野辺くんの思い出

前回またまた中途半端な形で終わってしまっていた話の続き……中学時代の、尋常じゃないレベルでテストの成績が悪かった友達の思い出話をしていこうかなと思います。
(そう書くとめちゃくちゃネガティブな…というか友人を悪し様に語るようなカスに思えてしまうかもしれないものの、お読みいただければ分かりますが、まさに真逆のお話になると思うのでご安心ください。)

ブログを書き始めて、「思い出のドリンク」シリーズあたりで学生時代の思い出をいくつか書いていたときに、彼の思い出も割と面白いしいつか触れたいなと思っていたので、ちょうど今回そちらに脱線していけそうでしたしその話を繰り広げてみようと思った次第ですね。

(シリーズ1回目の記事↓)

con-cats.hatenablog.com

(あぁ、よく考えたら、「途中のまま放置状態のシリーズ」の一番最初が、このドリンクネタでしたね!
 アミノ酸飲料から、唐突に分子生物学的な話を始め、その後有機化学やらに色々逸れていった上で、さらに青い花や英語シリーズに派生していって今に至る…って形でした。
 一応続きも、具体的な触れるドリンクだけはもう用意してあるのですが、果たして戻れる日は来るのでしょうか?(笑))


もっと似てる人・キャラはいた気がするのですが、背が高く、運動神経万能で、坊主…ではないけど、男子っぽい丸刈りとでもいうんですかね、風が吹いたり汗をかいても髪型が変わらないタイプの感じから、パッと思いついたので、スラムダンクの「トーテムポール」こと野辺くんという仮名で呼ぶといたしましょう(参考記事↓)。

renote.net

とはいえ実際の野辺くんはスラダンのトテポとはちょっと違い、筋肉ガッシリタイプというよりヒョロッと長いタイプという方がしっくり来る感じで、かつ、何かいつもニコニコ…というよりニヤニヤという方がしっくり来るのですが(笑)愛嬌は良いタイプだったので、もう一つパッと浮かんだのでいうと、ファイナルファンタジーの名物キャラ・サボテンダーにも似てる気がしますね。

dic.pixiv.net

別に実際の彼をそれと結び付けて呼んでいる人はいませんでしたけど、ちょうどこのピクシブのイラスト(↑)、マジで野辺くんに雰囲気そっくりなので、そんなわけでまぁここでは「ノベテン」とでも呼ぼうと思いますが、上述の通り、ノベテンはもうとにかく学校の勉強をなぜか頑なに一切微塵もしないタイプで、学年全員が、「成績ビリは誰?」と聞かれたら誰もが即答で「ノベテン」というぐらいに、彼のバカさ(学校の成績という意味で)はあまねく誰しもに知れ渡る周知の事実だったのです。


(なお、同じ学年に、小学生時代特別支援学級に入っていたけれど、中学からみんなと一緒の普通学級に入ってきた子が1人いたのですが(といっても僕は小6でその地区に転勤してきて、そもそも小学校の学区も別だったので中学以前の話の詳細は分からないものの、そう聞いていました)、もちろんその子もやっぱり勉強はどうしてもそんなにできなかったものの、その子よりも圧倒的に成績が悪いので有名だったのがノベテンでした。

 ちなみにその子は、言葉も若干覚束ないし、常にアンモニア臭がしているなどでもちろん女子にはまあまあ嫌われていたものの、子供レベルでの多少のからかいはあれど、深刻ないじめとか差別は普通に全くなく、みんな仲良く対等な友達として過ごしていたましたね。

 他学区と比べると学力がかなり低くいわゆる「荒れてる」地域だったのですが、一緒に過ごしてみると気のいい&面白いやつらばかりで、個人的には本っ当にいい学校&級友たちであり、心底楽しかったです。)


ノベテンはそういった意味での障害とかそういうのは全くないタイプで、運動神経なんかは逆に学年トップレベルでした。

僕も運動神経はいい方ですが、彼は何というかどんな種目でも高いセンスを発揮していたとでもいいますか(僕は短距離や野球みたいな「集中して一瞬全力を出せばOK」みたいなものは得意なんですけど、持久走やバスケみたいな「適度な力で長時間」タイプはかなり苦手です)、とにかく全身のバネが凄い感じで、体力測定とかは恐らく全種目負けていたのではないかと思います。


スポーツのみならず、ゲームとかも天才的でしたね。


例えばスーファミマリオカートを彼に貸したことがあったんですけど、150 ccの全種目が、スペシャルカップ含めて金のトロフィーが付いてる形で返ってきて(僕はレースゲームが特に好きでも得意でもなく、一番簡単な50 ccのキノコカップで繰り返し優勝して「余裕だぜ~」みたいに遊んでるだけのザコでした(笑))、それどころか、タイムアタックの記録も、おなじみのマリオサーキット1で、1分切り…59秒だか58秒だかの、これ当時の日本記録だったんじゃない?とすら思えるぐらいの超絶レコードが残されており、マジでたまげました。


他にも格闘ゲームもあり得ないぐらい誰よりも強かったですし、地味に、反射神経とかではなく文字を読んだり頭を使って攻略したりする必要があるRPGですら、貸して2週間かそこらで信じられないぐらい低レベルで全クリしたセーブデータが返ってきたなど(言うまでもなく、味方が弱い状態でボスを倒すのは、めちゃくちゃ難しいのです)、「いや、ゲームのストーリーを追えるどころか、普通の人ができない極限低レベルの攻略ができるって、ノベテンきみ、本当は全てを理解している天才なのでは…?」と僕なんぞは思ったものでしたが、こと学校の勉強・テストとなると、「いや何でだよ(笑)」と思えるぐらいにクソザコナメクジ化するのが彼だったのです。


1つ今思い出しても笑える鉄板エピソードがあるので紹介したいんですけど、それは、中1(多分2学期)の美術のテスト(期末テストとかの、ペーパー試験ですね)のことでした。

どこの学校のテストもそうだと思いますが出席番号順の席で、僕が先頭・同じ列の一番後ろがノベテンだったんですけど、テスト終了後、一番後ろのノベテンが答案を集めに来るわけですが、いつも以上にニヤニヤしていたのです。


で、列の全員分を集めて教卓に提出し、自分の席に戻っていったら、彼の1つ前=後ろから2番目の席の子が大笑いしながらノベテンになにやら語りかけていたのですが、気になったので立ち寄って聞いてみると、

「問題用紙1枚足らんかった(笑)」


とのこと……


そう、まさかの、問題用紙が1枚足らなかったにも関わらず、一番後ろの席のノベテンは別にそのことを先生に言うでもなく、このテストの50分間、ただノベェ~っと解答用紙とにらめっこして過ごしていたのです!!

(まぁ、にらめっこというか、多分普通にずっと寝ていたのでしょう(笑))


仮に選択問題でも、選択肢が「1」か「ア」かすら分からないから、絶対に1点も取ることができない(笑)。


もちろん問題用紙があってもなくても何も変わらないことを自分で分かっていたから「メンドクセ」という感じでそのままやり過ごしたんだと思いますが、恐らく歴史上、テストの問題が届かなかったのにそのまま試験時間を終えたなんて豪の者は、ノベテンただ一人なのではないかと思える、クッソ笑えるエピソードなのでした。


そんな感じで、ノベテンの成績は、国数英理社の主要5教科で合計3点・保険技術美術の副教科含めた8教科で合計4点とか、基本的に1教科平均1点未満であることがほとんどだったように覚えてますけど(もう途中からは誰もいちいち全部聞かなかったですが(笑))、逆にどこで点数取れたんだよ(笑)と不思議に思えるぐらいの、リアルのび太的男が、ノベテンという感じですね。


しかし、学校の勉強以外のあらゆることに秀でた、出木杉くん的な男でもあるのが、ノベテンといえるのです。


まぁ「見た目」は具体的な客観指標があるわけではないのでともかく、身長も中学時点で170の後半から多分もう180ぐらいはありましたし、いきなりド直球の下ネタで恐縮ですが、小6でも同じクラスだったんですけど、プールの授業の前の着替えで、隣ぐらいにいたノベテンの方をふと見ると、マジで「尻尾かよ(笑)」ってぐらいのものがぶら下がっており、「こんなでっかい人間、この世にいるんだ!」と衝撃を受けたのも記憶に新しいぐらい、なんというかスケールでもう僕は彼に完敗だった感じですね。

(小学生時代まではまだしも、流石のノベテンも規格外の大きさをからかわれるのが恥ずかしかったのか、中学になってからは堂々と丸出しにせず隠しながら着替えていた記憶もありますが(笑))


スケールのみならず、才能やセンス的なものも、マジで学校の勉強が絡むもの以外は基本的に全てこりゃ敵わんと思わしめるのに十分な凄みがありましたし(いちいちそんな比較をしながら生きてたわけではなかったものの、何事にも「ノベテンはスゲェなぁ」と思ってた感じですね)、結局人間には、学校のお勉強・テストなんかでは測れないものも確実にあるという気がしてなりません(まぁ言うまでもない、当たり前すぎる話ですが)。

もちろん(勉強できた側が言うとちょっと傲慢かもですけど)基本的には勉強ができる人の方が他にも何でもできることの方が多いのは確かに思えますけど、いわゆる落第生の中にも、別の側面ではめちゃくちゃ才能に溢れているとか、あるいは単にやる気や環境に恵まれなかっただけで、本気出したらマジで凄ぇのにな…という人は、世の中いくらでもいるように思えます。

ペーパーテスト以外で、何か客観的な形で各生徒個々人を評価できる仕組みみたいなものがあればいいんですけど、結局、もし簡単にできるものがあるならとっくのとうにそれが使われているわけで、中々公平で客観的な指標というのは難しいのが現実であり、勉強が苦手な子は中学以降辛酸をなめることが多い状況なのは仕方ないといえるのかもしれませんね。


…ってまぁそれは改めて、できた側からの何か偉そうなというか癇に障るかなり上から目線で手前勝手な物言いであり、できない側もできないなりにちゃんと自分の道で努力したり楽しく生きとんねん、そんなもんマジで余計なお世話だわクソが、って話かなとも思えますが……。

(…にしたって、ノベテンのケースは「マジでそんなわけなくない?わざと低い点取ってんのか?」と思えるぐらいに、本人の力と学業評価があまりにもかけ離れすぎていた気はどうしてもしちゃいますけどね(笑))


そんなノベテンですが、特にガキ大将的なポジションというわけではなく、もっとお山の大将的な子が近所というかノベテンと同じ団地にいて、特に小学生時代はその子を中心にぞろぞろついて回るような感じでした。

そのボスタイプの子は、ちょうど、見た目も若い頃のビートたけしさんに似ていたので北野くんと呼ぶことにしますが、北野くんも足がめっちゃ早くて(短距離だけなら、ノベテンより早い感じですね)小学生時代は人気者だった感じですけど、ノベテンほどではないにしろやっぱりちょっと勉強は苦手なタイプでしたね。


北野くんは中1で引っ越してしまいましたが、やっぱり中学生になってからは小学校時代ほどクラスの中心ではなくなっていた感じですけれども、これは大体全国どこの公立小中学校でも見られがちな光景なのかなあ、って気もしてしまいます…。

(ちなみに小6~中1の2年連続同じクラスで、僕はめっちゃ気に入られてたこともあり、しばしば2人で一緒に帰っていました。中学生になっても、普通にやっぱり話は楽しい兄ちゃんでしたね。

 一度、数学の期末テストの帰り道、「なぁ紺助、珍しく解けた問題があったんだけどさ、1x(←xの係数が1)って書いちゃダメなんか?俺最初の計算問題でそう書いちゃったんだけど」と聞かれたので「あー、1は省略しないとダメだね。減点されちゃうかも」と答えたら「そっか…。やっぱ難しいな、勉強」と、ちょっと悲しそうにしていたことも強く印象に残っています。

…もちろん、運動会では短距離クソ早の活躍を見せてましたし、クラスを盛り上げることも沢山ありましたし、そんなに常に落ち込んでるなんてことは全くなかったですけどね!)


ついでなのでノベテンの見た目ですが、ちょうど、北野くんの取り巻き的な感じで、そのまんま東さんにも似てたといえる気がします(まぁもちろん髪はちゃんとありましたけど(笑))。

トーテムポール野辺、サボテンダー、東さんで、何となく実体がどんな感じなのかイメージしていただけるのではないかと思います(まぁ、中学時代の友人のイメージをはっきり持ってもらう意味も皆無ですけど(笑))。


なお、僕は中学生になっても結構ノベテンとは一緒に遊ぶこともあり、まぁ2人で遊ぶことはまずなかったものの、もう一人、いつも優しい笑顔で、彼もまたあんまり勉強は得意じゃない感じでしたが死ぬほど運動神経が良く、多分サッカースクールにずっと通ってただかで激烈サッカーが上手な子と3人でめちゃんこよく遊んでいました。

その子はそうですねぇ、ジャニーズがめっちゃ好きで(本気で入りたがってましたが、結局応募はしなかったようです)、ちょうど僕世代はV6がデビューしたばかりということもあり、V6のビデオを観てはなりきってダンスしてた彼ですけど、眉毛がちょっと濃いめで笑顔が優しい感じからイノッチにかなり似ていたものの、何気にイノッチさんはもう別の人の仮名に使ってしまっているので(笑)、全く似てないけど本人が大ファンだった森田くん(ゴーくん)とでも呼びましょうか。


ちなみにこの森田ゴーくんは、実は僕と全く同じタイミング=小6の始まりに同じ小学校に転入してきたんですけど、しかしゴーくんは小2?小3?…ぐらいまでこの学校で過ごしていた出戻り組だったそうで、既に全員が友達という状況でした。

なので、小6の始業式のあと、6年生が残った体育館で、「今年は4人転校生がいます。1組に2人、2組に2人ずつです」と紹介された際、まさに例の北野くんが「ゴー来い!ゴー来い!!」と大声で叫んでおり、「森田くん、2組」と発表された際、1組男子のほとんどが「あぁ~っ」と溜め息をつき、同じ転入生である僕は「何やねん、いきなりお前はいらんって言われてるみたいで随分だな(笑)」と思えてそれがめっちゃ印象に残ってるんですけど(ちなみにこのエピソードを紹介するためだけに、北野くんの名前を出していました(笑))、そんなわけで残念ながらゴーくんは2組、僕ともう一人の、関西からやってきた関西弁のめっちゃ面白い男……まぁ何でもできる万能マンなので、同じスラダンの山王工業から河田くんとしておきますが、僕と河田くんが1組だったわけですけど、河田くんに例えた通り、この少年は化け物レベルの逸材で、彼もサッカー経験者でしたがスポーツ万能であり、中学ではソフトテニス部に入って、確か市の大会でシングルスもダブルスも優勝していたはずで、勉強も男の中だと常に僕の次ぐらいの成績・通知表は当然オール5・中三は生徒会長をやっていた…という感じのキレ者だったので、何気に、ゴーくんを逃がしながら、(自分で言うのもなんですが)この時の6年1組は尋常じゃないタレントをゲットしていたという形でした(笑)。

(ちなみにこの河田くんは、こないだ「テンション」ネタで話に出していたキノコ頭の深津くん(彼だけ当時の記事では本名を使ってしまっていたので、河田の友人ってことで、キノコ頭ではないですが「深津くん」に変更しておきました(笑))の家から10秒ぐらいの場所に引っ越してきており、彼らは大親友同士だった感じです。転入組み同士、僕も一緒によく遊びました。

 なお、もう一人の2組の転入生は、そこまであまり目立つ点のない普通の女の子でした。)

 

で話を戻すと、ノベテンとは小6・中1が同じクラスで中2・中3が別になり、一方ゴーくんとは小6・中1が別で、中2だけ同じになったんですけど、特に中2のときが、なぜか両者と同クラ経験のある僕を介す形でノベテンとゴーくんと常に一緒に遊んでた感じで(夏休みとか、本当に毎日遊んでた気がします)、ゴーくんの趣味で、家でV6のダンスビデオを観て、その後公園の芝生で、ゴーくんとノベテンがバク転からバク宙にいく練習を延々ずーっとしている様を僕はニコニコ眺めてる(僕はバク宙どころか、転すらできません(笑))という謎の時間を過ごしていましたが、普通に楽しかったですね~。

それに飽きたらサッカーボールで少人数での球蹴り・壁当てとかもしてましたが、ゴーくんが左足で蹴るボールの、素人とは完全に違う美しい軌道はマジでホレボレする感じでした。

これまた今でも覚えてることとして、小6の真冬のクラス対抗サッカー大会で、ゴーくんは2組なので敵だったわけですが、周りとレベルが違いすぎるからか彼はキーパーをやってたんですけど、シュートをマジの超反応でジャンピングキャッチ連発とかしていて、「うわこれは凄ぇ!体のバネも、才能も、本当にまるで違うな!これは自分には絶対できない!!」と恐れ入ったものです。

(でも、同じくめちゃウマのパワフルな河田くんのゴールで、1組は勝った記憶がありますけどね(笑))


しかし中3になると、ノベテンとゴーくんが同じクラスで僕は別のクラスになり、元々その2人のウマがめっちゃ合ってた(運動センス的にも、バク転とかが好きな点も)こともあり、何だかんだ僕はやっぱり外でダンスとかより部屋でゲームの方が好きな性分ということもあって、中3以降はほとんど彼らと一緒に遊ぶことはなくなっていったものの、まぁ本当に心から楽しかったですよ。

(3人で映画に行ったのもいい思い出です。アムロちゃん全盛期で、『That'sカンニング』を観に行きましたが、まぁ映画自体はそない面白くなかったものの(笑)、友達と映画なんてそういやあの一回こっきりな気もしますねぇ。

 あぁ、同時上映が『友子の場合』という、ともさかりえさん主演のものも放映されてたんですが、これは世にも奇妙な物語で放送されたストーリーの続編的な形で、僕はそれがめっちゃ面白かったのでどうしてもこっちも観たくて居座ったんですけど、2人はアムロちゃんを観たかっただけという典型的なミーハーで、確か観ずに外で待っていたという記憶がありますが(せっかくなら別に観ればいいのに(笑))、そのせいで「紺助、ともさかりえファンなの?」と勘違いされたこともまたいい思い出です(笑)。)

 

(ちなみに中3は河田くんもノベ・ゴークラスで(ちなみに僕は河田くんとは一度も同じになりませんでした。これ、都市伝説と思いきや実際事実らしいですけど、やっぱり成績とかが偏らないように、公立中のクラス分けって、優秀な子はばらけさせる・問題児もばらけさせる…みたいな感じになってるらしいですね)、終業式の、通知表を受け取ってもう解散状態の廊下で、ゴーくんが河田くんに「成績当ててやろっか?オール5でしょ?…(開示)…ほらねぇ~!やっぱ河田が一番スゲェな」と言ってるのをたまたま後ろを通りがかかった際に横目で目撃してたんですけど、「お、ゴーくんの中ではやっぱり河田くんが一番スゲェのか、ちょっと悲しいぜ」と、同じく突き抜けた優等生としてはちょっと悔しかったことも記憶しています(笑)。)

 

…って、「何だよこの話(笑)」としか思えない、クッソどうでもいいにも程があり過ぎる僕の小中時代の思い出話をダラダラしてしまいましたが、話を戻すと、免許試験のことを思い出すたびに、「ノベテン、絶っっ対に超大型バスだろうと巨大トレーラーだろうと余裕で運転できるだろうけど、果たして彼が免許の学科試験に合格することはできるんだろうか…?」と、心の底から不安になってしまう、という話でした。

でも、免許はゲームみたいなものということで、きっとノベテンなら合格してくれているのだろうと思います…。

 

ちなみに、中学3年間の全てのテストで確実に合計2桁得点しか取れなかったノベテンですが、そういえば「留年」はおろか、「赤点」とか「補修」とかそういう単語すら聞いたことなかった気がしますけど、調べてみたら公立中というのは「落第・留年の強制」が事実上存在しないんですね(↓)。

kizuki.or.jp

そんなわけで、もちろんみんなと一緒に卒業したノベテンでしたが、当たり前のごとく高校には行かず、確かすぐ親元を離れて働きに出ていたように記憶しています。

 

僕は小6で引っ越してきた外様なので、幼い頃からの友人というわけでもなく、(まだ携帯の普及前でしたし)今では中学時代の友人とは一人も連絡を取っていないものの、ちょうど高校生になってしばらくして……1-2年ぐらい経ったぐらいの頃でしたかね、方向は別だけど最寄り駅は同じなので、一度駅からの帰りにたまたまゴーくんに会ったことがあったのですが、「ノベテン、今、万博工事の現場総責任者か何かで、バリバリ働いてるよ。俺も早く働きてぇ~」と言っていたのをハッキリ覚えており(って、「ハッキリ」の割に、実際万博だったかは忘れてしまったのですが(今見直してみたら、万博は時代的に僕が高校生の頃に準備してるわけもないので、別のイベントですかねぇ。ただ、万博ぐらいのインパクトの、国際的かつ国家プロジェクト的な凄い現場だったことは強く記憶に残っています)…)、「あぁ、ノベテンなら絶対まとめられるさ。あいつは学校の勉強以外何でもできる天才だからね!」と、本当に自分のことのように嬉しかった場面が、今でも時折鮮明に蘇ってきます。

 

結局何が言いたいのかよぉ分からん記事になってしまいましたけど、ノベテンやゴーくんの例からも、僕は、「学校の勉強だけは圧倒的に勝っているけど、他の点で逆立ちしても勝てない連中」を本当にごまんと知っているので、子供時代の学校の成績=学歴だけで人を判断する人間にだけはなりたくないなと強く思っています(…というか、そう書くと「油断すると思ってしまうので、気を付けてます」みたいな気がしちゃいますけど、マジで心の底から一切それを思うことすら絶対にない、の方が正確ですね)…ってのが、一連の話の結論みたいな何かですね。

もうちょい免許の話からまとめておきたかった話もあった気もするものの、まぁ何かクドいですしこの辺にしておくといたしましょう。


次回はまた、イマドキ略語シリーズに戻ろうかと思っています。

アイキャッチ画像は、やはり本物に一番近い気がする(笑)、サボテンのいらすとをお借りしました。

 

ノベテン、きっと今でもめちゃくちゃ大活躍してくれていることでしょう!

かつての友人として、(こんなしょうもないブログから恐縮だけど)その能力が世の中で遺憾なく発揮されていること、心から願っているぜ…!!

(なお、本名を検索してみたら、割と有名な事件の容疑者と同姓同名だったので、検索から本人を探すことは不可能でした(笑)。)

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