まだまだいるね、一度は会ってみたい子たち!

前回は空想上の生き物かと一瞬思えるレベルの不思議・面白い・神秘的なものの例として、タツノオトシゴやらリュウグウノツカイやらカモノハシやらを見ていましたが、ちょうど新記事を書こうと思って振り返っていたら「そういえばシードラゴンって生物もいなかったっけ?ゲームのモンスターか何かの名前なだけだったかな?」と思い調べてみた所、更にスゲェのがいましたねぇ~。

ただしシードラゴンは単独名ではなく、リーフィー(Leafy;葉っぱのような)とウィーディー(weedy;雑草のような)という枕詞のついた、兄弟生物のようなのが存在する感じですが…

f:id:hit-us_con-cats:20211224062741p:plain

https://ja.wikipedia.org/wiki/リーフィーシードラゴンより

f:id:hit-us_con-cats:20211224062819p:plain

https://ja.wikipedia.org/wiki/ウィーディ・シードラゴンより

うーん、まさに、これも敵モンスターとして、ゲームとかSFの世界で出てきても何ら不思議ではない、めちゃくちゃユニークな生物ですねぇ~。

上記Wikipediaによると原産地オーストラリアでは切手になるほどの人気・知名度をもつ魚らしく、日本の水族館でも過去展示されていたこともあるようですが、「過去」とある通り、どうも飼育は難しいようで(カメラのフラッシュどころか、展示の照明にもストレスを感じるなど)、今は恐らく日本ではお目にかかることはできないのかもしれませんね。

やはり、レアモンみたいな見た目のヤツは、基本的に気難しいのだといえましょう。


ちなみに、リーフィーさんの方の種名equesは、(これもWikipediaにも記述のある通り)ウマを意味する言葉ですから、シードラゴンとカッコつけてるとはいえ、やはりタツノオトシゴ同様、こちらさんにも分類学者はウマ要素を見出しているという感じですね。

エクウスというのは、これも高校生物の、進化の章でなぜか画像つきで出てくることが多く、極めて印象深い単語なのです。

f:id:hit-us_con-cats:20211224062922p:plain

https://ja.wikipedia.org/wiki/ウマの進化より

まさにちょうどこのWikipediaにも絵つきでピックアップされていた通り、エクウス(シードラの種名とは若干スペルは違いますが、同じ語源でしょう)は現在のウマとほぼ一(いつ)なものですが、進化の途上のメソヒップスとかプリオヒップスとか古代ギリシャ人っぽい名前のヤツら、この画像だとまぁ結構普通の小型馬っぽいですけど、資料集の絵によっては何とも情けない、アンバランスで「作画崩壊が起きたのかな?」とも思える、ウマになり損ねた失敗作のようなやつで、名前とともに強いインパクトがあり、ついつい覚えてしまった受験生も多かったことでしょう。


まぁウマの進化はともかく、前回の記事に対していただいていたコメントに、また興味深いポイントがありました。

改めて、アンさんからのコメントを一部改変して抜粋させていただきましょう。

カモノハシも、出会えると幸せになれるとか言われとるやね。

前にシドニー に行った時に、カモノハシがいると言われている池(?)で、めっちゃ探したんだけど…残念ながら幸せにはなれんかったとよ笑

その時に(会えんかったけど)、「君、実在したんか」って思った記憶があるっちゃね笑

nano87-batake.at.webry.info

でも、この方(↑)は…普通に出会えとるようだねぇ。意外と会えるものなのかな…?


へぇ~、カモノハシ、(前回貼っていたWikipediaの分布図にも普通に載ってましたが)何気にオーストラリアにしかいない生物だったんですねぇ~。

そして、幸運になれるほどのレアキャラだったとは!

前回の記事では「見た目もつまんねぇ、平々凡々とした、しょうもねぇ生き物だ」とか侮辱してしまって、大変申し訳ない限りですね(笑)。

実際生で見たら感動するでしょうし(正直、野ウサギを近所でよく見かけますが、ウサギみたいな小さい個体でもなんかラッキー、と思えますしね)、いつか会ってみたいものですねぇ~。


改めてカモノハシの記事を見ていたら、前足には水かき、そして後ろ足には毒のカギ爪(蹴爪)があるそうで…

f:id:hit-us_con-cats:20211224063021p:plain

https://ja.wikipedia.org/wiki/カモノハシより

…うーん、まさに、平々凡々なんてとんでもない、つま先からクチバシの先まで、あまりにも面白い最高のユニーク生物ですね!(熱い手の平返し)

この画像と、あと記事下の方のギャラリーを見ていたら、何となく、モグラが思い浮かびましたが……

f:id:hit-us_con-cats:20211224063045p:plain

https://ja.wikipedia.org/wiki/カモノハシより

(特にモグラに見えたのは左端のイラストですが、拡大したら全然モグラっぽくはなかったんですけどね)

モグラも、幼稚園児でも知ってるメジャー動物ですけど、地味に謎多き存在で、興味深いです。

f:id:hit-us_con-cats:20211224063129p:plain

https://ja.wikipedia.org/wiki/モグラ科より

僕は当然実物を見たことはないですけど、モグラといえば、これまたネットで以前話題になっていた面白ネタを思い出します。

ズバリ、多摩動物公園の「おしえて!モグラ先輩!」という展示の解説が面白いというものですけど、担当者の方のインタビュー記事も見つかりましたが…

www.fnn.jp

f:id:hit-us_con-cats:20211224063303p:plain

https://www.fnn.jp/articles/-/23436より

最高のセンスですね~。

こういう、人々の印象に残る文ってのは心がこもってないと書けないでしょうし、素晴らしいの一言に尽きますね…!


それにしても、モグラの分布について、Wikipediaによると「南半球では確認されていない」とありましたが、へぇ~そうなんだ、不っ思議ぃ~と思えますね。

…いや、逆に、陸つながりじゃないのに、世界中にいる犬猫・ネズミとかウサギとかいった各種超メジャー動物の方が、むしろ不思議といえるのかな…??

ウマの進化のみならず、悠久の歴史で各生物にどういう時の流れが汲まれて今現在にいたっているのかを考えてみるのも、面白いものですね。


ちなみに、カモノハシやシードラゴンは逆にオーストラリア限定だったわけですが、オーストラリア大陸っていうのは、やっぱり生き物好きの人にとっては夢の楽園といえましょう。

いうまでもなく、コアラやカンガルーという愛されキャラがいるのを筆頭に、同じく高校生物で学んだディンゴフクロオオカミ(ニッチ(生態的地位)について学んだ章で出てきたはずですが、フクロオオカミはニッチが被っていたディンゴのせいで絶滅)とか、北半球住みとしては、一応動物園で見られる可能性はあるとはいえ、普段決して見ることのない動物が自然に存在しているという事実は、本当に世界の広さを実感できてワクワクします。

f:id:hit-us_con-cats:20211224063445p:plain

https://ja.wikipedia.org/wiki/コアラより

f:id:hit-us_con-cats:20211224063512p:plain

https://ja.wikipedia.org/wiki/カンガルーより

コアラもカンガルーも、英語名はそのまんまですね(Koala、Kangaroo)。
(ちなみに触れませんでしたが、モグラは一般的にはmoleで、モグラ科の学名からのTalpaなんかも稀に使われる感じでしょうか。)

 

f:id:hit-us_con-cats:20211224063550p:plain

https://ja.wikipedia.org/wiki/ディンゴより

あぁ、ディンゴは、そもそもオーストラリア以外にいたのが、大陸にやってきて捕食対象が競合していたフクロオオカミを絶滅させてしまった…って話でしたし、オーストラリア以外にも生息する感じでしたか。

でも、ディンゴ自身も絶滅危惧種なんですね(まぁでもそれをいったらコアラも同じVulnerableのレベルのようですが…)。

 

f:id:hit-us_con-cats:20211224063758p:plain

https://ja.wikipedia.org/wiki/フクロオオカミより

フクロオオカミの絶滅も、ディンゴに負けたという自然の摂理だったともいえるかもしれないとはいえ、悲しいというかとても残念なことですね。

絶滅する前に、上記の北半球住人にとってとても珍しい動物、特に自然の・野良のヤツらにぜひ会っておきたいものです…!
(まぁ、色々な自然保護思想が発達した現代において、我々が生きている間に上記メジャー生物が絶滅することはまずないと思いますが…)


せっかくなので思いついた関連小話に触れておくと、カンガルー、Wikipediaの写真も可愛らしいし、袋に赤ちゃんが入ってるのも微笑ましすぎるわけですが、やっぱり、よくネットで貼られるあの筋骨隆々・ムキムキの画像を見てからというもの、やはり野生生物というのは我々ヒトカスとは完全に違う、畏れ多い存在だ・生き物としての力や生命力みたいなのがまるで違う・知恵がなければ人間など無力なものだなぁ…などという畏敬の念を抱かずにはおれない感じですね…。

検索したら、その話題だったムキムキカンガルーはRogerという名で愛された巨大カンガルーだったようで、カンガルーの中でも彼は特別だったのかもしれませんが、2018年に亡くなってしまわれたとのこと…。

訃報記事から、画像を3枚ほど拝借いたしましょう。

f:id:hit-us_con-cats:20211224063930p:plain

https://www.npr.org/2018/12/10/675282745/roger-the-buff-kangaroo-beloved-online-dies-at-age-12より

f:id:hit-us_con-cats:20211224063949p:plain

https://www.npr.org/2018/12/10/675282745/roger-the-buff-kangaroo-beloved-online-dies-at-age-12より

f:id:hit-us_con-cats:20211224064022p:plain

https://www.npr.org/2018/12/10/675282745/roger-the-buff-kangaroo-beloved-online-dies-at-age-12より

そのたくましさで多くの人を魅了したロジャーよ、永遠に……。

 

一方のコアラは、「コアラの握力は1トン」というマジかよ(笑)と思える話も有名ですが、他にも、「コアラはバカ」コピペなんかが有名で印象的ですね。

コアラの本場(?)海外の反応もまとめてくださったこの記事(↓)が秀逸だったので、紹介させていただきましょう。

kaikore.blogspot.com
脳みそ、確かにツルツルすぎてワロタ(笑)。


あとコピペといえば、全然関係ないですが、ちょうど記事のコメントで触れられていたマンボウコピペ、これもめっちゃ好きだったので、検索してヒットしてきた特集記事から、該当部分をコピペのコピペさせていただきましょう。


マンボウ再弱伝説】

・まっすぐしか泳げないため岩にぶつかって死亡
・皮膚が弱すぎて触っただけで痕が付き、それが原因で死亡
・潜ったら水が冷たすぎて死亡
・朝日が強すぎて死亡
・水面で日にあたっていたら鳥につつかれて死亡
・寝ていたら陸に打ち上げられて死亡
寄生虫を殺すためにジャンプして水面に当たり死亡
・食べた魚の骨が喉に詰まって死亡
・食べたエビやカニの殻が内蔵に刺さって死亡
・水中の泡が目に入ったストレスで死亡
・海水の塩分が肌に染みたショックで死亡
・前から来るウミガメとぶつかる予感がしたストレスで死亡
・近くに居た仲間が死亡したショックで死亡
・近くに居た仲間が死亡したショックで死亡した仲間から受けたストレスで死亡…


もちろん、専門家によると、そのほとんどがデマとのことですが、それでも謎の多い生物には変わりがないということで、マンボウも実際に会ってみたいですね(人に見られたショックで死亡、とならないことを願います(笑))。

tenki.jp
あぁ、動物コピペといえば、さらに、「○○っていんだろ」で始まるドチャクソ面白いやつを無視するわけにはいきませんね。

大量にあるのでコピペのコピペはしませんが、多くがまとめ記事でチェック可能です(これが全部ではなかったと思いますが、中には有志が勝手に作った面白くないのもあったかもしれないので、まぁこのぐらいで十分かもしれませんね)。

面白いのでご存じない方はご覧になることをオススメします。

blog.livedoor.jp

正確にはこれ、コピペというより、アンタッチャブル柴田さん扮するパンダPのネタなんですね。

(一部真偽の程が定かではないものもあれ、)素晴らしいネタだと思います。

 

最後、これも夢のような場所・同じ地球とは思えない神秘さがある島といえば、オーストラリアの他に、やはりマダガスカルも挙げられましょう。

地球上でここにしかいない、以下のキツネザルとかも有名ですが…

f:id:hit-us_con-cats:20211224064149p:plain

https://ja.wikipedia.org/wiki/マダガスカルより

動物のみならず、生態系自体が本当に特別で、まさにここだけ完全に別世界なんですよね。

f:id:hit-us_con-cats:20211224064217p:plain

https://ja.wikipedia.org/wiki/マダガスカルより

Wikipediaの記事も、本当に読み応えがあります。

さほど旅行とかに興味がない僕でも、マダガスカルは、いつか機会があったら自然に触れるために行ってみたいな、と思える夢の国ですね。


という所で、予定していたもう一つの地球の神秘・キノコについては、またしても次回先送りとなりましたが、別に締め切りがあるわけでもなし、のんびり進めていくといたしましょう。

にほんブログ村 恋愛ブログ 婚活・結婚活動(本人)へ
にほんブログ村