痔を予防するための方法5選

ここ最近見ています排便・肛門記事(最悪の字面ですが(笑))で、他にもまだいくつか短めで生活の役に立つ(かもしれない)記事が目に付いたため、順に見ていこうと思います。

 

まずは、前回の肛門記事…ではなく他の排便記事でリンクが張られていた記事ですが、ズバリ、について!

 

予防と治療の両方の記事があり、どちらも短めなのでどちらも見ていきたい限りですが、まずはPrevent=予防の方から取り上げてみましょう(↓)。ならないに越したことはないですからね。

 

health.clevelandclinic.org

 

痔は英語で「hemorrhoid」、発音としてはヘモロイドという結構単純なものですが、医療関係者の方が稀に痔のことを「ヘモ」と呼ぶことがあるのは、この英語名称が由来のようです。

(なお、英語では「hemo」だけだと「血の」という意味にしかならないので、(ヘモグロビンとかでも使われている、血を意味する接頭辞ですね)英語にはそういう略称はありませんが、後半の方は「flow=流れ」を意味するラテン語由来とのことです。)

 

幸い僕は痔になったことはないものの、これはできればなりたくない症状の筆頭と言えますし、世界最高峰の医療機関の呼び声高いクリーブランド・クリニックは痔を避けるためにどういった方法を推奨しているのか、ぜひチェケラッチョさせていただきましょう。

 

痔を予防する5つの簡単な方法(5 Simple Ways To Prevent Hemorrhoids)

以下のポイントを抑え、症状を悪化させないようにしましょう

 

 

もしも痔を患っていらっしゃる場合、世の中には自由に使える治療の選択肢がたくさん存在しています。しかし、もし痔を患っているのであれば、間違いなく他の人には痔にならないことが最重要だとアドバイスすることでしょう。

痔―肛門管にある、腫れて炎症を起こした静脈クッション―は、時折痛みや痒みを伴い、出血を引き起こすこともあり得るものです。しかし、いくつか簡単な生活習慣の改善をすることにより、この刺激性の症状を避けられるかもしれません。

結腸直腸外科医のアリエル・カンタースMD(医師)が、痔を予防できる5つの簡単な方法と、特定のライフスタイルを変えることでいかに世界が変わり得るかについてご説明くださいます。

 

痔は予防可能なの?

痔は誰にでもあります(※流石に世の中全員が痔ではないと思いますし(笑)、ここでは、病状としての「痔」というより、「hemorrhoids」の字義通りの「血流を産むもの」という意味合いが強いのかもしれませんね)。肛門の近くに位置し、その全域に血液を供給する、いくつかの内外にわたる血管がその本体です。かなりの痛みを伴い得る問題が提示されるのは、これらの血管が腫れて炎症を起こし始めるときに限られます。こういった血管の腫れを防ぐためにできることをいくつかご紹介しましょう。

 

1. トイレは必要なときに行く

常識的なアドバイスのように聞こえるかもしれませんが、あまりに多くの方がこれを無視しているのです。トイレに行くのが遅れると、便(うんち)が腸内で硬くなったり乾燥したりして、出にくくなります。便を出すために力むと、痔になるリスクが高まります。

力むといえば、必要のないときに無理に排便を強いるのはやめましょう。力むと静脈クッションへの圧力が高まり、これが痔につながっていくのです。特に、力むと内痔核が外痔核に変わってしまうことがあり得ます。

 

2. トイレを読書室にしない

トイレでの時間は、長時間の逃避ではなく、必要な時間だと考えましょう。トイレのタンクの上に雑誌や本が積んである場合は、別の部屋に移動させるようにしてください。スマホをトイレ内に持ち込むことも禁止です―フェイスブック、インスタグラム、スナップチャット、ツイッターの閲覧や、ゲームもやめましょう。

なぜでしょうか?トイレにいる時間が長いほど、排便のために力む可能性が高くなるからです。また、座ったままの姿勢は肛門の血管に余計な負担をかけます。どちらも痔のリスクを高めるものとなっています。

 

3. 食生活を見直す

痔を予防するには、軟らかくて出やすい便が望ましいです。適切な硬さにするには、賢い食生活を心がけ、脱水症状を避けるために水をたくさん飲むことが肝心です。

食物繊維の不足が、最も一般的な犯人と言えます。例えば、便秘がちな方は、緑黄色野菜、果物、および100%全粒穀物から、より多くの食物繊維を摂るようにしましょう。食物繊維は便秘を防ぐのに役立ち、そして便秘は―力むことにつながるため―痔の危険因子なのです。

ただし、食物繊維には注意が必要です。人によっては、いわゆる「大腸通過遅延型便秘」になることがあります。こういった方々の腸の動きは、通常より遅いのです。この場合、過剰な食物繊維は腸内に滞留し、便秘を悪化させる傾向があります。

また、自分の体の声に耳を傾け、腸を刺激するような食べ物は避けるようにしましょう。中には、乳製品に含まれる乳糖が刺激になる方もいらっしゃいます。他にも、グルテンや精製食品の摂りすぎが原因の方もいらっしゃいます。

 

4. 運動で体を動かす

適度な運動は、痔を含む多くの腸や消化器系に関する問題の改善や予防に役立ちます。座りっぱなしでいると、腸も含めて全ての動きが鈍くなってしまうのです。

運動は、腸管内の老廃物の動きを活発にします。それにより、便秘や、乾燥して硬くなってしまう便を避ける手助けとなります。ウォーキング、短距離ランニング、自転車、ヨガなど―お好きなものを選んで、アクティブなライフスタイルを心がけましょう。

ただし、痔を患っている場合は注意が必要です: 重いものを持ち上げるスクワットなど、腹圧を高めるような動作は避けましょう。痔を予防しようとしているのであれば、こうした運動はかえって害になりかねません。

 

5. かかりつけ医を受診する

症状が変化したり、出血が増えたりした場合は、かかりつけ医の診断を受けましょう。全ての痔の治療法が外科的手術というわけではありません。他の病気を除外するための検査が必要な場合もあり得ます。
 

痔を止めるのに役立つその他の生活習慣のポイント

毎日できる小さなことでも、以下のような役に立つことがいくつかあります:

  • 水をもっと飲む。水分のない食物繊維は便を硬くしてしまいます。
  • 長時間の座った姿勢を避ける。
  • 食物繊維のサプリメントについて、かかりつけ医に相談する。
  • トイレに行くときは、低めの台や椅子の上に足を上げて、圧迫感を和らげ、余計な力を入れずに便を出すようにする。

 

う~ん、これは、相変わらず当たり前すぎるというか一般的・巨視的すぎると言いますか、「食生活を見直す・運動する」とか、正直、

「そうした方がいいのはそりゃ分かってるよ、でも、そんな面倒なことをせずに何か『これするだけで永久に痔とオサラバ』みてぇな楽で簡便な方法、何かねぇの?」

という、「楽なダイエット法探し隊」に通ずる残念さも感じてしまうガッカリアドバイスでしたね(笑)。

 

まぁ逆に言えば、そういう当たり前のことに気を付ける以外に魔法の方法はない、誰しもがかかる可能性のあるモノ…ということでもありますから、気を付けたい限りです。

 

とはいえやはり、食生活や運動なんかよりも、「イキみすぎない」「座りっぱなしは危険!」の2点が最重要かな、と思えます。

 

僕は、正直座ってる時間は長いものの、特に座り続けている間に肛門が痛みだすことはないんですけど、聞く所によると、ドーナツ型のクッションは尋常じゃなくお尻に優しいとのことなので、悩んでいる方はそんなアイテムを考えてみてもいいかもしれないですね。

 

一方、排便に関しては、基本的に完全に時間が自由である職業柄、好きなタイミングで無理やり捻り出さなければいけない場面はほぼないので、常に必要な場面でできているとも言えますから、個人的にはそれが功を奏しているのかな、という気もします。


ただこれも、休み時間が決まっている方とかですと、「どうしてもこの間に済ましておかなければ…」ということもあると思いますし、「必要のない時の無理な排便は控えて!」とか言われても、どうしようもないことはある気がしますね。

 

今回はなぜか触れられていませんでしたが、拭きすぎも良くないとのことでしたし、時間の自由があまりない方は、「過剰に拭きすぎないようにする」というのが簡単にできるいい心がけかな、とも思えます。


とはいえ、ウォシュレットが普及し尽くしている日本の場合、これも問題ない方が多い気もしますし、まぁ結局これも運の要素が大きいものにも思えますから、「ならないことを祈る」という、そのぐらいしかない気もするものの(笑)、どなた様も痔にならず健康的なシリホールが維持できることを願ってやみません(時間がないので雑なまとめで恐縮ですが(笑))。

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