排便やら浣腸やら物騒なネタを見ているシリーズですが、「便秘(Constipation)」でタグ検索をしてみたらまだいくつか気になる短めのネタがあったため、そちらを消化させていただこうとか思います。
今回は、妊娠と便秘について!
とうとう、自分もなるかもしれない便秘や使うこともあるかもしれない浣腸と違って、男の僕は100%絶対に経験することがない話になるわけですけど、まぁ一応婚活している立場としては、将来縁がある可能性もなきにしもあらず……という感じで、「医者じゃないのに女性のこと知ろうとするの、キモいよ」という気も我ながらするのですが、やっぱり知識は正義ということで、世界最高峰の呼び声高い天下のクリーブランド・クリニックのまとめ記事を参考にさせていただくのも悪くなかろう…と開き直ってまとめてみる次第です。
(まぁ実際は、すこぶる短い記事だったから、時間のないときにうってつけだという理由でのピックなんですけどね(笑))
記事を読むまでもなく、妊娠したら全身のホルモンバランス他、体の中に新しい命を携えることになってあらゆる体内環境が一変するわけで、そりゃ便秘に限らず色んな所が調子狂ってしまうもんでしょう、と思えますけど、この記事では良い緩和策についてもまとめてくれているようです。
恐らく例によって気休めの対策しかなさそうには思えるものの、どんなものなのか、今回も早速丸っと翻訳引用させていただこうと思います。
妊娠中の便秘: 便秘が起こる理由と緩和法の見つけ方(Pregnancy Constipation: Why It Happens and How To Find Relief)
妊婦になると、うんちがとても出にくくなってしまう理由がこちら
妊娠中に何が予想されるか(※「妊娠する」は英語でexpectと言うので、原文では「expect(妊娠)中にexpect(予想)されること」という言葉遊びになっていましたが、日本語では再現が難しいですね)については何度も目にしたことがあると思いますが、まさかうんちにこれほど悩まされるとは思っていなかったことでしょう。便秘は妊娠の一般的な副作用であり、それを改善するために取ることが可能なステップが存在しています。
産婦人科医ステイシー・ジャヴェリMD(医師)が、なぜ出せない気がしてしまうのか、そしてそれについて何ができるかを説明してくださいます。
便秘と妊娠:なぜ?!
新しいお子様のために、昔ながらの絵本『Everybody Poops(みんなうんちをする)』を既に購入された方は、この新しいお子様こそが、現在うんちができない理由になっているという皮肉を感じていらっしゃるかもしれませんね。
妊娠していると、一体なぜそんなに酷いストップがかかってしまうのでしょうか?ジャヴェリ医師が説明します。
- ホルモン: 妊娠中のあらゆることと同じように、こちらも概ねホルモンのせいだと考えることができます。「妊娠中に分泌される高レベルのプロゲステロンは、腸の筋肉を弛緩させます」とジャヴェリ医師が語っています。「問題は、便意を催すには腸の筋肉を収縮させる必要があるということです。弛緩した腸は、便秘になる腸だということですね。」
- サプリメント: 妊婦用ビタミン剤(もちろん、飲むべきです!)や鉄分サプリメントを飲んでいる場合、上昇した鉄分や他のビタミンの体内濃度が、腸の逆流を助長している可能性があるかもしれません。
- 直腸の圧迫:「子宮が広がることで、直腸や腸に余計な圧力がかかっていることもあり得ますね」とジャヴェリ医師が説明を加えています。これは―ご想像の通り―便秘の原因になるものです。
便秘は妊娠のサインなの?
便秘気味であり、だけど妊娠しているかどうか確かめるために検査棒におしっこをするのはまだ早いと思われている方は、妊娠の初期兆候を探していらっしゃるかもしれないですね。しかし、便秘はあなたが探しているサインではありません。
「便秘には妊娠とは関係のない様々な要因が絡んでくるため、便秘になることおよびそれ自体が妊娠を示すものではありません」とジャヴェリ医師がおっしゃっています。「また、妊娠に関連した便秘は、通常2~3ヶ月目までは現れません。」
便秘なら、痔にご注意
便秘は、肛門に痛みを伴うしこりとして現れる、腫れた静脈群である痔を引き起こす可能性があり、また、既存の痔を更に痛くすることもあり得ます。痔は、血行が良くなり、成長する赤ちゃんによって直腸や膣が圧迫されることの結果として生じる可能性があるものです。
妊娠中の便秘を緩和する5つの方法
妊娠中の便秘を解消する方法を必死に見つけ出そうとされているなら、もう探す必要はありません。
ジャヴェリ医師が、体内を整え、安心感を得るためのポイントを共有してくださいます―そして、もし妊娠中であっても便秘ではない場合、便秘にならないためのヒントを得ることにもなるでしょう。「これらのほとんどは、ちょうど妊娠中に守るべき健康ルールなんです」とジャヴェリ医師が話しています。「そして幸いなことに、これらは便秘の予防にも役立ちますよ。」
- 水分補給を怠らない: 体に必要な潤滑剤を与えるために、たっぷりの水―1日に少なくともコップ10~12杯―を飲みましょう。
- 食物繊維の摂取を増やす: 食物繊維は規則正しいお通じを維持するので、食物繊維の多いシリアルや新鮮な野菜および果物を食べて、便通をスムーズに保ちましょう。
- 体を動かす: 「妊娠中の定期的な運動には、便秘の解消を助けることを含め、重要な効果が沢山あります」とジャヴェリ医師が語っている通りです。早歩き程度のものでも効果があります。
- 便軟化剤を試す: 腸を潤してうんちを出しやすくするように設計された、市販の便軟化剤のアシストを借りてみるのも良いですね。
- かかりつけの産婦人科医に相談する: どうしても出ない場合は、担当医に相談すべきタイミングかもしれません。あらゆる選択肢を考慮しながらサポートしてくれますよ。
なんと、「もう便秘対策に奔走する必要はありません」とか大きく出ていたのに、マル秘情報5選はまさかの、今までの便秘記事で100回ぐらい見たことのある(まだ100記事も見てませんが(笑))、クッソ一般的すぎる単なる心がけ程度の話でした、見損なったぞジャヴェリ医師…!
とはいえ、逆に言えば裏技なんかはなく、そういった基礎的なことに気を付けることが全てだとも言えますし、何気に妊娠中はそういった当たり前の心がけも中々できなくなってしまうものだと思うので、もし今後その機会に恵まれることがあれば、僕はお相手の方を全力でサポートをしていきたい限りです。
結局体調を司っているのは、ホルモンをはじめとする内分泌系に依る所が極めて大きいわけで、生まれてこの方不機嫌になったことがないと自負している僕でも、それは正直たまたま生まれ持ったホルモンバランスが優秀だっただけで、これが乱れたら多分常にイライラ余裕のない人間になるだけなんだと思いますしね。
どんな人でもそこのズレには絶対に抗えませんから(例えば丸一週間飲まず食わずとか、三日三晩完全徹夜状態とかでエネルギーに満ち溢れて生き生きとしている人間は絶対に存在しない…というのと全く同じですね)、そこは本当にちゃんと理解力をもった男でいたいものです…と、謎の「良きパートナーアピール」をして〆とさせていただきましょう。
