長ったらしくなっているのでリンクは省略しますが、色々見ていたマスクシリーズ、一応「マスク」がタイトルに挙がっているものとして目ぼしい中ではラストの、既にこれまで見てきた記事で概ね話は出ていたような気もする、マスクに関する信憑性の薄い俗説についての話を見て、マスクが主役のネタは幕を閉じようかと思います(↓)。
全然関係ありませんけど、「神話」や「俗説・迷信」を意味する「myth」というのは「母音が含まれない英単語」として有名ですが、しかしそういえば「y」は半母音ですし、「母音に加え『y』すら含まれない単語はないのだろうか…?」と思って調べてみた所、これは、まともな現代英語には存在しないという感じのようですね。
(古語でしか用いられていないような単語か、zzzとかHmm(ふーむ)みたいな間投詞のみといえそうです。)
だからどうしたの極みですけど(笑)、短いネタ&語ることもないお茶濁し記事なので、そんな小ネタを挟んでみました。
それでは今回も、かなり古いネタではあるものの、一応真剣な感染対策をする上では重要であることに変わりはない、health essentials記事を参考に見ていこうと思います。
コロナウイルスとマスクに関する、誤解が暴かれた5つの俗説(5 Myths About Coronavirus and Face Masks, Debunked)
正しい方法でマスクをしていますか?
アメリカ疾病予防管理センターがCOVID-19の感染拡大を抑えるため、公共の場での布製マスクの着用を推奨して以降、マスクについて多くの議論が交わされています。布製マスクは、コロナウイルスにさらされるリスクの高い医療従事者が使用する医療手術用マスクやN95防毒マスクとは違います。布製マスクは、コロナウイルスを運ぶ粒子を吸い込むのを防ぐことはできないかもしれません。しかし、だからといって着用する価値がないということにはならないのです。
アーロン・ハミルトンMD(医師)が、マスクに関するよくある誤解を正してくださいます。
俗説その1: 布マスクは無意味。
手作りの布製マスクを着用することは、家族や地域の人々を守るための簡単な方法です。
2019年新型コロナウイルスは、主に咳、くしゃみ、または会話の際に鼻や口から出るウイルス飛沫によって感染すると考えられています。布製マスクは、誰かがそれを吸い込んで感染する可能性のあり得る大きな飛沫が空気中に噴出するのを防ぐ、物理的なバリアとして機能するのです。
複数の研究により、布製マスクは人間の口から空気中に放出される微生物の数を減らすことが実証されています。つまり、その場所でより多くの人がマスクを着用すればするほど、ウイルス飛沫が潜在的にその空間に飛び散る量が減り、誰かがウイルスにさらされる危険性が減るというわけです。
また、マスクをしていると、鼻や口を触りにくくもなり、これは専門家によると、ウイルスが体内に侵入するまた別の経路の可能性があるものだとのことです。
俗説その2:病気でなければマスクをする必要はない。
重要なこととして、コロナウイルスに感染した人全員が発病するわけではないことが分かっています。中国からの報告では、症状がなくても感染する可能性が存在していることが示されました。こういった人々は、咳、くしゃみ、または会話の際に、知らず知らずの内に他の人に感染させてしまい得るわけです。これがウイルスの迅速な拡散の主な要因と考えられています。
つまり、誰が感染しているか分からない以上、最善の選択肢は、全員がマスクを着用することなのです。それはより大きな公共の利益に貢献する行為といえます。私たちが皆、お互い同士気遣うことを示すものなわけですね。
俗説その3:マスクをしていれば、ソーシャル・ディスタンスを取ったり、ステイ・ホームしたりする必要はない。
マスクはコロナウイルスの蔓延を防ぐための戦略の一部に過ぎません。残念ながら、マスクをしていても咳やくしゃみを防ぐことはできませんし、病気になるのを防ぐこともできないかもしれません。
そのため、他の人と一緒にいるときは適切なソーシャル・ディスタンスを保つ、大勢で集まらない、頻繁に手を洗うといったことを含む、推奨されている自己防衛のためのステップを全て守ることが重要なのです。
俗説その4:マスクは口を覆うだけでいい。
マスクは口と鼻を覆うものでなければなりません。顔の側面にぴったりと、しかし快適にフィットし、呼吸を妨げないものである必要があります。バンドや耳掛けで固定できるものを選びましょう。マスクを首やあごにかけたり、頭からかぶったりしてはいけません―それは誰も守らないやり方です。
俗説その5:マスクをすると気分が悪くなる。
マスクを着用していると、吐き出した二酸化炭素を再び吸い込んでしまい、体調を崩すという憶測がソーシャルメディア上にいくつか存在しています。高濃度の二酸化炭素を吸い込むことは危険ですが、布製マスクの着用でそのようなことが起こる可能性は非常に低いです―特に、短期間しか着用していない場合はなおさらです。
ただし、布製マスクを着用すべきでない方もいらっしゃいます。これには、2歳以下の子供、呼吸に問題を抱えている方、あるいは補助なしではマスクを外せない方が含まれます。
何とも、既に何度も見ていたような話または当たり前すぎる話ばかりではありましたけど(時間がない中では、正直すぐ終わって助かりましたが)、公衆衛生というのはこういった草の根活動が極めて重要であるため、特に2020年当時は慎重に慎重を重ねなければいけなかった事情を鑑みると、至極もっともな記事であったとは言えるかもしれませんね。
それでは、次回からはマスクからはほぼ完全に離れて、挙がっていた面白そうな関連記事を見ていこうかなと思っています。
