更年期は便秘になりやすい…?

前回の「妊娠と便秘」に引き続き、今回も女性の便秘記事ネタという、一歩間違えば(間違えなくても(笑))「余計なお世話じゃ!」と思われかねない話なわけですけど、前回以上に短く簡潔極まりない記事だったため、ネタ出しに力をお借りさせていただく次第にございます。

 

まぁ記事タイトルでは「更年期」としたものの、正確には↓のリンクカードにある通り…

 

health.clevelandclinic.org

 

「After Menopause」つまり閉経後のお話であり、更年期というのは閉経前後数年を指す語であるためちょっと違うのですが、何か記事タイトルに「閉経」と書くのも生々しいかなと思って変えちゃいました。

(※と思いきや、本文を読んでみたら閉経前後の話であるようで、この表記でも問題なかったみたいです。)

 

前回の妊娠同様、こんなの問いかけるまでもなく、ホルモンバランスの変化に伴い便秘やその他色々な症状が現れやすくなるのに決まってるわけですけど、よく見たらクリーブランド・クリニックの元記事では「閉経後は便秘になりやすいのか?」という問いかけではなく、「何が役立つのか?」という、もう「便秘になる」のは前提という形のタイトルになってましたね。

 

長さ的にも、確実に前回(および他のあらゆる便秘記事)の焼き直しだと思いますが、せっかくなので目を通させていただこうと思います。

 

閉経後の便秘には何が効く?(What Will Help You With Constipation After Menopause?)

消化器病専門医からの簡単な回答

 

 

閉経後やその周辺時期に便秘を発症する方は非常に多いです。複雑なメカニズムを通して、ホルモンが変化し便秘を悪化させる可能性があるためです。

また、年齢を重ねるにつれて、薬を必要とする他の疾患を抱える可能性も高くなります。薬によっては、便がより出にくくなることもあり得るわけです。

そしてまた、高齢になるにつれて、活動性が低下する可能性も高くなります。これは関節炎、疲労、あるいはその他の理由によるもので、これも便秘の一因となるものです。

しかし、便秘に対してそこまで暗鬱となる必要はありません。今回は、消化器病専門医のクリスティン・リーMD(医師)に、この困難な移行期を乗り切るためのアドバイスを伺いました。

 

症状に対処する方法

年を取ると便秘になるのは驚くことではありません。適切な時期に大腸ガン検診を受け、該当する場合は検査を続けていれば、便秘に関して心配する必要は特にありません。

便秘を改善するには、症状を管理することです。以下、いくつかのポイントをご紹介しましょう:

 

1. 活動レベルを上げる。

もっと活動的になることをリー医師が勧めています。「体幹の筋肉を鍛えるレジスタンストレーニング(※ダンベルやゴムチューブなど、一定期間筋肉に負荷をかけ続けるタイプの筋トレ)など、運動量を増やすことが症状の緩和に役立ち得ます」とリー医師がおっしゃっています。日中の水分補給もお忘れなく(水をたっぷり飲みましょう)。

 

2. 食物繊維をたくさん摂る

加工済み(例: パン、麺類)および未加工(果物や野菜)の食物繊維を毎日25~50グラム食べることができれば、規則正しい排便と効率的な排便維持に役立ちます、とリー医師が語っている通りです。

 

3. 薬を見直す

どの薬が便秘の原因になっている可能性があるか、飲んでいる薬をご確認ください。服用している薬が便秘を引き起こしていると疑われる場合は、かかりつけ医と一緒に対処していきましょう。

 

4. 便軟化剤の服用を検討する

以上の生活習慣の問題への対処を試みたら、穏やかな作用の便軟化剤を飲んでみるのもいいかもしれません。「ポリエチレングリコール(17グラム)を必要に応じて、毎日、隔日、あるいは数日おきに服用することから始めてみると、便通改善の役に立つ可能性がありますよ」とリー医師が話しています。

問題がより深刻な場合は、ドクセートやセンナといった、その他異なる種類の下剤を使うことも可能です。

そういった市販の軟便剤や下剤が効かない場合は、消化器専門医に、どのような処方薬がご自身の便秘に効くかを相談し、便秘の原因の可能性がある生体プロセスを除外していくことを、リー医師が推奨しています。

 

うーん、想像以上に、「それ別に閉経後に限った対処でもなくない…?」と思える漠然とした一般論に過ぎませんでしたが、とはいえ水分・食物繊維よりも「運動を!」というのが一発目に来ていたのは、他と違う点かもしれません。

 

いやでもさぁ、なかなか運動なんてできないよ、ただでさえ体力も衰えてきて膝や腰が悲鳴を上げてくる年齢なんだし……と、勝手に中年女性の心を代弁するのも良くないかもしれませんけど、「何とかそれ以外の楽な方法はないかな?」という声が聞こえてきそうな気がしますが……

…まぁ「栄光は常に犠牲を伴う」って訳でもないですけど、こればっかりはやっぱり、残念ながら体を動かすこと以上に意味があって効果的で全てが上手く行くようになる最高の方法は存在しないのです、ってのが結論になってしまう気がしますねぇ。

 

運動とか心の底から面倒くさいし、正直ぶっちゃけ何も産み出さないどころか大幅に時間を潰すくせしてただ疲れるだけの無為な行為に思えるのも本当によく分かるんですけど、やはり動物である我々は、「動かなきゃいけない、逆に、動けば確実に何かが改善していくのだ…!」というのも偽らざる事実なのかなと思えます。

 

まぁさほど定期的な運動をしてない僕が偉そうに抜かす話でもないんですけど(笑)、とはいえ毎日歩いて通勤し、スーパーも結構な距離を自転車で通うなどそこそこの運動量が担保されているからこそ健康を維持できているのもあるように思えるので、季節的に今は不向きかもしれないものの外をほんの数分でも歩いてみるですとか、膝が悪いなら座ってできるストレッチや、何気に大人にこそ極めて効果的と言われているラジオ体操をしてみるなどなど、我々中年はとりあえず動くこと、これを心がけるのは大切なのかな、と改めて思える簡単な記事でした。

 

次回もまたちょっと関連ネタを見ていこうかなと思います。

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