またオレ何かやっちゃいました?(笑)

また、順番に以前の記事の補足やいただいたコメントに触れる感じで始めていきましょう。

まず前々回の記事、「かゆ…うま……」について、最後の最後に触れようと思ってたけれど記事があまりにも長くなっていたから省いてた点の補足として、これの元ネタは大人気ゲーム・バイオハザードの1作目に登場するやつ(ゾンビ化した研究員の日記の、最後の書き残し)ですね。

dic.nicovideo.jp
バイオハザード、僕はちょっとやったことある程度なんですが、ちょうどこないだも触れていた人体の不思議展に行きたがっていた親友がバイオ好きで、高校生の頃、その友達の家に泊まりに遊びに行ったときに、「面白いからやってみなよ」と一押しされて遊ばせてもらったのです。

まぁ、そもそも鉄砲パンパン系はゲームに限らず、漫画・映画・ドラマなど、どのジャンルの作品でも個人的にどうも今ひとつのめり込めないタイプでして、さらにやはりバイオ1は初代プレステレベルの画質だからか、売りであるホラー要素なども特に怖いことはなく、ただひたすら、実に淡々と進めてたんですけど、数時間ぐらい経ってようやく謎解きなんかも凝った感じになり始めてきて、「こっからトリックも本格化してきて、面白くなるよ~。分かるかなぁ~?」と友人は横で見ながらワクワクしていたわけですが、僕ぐらいのゲーム脳になると、この程度の謎解きなどお茶の子さいさいでしたから、マジで知っていたかのごとく、一切全く何も悩んだり迷ったりエキサイトすることなく「まぁこういうことかな」と秒で正解に突き進んでしまったものですから、もっと色々ウロウロと悩んで謎解きを楽しんで欲しかった友人にとっては面白くありません。

「はぁ?!何でそんなすぐ解けるのぉ!」と、鉄砲を撃つのはあんまり好きじゃない僕でも謎解きならきっと楽しんでくれるだろうと期待していた友人の目論みはもろくも外れることになってしまい、失望から怒りに変わるまでそれほど時間はかかりませんでした。

「もういいよ!全然つまんなさそうにプレイするんだもんな!じゃあもう自分で楽しませてもらうわ。こないだ一番難しいランクでクリアできて、ロケットランチャーを無限で使えるようになったんだ。これ、最強武器で、めちゃくちゃ爽快なんだぜぇ~」と、結局本人が受け継いで勝手に遊んでた形になっていたように記憶していますが、せっかく楽しんでもらおうとやらせてくれたのに、終始仏頂面で淡々とプレイしてしまったのもちょっと申し訳なかった気もしますね。

あんまり面白くなくても、その心遣いを汲んで「面白かったよ、ありがとう」といってやれるほど、あの頃はまだ大人じゃなかったのかもしれません…。


…と、いうよりまぁ、あんまり楽しめなかったものを無理に「楽しい」と偽って気を使うような間柄でもないというか、そういうのを遠慮なしに「いや自分には合わんわ」「だろうと思ってたわ(笑)」と言い合えるぐらい、本当に親しい気の置けない間柄だった、っていう方が正確かもしれませんね!


あまりにも瞬殺で謎解きを進めてしまったときも、

またオレ何かやっちゃいました?(笑)

…こやつめ、ハハハ!

…みたいな感じだった……わけでは当時はなく、実際は友人を不機嫌にさせてしまったわけですけど、まぁその後当人はロケランプレイを存分に楽しんでましたし、そんなような感じの空気にもなってた気もする…と、思い出を改竄しておきましょう(笑)。


…って、「かゆうま」とは全然関係なかったですが、元ネタ・バイオハザードにはそんな思い出があるとともに、その後バイオをプレイしたことはついぞないままなんですけど、もう今は実写レベルに何もかもがグレードアップしてるでしょうし、いつか時間ができたらまた新作をプレイしてみたい限りです。


あぁ、謎解きは余裕のよっちゃんなどと嘯いて、実際謎解きパートは本当に赤子の手を捻るぐらいのものでしたけど、射撃とか対ゾンビの立ち回りとかの実際のプレイングの方は、我ながらお世辞にも全然上手いもんじゃなかったですね。

そういうガンアクション系は全く凄腕でも何でもないモグリレベルなので、この手のゲームに対して、「自分があんまり上手くないもんだから、あんまり好きになれない」っていう子供みたいなワガママさもあるのかもしれません。

決してド下手ではないのですが、平均を圧倒するようなレベルでは決してないので、あえて自ら進んで遊びたくはならない→上達もしないから楽しめそうにない→人気が出るほど、ますます遠ざかる…という無限ループで距離を置いてしまってる、って感じでしょうかね。

しかしバイオに限らず、最近の人気ゲー・超傑作ゲーには基本アクション要素のある対戦系が多いようですから、遠い将来、ゲームを存分に楽しむ時間ができたときのために、ガンアクション・シューティング・FPS系なんかも、遠ざけるばっかりじゃなくて、いつかまた手を出してみたいなぁ、と思えてやみません。


うーん、しょうもないバイオの思い出ネタで思ったより長くなっちゃいましたね!

その「かゆうま」記事でいただいたコメントからもまたネタが1つ広がりそうだったんですが、もう割とスペースを食ってしまったので、今回はずっと「残りは保留中、いずれ触れます」と書いていた、さらに前のこの記事でいただいていたコメントに触れておくといたしましょう。

色々行ったり来たりというか話が錯綜していますが、まぁコメントを読めば何の話だったかは分かると思うので、また恒例のアンさんよりいただいていたメッセージの改変引用をする所からですね。

毎度大変丁寧なコメント、アンさん本当にどうもありがとうございます。
(本当はまだこれ以外にも複数段落あるのですが、まさかの1段落分のネタでクッソ長くなってしまったので、続きは改めてまたいずれ…)

あ、しゅーねんさんがピンとこなかったのは、私も一休さんガチ勢ではないので「しゅーねんさん?聞いたことあるけどどの人だっけ?」って意味で、写真を見て、「あぁ、この人か!!頭…ほんまや、、へ、へこんでるんか…ガチやな」ってニュアンスじゃった感じ笑


あぁ、しゅーねんさんは、そういう意味でしたか!

逆に、あの絵でへこんでないように見えるなんてあり得る?…と思いつつも「確かにへこんでないように見えなくも…」とか日和っていたわけですけど(笑)、さすがにあの絵で十分ソラマメだったようで何よりでした。


せっかくなんで脱線して一休さんについても語ろうかと思ってたんですけど、もう長いし要らんかな…?

まぁちょっと語りましょう。


上で「バイオは自分にはイマイチだった…」と書いて、さらにこないだの記事でもちらっと書いていた通り「一休さんも正直ねぇ…」と、何ともネガティブな感想ばかりになっちゃいますが、おなじみのアニメ一休さん、夕方に再放送されてたからまぁ見てましたけど、「いやぁ~面白くないなぁ、他に目ぼしいもんがないから見るけどさ、青春の貴重な時間をこんなクソアニメでつぶしてほしくないなぁ…」と、僕はいつも憤慨しながら視聴していたぐらいだったのです。
(いやマジで、なら見るなよ(笑)。青春の貴重な時間なんてほざいてる暇があんならよ(笑))


何がイマイチかというと、まぁこいつは基本的に一休さんがトンチで勝つようにできている予定調和な物語でしかないんですけど、僕はそういう結論ありきな、何というかそうなるために対立側が無能ムーブをかましたり、まるで神の見えざる手(製作陣)に贔屓されているかのように主人公側に都合よく事が進んだり、「主人公は絶対正しい!一休は良い子で賢く、パーフェクツヒューマン」みたいな扱いされているような物語が我慢ならんのです。

「いやまぁ結末はいつも同じだとしても、そのトンチの妙とかを楽しむんでしょうが(笑)。君、アニメを楽しむ素質ないよ(笑)」といわれるかもしれないというか、児童向けのアニメに何を求めとるのよ(笑)って話でしかないかもしれないんですけど、そのトンチも、「このはし わたるべからず」みたいな有名なやつならまだしも、大体のものが、「いや全然うまくないというか納得いかねーというか、正直ガバガバじゃないの!」的なものばかりで、全く、ただの一度も「流石一休さん!頼りになる、カッコいい!!」とか思えませんでしたもんね。

(…って、その「このはし」のネタも、「いや漢字で『この橋』って書かれてたらどうしたん?室町時代でも、もう漢字表記はされてたでしょうに…」とか思えますし、そう、正直、ほとんどのトンチ勝負が「僕ならこの一休とかいうマルコメ野郎に完封勝利できた気がするなぁ」と、まぁ実際本当に勝てるかどうかはともかく(笑)、幼い子供にそう思わせてしまった時点で、この作品は僕の中では傑作足り得ないわけです。)


…書いてて我ながら、どんだけ捻くれてんのよ(笑) 一休さんも、こんな輩にだけは見てもらいたくないじゃろうて(笑)…と思えてしまいましたが、まぁある程度ガバガバじゃないと毎週30分のエピソードなんてとてもじゃないけど作れないでしょうし、そもそも子供向けなんだから仕方ないのも分かるとはいえ、やっぱり作品には「納得感が欲しい」…あぁ、まさにその一言に尽きるかもしれませんね。

少なくとも一休さんは、僕にとってはあまり納得できないことが多かった、ってことですね。

トンチで相手方は丸め込まれてるけど、そんな屁理屈が許されるなら、いくらでも似たような屁理屈こねた対案で意義を唱えることができるでしょうに……って場面が多いという感じでしょうか。

それなのに「流石一休さん、ワッショイワッショイ!」とかされると(いやそんな胴上げはされませんが(笑))、冷めてしまうってもんです。


…と思いましたが、しかしそんな一休さんでも、たまには負けることがあったのを思い出しました。

一番印象的なのは「どちて坊や」で、こいつがまた何を言っても「どちてでちゅか?」と壊れたラジオのように繰り返す、煽りレベルも高すぎるウルトラ級のモンスターでして、検索したらヒットしたどちて坊やをススメられている記事からエピソードを拝借させていただくと、

どちて坊や 「どちてクルクルちゅるの?」
一休 「こうしていると知恵が出るんだよ」
坊や 「どちて知恵が出るの?」

一休 「そういうおまじないだよ」

坊や 「どちておまじないでちゅか?」


・・どちて坊やも頭をクルクル真似をして、


坊や 「わたちには何も出ません。どちて?」

一休 「キミはまだ小さいからさ」

坊や 「どちて小さいとダメでちゅか?」

…みたいな究極の禅問答になり、さしもの我らが一休さんも涙目になって裸足で逃げ出すという、とんでもない怪物がこのどちて坊やなのです。


一休アンチとしては、一休さんの敗北に膝を叩いて快哉を叫んだ……かと思いきや、どちてクソ坊やのあまりの小憎たらしさに、さしもの僕もこの時ばかりは一休さんを応援してしまったものでした……

…という感じで、なんだ、やいのやいのいっておきながら、何だかんだ僕も一休さんを大分楽しんでましたね(笑)。


(一休界最強の弁士、どちて坊やの憎たらしいご尊顔を見よ!)

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公式・東映アニメーションhttps://lineup.toei-anim.co.jp/ja/tv/ikkyu/episode/127/)より

その髪、どうなっとんね~ん!(笑)

そりゃこんな奇怪な形でしか髪が生えてこなかったら、「どちてどちて」いいたくなるわな(笑)


…しかし、よく考えたら他のキャラも、シンエモンさん(子供の頃は、新右衛門さんというスペルだとは露にも思わず、謎な名前でしたねぇ~。あぁそれをいうなら、桔梗屋さんも、ずーっと「『ちちおや』っていってる?妙な名前だぜぇ~」と思ってました(笑))とかは地味にめちゃくちゃ親しみやすい、お茶目なナイス大人キャラでしたし…

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一休さん研究室(http://ifs.nog.cc/ikkuusan.hp.infoseek.co.jp/kennkyuusitu/sinnemonn.html)より

シューネンさんのソラマメ感は面白いし、チンネンさん・モクネンさんの小坊ズはいい味出してるし(下の研究室記事リンクにもある通り、チンネンさんとか、どうやったら当時の粗食寺でそんな恰幅よくなれるの(笑)と笑えます)、テッサイさんは小さい頃仲良かった近所の友達にとてもそっくりな感じの少年がいて(名前も、禅次郎(仮名)みたいな、お坊さんっぽい名前)、出てくるたび「ゼンちゃんじゃん!」って楽しめましたし…

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改めて一休さん研究室(http://ifs.nog.cc/ikkuusan.hp.infoseek.co.jp/kennkyuusitu/kobouzu.html)より

…やっぱり一休さんって名作だわ、と思えてきました(笑)。

 

まさかの初回放送は1975年とのことで、そこから7年間も、今見ても本当にほとんど古臭さのない、作画クオリティの低さも微塵も感じないものが毎週続いていたわけですからね、色々とやかくいったけど、色々いっているだけに、僕はやっぱり一休さんのことが大好きなのでしょう(アンチが一番のファン、ってことですね(笑))。

それを再認識できて何よりでした。


…と、一休さんネタで流石に長くなりすぎてしまいました!

既に上でも書いていましたが、保留中コメの続きはまた保留で、次回にまわさせていただくといたしましょう。

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