前回は、「加齢に伴う男性の尿切れの悪さは、前立腺の肥大によるものなのです」という話を見ていたわけですけど、「ふぅ~、前立腺ない方の性別でよかった~」と安心しているそこのお嬢さん………バッカモーン!!(いやいきなり何だよ、誰だよお前は波平かよ(笑))
そう、言うまでもなく、女性も加齢に伴いどんどん尿切れが悪くなり、結果、ただでさえ罹りやすいUTI(いわゆる膀胱炎、排尿時の焼けつくようなヒリヒリ感を伴うあの腹痛)にどんどん罹りやすくなってしまう……というのは、こないだ見ていたUTIの記事数回で何度も書かれていた通りですね。
そこで触れられていた「女性が膀胱を空っぽにするのが難しい理由」というごく短い記事を、今回は予定通り見てみようと思います。
まぁ「なぜか?」なだけで、多分完全な予防法・治療法なんかには特に触れられていない…というか男性の前立腺肥大同様、いわば「老化」として受け入れるしかないものだと思うんですけど、何がポイントなのか、早速クリーブランド・クリニックによる記事の方を見て参りましょう。
なぜ女性は膀胱を空にするのが難しい場合があるの?(Why Is It Hard for Some Women to Empty Their Bladders?)
女性医療専門医からの簡潔な回答
Q: 膀胱を空にするのが難しい女性がいるのはなんで?
A: おしっこをしたいのに、膀胱を完全に解放することができないという感覚は、とても不快で不満感が募るものです。これは「残尿」または「尿閉」と呼ばれ、女性に大変よく見られます。これは、膀胱を空にするための膀胱の筋肉が上手く収縮させられない場合に起こるものです。
女性が膀胱を空っぽにできない、つまり排泄できないという感覚を感じる原因には、通常2つの問題が原因として存在します。1つは膀胱の筋肉の機能障害で、もう1つは閉塞/妨害プロセス(脱肛や以前の尿道スリング手術など)です。
排尿時に骨盤底筋をリラックスさせて空っぽにするために、便座の上で体勢を変えたり、前傾姿勢をとったりすると良いかもしれません。また、専門の骨盤底筋理学療法士が、排尿時に骨盤底筋をより完全に弛緩させる訓練を女性に指導することも可能です。
別の方法として、骨盤臓器脱(骨盤内の臓器が正常な位置から滑り落ち、膣内に膨らんでいる状態)の女性は、単に指で脱肛の膨らみを抑えるだけで、膀胱をより完全に空にすることができます。また、症状を緩和するために、ペッサリーを装着することも可能です。
このイライラする問題には複数の解決策があります。かかりつけ医と相談し、ご自身に合った方法を見つけていきましょう。
そう、男性は前立腺の肥大が悪さの原因でしたけど、女性の場合は逆に、筋肉が小さく弱くなって、膀胱を絞り切ることができなくなってしまうというのがその原因ということですね。
骨盤臓器脱や、その対策に最適といわれているケーゲルトレーニングについては、以前同じクリーブランド・クリニックによるHEALTH LIBRARY記事の方をまとめていました(↓)。
なお、ケーゲル体操は、「男性にも効果的」という話も見ていた感じですね(↓)(もちろん前立腺肥大予防・対策にはならないと思いますが)。
前立腺とは違い、対策があるというのはありがたいことかもしれません。
…まぁ、律義にそんな対策なんてする人はほとんどいないわけで、下手に「頑張れば予防可能」という形だと、いざ調子が悪くなった時に「対策しなかったお前のせい」と自己責任論をなすりつけられそうで逆に腹立たしいだけと言えるかもしれませんが(笑)、いずれにせよ、中年以降はどれだけ頑張っても少しずつ機能が衰えていってしまうのが人間ですし、なるべく最後まで調子が良いまんまでいられることを祈りたい限りですね。
どなた様も快適なトイレライフが送れることを願ってやみません。
