたが、通常は50-70歳で発症……1桁年齢で既に出ていた僕の目は、一体…(笑)。

 

とはいえ、眼鏡を作る際に眼科に行きましたが、「飛蚊症は別に問題ないよ」と言われたので、そこは気にせずにいきたい限りです。

 

HEALTH LIBRARY記事には画像がないことも多いので、アイキャッチ用に、最後ウィッキー先生の画像をお借りしておしまいとさせていただきましょう。

大体こんな感じですね(↓)。

https://ja.wikipedia.org/wiki/飛蚊症より

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