青い花・小ネタ:あーちゃんの名前の由来(?)他

今回から「青い花で学ぶ英語」みたいなシリーズでも始めてみようかと思っていたんですが、青い花英語版である『Sweet Blue Flowers』を順番に読み進めてみたら、「へぇ~、あの台詞、英語だとこういう表現するんだ」という面白い点もあったものの、それ以上にまた改めて「あ、ここの翻訳、日本語版の意味とは大分違ってるな」という箇所がいくつかあったので、「面白い英語表現」よりもむしろ、「英語版の相違点」というまとめになりそうな感じです。

その点、Franksさんに連絡し、やや微妙な所はネイティブスピーカーのチェックを経てから掲載しようと思うので、もう既に日本語版1巻分についてはコメントを返してもらったんですけど、(そんなに沢山の量があるわけではないとはいえ)8巻まで毎回すぐコメントを返していただけるかも分かりませんし(基本的にFrankさんからは迅速に返してもらっていますが)、ちょっとネイティブチェックに時間のゆとりを持たせるために、ちょっと後回しにして、次回からそのシリーズ(毎回1巻分ずつ、英語版で気になる点を挙げていく)を始めようかと思います。

 

ということで今回はまさに小ネタですが、青い花を読み直していて、ふと、奥付(最後の出版情報ページ)で、ある点に気付きました。

それがズバリ、あとがきやその他志村さんのインタビュー記事なんかにもよく出てくる編集のU村さん、奥付ページに「編集」としてフルネームが掲載されていたんですけれども、なんと、U村さんの名前が、晶!

もちろん直接のモデルってわけではないと思いますけど、立ち上げから一緒に作業をされていて全く関係ないってこともないでしょうし、あーちゃんの名前の由来(の少なくとも一部)は、まさに編集U村さんの名前にインスピレーションを受けてのもの……だったのかもしれませんね。


なお、編集者の欄にはもう一人名前が挙がっていまして、それが驚きの、織江さん!

こちらはやや珍しい名前ですし、春ちゃんのお姉ちゃんであらせられる織江さんは、間違いなくもうお一方の編集の織江さんから取ったものではないかな、と思います。


また、発行者として、現在太田出版代表取締役社長の岡聡さんの名前もありましたが、放浪息子の岡っちょは、この岡さんから…?

まぁでもこれは、出版社も違うし、たまたまかもしれませんね。


一方、ペアとなるふみちゃんや日向子さんの由来については不明ですが、まぁ一方の名前を実在の人からちなんだ場合、ペアとなる相手も実在の人から取ると描きにくくなってしまう…なんてこともあるかもしれませんし、そちらは単に響きだけから作った名前なのかな、って気がしますが、当たってても外れてても、あんまりあれこれ志村さんの人間関係を詮索するのも正直アレですし、名前の話はその辺にしておきましょうか。

 

あとせっかくなのでこないだ触れようと思ってた小ネタを消化しておこうと思います。

「ちがうよ、あーちゃん。全然…」という杉本先輩の優しい言葉にかけて、「ちがうよフーちゃん、それは違う」と、Frankさんの素晴らしい考察本を翻訳していて一部「それは違うかな」と思った点は、こないだ書いていた部分以外に他にもいくつかあったのです。

まぁ全部はすぐに思い出せませんし逐一は触れませんけど、パッと思い出した点として、イントロの章で「志村貴子の作品には、異世界を舞台にしたファンタジーはない」と書かれていたんですが、英語に翻訳されている作品にはないかもしれないですけど、案外志村さんは(異世界かはともかく)幽霊モノや、SF要素の入った話も描かれてるんですよね。

短編集ではそんな話も目立ちますし、最近の作品『ビューティフル・エブリデイ』とかでも、案外深くSF要素が関わってきており、これがまた非常にいいアクセントになっていて大変面白いのです。

もっと沢山の作品が英語他多言語でもリリースされて、世界中の志村さんファンに、志村さんのそういう異なる側面も楽しんでいただきたい限りですね…!

 

あと最後に、ずっと前、キャラクターテーマソングのネタを勝手に考えていた記事の次の回で、「いただいたコメントで触れたい点があったけど、スペース不足に付きまたいずれ…」としていたネタにも、この機会に触れておこうと思います。

全く大した話ではないんですけど、例のテーマ曲のYoutubeリンクを貼っていたあの記事について、毎回丁寧なコメントをいただけるアンさんから画像スクショ付きで、

「1曲、こんな感じ(↓)で、見れませんでしたよ!

…これが、『自分で探して』っていう意味なのかもしれませんけど…笑

という情報をいただいていました。

…なんと!

恐らくこの曲の権利を有していると思われるバンダイの申し立てにより、日本では再生がブロックされているとは、大変意外でした!!


なお、アメリカからだと↓のように普通に再生できるのですが…


…この動画はうる星やつらのオープニングなので、明らかに権利を侵害しているものなわけですけど、日本国内だとダメなのは当然としても、国外だとOKというのは面白い判断ですね。


いわゆる、「おま国」の一種な話かと思いますすが……(そうでもないかもしれませんけど(笑))

dic.nicovideo.jp
僕は、TVerとかアベマとか、他にも一般のニュース記事とかにたまに一緒に載ってるTV局の動画とか、そういうので普段「おま国(=お前の国には見せてやんねぇ~)」を食らう側(日本国外だと、再生不可のものは案外多いのです)なので(まぁTVerもアベマも、幸い「どうしても見たい!」と思ったことは今の所ないため、実害はないとはいえますが…)、「おぉ~日本語コンテンツでも、権利的にグレーなのだと、自分が『おま国』でメリット受ける側になることもあるのか!何かワロタ(笑)」と面白かったです。


…とまぁあんまり関係ない話でしたが、正直「国制限する意味ないじゃん!」とも思えるので、その辺の「おま国」制限が今後なくなっていくことを願いたい限りとともに、『ラムのラブソング』に関しては、別のリンクに貼り替えておこうかなとも思いましたけど、幸い貼った中でこれが一番どうでもいい曲だったこともあり(笑)、まぁ公式がない以上どれもグレー動画になるわけで、これはそのままにしておくといたしましょう。

(まぁアニメオープニングじゃなければ大目に見てもらえる可能性も高いですが、個人的には最初に触れたのがアニメ版だったこともあり、CD版よりどちらかといえばアニメ版の方が好きともいえますしね(あんまり違いはないけど)、ここはやっぱり差し替えせずに、そのままでいこうと思います。)


こないだ「うる星やつら」令和版の新情報も流れていましたが、新アニメ、楽しみですね!

mobile.twitter.com

僕は多分見れませんが、どんな感じなのかご覧になった方の反応はぜひ見ておきたいとともに、いつか自分の目でもしっかり見させてもらいたい限りです。


一方そのテーマソングネタも、完全に自己満以外の何物でもないですが、またネタが尽きた後に、続きの脇役キャラ編にいってみたいと思っています。

とりあえず次回からは、英語版青い花についてまた少しずつ触れていく予定です。

にほんブログ村 恋愛ブログ 婚活・結婚活動(本人)へ
にほんブログ村