こうすれば太りにくいよ!

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クリックせずにはいられない、魔性の釣りタイトルみたいな感じで恐縮です。

ちょうど、一連の身体的特徴を挙げていた自己紹介的なネタで、目や歯など上から順に見ていって次に浮かんだ点からその辺に話が広がりそうだったので、今回はこの面白そうなネタに脱線してみるといたしましょう。


本題に入る前に多少前提的なことに触れておくと、まぁ僕はこないだの身体測定の結果貼り付け記事にて数字で示していた通り、痩せ型(といっても、BMI的には標準体重の範囲内ではあるんですけど、(相変わらず自分でいうのもなんですが)見た目的には間違いなく「健康的に細い」方だと思います)とはいえるのですが……

ぶっちゃけていうと、自分がスリムな体型なのは、ほぼ100%「食べてるものが良いから」の一言に尽きるように思います。


最初期の記事で僕の食事について触れていましたが、大分特殊な食生活であることは自覚しているものの、本当にラッキーなことに、僕は好きこのんでその食生活に落ち着いているという形でして、無理なく全くストレスなしに続けている(というか本当に、「続ける」という大層なものですらなく、ズボラで面倒くさがりだから「勝手にそうなってる」って話ですね)感じなわけですけど……

僕は運動という運動すら何もしていませんから、僕と全く同じ食事をすれば、恐らくどなたでもBMIが20を割るぐらいに落ち着くと思われます。

(…いや、これはまぁ基礎代謝とかもあるし、一概に同じ内容・同じ量の食事で必ずそうなるとはいえないかもしれませんが、少なくとも体重増加に悩むことはなくなることでしょう。)

 

…でもまぁ、ダイエットなんて「食事を我慢とか、運動をするとか、そういう面倒なこと抜きに、何とかなんねぇかな?」という人類の欲望のみで成り立ってる巨大市場ともいえますし、「食べるものを意識しよう。以上」では何も面白くありませんから、ちょっと違う視点から、自分が何気なく心がけている点を紹介してみようかと思います。

あくまで、何の手間もかからない、「心がけ」ってやつですね。

要は、「全く同じものを食べても、こうすると多少太りにくくなるんじゃないかと思うよ」というちょっとしたテクニックを公開しましょう、というお得なお話です。

とはいえ、あくまでも「多少太りにくく」であって、積極的に痩せるとかそういう話ではないことにご注意いただきたいのですが、ま、何事もそういうちょっとした心がけの積み重ねが大事ってのも一面の真理ですし、事実僕は運動もせず量としてはかなりのものを毎日食べてるのにスリムですから、まあまあ一応の説得力はあるのではないかと思います。

(くどいですが、ぶっちゃけそんな心がけよりも、「食べてるものを良くするのが最重要」に尽きる話でしかないと思うんですけどね。
 でも「それを言っちゃあおしめぇよ」って話なので(笑)、多少無理くりですが捻り出してみましょう。)


御託が長くなりました。

では、まずこのネタが浮かぶきっかけとなった、ここ何回かの記事で書いている「身体的特徴紹介」の話の続きから参りましょうか。


・あばら骨は、左側が明らかに出っ張っています

肋骨が常時浮き上がってるほどのヒョロガリくんではないんですけど、それなりに痩身ということで、例えば思いっきり息を吸い込んで胸を張ったら骨の位置が分かるぐらいに出てくるしあばらの一本一本は触れられるぐらいの感じなんですが、僕の肋骨は、明確に左側が前方に出ている形(右もだけど、出っ張り方がまるで違うレベル)で、左右非対称になっているのです。


これにはもう明らかな理由がありまして、大元は、幼い頃(確か、小学校低中学年)に見た、朝の情報番組、「所さんの目がテン!」にあるのです!

この番組で、何の特集だったのか忘れましたが、まぁ「消化・吸収・ダイエットを科学する」みたいな内容だったのでしょう。

そこでズバリ「食事をした後は、左を向いて寝ると痩せる!」という面白豆知識が紹介されていまして、なにぶん小さな子供だったのでそのメカニズムの細部まではややうろ覚えなんですが、まぁ、人間の胃の向きやら何やらで、消化が緩やかに抑えられるだか何だかで、とにかく左を下にして寝ると太らない(昔のTVなので、かなりの誇張表現もされていた印象です)とまで豪語されていたのです。


ちなみに、何度もスリムなどと自慢してますけど、僕はどちらかといえば痩せるより太る方が簡単に進みやすい一般的な現代人(※)で、また、どちらかといえば太るより痩せてる方がいいかなと思える平均的日本人な感覚を持ち合わせてもいるので、「いいこと聞いたぜ!」と、それ以来、食べたら徹底して左向きに寝るようになったのです。

(※余談ですが、食べても太れない子は、印象的に男の子の方が多いイメージで、見てきた限り、アレルギーなどで、そもそも特定の品目を食べることが不可能…というパターンも多かった気がしますが、実際間違いなくいますよね。
…が、僕はそのタイプではない、って感じです。

 中学の頃、背も高くてサッカーも上手なクラスメイトがいましたけど、彼は本当に典型的な、自慢げに「食べても太らん」とかいう嫌味野郎ではない、マジモンの虚弱体質ガリガリパターンで、「冬は貯める時期だからね!」と(多少恥ずかしそうに)めっちゃ頑張って給食をモリモリ食べていたのが今でも強く記憶に残っています(「あぁやっぱり彼でも冬は太れる(太りやすい)んだ」という驚きも含め)。
…余談終わり。)


「食べてすぐ寝ると牛になるぞ」とかも親によくいわれましたが、


「うるせー!牛ってなんだよ、むしろ牛になれるとか凄すぎだろ、逆になれるもんならなりてーよ(笑)。4つの胃だぞ?
…(モー助少年)『ムシャムシャしてやった、今は反芻している』…ってやかましーわ!」

…と、まぁ親にそんなしょうもない反論をするキモい子供ではなかったですけど(笑)、そもそもその情報を見る前から、食後は何も気にせずよくゴローンとしてましたが、時代も変わって今では「食後は激しい運動厳禁。絶対に安静にして消化を促進した方がよい」なんてことがよくいわれてますしね、幼少期からそれを悟っていた僕からしたら、「今頃気付いた?」ってなもんなわけです(笑)。


まぁとりあえずその「左寝太らず」の真偽はともかく、それ以来僕は徹底して、むしろ食後に限らず横になるときは常に左向きの姿勢を取るようになりまして、その結果、左肋骨が圧迫される状態が続き、大人になった今でも明らかに左のあばらが出っ張ってる感じに落ち着いている、って話でした。
(ちなみに、この記事(→頭の形が悪い…?)で触れていた通り、その幼少期からの癖がきっかけなのか、普通に夜寝るときですら左向きがしっくりいくようになったんですけど、まぁあばらがゆがんでいることからも明らかなように、ちょっとあまりにも左を向いて寝すぎた気もするので、高校生ぐらいからはなるべく意識して上を向いて寝るようにしています。)


まぁ僕のゆがんだあばら骨格はともかく、果たして左向きで寝ることに、本当に有意なダイエット効果はあるんでしょうか…?

ぶっちゃけ、昔の番組なんてコンプラ意識も低めな、割とデタラメ知識も平気で放送している感じでしたし(情報番組に限らず、心霊番組とかもそうですかね。あれ、子供の頃はめっちゃ怖がっていたものの、多分今見たらチープすぎて失笑ものに思えるんですけど、(自分と世間を勝手に同一視して申し訳ないですが)ちょうど僕が成長して大人になるとともに世間の目も同じように大人になったのか、心霊系の番組って21世紀になってマジで絶滅しましたよね。今でも大衆のレベルは正直そこまで高くないと考えられている節もありますが、間違いなく、昭和の時代よりも、全体の目というか、最低限のリテラシーみたいなものは上がっているように感じます)……

…と相変わらず脱線補足が長くなりましたが、そんなわけで、もしかしたら僕はテレビのウソテクに30年近く騙されてた可能性もありますね…。


ということで、我らがインターネットで、それなりにちゃんとした引用文献もしっかり引かれている、きちんとした形態の情報を参考にしてみるといたしましょう。

検索して出てきたこちらmacaroniから、食後の寝る向きについて…

macaro-ni.jp

ふむふむ、やはり食後は休むことが大切で、食後の寝る向きが重要だった、とのことですが、……あぁっーーと!!

○右側を下にして寝る(右向き)


食後は横向きで、身体の左側を上に向けた態勢で寝るのがいいと考えられています。右向きに寝ることで、胃から十二指腸への消化物の移動がスムーズになりますよ。

…と、右向きが推奨されとるぅーー!!

そんな…!僕が体の形を変えてまでして左向きで寝っ転がり続けてきた苦節苦悩の30年は、一体………(いや寝てただけだろ(笑))。


いや待て待て、これは、「消化物の移動がスムーズになる」であって、むしろ消化を促進していますからね、あくまで「より健康的な寝姿勢」であって、逆にいえば、食べ物をより素早く消化吸収して、健康的になる=肉がつきやすくなるようにしているってことと同義ともいえるんですよ。


実際、記事を下の方まで見ていくと、「左向きで寝たほうがよいケースもある」として、「逆流性食道炎になりやすい人」や「瀑状胃(ばくじょうい)の人」なんかは、健康面からも左向きの方が良いと挙げられてもいますからね、必ずしも全員が右向き推奨というわけではないようです。

まぁ僕は逆流性食道炎は一切ないので、多分「瀑状胃(ばくじょうい)の人」なのでしょう。

あぁ~よかったよかった、そうそう、そういえば「自分、ちょっと胃がばくじょってるかもしれないっす」って子供の頃から思ってたんですよねぇ~。

だからこそ左向きに寝ることを選んだんでした(目がテンうんぬんは何だったんだよ(笑))、いやぁ~、無駄じゃなかった、この30年!


…などというしょうもねぇ冗談はともかく(このように自分に都合よく物事を捉えるのも、楽しく生きるコツといえましょう(笑))、実は先ほど最初に書いた点については一概に冗談というわけでもなく、実際、胃もたれなどを感じない方であれば、恐らく消化吸収を意図的に緩やかにすることで、太りにくい状態にはつながるんじゃないかな、と個人的には思います(ちょうど、次で触れる予定のポイントとも関連しますが)。


実際僕は食べてる量の割に間違いなく細い方ではあると思うので、経験的にも、やはり左向きに横になると、(少なくとも「全く同じものを食べた後」という同じ条件であれば)多少なりとも太りにくさにつながるというのは、理論的にもそうなんじゃないかな、と感じますねぇ~。

胃腸にやや負担はかかりますが、ダイエットに大変さは付き物だ!という意識で(大変=寝るだけ(笑))、不快感とかが生じないようであれば、個人的には冗談や誇張抜きに、左向きで横になるようにすると、若干太りにくくなるのは多分間違いないように思えます。

(改めて、先ほどの記事にもあった通り、どの姿勢で横になるのが良いかは胃の形や消化力・丈夫さなどにもよるので、左向きで寝て気分が悪くなるような場合は、決して無理をされないことを強く推奨します。

 「左向きで寝たらゼロカロリー、食べたのがなかったことになる!」みたいな魔法の方法ではなく、次に語る予定の、血糖値上昇が若干緩やかになることで「ホンのわずか太りにくくなる(かも)」程度の話ですから、無理してまで実践するような話では全くありません。)

 

…と、一応研究者の端くれとして、本当に寝姿勢と代謝の間に何か科学的に明らかな関係はないのか、査読付き論文を調べてみたんですけど、やはり、科学的な論文では疾病と関連した寝姿勢についての話ばかりだったので、ダイエットうんぬんについてデータを示してくれる論文は特に見当たりませんでした。

(参考:「sleep position dietary」の、科学論文データベースPubMed検索結果↓)

pubmed.ncbi.nlm.nih.gov

 

査読付き論文ではないものの、きちんと公的機関の情報の引用がある記事もありましたが…

www.verywellhealth.com
これも、寝姿勢と、ダイエットというよりは健康全般との関連の話で、当初今回のブログ記事が短かったらこれに触れて中身を水増ししようと思ってたんですけど、案外めちゃくちゃ長くなったので、特に触れずにおしまいとしましょう。

(実際、英語記事だから、パッと見で「凄そうなお役立ち情報があるのではないか」とか思ってたんですが、左向きのメリットとして、「右半身に痛みがある場合、この姿勢が良いでしょう」みたいなクッソ浅い話しかなかったので、触れるほどでもなかったですね。

 一応、「気道が開くので、いびきや睡眠時無呼吸の改善に効果あり」とか、「血液循環が良くなるので、特に妊婦の方の血流改善に良い」とか、(この記事ではなく、この記事を引用していた記事掲載の話ですが)「胃酸の逆流の軽減にもつながる」など、左寝は、実際意外と悪かぁないようで安心しました。)

 

ということで、個人的な「太りにくくなる(気がする)」心がけ1つ目は、

「(特に食後は)左向きで横になること」

…でした。

でも、万人向けというわけではないのは、先ほど書いた通りですね。

(また、子供時代・学生時代とは違い、食べた後横になってる暇もあんまりないので、僕自身、最近はそこまでできてませんが、やはり、「横になるなら、左優先」って感じです。)


より万人向けな話としては、次の話の方が有用かもしれません。

もっとも、こちらは大分有名な話なので、すでに意識していらっしゃる方も多い点かと思いますが、多分ほとんどの方が仕組みまではきっちりと理解されていないと思うので、まぁちょっと科学的な説明も簡単に加えてみるとしましょう。

ちなみに、どちらも意図としては「血糖値の上昇を緩やかにする」ということで、左向きで横になるのと次に挙げるポイントとは、根っこが同じ話であるともいえるんですけどね。

 

…と、もう5000字も超えてしまった(後から編集してたら、またほぼ6000字に…)ので、もったいぶるようでアレですが、マジで長すぎる記事はいい加減書いている立場から見てもちょっと「ウッ…」と思えるため、続きはまた次回にまわさせていただくといたしましょう。

次回、もっと役に立つダイエット意識ポイント(その2)、お楽しみに~。

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