ドラマチックな告白、続き

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前回もちょっと急いで書いてほとんど推敲する時間がなかったので、初稿は結構読みづらい感じだったかもしれず、後から細かい所をちょこまか直した部分もあったものの、まぁそんなに変えてるわけでもないのでアップ後すぐに読まれた方も別に問題ないですし、そもそも毎度そういう言い訳じみた話は正直どうでもいいですね。
(別に時間がタップリあっても、結局大抵あんまりまとまってないダラダラした文章ですし(笑)。)


そんなわけで、前回の、バーからの帰り道(位置関係:大学-僕の家-BAR-同僚の家(全部徒歩圏)という感じ)、暗がりでいきなり抱きつかれて涙の告白を受けたという、冷静に考えたら結構ドラマみたいな展開からの続きです。


まぁ正直いうと、僕はその同僚のことはそない好きでもなかったんですが(もちろん嫌いとかネガティブな感情は全くなく、普通に最高の友人&同僚としてポジティブな感情しかなかったですけど、恋愛感情はほぼナシという意味で)、流石にそこまでいわれて、

「いや恋愛感情はほぼナシという意味で、そない好きでもないからそんなんいわれても困るわ」

…とか伝えるゴミカス鬼畜ではないので、「びっくりしたけど、めっちゃ嬉しいし、ありがとう」と伝えたものの、とはいえ自分の気持ちどうこう以前に、彼女は既婚者なわけです。


当然ながら「私のことどう思ってる…?」というのも聞かれたわけですけど、「いや好きだけど…」と伝える際、より深刻な問題になりそうなloveではなくlikeを用いるという冷静さはあったわけですが、何やかんや、

「でも君は結婚してるわけだし…」

「そうなんだけど、もう本当に気持ちが抑えきれない…」

…というようなやり取りがまぁ10分とかそのぐらい続きまして、結局当たり前ですけどその場では結論も出ず(何をもって結論だ、って話ですし、そもそも不倫をするわけにもやっぱりいかないですしね)、昂ぶっていた彼女の感情も徐々に落ち着いて、とりあえずその場は「いきなりで申し訳なかったけど、伝えられて良かった」という感じで別れた感じでした。
(後に、「お酒の力を借りないと絶対に伝えられなかったけど、どうしてももう我慢の限界だったし、強引にバーに誘ったんだよ。」ということも聞きましたねぇ)


彼女を送った後家に帰って、「本当に嬉しかったけど、やっぱり結婚している人と特別な関係になるのは、難しいんじゃないかと思うな…」的なことをメールで送ったように記憶していますが(例によって僕らしく、結構な長文メールだった気もしますけど)、送信後、10秒ぐらいで返事が返ってきて、その内容が…

「彼は、私のEメールを知っている」

…みたいな一言だけの一文、もちろん僕は英語のメッセージで、同僚も基本は英語ですけど、これだけは日本語で(旦那さんは、一緒に日本アニメとかを見るぐらいに日本文化が好きだけど、日本語は読めないので、念のための措置ですね)、微妙な日本語の不自然さも含め、この1文だけがいきなり送られてきて、めちゃくちゃ恐怖を感じたものでした(笑)。

(なお、言うまでもなく、「旦那さんもこのメールを見られる状況だから、あんまりマズいことは書かないで」というメッセージだった、ってことですね。
 もちろん、本人は僕のメッセージを読んだらすぐ削除したようですし、僕の方も消しておいてといわれたのですぐ消したのでもう残っておらず、記憶に頼った再現ですけど、冷静に考えたら別に僕の方のメッセージは消す必要なくね?とも思えるものの(笑)、まぁ別に残す必要もない感じですしね。)


とはいえ、以前から何度も書いている通り、旦那さん(あぁ、この記事(→裁判で嘘をついた思い出)で、「イノッチ」というニックネームをつけてましたね(笑)。なので、以後はイノッチさんとしましょう。当の本人、奥さんである同僚の方は…まぁイノッチの奥さんということで、似てはいませんが「アサカさん」と呼ぶようにしましょうか)

…と余談補足が長くなりましたが、イノッチさんはマジで、今まで出会った中で三本の指に入る超絶いい人で、絶対に他人のメールを盗み見するような人じゃないし(「メールが見れる」というのも、単に、夫婦間でパスワードをシェアしているというだけでしょう)、仮にその話を見たとしても別に怒ったりしない(僕と同じタイプという感じです)から、別にいいんちゃう?とも思えるぐらいなんですけど、流石に愛の告白をしたことを文章で残すのはまずかろうというアサカさんの判断ということでしょうかね。


…で、その後の話ですが、その告白があったことで、取り立てて別に何が一気に変わるということもありませんでした。

とはいえもちろん同僚であるので、しかもマジで朝から夜遅くまでずーっと一緒に仕事をしていましたし、アサカさん本人は、

「イノッチはいい旦那さんだし、離婚までは現実的じゃないから考えていない。でも、あなたと一緒にいられて本当に幸せ」

…という感じで、当の本人がいうのもあれですけど恋心をずっと募らせ続けていたわけですけど、あくまでやっぱり同僚にすぎず、それ以上進むことはない、大親友という感覚だったわけです。


とはいえやはり中国人女性は(いや、人種で一括りにするのも過度の一般化・大きすぎる主語問題に抵触するかもしれませんが、やはり一般的なイメージの通り)積極的で、しばらくしての帰り道、「Kon(←僕のこと)の家に入りたい!部屋に寄らせて!!」という感じのことも言ってきて、幸か不幸か僕の家は彼女の家のまさに通り道にあるため断ることもできず、真夜中、部屋で二人になることもあったのです。


しかしそこはやはり理性のある大人、「私は結婚しているから、粘膜の接触だけは絶対になしにしよう」といってきたのでそれを絶対のルールに掲げましたが、もうその頃には僕の方も情にほだされて、帰り道とかは、いつの間にか気付いたら手をつないで歩くようにはなっていました(笑)。


本当に優秀な人で、見た目も悪くなく、そこまで好かれたら流石に恋心に近い感情がゼロのまんまではなくなるものでして(とはいっても、やっぱり僕の気持ちと彼女の気持ちの大きさの度合いには、大きな差がありましたが……まぁ、自分もちょっと好きになってるくせに、保身の意見みたいでみっともないかもしれませんけど…)、仕事中話すのとかも楽しかったし、手をつないで帰るのも、最早ちょっとした恋人気分を味わっていたのは否定できない感じですね。


ただ僕らの場合の珍しい点として、何度も書いている通り、僕は旦那さんであるイノッチさんとも普通にめっちゃ仲がよく、週末とかはイノッチ・アサカ家に呼ばれて一緒に食事したり、メールの頻度も、流石に仕事のものとかもあって同じぐらいとまではいかないものの、アサカさんとのやり取りと近いぐらいには、イノッチさんとも2人友達同士で色々とやり取りをしていたのです。

彼ら夫婦には、マジで色んな所に連れて行ってもらったし、(2人とも僕より1つ年下のはずですが)色んなことを教えてくれたし、毎食自分の分も含めて(平日は、イノッチさんの作った弁当&夕飯を、研究室で、アサカさんと2人で食べるのが基本でしたが)用意してくれて一緒に食べるなど(結果、そのときの健康診断は、コレステロール警告値に(笑))、ちょっと言い訳っぽいけど、不倫というより家族ぐるみの付き合いであったわけです。

遊びに行くのも3人で一緒が多かったし、アサカさんはよく「アソボー!さんにんで!!」と拙い日本語で一番盛り上がっていましたが、普通に、不倫という言葉では片付けられないぐらいに、僕らの関係は平和そのものだったと表現したい限りなのです…。


「奥さんと手をつなぐほどなのに旦那さんとも会ったり遊んだりしてたとか、マジで言ってんのお前?!罪悪感とかねぇのか??」…と思われるかもしれませんが、これはやっぱり、実際に見てもらえれば分かるといいますか、改めて、イノッチさんも僕と全く同じタイプの男で、「パートナーが幸せそうならそれが一番嬉しい」「自分の好きなひと同士の仲が良いのはいいものだね」というタイプでして、そこに後ろめたさとかはなく、本当に3人みんな楽しく幸せだったといえるのです(まぁ、それはやっぱり、イノッチさん本人の気持ちを聞かず、民法上は加害者にあたる僕が勝手に決めてはいけないものかもしれませんが…)。


実際、こないだよつばとの記事で書いていた通り、僕は一度だけ彼らの今の家に遊びに行ったことがあるのですが、腰を悪くしているイノッチさんは地面に特殊な素材の布団を敷いてアサカさんとは別で寝ているのですが、僕はなぜか、アサカさんと同じベッドで、2人並んで寝ましたからね(笑)(まぁ同じ部屋だし、他に寝場所がなかったとはいえ)。

「そんなことある?!」と思われるかもしれませんし、「何かキモすぎだろお前ら(笑)」と思われるかもしれませんが、そういう関係も、世の中にはあると思うんだ…ということをちょっと書いてみたかった次第です。
(いや、別に不倫の肯定化みたいな、そういうことが書きたかったわけじゃないですけど…。)

 

ところが、そんな楽しい日々もそう長くは続かず、やはり基礎研究室の技官という職ではグリーンカードアメリカ永住権)の取得がほぼ不可能なレベルでして(あぁ言い忘れてましたが、イノッチさんは背が高いこともあって、仕事で腰を壊してしまい、日常生活には全く差し支えないものの労働は中々大変な感じになってしまい、基本的にはアサカさんが働きに出て、イノッチさんが家事をするという役割分担です)、イノッチ母(アメリカ在住で、色々コネもある)の強い勧めにより、医師免許をもっと活かしたより高い職に就くために、ちょっと離れた所へ異動(ちょうど、東京大阪ぐらいの距離ですかね?)することになってしまいました。


僕は全くそんなことを知らなかったのですが、ある日、また仕事が終わって僕の家に寄っていたときのことですけど(っていうか、マジで夜遅くなったときとかは、大学からかなり近い僕の家に泊まることもあったので、「同じベッドで寝る」は、実は異動後に僕が彼らの家に遊びにいった上述の場面が初めてってわけですらなかったんですけどね。ただ、それは本当に寝に帰るだけで、シャワーを浴びて一瞬で寝て、またすぐ起きて大学へ行くという感じでした。彼女は本当に優秀だったので、僕1人のときより、遥かに大量の仕事をこなしていた感じです(笑))……

いきなり彼女が泣き出して、「ずっと言えなかったけど、今月末に異動することになったの。本当に離れたくないんだけど、グリーンカード的にも、どうしても行かざるを得ない。悲しくて寂しくて胸が張り裂けそう…」と、あの告白の日以来の涙を見たわけですが……

僕ももうかなり愛情に近いものを感じていたのでとても悲しかったんですけど、とはいえそれは仕方がないことですし、恋人気分もあったとはいえ恋人ではなく、間違いなく新しい仕事の方が待遇から何から全てが破格でいいので、しっかりとお祝いの言葉をかけた感じですね。
(まぁ、僕もちょろっとは泣きましたけど(笑))


それから実際に異動するまでの数週間、一応第三者である僕と不倫に近い関係をもった以外はマジで責任感も尋常じゃなく強いアサカさんは、あり得ないぐらいの密度で仕事をして(本当に、朝早くから毎日3時4時ぐらいまで一緒に実験していました。もちろん、生命科学実験は待ち時間も長いので、命を削る労働、って程ではなかったですけどね)、短い間だったけれどお世話になったこの研究室とKonsukeに少しでも恩返しをしたいという意識で、悲しむ間もなくひたすらに仕事をし続けてくれましたが、最終日の前日、「うん、流石に仕事も一段落着けられたし、ドライブに行こうよ」と誘われて、2人で最後のドライブに出かけました。


今まで行った思い出の場所を巡った後、川辺に車を止めて、シートを少し倒して、手をつなぎながら最後に色々と語り合ったことは今でもよく覚えています。

とりとめもない会話が多かったですが、印象に残ってる話として、やっぱり、

「結婚する前にあなたに出会いたかったなぁ。あぁでも結婚してなかったら私はアメリカに来てなかったから、それはあり得ないのか…」

…という、ベタですけど、そこまで好きになってもらえたことは本当に嬉しかったですし、心にグッと来るものがありました。
(まぁ、似たようなことはもう何度か聞いてましたけどね(笑))


あと、あの異動・別れを告げられた日に「私が一番嬉しかったのはいつだと思う?」と聞かれて、「う~ん?初めて手をつないだときとか?」と答えたものの、「違う」ということで、「考えておいてよ」ってなったんですけど、全然思いつかず、その答え合わせで……

「週末のある日(まだ例の告白より前)、大学へ向かうために道を歩いていたら、後ろからあなたが駆け寄ってきてくれて『ヤッホ』と声をかけてくれた瞬間」

…だったそうで、途中彼女を見かけて走って肩をポンと叩いたその場面は僕も覚えてましたけど(場所まで覚えてる)、へぇ~、そんな日常の何てことないシーンが、強く印象に残るものなんだ…何か嬉しいな!と思えたものです。


他には、僕の将来の話にもなり、「僕が結婚することになったらどう思う?」的な話題に対しては(自分からそんなうぜぇこと聞いたわけではなく、流れでそうなっただけですが(笑))、それも、少し迷った後、「あなたが幸せであるならば」という温かい言葉をもらえて、やっぱり大切に思ってくれる人の存在って、すごくいいな、と思えたものです。

(結局、最後は僕も「I love you.」と伝えましたし、車の中で、最後の思い出に…ということで、キスもしたわけですが、まぁ「結局やることやっとるんかい!然るべき所に訴えられたらアウトやぞ!」という話かもですね……。)

 

1年未満という非常に短い間の出来事でしたが、本当に濃密で、本当に楽しい時間でした。

もちろん、今でも結構頻繁にメールでやり取りしているぐらいに、大親友の間柄ですね(無論、イノッチさんの方も含め(笑))。


ちなみに異動後に、彼らがこちらへまた来ることは結構な頻度、もう両手では足りないぐらいの回数があって、特に、以前の記事で書いていた通り、異動後数年間、彼らはそのまま家をこちらに持っていたので、そのメンテナンスや掃除という用事もあり、連休やたまに週末ぐらいの短い間でも、めちゃくちゃよく遊びに来てくれていました。

(家を手離してからは、コロナ禍もあり、流石にここ最近は全然ですけどね。)


先ほどリンク記事も貼っていた、例のチェリー狩り(かベリー狩りかどっちなのか未だに覚えてませんが)の道中で事故にあったのも、その帰省中(まぁ帰省ではなく、「彼らが遊びに来てくれた」ですけど)の出来事ですね。


なお、イノッチさんは果たして我々の関係に気付いていたのかいなかったのかですが、異動後初めて彼らがこちらに遊びに来る際、流石に異動直後は忙しくて戻る暇もなく、数ヶ月ぶりの再会だったんですけど、その日が近付くにつれてあまりにもアサカさんは自分の気持ちが高揚して興奮してることが抑えきれなかったらしく、わざわざ「○○(←僕のいる場所)に戻るの、楽しみだね!」みたいなことをイノッチさんに言ったら、彼は「いや、Konに会うのが楽しみなだけでしょ」と言ってきたらしく、「何も言い返すことができなかった…」と再会後に(「ヤバイかなぁ…」みたいな感じで)伝えられました。

とはいえもちろん、再会時は、イノッチさんもマジで満面の笑みで「Kon~!!」と車の窓から手を振ってくれて、3人ともマジで会えて嬉しいという感じだったので、やっぱり、イノッチさんは僕に近く、パートナーが仮に別の人のことを強く思っていても、それが本人の幸せであるなら嬉しい、と思えるタイプに思えますね。

(車でまず僕の家に来て、3人で僕の部屋でしばらく過ごしたことも一度ありましたが、仕事直帰で長旅ドライブで疲れていたのか、アサカさんが僕のベッドでちょっと眠りに落ちた(僕は椅子に座って、イノッチさんは、彼らがくれたヨガマットの上に寝そべっていた(笑))んですけど、かなりの疲労だったのか軽くいびきをかき始めて、イノッチさんと二人で向き合ってちょっと苦笑した(流石に自分の妻がいびきをかくのは恥ずかしいでしょうし、僕としてはそれを見た申し訳なさ、一方彼も、他人の部屋でパートナーがちょっと失礼な姿を見せて…という感じの苦笑いですね)ことも覚えていますが、何にせよ、自分でいうのもあれですけど、クッソ優しい男2人に囲まれて、アサカさんもとても幸せな人だなぁ…などと、置かれている立場の奇妙さも無視して、そのシーンでふとそんなことを思ったのも、妙に印象に残っています。)


あ、それから、僕が彼らの家に遊びに行ったとき、世界的に有名な公園や博物館に2人で出かけたのですが(イノッチさんは、腰が痛かったこともあり、お留守番(笑))、例によって手をつないで歩いていたら、あまりに有名な観光地なため、たまたま、僕のいる所での彼女の知り合い(International wives group=アメリカに来た奥さんたちによるグループ;イノッチさんが働いている時に、色々積極的な彼女はこのコミュニティに参加して、友人を沢山作っていたようです)にバッタリ会ってしまい、「アサカ?!」となり、その瞬間つないでいた手をパッと離したという事件もありまして、アサカさんは

「ヤッバ~!ついに知り合いに見られてしまった…!彼女はイノッチの顔も知ってるはずだから、変に思われただろうなぁ…」

…と言ってましたけど、幸い別に告げ口とかそういうこともなく、特に何もなく済んだ…というバレイベントも一度だけありました(まぁ、仮に手をつないでるのがイノッチさんの耳に入った所で、「知ってた(笑)」で終わると思いますけどね(笑))。

 

…ということで、ちょっとした僕の昔のストーリーでしたが、結構長くなってしまいましたね。


あぁちなみに、前回「人間の感情は、時に理性を超えることもあるでしょう」と書きましたが、それは別に実際自分がそういう感情を受け取ったことがあるからそう言っているわけではなく、あのイベントがなかったとしても、僕は間違いなくそう感じていたと断言できるように思います。

それからもちろん、「パートナーが他の人を好きになっても、パートナー本人が幸せなら嬉しいうんぬん…」というのも、別に自分がそれでいい思いをしたからとかそういうことではなく、僕の性格的に、この経験がなくても絶対にそう思っていたし、実際自分以外にも同じ人はいた(まぁ勝手にそう思ってるだけかもですが)から、人間の性格として、決してなくはないことだと思います…って話でしょうか。

 

結局、総合すると、僕自身は「恋愛感情がない相手でも、強引に迫られると、なし崩し的に関係をもってしまう」というタイプといえてしまうかもしれないのですが、それはやっぱり、他人を無下にできない、一種の優しさの表れと思っていて、自分の良さとも思っているんですけど……

あぁでもこれは、こないだ触れた『海街diary』のちょうど無料公開部分の最後にもありました、「やさしくて、ダメな人なのよ」というのにも通じる話かもしれませんね…。

優しいけど、それはやっぱり、男としては時にダメな優しさになるともいえるのでしょうか……。

ただ、これはあくまで自分にパートナーがいない時=迷惑をかける人がいない時にのみ発揮される優しさで、もしも結婚したら、その優しさ(優柔不断さ)を第三者に向けることは絶対にないことをここに誓いたい限りです。

(…まぁ、「イノッチさんは、迷惑をかける対象に入らないの?」という話かもしれませんが、やっぱり改めて、彼は「仲良くすることを迷惑に感じない」人であることを知っていたからこそ、流されたともいえる感じですしね。
…かなり自分に都合よすぎる話かもしれませんが…。)

 

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ちょうど不倫的な話もありますし(非っ常~に読み応えが抜群です)、改めて極めてオススメの作品です!

 

…ということで、最後改めてまとめますと、ま、結局、どれも自分目線の話なので、多分に勝手な思い込みとかもあるかもしれませんし、「何か美談にしてるけど、ほぼほぼ不倫だし、あんまり誇らしげに書く話でもなくね?」と思われるかも……といいますか、仮にも婚活ブログで、「アサカさんというこの女性……忘れることはできぬ」とか語って大丈夫なのか…?とも思えますけど、あくまで去りし日の思い出ということですね。

万一結婚することになったとして、「そのアサカさんと連絡とるのはやめて欲しいんだけど…」ということになったら、いうまでもなくキッパリと連絡を絶つのはもちろんです。

大切な友人だけど、やっぱり自分のパートナーとなる人の方が大事なので(それを分かってくれる人というのもポイントですね)、その辺の優先順位はしっかりするつもりです、と、申し訳程度の誠実さアピールをして終わりとさせていただきましょう(笑)。

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