コメ返信や補足その1-7:「ゴナ」はちょっと個人的には使いづらいわな…

前回の記事は、いただいたコメントの一部を残した形で終えていましたが(特にネタ的にはつながりのない余談だったこともあり)、その続き部分、大変面白い内容でしたし、せっかくなのでそちらから触れて、その後に次の記事へのコメントに移っていくといたしましょう。

 

これは余談ですが、、

日本に来ている英語圏以外の外国人で(短期滞在で)、日本語はもちろん、英語もYes、Noすらわからないような人がいて、もう母国語(以前のケースではタイ語でしたが)ゴリ押しで、それはそれで凄いなって思いました笑

いやもうこれ、お手上げじゃん!って思いつつも、翻訳アプリを駆使したり、その時は別の場所にタイ人スタッフが勤務していたので、電話で通訳してもらったりといろいろ頑張ってなんとか案内できたっていう感じでした。


まぁ、結局そうやって生き延びれる感じでしょうか笑


⇒母国語ゴリ押し、これは笑えるエピですねぇ~。

結局そのぐらい横柄な輩のほうが、何だかんだ一番コミュ力に優れてたりして、案外周りに馴染むのも一番早かったりするのかもしれませんね(笑)。

基本的に日本人は海外に出た際、「何とか現地語でコミュニケーションを取らなくては…!」と真剣に考えがちだと思うんですけど、(まぁ非英語圏の人がそのパターンなのは珍しいとはいえ)英語圏のヤツらは基本的に自国語で話しかけてくることの方が多いわけで、我々にももっとそのぐらいの図太さ横柄さがあってもいいのではないだろうか?……という気もするかもしれません(笑)。


…とはいえやっぱり、流石に一応世界の共通語とみなされている英語とは違い、西欧諸国や南半球各国で日本語をゴリ押しても、ほぼ確で無駄な努力に終わって痛い目を見るのは自分になる……という言語の非対称性みたいなものが、厳しい現実としてあるのも事実かもしれないですねぇ…。


まぁここはやっぱり、せめてもの折衷案として、こないだも書いていた通り、

「つたない英語かもしれんが、こっちは何年も勉強して、頑張って英語で話しかけとるわけよ。したがって、理解できないのはお前らネイティブの怠慢だ、キミたちには我々の英語を汲み取って理解する義務がある!」

…ぐらいの勢いで、「は?こんな訛りも理解できないの?君ネイティブ何年目?(笑)」みたいに舐めくさった姿勢で臨む方が、案外向こうも「言ってることが分からない…俺の英語は大したことなかったのかも…。もっと謙虚に、想像力を働かせて耳を傾けてみよう」と思ってくれるかもしれず、世界はより平和になっていくのかもしれません(都合よすぎる話かもですが(笑))。

(ってまぁそれは冗談交じりというか、実際話す相手も非ネイティブということは往々にしてあるため、自分の英語が下手すぎるとそれだけで詰むことも多いわけですけど(笑)、少なくとも、オドオドと自信なさ気に「英会話はどうにも慣れてませんもんで…ゴニョゴニョ」と話すより、堂々と「非ネイティブの面白訛り、聞かせたろか?(笑)」ぐらいの勢いでとにかくポジティブな姿勢でいるというのは、単に英会話うんぬんのみならず、コミュニケーション全般に関しても大変良いTIPSなのではないかな、という気がします。)

 

ということで、果たしてそのタイ人の方が短期滞在で「アリガトゴザイマス」ぐらいは言えるようになったのかが気になる所ですが、日本旅行を楽しんでくれたことを願って、次のコメントに移りましょう。


続いては、ミントン先生による未来形の解説について触れていた、こちらの記事(↓)にいただいていたコメントです。

con-cats.hatenablog.com

 

これはめちゃくちゃわかりやすい!!と言いたいところですが、、やっぱりムズいですねぇ。いや、ややこしくはないです。いやいや、ややこしいのか??笑

言ってることは理解できますが、、ちゃんと使い分けられるか?って言われたら、難しいですね。

でもまぁ、日本語訳を読めば違いはわかるので、やっぱり慣れるしかないのかもしれないですけど…。

willとbe going to doなんて、私の中では完全イコールで、どっちでもOKだと思っていたので、これは凄い発見でした笑

確かに、be going to doは「〜するつもり」っていう風に覚えたので、元々決まっていたようなニュアンスになりますよね。


この中だと、③現在進行形の使い方は、見慣れないというか、違和感があるかも…?これは重なりがあると書いてありましたが、どんな場合でもbe going to doでOKということでしょうか?(じゃあ要らんくない?笑)

でも、結局これって、I'm helping Emily with her homeworkはこれだけだと普通に手伝っている(現在進行形)っていう意味にもとれるわけで、前後の会話があってこそ手伝うことになっている(未来を表す)っていう意味になるんですよね?


あ、公共的なことがらの予定については現在形を使うって、言われてみれば聞いたことあるような気がしないでもないような…笑

「明日は」って言うのに現在形っていうのは、やっぱり違和感ありますね。

例えば、自分がもうオープンしたそのお店にいて、「お店は何時オープンなの?(だったの?)」と聞いたとしても、やっぱり過去形にもならず現在形で答える感じなんでしょうか?

これ、また過去が絡んでくると、現在完了や、過去完了や、いろいろややこしそうですよね。(妄想です笑)


⇒まさに、「分かりやすい!…けど、こんな微妙な使い分け、果たして自分に使いこなせるのか?」みたいなのが、僕も、この解説初読時の感想であった気がしますねぇ~。


しかしぶっちゃけて言いますと、あそこで書かれていた使い分け方は知識としては身についたので例えばメールなんかではちゃんと意識して正しい方を使ってるつもりなんですけど、カジュアルな場面の会話なんかだと、正直、未来について言及したいような場合はどんな場面であっても、一番言いやすい「will」でゴリ押しすることが多い気もするかもしれません(笑)。

なので、例の「恋人に呆れられる表現」に近い感じになっていることもあるかもしれず、気付かぬ内に人間関係にヒビが入っている可能性も無きにしも非ずですが(まぁ、そんなセンシティブな会話はしたことがないのでないと思いますけど(笑))、そもそもそんな使い分けどうこうを論じる以前にまず、明らかにカタコト英語なわけで、仮にちょっとおかしいwillの使い方になっていても、「…あぁ、まぁ、この人、言ってて自分でもよく分かってないんだろうな(笑)」みたく、確実にお目こぼしいただける状況になっているとも思えます(笑)。


まぁでも、一応オフィシャルな場面とかでは口頭でも気をつけるようにしていますし、使い分けの知識/意識があるのとないのとでは大違いなのは間違いないですから、知っておくことはとても大切なことに思えますね。

 

ご質問の方に話を移すと、まず、「どんな場合でもbe going to doでOKということでしょうか?(じゃあ要らんくない?笑)」は、まぁ極論そういうことですね(笑)。

これは結局、「従わなければいけないルール」ではなく、「自分のちょっとした気分の違いを表すことのできる、便利なツール」でしかないので、全ては主観次第であり、「既にやると決めたこと」はbe going to doで、更に一歩踏み込んで「時間とかも固まって、完全にスケジュールの一部となった」ということを表したい場合には現在進行形になる、ということに過ぎないわけですね。


仮に、「スケジュールの一部として確定したけど、be going toを使った」としても、その違いは他人には知る由もないというか、別に「間違ってる」ことには決してならず、単に「それはもう自分の予定表に書き込まれている/その時間はこのイベントで埋まっている感じです」というニュアンスが主張されていない表現になるだけ(=「このことをやる予定はもう立ててあります」ということは、be going toでもちゃんと伝えられる)なので、どちらで表すかは自分次第としか言えない(面倒なら使い分ける必要などないけれど、ネイティブなら自然に使い分けられる点なので、ある意味「使い分ける義務」などさらさらなく、「使い分けられたら便利なこともあるかもね」程度の話)と考えればそれで十分でしょう。

 

続いての「I'm helping Emily with her homeworkはこれだけだと普通に手伝っている(現在進行形)っていう意味にもとれる」は完全にその通りで、全ては完全に文脈次第ということですね。

例の電話の会話では、「お昼にサッカー観に行かない?」の流れで「I'm helping Emily...」でしたから、当然言うまでもなく、「その時間はエミリーのヘルプというスケジュールがもう埋まっているんだ」という意味に自動的になるわけですね。


ちなみにやはり、どちらかといえば、そんな「具体的に固まった個人的スケジュールを聞く場面」なんてあまりないともいえますし、あえて比べるなら、現在進行形で未来を表すのより、やっぱりbe going toで表される予定を聞くことの方がずっと多い気がするかもしれません。

ただこれ、「be going toって、正直言い辛すぎだろ」と思えるわけですけど、当然ネイティブもそう思うわけで、基本的に日常会話だとこいつは、どこかで聞いたことがあるであろう、「gonna(ゴナ)」に変わるんですね…!

…あぁでも、gonnaはgoing toの部分のみなので、「I'm gonna」と、be動詞は別で挿入される形です。

 

とそんな感じで、この略式表現は英語で最もよく聞くフレーズの一つなわけですけど、僕は漢字の「門構え」ですら決して簡略形(あの、「同」という字の囲いにチョンと点を足しただけの、中国語簡体字の「门」に近いやつですね)を書いたことのない、「簡略化すると『崩している』とみなされるものを略して記述するのは、何というかサボっているようでどうにも抵抗がある」という、よく言えば手間を惜しまない立派な人、悪く言えば頭の固いおっさんなわけですけど(笑)、もちろんI amがI'mとかの省略は、これは正式文書でも使われるので当然余裕で使うものの、going to→gonnaなんかは、これはスラングとは言わないまでも口語のみのもので、文書で書くことはまずない表現であるため、文章のみならず、口頭ですら僕はどうにも使わない(手間を惜しんでサボっている/あるいはカッコつけてるようで、使うのに抵抗がある)感じですねぇ~。

(なので、be going toは言うのも面倒ですし、ちょっと使い方がおかしくても何だかんだ楽なwillを使うことが多くなってるともいえ、意味まで変わっちゃってる分、サボってるより余計悪いかもしれませんが(笑))


そもそもgonnaはgoing toを早く言ったときにそうなるからそう言われるのであって、僕ぐらいぎこちない英語だと、going toはあくまでゴーイング・トゥーなので、gonnaになりようもないともいえるんですけどね(笑)。

とはいえ現実のネイティブらの会話では、普通に、尋常じゃない頻度でゴナゴナ言われている感じだといえましょう。


gonnaといえばもう一つ同じパターンが、want toの「wanna」ですね。

こちらも全く同じ感じですが、gonnaがgoing toの略なのでbe動詞が必要なのと違い、wannaはwant toの略なので、こちらは「I wanna」と、I'mから続く語ではないという大きな違いはあるといえる感じでしょうか。

「wanna」といえばやはり、これの含まれる単語として印象に残るものに、「ワナビー」ってのがありますが、これはそのまんま「wannabe」で、「want to be」ということなわけですけど、二語ではなく完全にくっついて単独の言葉となることでスラング的な意味が生まれ、英辞郎から拝借すると「熱狂的ファン、別の誰か[有名人]になりたがっている人、志望者、~気取り」という、若干ネガティブなニュアンスもある意味にもなるという形ですね。


とはいえワナビーで最も有名な、スパイス・ガールズの歴史に残る最高の名曲『Wannabe』なんかは、歌詞の「If you wanna be my lover, ...」の通り、「私の恋人になりたいんだったら…」という、純粋に「want to be」の文脈で使われている形といえましょう。

www.youtube.com


せっかくなのでMVも貼らせていただきましたが、この1曲だけでスパイス・ガールズを世界的レジェンドにしたと言っても過言ではないこの曲、MV含め、今聴いても1ミリも古さを感じない、ほんまもんの大傑作ですねぇ~。

Youtubeコメントも、「timeless(永久の・時代を超越した)」というワードが本当に目立ちます。)

 

そんなわけで、未来形の話から、ゴナ・ワナについて触れて、ワナビー動画も貼れたところで今回はこの辺で一区切りですね。

最後、オープンについては、実際当時の記事でもそこからは次の記事でまとめていたこともあり、また次の記事&コメントにも関連してくることなので、こちらはまた次回にまわさせていただくといたしましょう。


アイキャッチ画像は、ワナビーといえばもう一つ、アメリカのスクールカーストで、頂点のJock(ジョック、アメフトを筆頭としたスポーツで活躍する筋骨隆々のマッチョ)とQueen Bee(クイーン・ビー、チアリーダーなどの、華やかカリスマプリンセス)の次の層に位置する、「JockやQueen Beeに憧れて、羨望の眼差しを向け続けるけれどもその層には入れない少女たち」的な、ちょっとあんまりいい意味ではないものの、他に特に何も浮かばなかったので、今回はこれを貼ってみるとしましょう。

いらすとやにもスクールカーストのイラストはあったものの、文字もあった方が情報として優れている気もしたので、今回はWikipediaからの拝借です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ジョックより

この手の文化は正直、傍から見ていてももちろん当事者であってもあんまり気持ちのいいものではないですけど、まぁ日本に限らず…どころかアメリカでは更に強烈な形で、間違いなく今でも根強く存在するものなのは否定できないもので……と、知った風なことを書こうと思いましたが、僕はアメリカのハイスクールに関しては直接見たわけではなく全て伝聞になりますし、あまり適当書くのはやめておきましょう。


ただ、このよくあるスクールカースト図、検索しても英語だとほっとんどヒットしてこなかったんですよね。
(「School pyramid」とか「School hierarchy」とかで調べても、もっと真面目な、Principal(例の、校長ですね)を頂点とするものとかが出てくるのみ。
 上記ジョックのWikipediaも、英語版の記事(Jock (stereotype) - Wikipedia)にはこのピラミッド図は存在しません。)

こういう階層分け(は間違いなくどこでもありますけど、いわばその図式化)は、日本特有のものなのかもしれないな…という気付きを得た所で、まぁやっぱりこの手の話題は差別を助長する感じで楽しいものではないですし、人権意識の向上している時代ですから、この先多分少しずつこういうネタが表立って語られることは少なくなっていくんじゃないかなって気がします……という希望を記して(まぁ、自分もネタにしておいて、耳障りいいことだけ言うのも卑怯な気もしますが…)、今回は〆としようと思います。

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