似通った英単語に注意しよう(その3:シリアル・ライス他)

これまで5組のマギ単(紛らわしい英単語)を見てきましたが(スタッフ・デイリー・コンプリメント・ラック・バッグ)、早速続きに参りましょう。

 

6. シリアル(Cereal/Serial)

これはまぁ正直さほど紛らわしくもないというか、そもそも実際滅多にシリアルなんて言葉を書くことはないので、「どうでもいい」ってのが一番しっくり来るかもしれませんね。

とはいえ僕は最初期・ほぼ一番最初のブログネタ(↓)(まぁトイレネタの次でしたけど(笑))としてまとめていた通り、割とシリアルとはシリアスなお付き合いをしているため、今回あえて触れてみようと思い立った次第です。

con-cats.hatenablog.com


…あぁ、シャレのつもりで「シリアルとはシリアスな…」と書きましたが、そういえばシリアスもまぁ、同じ発音ではないけれど似ている単語と言えるっちゃあ言えるかもしれませんね。

シリアスは、スペルがseriousで、発音はシリアス以外にシアリアスというのもたまに聞く気がしますけど、一応検索してみたら、シアリアスはイギリス英語の発音なんですね~、↓のケンブリッジ辞書にある通り!

https://dictionary.cambridge.org/us/dictionary/english/seriousより

でも、アメリカ英語でも、割と聞く気がします。

(しかもむしろ、イギリスのバンドの曲で、この単語を連呼するものがパッと浮かぶのでもありましたが、普通に「♪シリアス、ソー・シリアス」って歌ってますしね、案外決定的な国の差でもないのかもしれません。)

せっかくなので曲も貼っておくと、ELOことElectric Light Orchestraの『So Serious』ですけど…

www.youtube.com


…ELOはマジで、個人的にはビートルズに次いで偉大なグループぐらいに思えます。

日本で一番有名なのは『Twilight』だと思いますが……

www.youtube.com


こんなに色褪せない曲、他にある?!ってぐらい、永遠に古臭くならない、歴史に残る名曲に思えますねぇ。

これに限らずELOはマジで打率も高く、確かビートルズに次ぐ何かのセールス記録も実際持ってたように記憶していますが(もしかしたらある条件下でビートルズを抜いた、だったかも)、やっぱりビートルズ同様、頭一つ抜けた才能が作り出したものって、本当に普遍性が備わっているとでもいいますか、ほとんど古さを感じないことが多い気がします。

(他にも、ずっと前「青い花・キャラクター勝手にテーマソング」の記事で触れていた『君は天然色』も同じように80年代初頭とは思えない瑞々しさを今でも感じますし、漫画でも、例えば藤子・鳥山級の圧倒的な才能ですと、普通はバブル期ですら古臭すぎてヤバいのに、それより前の作品であろうと、今でも全然違和感なく読める気がしますもんね(これは自分が昔から読んでいたからではなく、やっぱりドラえもんやアラレちゃんには、話はもちろん絵にも、不変の普遍性があるように感じますねぇ)。)

 

…相変わらず話が逸れましたがserious話を続けると、意味としては、「深刻な・重篤な」というややネガティブめな意味から(上記画像で貼ったケンブリッジ辞書の第一義はこの類の「Bad」という意味になってますね)、「真剣な・真面目な・本気の」というややポジティブな意味(「シリアスなシチュエーション」とか、日本語だとこっちがよく使われる印象かもしれませんね)まで幅広い意味で、日常生活でも大変によく使われる単語といえましょう。


さらにせっかくなので、特に日常的にメチャンコよく聞くものとして関連語を挙げてみると、「マジで?!」という、下手したら何言われてもそう返しておけば会話が成り立つといわれている最強のフレーズは日英問わず使われまくりますけど(笑)、これに一番しっくりくる英語は、まぁもちろん「Really?!」が代表格かもしれませんが、個人的には「Seriously?!」(シリアスリィ(↑)?)(当然、最後は音が上がる)が一推し……ってわけでもないものの、めちゃくちゃよく聞く上、何となく響きにカッコ良さもあるのでオススメかもしれませんね。

(まぁ、僕はちょっと長めで言うのが面倒くさいこともあり、自分では使ったことが多分ありませんが……。

 「マジき?!」とか「真面目に?」とか同様、多少、若者言葉な印象もあるとも言える気がしますね。)

 

まぁシリアストークはその辺にして本題に戻ると、僕は365日中、約365日ぐらい朝食はお手軽シリアルで過ごしているという話でした。

それほどまでにシリアルフリーク(あぁ、触れる予定はなかったですが、コーンフレークの「フレーク」と、〇〇マニア・オタク的な意味の「フリーク」も、まあまあ似てますね(笑)。せっかくなので、また今後中途半端な長さで終わりそうな記事があったら、ボリューム水増しとして触れてみましょう)な僕ですから、常人よりはシリアルという単語を書く機会はまぁあるかな、って感じなんですけど、滅多に書くもんでもないですし、検索とかで入力する際は毎度「頼む、当たっててくれぇーっ…!」と、それっぽいスペルを適当にギャンブル入力している感じです(笑)。

(ちなみに、同じくスーパーのセールを見るためにたまに検索する「ヨーグルト」も、「あれ、-grutだっけ-gurtだっけ?確かhが挟まる謎パターンもあるんだよな…」と、あまりにもややこしすぎて毎回適当に打ってたまに間違える、腹立つのり案件ですね(笑)(実際はyogurtまたはyoghurtという、もう後者は無視した方がいいパターンといえましょう。))


いや、でも本当に案外ややこしいんですよね、これが。

完全に同じ発音なのに、珍しく1文字違いではなく、中途半端に2文字も違うというややこしさまであるわけです。

その二語については、一つは言うまでもなく、当たり前のようにもう話に出していた朝食でおなじみ「シリアル」と、もう一つは何かというと、これも何気にたまには日本語で聞くこともある、限定品の連番とかで耳にする「シリアル・ナンバー」の「シリアル」がそれですね。

(あとは「シリアル・キラー(連続殺人鬼)」とかでも使われますが、要は「連続」って意味ですね。)


スペルについては、既に最初の項目名で挙げていた通り、cerealとserialなんですが、上述の通り、c/sの他に、後半の「リアル」の部分も微妙に違ってくるというややこしさ!

まぁこれまたさっき書いていた通り、滅多に使うもんじゃないこともあってこれまでなあなあにして覚えようとすらしてこなかったわけですが、せっかくなのでこの機会に分かりやすく覚えておこうかと思います。

 

まず先頭のc/sは、まぁ流石にぶっちゃけあまりにも違うので何となくの記憶・イメージでぼんやり区別はつくものの、「あれ?シリアルだから素直にSだっけ?確かeとiの違いもあったから、CかSかのみならず、CiかSiかすらもよぉ分からんくなってきたぞ…」と錯乱するのが毎度のことになるので、まぁ何かパッと思い出せる話を見繕ってみましょう。


とはいってもいい案が浮かばないから毎度迷ってる状況に甘んじていたわけで、あんまり上手い語呂もないんですけど、そうですねぇ、朝食のシリアルは、やはり穀物で、そういえば玄米フレークなんてものも昔はよく食べていましたし、穀物の王様・ライス=riceを頭に浮かべて、「あ!朝食シリアルのスペルは、ライス様と関連してるってイメージだったから、riceのceで始まるやつだ!」とでも覚えておけば、まぁ何とか、何もないランダム発射よりはまともな状況になったといえるでしょうか(笑)。


…ってこれも、「いや待て、そもそもライスのスペルって、riceでえぇのんか?(終わり二文字だけが重要な今は関係ないけど)liceの可能性は?あ、でも終わりの方も、もしかしてriseだったかも…」とか思えるかもですけど、まぁriseは流石に「ライズ」(サンライズなど、「上昇」的な意味ですね)だな…と気付けることを願う、お祈りモードに入るしかないかもしれません(笑)。


なお、ricelice、これは日本人英語学習者にはあまりにも有名すぎる気もしたためあえて挙げる予定はなかったんですが、紛らわしい&間違えたら致命的な単語の代表格ですね。

お米はもちろんRiceですけど、Liceとしてしまうと、あのカユイカユイの「シラミ」になってしまうので、「お米が好きです」を英語で言う際、間違ってLiceにしてしまうと大惨事になるわけです。

(そういえばこないだのフリマと今回のお米のおかげで、それ単独では今時わざわざ使うこともない気がする「ノミ」と「シラミ」は、案外馴染みのある英単語であるともいえる気がします(笑))


まぁライスに関しては、これももう非常によく目にするので「米=rice」は脳内に刷り込まれているレベルな気もしますけど、これのド忘れ防止策としては、うーん、まぁ稲が頭(こうべ)を垂れる様子が「r」に近い、ってのもありかなぁ……なんてことも今思いつきましたが、「あれ、元気よく成長している稲のイメージで、『l』なんだっけ?」とか誤解してもつまんないですし、これはまぁ、「日本人がレストランで『ライス』と言ったつもりがネイティブには『シラミ』と聞こえてしまった」というよく聞くエピソードがあるぐらいですから、お米の方はL/Rの内、どちらかといえばより日本人にとって音の再現が難しいといわれているRの方ってことだな……みたいな、間接的なイメージではありますが「ちゃんと発音しないとシラミに間違われる」という意識づけのためにも、そう思い出すのが一番の手かもしれませんね。


ということで、主食仲間のシリアルは、riceからの連想でce-で始まるやつだった、と、これで忘れなくなったと言えそうです(かなり無理のある覚え方ですが(笑))。

しかしこいつらは後半にも罠があって、どちらかが「-real」、どちらかが「-rial」になるわけですけど、これはまぁ、「リアルな現物」として存在するのはどちらだろうかと考えれば、間違いなくrealな物質として存在するのは朝食シリアルの方ですから(シリアルナンバーも数字として存在してるじゃん、と思えますけど、リアルな存在なのはナンバーの方に過ぎないのでセーフ…というご都合理論で行きましょう(笑))、実際僕にとっては本当にリアルな物体として毎日手に取っているので、朝食シリアルは「本当」のrealの方のスペルだったな、と、そう覚えればcerealのスペルは完璧に再現できそうですね!

(そこまでする必要あるか?という話はともかく(笑))


一方シリアルナンバーの方は、そもそもスペルのどこが朝食シリアルの方と違っていたかを覚えるのも面倒で、「先頭のc/s以外にも違いがあったことは覚えている、でもどこが違ったかまでは覚えてらんねぇ」とも思えちゃう気もするんですけど、とりあえず先頭の文字c/sについては、朝食がriceでCe-のことはもう確定していますし、それ以前にシリアルナンバーってよく「S/N」で表されますから、こいつがSで始まるのは言うまでもなく全く問題ないんですよね。

(だから、別にriceとかイメージしなくても、朝食の方がCで始まるのは確定していたわけですけど(笑)、まぁこいつらは二文字目も下手したら迷うから……といえますし、やっぱりriceは結構いい案に思えます(自画自賛(笑)))


そう、Sで始まるのはいいんですけど、さらに「se-だったか、si-だったか」が、ちょっと頭がボケてるときなんかは迷っちゃうわけです。

でもまぁこれは、シリアルやシリアスは「シアリアル」と呼ばれることがあるというのは生きた知識として間違いなく覚えていますし、もしsi-というスペルだったら、アメリカ英語ならほぼ間違いなく「サイリアル」みたいに呼んでいるはずで、そんな発音を聞いたことはただの一度もありませんから、si-では絶対ないな……という連想で、se-と確定できますかね…?


まぁriceのおかげでcerealと完璧に覚えた今は、「s/c以外は、シリアルナンバーの方も最初は同じだったな」と覚えれば問題ないでしょうか(でも他にももう1文字違いがあるので、やっぱりちょっとややこしいというかそう覚えるのも危険なようにも思えますが…)。


で、とりあえずそんな感じで二文字目まで確定して、その次もまた、「ser-だったかsel-だったか…」と悩むこともあるかもしれないんですけど(まぁ多分んなこたぁなく、話のためのネタにしてる感もありますが(笑))、これまた、「シアリアル」という読み方もされる(あぁ今更ですが、「シリアス」同様、連続の「シリアル」もシアリ読みされることはある感じですね。前半は両方同じスペルなので当然かもしれませんが)…という事実を思い出せば、「シアリ…」になる以上、どう考えても3文字目は「r」だべ、と確定できますね(sel-で「シアリ」になるのは無理筋が過ぎるでしょう)。


と、ここまででser-までは自信をもって断言できることになりましたが、最後の「イアル」の部分、これはもう、よく考えたら「sereal」「serial」ぐらいしかなく(流石に「シリアス」とこんがらがって「serioul」とか、L/Rの混同で「seriar」とかは絶対違うな、と言い切れるように思います)、ここはもう、「朝食の方とは違ったはずだ、そしてあっちは『real』な存在だった」と思い出せば、まぁserialに確定できるかな…と、それで正解まで辿り着ける感じでしょうか。


…って、あまりにもコマいことを長々書きすぎて、「こんなしょうもないことを覚えるために脳のリソースを割くの間違ってるだろ(笑)」と思えたというか、こないだも書きましたが実際スペルミスしてペナルティを受ける(かつ、迷ったときに検索もできない)場面なんて受験生以外にはもうほとんどないわけで(まぁ大人でも、TOEICとかを受ける場合はあるとはいえますけど)、「どうでも良すぎワロタ」という気もしたっちゃしたんですけど、まぁ結局、個人的にはこういう正しい知識を自分の中に溜めるためにあーだこーだ考えるのが好き、って話かもしれませんね。

(あぁ、「どうでも良すぎ」というかむしろ、「自分自身の経験や知識に頼りすぎてて、もうそれ君専用の覚え方じゃん(笑)」っていう感情の方を強く覚えた…ってのがより正確かもしれませんね。
 長々と書いてる割に、多分一般化できない覚え方なのは、どうも誠に恐縮です。)

 

おっと、今回もまたたった一項目でかなりの分量になってしまいましたが、まぁ途中別の語とかにも触れましたしね、今回はこの辺にして、また続きは次回とさせていただくといたしましょう。


いらすとやにしては珍しく、シリアルのイラストはたったの1種類、プレーンなコーンフレークしかありませんでしたが、シリアルメイニアとしてはやや物足りない気もするものの(笑)、今回は当然このシリアルのいらすとを拝借させていただくと致しましょう。

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