そろそろネタ切れかと思っていた目シリーズですが、前回の「代表的な眼病」記事に、レーシックに関する話のリンクが張られており、開いてみたら更に新しい技術との比較がされているという興味深い内容だったので、今回もまた目の話に留まり、こちらを参考にさせていただきましょう(↓)。
レーシックはもう誰しもが聞いたことのある視力回復のための施術だと思いますけど、SMILEの方は笑顔の意味でしか聞いたことがありませんし(一般単語と同じ頭字語は、キャッチ―ではあるものの、区別が付かずややこしいですしあんまり良くない気がしますね)、どんなものなのか気になります。
しかし、レーシックは、まぁ僕自身、現状必要がないので受けることを考えてはいないのですが、しばしば「危ない」「眼医者が誰もやらず、メガネをかけてるってことは、そういうことだ」とか言われがちですけど、これはまぁ、流石に本当に意味がないものがここまで普及するわけはないと思えますし、後者の指摘は、
「別にホラーゲームを作る人が、怖いのが苦手でお化け屋敷に入れないとかもあるっちゃあるんじゃない?」
と思えると言いますか、まぁあんまりいい反論にはなってない気もするものの(笑)、世の中の眼医者さん全員を見てきたわけでもあるまいし、必ずしもそうは言えないんちゃいます?…って気はするかもしれません。
手術なり薬なりは、身体に変化を加える以上リスクがあるのは当たり前の話で、「リスクとリターンを比較してどうなのか?」ということを常に考えねばいけないと思うわけですが、最近の中ではやや長めの記事ですし、時間もないため、ゴタゴタ語らずとっとと本題の記事に参りましょう(笑)。
世界最先端の呼び声高い医療機関、クリーブランド・クリニックによるまとめは極めて信用度が高いですから、じっくり説明を拝見したい限りですね。
レーシック vs スマイル: どちらが自分に合ってる?(LASIK vs. SMILE: Which Is Right for You?)
どちらの施術もほぼ同等の効果がありますが、どちらが良いかは、ご自身の視力ニーズと現在の状態次第です
レーザー眼科手術を検討されている方は、レーシックについては既にご存知のことでしょう。しかし、他にも選択肢があることをご存知でしたか?レーシックの方が歴史は長いですが、他にも視力を矯正してメガネやコンタクトからおさらばできる施術が存在しています。それが、スマイル眼科手術です。人によっては、レーシックよりも更にずっと良い選択肢になるかもしれません。
「スマイルは、フラップ(※薄いフタのような状態の角膜)を作らないレーシックに代わる手術で、ほぼ同等の効果があることが証明されています」と眼科医のウィリアム・ダップスMD/PhD(医師/医学博士)がおっしゃいます。
レーシックとスマイルにはどのような違いがあり、どちらがより良いのでしょうか?ダップス医師が情報を共有してくださいます。
レーシック vs スマイル
順を追って始めましょう。レーシックもスマイルも、視力の問題を解決するレーザー眼科手術です。これらは屈折異常と呼ばれ、視界がぼやける最も一般的な原因です。
- LASIK(レーシック)は、Laser-Assisted In Situ Keratomileusis(レーザー照射角膜切削手術)の略です。
- SMILE(スマイル)はSmall-Incision Lenticular Extraction(微小孔角膜切片除去)の略です。現在FDAに認可されているKLEx(Keratorefractive Lenticule Extraction=角膜屈折矯正)の商品名です。
レーシックでもスマイルでも、外科医は角膜(眼球の一番外側の層)の形を変えるためにレーザーを用います。これは、角膜の形が悪いと、光が眼球を通る正しいルートが確保できず、視界が少し(またはかなり)ぼやけてしまうからです。レーシックとスマイルは、角膜の形を変え、光が網膜に正しい経路で届くようにすることで、よりはっきりと見えることを可能としています。
レーシックやスマイルの施術を受けた方は、メガネやコンタクトを―少なくともある程度の時間は―外すことが可能となります。
「レーザー矯正手術の後でも、夜間の運転や読書のような作業には眼鏡が必要な方も中にはいらっしゃいます」とダップス医師が補足しています。「また、年齢とともに目は変化し続ける可能性があるので、手術後、特に近くを見るために矯正レンズが必要になることはあるかもしれません。」
レーシックとスマイルの仕組み、およびそれぞれのメリット・デメリットはどんなものでしょうか?詳しく見ていきましょう。
レーシックとスマイルはどう作用するの?
レーシック手術では、外科医が角膜の表面にフラップを作り、それを邪魔にならないように折りたたみます。その後、レーザーで角膜の形を整えます。最後に、フラップは元の位置に戻され、治癒が始まります。
スマイル手術では、外科医は角膜にフラップを作りません。その代わりに、レーザーで表面の下にある角膜組織をほんの少しだけ取り除きます。この小さな角膜組織はレンチクル(角膜片)と呼ばれます。これは円盤状の角膜組織で、M&M®チョコレートの形に似ています(しかし、それよりも遥かにずっと小さいです)。この組織が取り除かれると、角膜の曲率が変わり、視力が改善されます。
レーシックもスマイルも、施術中は麻酔で目の感覚がなくなるため、痛みを感じることは一切ありません。ほとんどの方は、スマイルかレーシックを受けた後、1日か2日以内に車の運転や普段の生活に戻ることができます。
レーシックのメリット
レーシックは1999年にアメリカ食品医薬品局(FDA)に認可されました。したがって、現在その安全性と有効性を裏付ける多くの研究結果が存在しています。
研究者の推定では、2000万人以上の方がレーシック手術を受けています。研究報告によると、レーシック手術を受けた後、約99%の方の矯正しない状態での視力が20/40(※日本の視力でいうと、0.5)以上になるとのことです。また、90%以上の方が20/20(※日本の視力でいうと、1.0)の視力になると言われています。7000報以上の研究により、レーシックは安全な手術であることが確認されています。
また、レーシックは以下のような視力問題を治療することが可能です:
- 近視: 遠くのものが見えにくい状態
- 遠視: 近くのものが見えにくい状態
- 乱視: 不規則な形をしている角膜
レーシックのデメリット
レーシックを希望する方のおよそ5人に1人は、レーシックを受ける資格がありません。極端な近視、遠視、または乱視の方は、レーシックを受ける候補になれないかもしれないのです。また、ドライアイの方も、レーシックの副作用のトップがドライアイなので、レーシックを勧められないかもしれません。
スマイルのメリット
スマイルはレーシックよりも侵襲の少ない手術です。目の表面付近の神経を切る量がより少ないため、術後のドライアイの問題が軽減される得ます。またこれは、神経や組織の損傷の可能性が低くなることも意味しています。
スマイルは、レーシックを受ける資格がない方のための選択肢になり得ます。これには、ドライアイになりがちな方や眼鏡の度の高い方が含まれます。また、非常に活動的な生活を送っている方にも効果的です。レーシックを受けた方は、(極稀に)角膜フラップが動いて合併症を起こしてしまうことがあり得ます。スマイルではフラップを作成しないので、その心配はありません。
スマイルのデメリット
スマイルは2009年に登場して以来、飛躍的な成長を遂げています。
「アジアでは非常に人気があり、場所によっては最も優先される術式になりつつあります」とダップス医師が情報を共有しています。医師により、これまでに世界中で約500万件のスマイル手術が行われたと推計されています。
これまでの研究では、スマイルはレーシックと同程度の効果があるとされています。例えば、スマイル手術を受けた方々を対象としたある研究では、99%の方が術後6ヶ月で20/40以上の視力を得ていました。同じ研究では、その後の6ヶ月検診で、88%の方が20/20の視力だったことを報告しています。
レーシックとは異なり、スマイルは遠視の方は対象外となっています。しかし、近視と乱視は治療可能です。
お住まいの地域によっては、レーシックを行う外科医に比べ、スマイルの経験が豊富な外科医を見つけることが難しいことはあるかもしれません。
レーシックかスマイルか: どちらが良いの?
レーシックとスマイルのどちらが良いかという点に関しては、正解はありません。問題は、どちらがあなた自身にとって良いか、ということなのです。
スマイルでは近くを見るときの問題を解決することはできないので、遠視の場合はレーシックの方が良い選択肢となります。また、ドライアイの場合は、間違いなくスマイルの方が良いでしょう。
こういった大まかなことだけではなく、自分自身がレーシックとスマイルのどちらに合っているのか、またレーザー視力矯正を受ける資格があるのかどうかについては、眼科医などの医療従事者に相談するのが一番です。
例えば、レーザー視力矯正の候補になるには、少なくとも1年間は視力の度数が安定している必要があります。また、白内障、管理されていない糖尿病、あるいは重度の緑内障のような疾患がある方は、レーザー矯正手術を断られることがあり得ます。
眼鏡やコンタクトにあまり頼らずに済むことをお求めでしたら、眼科医に相談してみましょう。眼科医は、ご自身がレーシックやスマイルの対象者であるかどうか、またどちらがより適しているかを判断する手助けをしてくれますよ。
大変分かりやすい記事でした。
まぁ、「クリーブランド・クリニックが安全って言ってんだから、安全なんだよ」と偉そうに最初は書いていたものの、そうは言っても「レーシックでも、まだ登場して30年経ってないわけだし、将来どうなるかなんて分からなくない?」という気持ちや、「角膜を削っちゃうって、何か怖いなぁ」って不安も分かりますし、実際僕自身が受けることはないかな、とは思えるんですけどね。
しかし、SMILEの方は、より組織ダメージも小さいということで、ドライアイにもなりづらいということですから、比較するならこちらの方が良さそうには思えます。
実は周りにレーシックを受けた人も以前隣近所の研究室にいましたが、全く問題なく視力が良くなってやって良かったと言っていましたし、眼鏡・コンタクトフリーになりたい方は考えてみるのもいいかもしれませんね。
とはいえ、「レーシックを受けるなら、絶対こっちがいい」という別の施術も、何気によく耳にします。
health essentials記事では検索しても全くヒットしなかったのですが、医療用語解説系のHEALTH LIBRARYの方には記事が存在していたので、ちょっと長めでしたけどせっかくなので次回はそっちを見てみようかなと思います。
