今回も、一連の、「目の痒みや充血は、アレルギー反応か、感染応答か」、「結膜炎が冬に多くなる理由」、「化粧の目への影響」と来た目の健康シリーズの流れを汲みまして、今回の内容は「これが一番知りたい!」と言える気もします、視力を維持する方法!
…とはいえまぁ、この手の話は気休めの極みで、ほぼ確実に効果なんてあるわけないんですけど、しかしよく見たら外科治療以外ではほぼ不可能といえる「回復」ではなくあくまで「維持」ですし、毎回わざわざ自慢げに書いてますけど世界最先端の呼び声高い医療機関クリーブランド・クリニックのまとめですから、意味ある話も多少はあるかもしれません。
目は本当に大切ですから、バッチリ参考にさせていただきましょう。
良い視力と目の健康を維持する5つの方法(5 Ways to Maintain Good Vision and Healthy Eyes)
紫外線や有害物質から目を守ることにお気を付けください
目は、起きた瞬間から眠りにつくまで、自分がどのように世界を移動し、人生を楽しむかにおいて重要な役割を果たしています。眼球は、光を取り込むという重要な仕事をしています。そこから、眼球系(視覚系)の様々な部分が連携し、視覚イメージとして脳へのメッセージを翻訳して伝えるニューロンへとつながっているのです。
このため、目を健康に保つことが重要です。良好な視力を維持し、生涯にわたって目の健康を保つために、以下の簡単な方法を実行しましょう。
定期的な検診を受け、眼に異常があればかかりつけ医の診察を受ける
眼科専門医は、眼鏡、コンタクトレンズ、および目の体操などで、視力を判定し改善する訓練を受けています。眼科専門医は、検査や視力矯正から眼病の診断や治療に至るまで、総合的なアイケアを提供できるんですよ、と眼科医のマイケル・ミルスタインMD(医師)がおっしゃっています
かかりつけの検眼医または眼科医による眼科検診は、1年に1回、または眼感染症や以下のような病気の症状がある場合に受けるようにしましょう:
- 視力の低下やかすみ
- 飛蚊症
- 目の痛み
- 充血
- 痒み
- 腫れ
- 眼またはまぶたの周囲の炎症
病気を予防するためのステップを踏む
眼病は失明原因の第1位です。「緑内障や糖尿病のような失明の原因となるほとんどの病気は、適切に診断され管理されれば、治療あるいは進行を遅らせることができるんです」とミルスタイン医師が話しています。
眼病の中には治療法がないものもありますが、加齢黄斑変性や白内障については、医学的に大きな進歩を遂げています。定期的な検査を受け、家族歴について話し合うことで、ご自身と担当医とで眼病を予測し、予防し、治療することができるようになるでしょう。
適切な度入りレンズを着用するか、矯正手術を検討する
度入りの眼鏡やコンタクトを着用しないことが病気の原因になることはありませんが、眼精疲労による不快感や頭痛、場合によっては安全な視力の欠如によって引き起こされる怪我を引き起こすことはあり得ます。
度入りレンズの着用が不快な場合は、眼鏡からコンタクトレンズへの変更あるいは矯正手術の検討など、代替案についてかかりつけ医に尋ねてみましょう。
有害な紫外線から目を守る
紫外線(UV)は、太陽光線、日焼け用サロンベッド、ブラックライトランプ、およびその他の光線から発生します。紫外線を頻繁に浴びると、白内障、あるいは瞼裂斑や翼状片といった、白目の表面に黄色い隆起や斑点が生じるリスクの増加につながり得ます。黄斑変性症、日光網膜炎、および角膜ジストロフィーなどの眼病は、すべて紫外線曝露と関連しています。
目の色が薄い場合や、特定の薬を服用している場合は、より敏感になる可能性が存在します。度入りのサングラス、クリップ式サングラス、またはUVカットのコンタクトレンズを着用することで、太陽の下でも目を保護することが可能です。
仕事中やスポーツイベント中は、保護具やメガネを着用する
スポーツをする時や危険物を扱う作業をする際に安全眼鏡や保護ゴーグルを着用することで、目の怪我、視力障害、および完全な失明のリスクを下げることができます。
「目の健康に積極的に関与し、検眼医や眼科医と協力することで、生涯を通じて目の健康と視力を維持できる可能性が高まりますよ」とミルスタイン医師がおっしゃっています。
これまた結局あまりにも当たり前と言いますか、裏技的な「毎日3秒この動きをするだけで、視力はバッチリ!」みたいなお得情報みたいなのはありませんでしたが、「紫外線から保護しましょう!」ということが強く主張されていたのは、やはり流石はクリーブランド・クリニックですね。
肌の老化ももちろんですけど、本当にUVというのはあらゆるものを劣化させる、凄まじい威力を秘めた暴力的なものですから、その防御意識がまだまだ欠けている方は世の中多いような気がするので、特に日本の真夏の太陽光線なんて死者が出てもおかしくないといいますか、まぁ実際に死者が出ていてそれは紫外線もそうではあるものの直接的には熱中症によるものなのであくまで比喩ではありますけれども、美容健康の全てに対して本当に百害あって一利なしですから、とにかく紫外線を浴びないようにすること、これを徹底するだけで目も体も若く保てるような気がします。
(とはいえ一応、太陽光はビタミンDの体内生成につながるため、「一利なし」もまた語弊があるといいますか正確ではないんですけど、よく言われている通り、特に真夏なんかはほんの少し太陽の光が届く範囲にいるだけで十分量生成できるといわれていますから、この際「一利なし」と考えてなるべく避けるようにするのが一番賢明にも思えます。)
これからの季節、ますます紫外線が強くなっていきますし、どなた様も体をボロボロにしてくる紫外線にはどうかお気を付けください。
