可愛さの再発見

今回もまた、いただいたコメントから適宜話を広げつつ進めてまいりましょう。

改めまして、毎度非常に丁寧なメッセージをいただけるアンさんには心よりお礼申し上げます。

あぁ…紺助さんはウォンバットを誤解されとるべや笑

この子、意外と人気あるんとよ!!

www.ikedashi-kanko.jp

 

ほら、コアラと似てるっしょや?

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https://karapaia.com/archives/52291621.htmlより


先祖は同じだそうばい。

livingthing.biz

まぁ、私自身がウォンバット推しってことでは別にないんじゃけんどね笑

 

クジャクは、確かに…羽を広げた姿は、実在するとは思えないくらい、芸術だわね!

ただ、流石に道端で会ったら驚きだけど、見たことない人はいないんじゃないかなってくらい、レア感はないやね。

しかし、なんでオスだけ…?笑

 

うぉう~、ウォンバット、マジで可愛いですねぇ~。

これは、Wikipediaの写真が悪かった、って感じでしょうか。「君なんか写真と違わな~い?」の逆バージョンですね(笑)。

…と思いきや、前回貼ってたそのwikiショットも、モブ感がちょっと強いだけで、改めてよく見たらあのモブタヌみたいなモフモフ感だって、可愛い気があるっちゃあ大いにある感じだったじゃあないの、って気もしてきました。


しかし上の写真も、正直コアラが主役で、ウォンさんはちょっとおとぼけ良い友人キャラ、言い換えるとやはり何となくモブの脇役にも思えてしまいますが(笑)、でもこうして見ると全然タヌキではなく、本当にコアラに似てますねぇ~!
(…って、別にタヌキはタヌキで、基本可愛い動物ですけどね…!)

Wikipeidaトップにも「コアラに近い動物である」とありましたし、そもそも生息域を一にする仲間ですから、何となく似てくるものなのでしょうか。


…というか、上の画像、元はオーストラリアのレプタイルパークの動画からのようですが、コアラとウォンバットの赤ちゃん(Joey)の可愛さは、動画で見ても先ほどの写真以上に限界突破しているけれど…

www.youtube.com
…正直ぶっちゃけ、人の手でくっつけてるだけで、特にウォンバットジョーイのホープさんの方とか、全然目の焦点が合ってなくて(00:10ぐらいのシーン)、ベストフレンドでも何でもない、強引にくっつけられてるだけのビジネス臭しか感じなさすぎてワロタとか思えてしまいましたが(笑)、「うるせぇ、可愛けりゃいーんだよ(笑)」って声が聞こえてきそうですし、野暮なことをいうのはやめておきましょう。

いずれにせよ、ウォンバットの可愛さを再発見できて何よりでした。

とても良い追記コメント、どうもありがとうございました…!

 

続いてコメント後半の話に移ると、クジャクに限らず、ライオンとかも、動物界ではオスが優美なパターンが多いですよねぇ。
(そして、サイズとしてはメスが大型なことが多い……というイメージでしたが、確認してみたら、別にそんなことはなかったんですね。
 もちろん、我々ヒトは平均してオスが大型であり、しかし何となく「ヒトは例外」って印象だったんですけど、Wikipediaによると、少なくとも哺乳類ではオスが大型であることの方が多いみたいです(↓)。)

ja.wikipedia.org


一方、クジャクの羽のこの辺の話は、まぁ「そういう風に進化してきたから」ってのが究極的な答ですが、進化生物学的にはいくつかそれっぽい説があって、まぁ詰まる所、オスはメスに選んでもらえるよう頑張っとる、ってのが通説という感じですね(笑)。

10mtv.jp
こちら(↑)の教養メディア10ミニッツTVでちょうどまとめられていましたが、あぁ、まさに長谷川眞理子さんが解説されてらっしゃいますね。

僕の在学時代、大学1, 2年生向けの選択講義で、進化生物学入門的なやつがあったんですけど、その講師がハセマリことこの長谷川さんで、僕も受講しました。

僕が大学入ってすぐの頃は確か早稲田の教授をされていたと思いますけど、普通に前期課程の講義では他の大学の先生が出張でいらっしゃることも多かったのでハセマリさんの講義を聞くことができた感じですが、ハセマリ講座、僕がいた当時は一番大きい教室の1つであった13号館1323教室が満員・初回は立ち見が出るぐらい人気の講義でしたね。

まぁそれは初回だけで、どんな人気講義でも徐々にそして急激に人が減ってくんですけど(笑)、フィールドワークの経験談とかも豊富に語られる、とても面白い講義でしたねぇ。

ご夫婦でいらっしゃる長谷川寿一さんも同じような研究テーマをされている方(かつ東大教養学部の教授)でしたけど、講義の人気度はご夫婦で10:1ぐらいに差がある感じだったのが印象的です(よく学生に揶揄されてましたし、ご本人もネタにされて笑っていた記憶があります。でも、僕は寿一さんの方の講義も普通に面白くて好きでしたけどね)。

あれからもう20年弱経って、ハセマリさんももう流石に講義はされていないと思いますが、調べてみたら、今は総合研究大学院大学の学長をされているんですか…。

当時まだ本当に珍しかったと思われる理系の女性研究者の第一人者として、これからも最前線でご活躍され続けることを願ってやみません。


…と、全く関係ないハセマリさんの話になりましたが、まぁ長谷川夫妻が日本におけるクジャク研究の第一人者ぐらいの権威なので、興味ある方は関連書籍をいくつかご覧になると、面白い学びがあるのではないかな、なんて思えます。


とはいえこの辺の進化学的な話は、とても面白い分野ではありますけど、やっぱり結論は決して出てこない・誰にも分からないのが難しさともいえるかもしれませんね。

なぜオスだけが煌びやかな羽をもっているのか、理由はクジャク自身にも分からないぐらいでしょうが、今こうして種として多くの個体が世界中各地で繁殖していることからも、豪華絢爛な羽を広げる戦略は大成功だったということは間違いなくいえましょう。


万一絶滅危惧とかになってきたら、確実に知恵ある人類の手による手厚い保護が入るでしょうし、人間がこの世に存在して万物の霊長面をする時代が続いていく以上、クジャクという種の存続は確定しているも同然ですから、これから将来に向けても非常にナイス戦略だったといえる気がします。

結局、「種・生物の命に貴賎はない」というようなことは、綺麗事では主張してみたくなるものの、実際、例えばコケの一種とクジャクとかを比べた場合、ある種のコケが絶滅しようとしていても特に何も騒がれることはないのに、クジャクであったら極めて大きな保護ムーブメントが世界中で起こるのは間違いないと思われますから、やっぱり、この世界において見た目というのはとても大事な要素ともいえるのかもしれませんね。


人間ができること・かけられるリソースも無限ではないので、何事も優先順位というものがついてしまうのは当然ともいえますから、「可愛いは正義」ではないですけど、そういう存在感みたいなのを含めて、新しい時代における立派な種の生存戦略になっている、ともいえる感じでしょうか。

人間のパートナー探し・子孫繁栄戦略も、これと似たようなものなのかもしれませんね……とかしたり顔で書こうかと思いましたが、何かセンシティブで危ういトピックですし、実際人同士の結婚というのは必ずしもそれだけでもないだろとかも思えたので、まぁやめておきましょう(なら最初から書くなよ(笑))。


そんなわけで、今回はこないだの話から関連したその絶滅危惧種うんぬんを見てみようと思ってましたが、ハセマリさんのせいで(いやお前のせいだろ(笑))またスペースが埋まっちゃいましたね。

広げようとしていた話題はまた次回に持ち越すとして、また1つ、あ、これも面白いなと思ったオーストラリアの動物をピックアップして今回はおしまいとしましょう。


ディンゴの話でもよく出ていたオーストラリアのタスマニア州、ここだけ何かやたら特別扱いされているのが目に付きましたが、それも当然、タスマニア州ってのは大陸本土から独立した、島のことだったんですね。

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https://ja.wikipedia.org/wiki/タスマニア州より

そして、タスマニアといえば、すぐに浮かぶのが「タスマニアデビル」という言葉……

当然そういう名前の生物がいるっていうのは朧気に知っていましたけど、どんな姿をしているのかは皆目イメージも付きませんし、それより何より「デビルて!何ぼなんでもそんな名前つける?正式名称じゃなくて、愛称なのかなぁ??」とか思えてしまいましたが、どうなんでしょうか…?

イメージとしては、当然、黒猫みたいな地獄の使者的風貌なのかなぁという気がしますけれども、果たして…?

 

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https://ja.wikipedia.org/wiki/タスマニアデビルより

おぉ~、まあまあ、やっぱそりゃ黒いよね、とは思えるものの、結構可愛らしい風貌をしているじゃあないですか!

和名も英語名もデビルが正式な通称とは、これいかに?…と思いきや、正面の写真、確かに、こりゃ結構デビルかもしらんな、とも思えるかもしれませんね。

(一本入った白いラインも、むしろ恐怖感を増幅している気もします…)

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https://ja.wikipedia.org/wiki/タスマニアデビルより

いやでも、爪や牙は攻撃用ではなく、主に穴掘り用途のものだそうで、性格も臆病で自ら攻撃してくることはない穏やかな性質とのことですから、そんなデビルなんてけったいなのではなく、もっといい名前をつけてやってほしかったなぁ、とも思えちゃいますね。


それにしても、上で貼った画像にある「重篤なDFTDに罹患したデビル」、あれ、画像がないじゃん、リンク切れ?…とか思ってクリックしたら、めちゃくちゃ可哀想な、病気になってグチャグチャになった顔面のデビルがばーんと出てきて、あぁ、Wikipediaにも、閲覧注意系の画像はクリックしないと表示されないような親切設計になってることもあるんだ!と驚きでしたね。

ややグロ画像ともいえるので実際閲覧注意ですし、ここでも貼りませんが(一応、英語版の方では普通に記事内に画像が表示されていましたが)、このDFTDというのはDevil Facial Tumour Diseaseで、デビル顔面ガンというその名の通りの悪性腫瘍(日本語では単にデビル病とかデビル癌とか呼ばれることもあるようです)のことであり、極めて深刻なもののようです。


画像の衝撃も強かったですが、Wikipediaによると、

1996年に初めて発生が報告されてから被害は急速に拡大しており、2009年時点で個体数は70%減少し生息域の60%に疾患の発生が見られるなど、何らかの策を講じない限り今後50年間で野生のタスマニアデビルは絶滅する恐れがある。

…とのことで、「うわぁ、これは何とかしてあげたいなぁ…」と思えてやみませんね…。

もちろん対策は進んでいるようですが(タスマニア大学が2017年に免疫療法を行い、無事成功した、なんて報告も目につきました)、タスマニアデビル保全状況はパンダやコアラより一段階危険度の高いEN(Endangered;絶滅危惧)ですし、より良い対策が進むことを願いたい限りです。


しかし、デビルという名前でふと浮かんだ話として、僕が子供の頃にワイドショーニュースで騒がれていた「悪魔くん」のことを何となしに思い出しました。

ja.wikipedia.org
まぁ僕は法律についてはモグリなので何とも分かりませんが、法で「人名として用いることができる」と定められた字を使った父親(調べたら、「珍しい名前だから人の記憶に残る。人の記憶に残り、人が集まる。そうなれば普段出会わない人と出会う確率も上がるし、いろんな良い経験もできると思う」「悪魔は悪の世界で最強。何かでトップになる、そんな子供に育ってほしいから」という意図だったようですね)と、超法規的にこれはダメと突っぱねた役所側と、どちらが正しいとかは言い切れないですけど、やっぱり言論の自由的なものが侵されている節もあるとはいえ、流石に名前が悪魔は可哀想だという役所側の判断の方が、法治国家とはいえ人間のコミュニケーションが重要な意味をもつ社会では分があるのかなぁ、と思える所でしょうか…。

僕が小学生の頃のニュースなので、僕より年下の子なわけですが、いきなり日本中で騒がれてしまったわけですけど、お父さん本来の願い通りである、良い経験がたくさん・いい人に囲まれる素晴らしい生活を送っていてくれたらいいなぁ、と思えてやみません。


あんまり関係ないですけど、名前といえばこのブログで使ってる紺助というハンドルネーム、もちろん本名ではないんですが、正直、自分で付けといてなんですけど、ぶっちゃけ何かイマイチだなぁ~と思えて、ちょっと後悔しています(笑)。

本当は紺太の方が響き的に可愛らしさもありますし、3音の方が呼びやすいしでどちらかといえばそっちの方が良かったというか当初そうしようと思ったんですが、ブログ開設当時、検索したら既にそのハンドルネーム(完全に同一ではなく、ほぼ同じぐらいのHNだったかもしれませんが)で活動されてる方がいたので断念した、という感じだったのです。

流行りに乗って紺治郎とかでも良かったかもしれませんが(笑)、まぁその方が多分後悔していたので、ヨシとしましょう(笑)。


個人的に男性名でいい名前だなと感じるものがそもそもあんまりないので(響き自体は良くても、例えば翔太くんとか涼太くんとかで使われる「太」って字があんまり単独の文字としてはいいと思えないし、大とかそれ以外で「た」と呼ばせるのも何か邪道だし…と思える感じです。一方、女性名は、響きも文字もどちらも可愛らしい、良い名前が多い気がします)、男の子の名前って難しいですね。
(あくまで、「自分が付けるなら…」の話で、太が付く名前の方や、○大で「た」呼びの方とかを悪くいってるわけではないということを、但し書きでしっかり補足させていただこうと思います…。)

紺助の助けるって字も、せめて「介」の方がいいんちゃう?とか思えたんですけど、婚活で「介」だと何か紹介役みたいですし(まぁ実際「自己紹介をする」という体(てい)のブログですし、それでも良かったのかな、って気もしてきましたが…。「紺介」…う~んやっぱり前半部が人名に使われがちな漢字じゃないと(というか紹介の紹と同じ糸へんだし)、違和感がバリバリ大きいですね)、その他も全然いい案が浮かばなかった、って感じです。


ま、これはあくまでHNですし、ぶっちゃけ我ながらイマイッチに感じてるんですけど、今さら変えるのもアレですしそのまんまでいくのが一番ですね。

タスデビさんネタから、改めて、名前もやっぱり大切だね、というお話でした。

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