そろそろ糞便に関するクサい記事は目ぼしいものもなくなってきましたが、まぁずーっとそれしか言ってませんけど本当に時間がなさすぎる日が続いているため、短めの、正直かなり浅そうなお茶濁し関連記事を消化することで、もうちょっと隙間を埋めさせていただこうかなと思います。
今回は、記事タイトルにしました通り、「年を取ることで段々と発生してくる消化の問題を予防するための5ステップ」というものですね。
最近見ていた便通記事で何度か取り上げられていたものだったはずですが、ま、どうせ本っ当~に当たり前というか何も目新しくないつまらん方法しか出て来ないニオイがプンプンしますけど(笑)、世界最高峰・最先端の医療機関が言うことですから、そういう愚直なことが一番健康への近道なのです…と、今回も良い教訓にさせていただくといたしましょう。
加齢に伴う消化器系トラブルを防ぐ5つのステップ(5 Steps to Help Prevent Digestive Problems as You Age)
薬、運動不足、食生活の乱れはどれも、胃のトラブルに関与しているかもしれません
子どもの頃に経験したお腹の痛みは、年齢を重ねるにつれて、多岐にわたる消化器系の問題に発展する可能性があります。厄介な問題ではありますが、良いニュースとしては、胃酸の逆流や便秘は、自分自身で治すことができる症状だということが挙げられます。多くの場合、簡単な生活習慣の改善で上手くいくことでしょう。
「高齢者の多くは、胃腸の問題に取りつかれてしまっています」と、消化器専門医のマゲド・リズクMD(医師)がおっしゃいます。「胃腸も私たちと同じように年を取るのです。私は患者さんに、あまり気を揉みすぎないように言っていますよ。」
薬、運動不足、そしてさらには重力の全てが負担となり、年を取るにつれて消化器系のトラブルの原因となる可能性が出てきます。
以下が、主な犯人と、それが引き起こす症状です:
- 複数の薬― これは、便秘、下痢、腹痛、吐き気、出血性潰瘍を含む様々な胃腸の問題を引き起こす可能性があります。
- 運動不足と脱水状態― これらの問題は年齢を重ねるにつれて起こりやすくなり、便秘を悪化させる可能性もあるものです。
- 重力― 時間が経つにつれて横隔膜は沈み込んでいくもので、これは、食道裂孔ヘルニアと呼ばれる、食道と胃が結合する部位の支えが減少することにつながり得ます。これは通常、胸焼けや胃液逆流を引き起こすものです。薬物療法が有効な場合が多いですが、手術が必要な場合も時折あります。
- 括約筋の衰え、座りっぱなしの生活スタイル、慢性的な便秘― これらは全て、消化管最下部の静脈が腫れた状態である、痔の原因になる可能性があります。痔核は高齢者で一般的なものです。
食事が果たす役割
加齢とともに食生活も変化しがちなものです。特に独りで食べている場合は、バランスよく食物繊維の多い食事を用意したり、新鮮な野菜や果物を切ったりする気力も体力もなくなってしまうかもしれません。食ベ物自体にも、かつてのような楽しさやおいしさを感じられなくなってしまうかもしれませんね。
「味蕾は幼児期が最も多く、年を取るにつれて徐々に減っていくのです」と語るのはリズク医師。
偏った食事は、鉄分、B12およびその他のビタミン不足を引き起こし、結果として消化不良が引き起こされます。
消化を改善する5つのステップ
加齢は消化器系の問題に拍車をかけるかもしれませんが、リズク医師が、そういった問題に対処するための5つのステップを提案しています。
1. 健康的な食生活を維持する。
- 生野菜、果物、全粒穀物からの食物繊維を食事に取り入れる。
- 塩分の摂取を控える。
- 食パン、米、ジャガイモといった、白い食品を避ける。
- 尿がほとんど透明になるように、1日を通して、水またはその他ノンカフェインでノンアルコール飲料を飲むようにする。
- 豆類、魚類、赤身の肉類など、バラエティに富んだタンパク質を摂る。
2. 胸焼けや逆流を引き起こす食品を避ける。中には、乳製品が最悪の胃の問題を引き起こす方もいらっしゃいます。他には、グルテンがそれに当たることもあり得ます。人それぞれなので、どの食べ物が原因かわからない場合はエリミネーション・ダイエット(除去食)を試してみましょう。原因を突き止めるために、かかりつけ医に相談し、食物アレルギーや食物過敏症の検査を受けることも可能です。
3. プロバイオティクスを検討する。有用な「善玉」細菌を含むプロバイオティクスのサプリメントは、慢性便秘の方の助けになる可能性があります。ただし、特定の感染症の後でない限り、下痢のために服用するのはやめましょう。プロバイオティクスは、特定のヨーグルト(ラベルを確認してください)、「生の」(新鮮な)ザワークラウト、リンゴ酢、紅茶キノコ、およびテンペにも含まれています。
4. 薬をチェックする。市販薬や処方薬が消化不良を引き起こすことがあり得ます。副作用の可能性についてかかりつけ医に相談し、吐き気、下痢、便秘、またはその他の症状を引き起こしている薬がある場合は、代わりの薬を処方してもらうようにしましょう。
5. 活動的に過ごす。運動や身体活動には、便秘予防を含め、多くの健康上のメリットがあります。少なくとも週に150分以上の運動をすることで、健康的なライフスタイルへの正しい道を歩むことが可能となります。アメリカ疾病予防管理センターは、筋力強化のための運動を週に2日行うことも推奨しています。外に出て体を動かせば、胃が感謝してくれることでしょう。
「加齢は厄介なカーブボールを投げつけてくるかもしれませんが、こういったポイントに従うことで、消化を改善し、年齢を重ねてもお腹のトラブルを抑える役に立つはずですよ」とリズク医師が語っています。
例によって、あまりにも「そりゃそうでしょうね」と思える対処法のみだったわけですが、しかし、「重力で内臓が垂れ下がってくるから、問題が発生しやすくなるのです」ってのは、あぁそういう原因もあるんだね、と新鮮な視点に思えました。
また、「年を取ると、もう食事に気を配る意欲もなくなっちゃうかもしれません、かつてほど食べることが楽しくなくなるんですよね」とか、「いやそんな悲しいこと言うなよ…」と思えてしまいましたけど、まぁ常に同じものしか食べてない、大して食に気をかけてない僕が言うのも何ですが、僕は今の所、ずっと独りで食べてますけど、食事に対する意欲とか欲そのものは衰える気配がないのはありがたい限りです。
しかし、モチベーションが消えてしまった時点でそれを取り戻すことは極めて至難でもありますから、まぁそんなの自分の意思ではどうにもならず津波のように押し寄せてきて為す術もないものだとは思えるものの、どなた様もなるべくいつまでも希望と好奇心を胸に生きられることを願ってやみません。
そのためにはやっぱり今回の5ステップのような愚直なことが大切なのかもしれないですね…と、当初予想していた通りの〆で終わらせていただきましょう(笑)。
