思い出のドリンク(その7・美味しすぎて衝撃を受けたお茶)

前回は小学校低中学年時代の、友達との思い出のドリンク(きゃらか~んとかいう、子供騙しの食玩飲料……完璧思い出補正だと思いますが、とても美味しかったです)を挙げていましたが、今回も同じ頃、ちょうどよく一緒にきゃらか~んを買いに出かけること含めよく遊んでいた友達の家で飲んだ、衝撃のお茶に触れてみたいと思います。

六条麦茶

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https://www.asahiinryo.co.jp/company/newsrelease/2013/pick_0304-1.htmlより

最新バージョンの青っぽいラベルは全くピンと来なかったので、8年前のニュースリリースから画像を拝借しました。

これすら微妙にちょっと印象が違いますが、やっぱり六条麦茶といえば、この白&赤に、謎のお母さんと坊やが描かれている感じでしょう。


以前も書きましたが、僕が小学生だった当時はお茶なんて買うものではなく、家でいれるのが普通だったと思います。

僕の家でも、(自分がやってたわけではないので詳細はよく分かりませんが)なんか適当にお茶っ葉を浸して、適当なピッチャーみたいな回転フタ付きボトルに入れて冷蔵庫に置いてあるみたいな、しょうもないただの茶色い液体、まさに駄茶としかいいようのない(いやせっかく親が作ってくれたものなのに、めちゃくちゃな言いようですが)、つまらん感じなのが、当時のお茶だったのです。

しかし、友達の月島くん(例によって、似た漫画キャラの名前を借りた仮名ですが)の家で遊んでいた時に出てきたのは、この、六条麦茶のペットボトルだったのです。

当時は大きくても丸型の1.5リットルペットばかりだったのに、これは2リットル角型で、そもそも存在感がでかい!

そして飲んでみたら!

「ウッッッマ!さわやか!!香ばしい!!!お茶とはこんなに美味しいものだったのか!!!!今まで飲んでいたのは茶色いだけの汚水だった!!!!!」

と、とんでもない衝撃を受けたものです。

もちろん飲んだのは真夏であり、キンキンに冷やされて出されたので感動もひとしおだったわけですが、僕的No. 1のお茶は、今でもこの六条麦茶ですかねぇ。

(近年(…でもなく、僕が学生時代の話ですが)緑茶が市場を席巻して、各社緑茶ばかり出すので、本当は六条麦茶の方が好きなのに学生当時は緑茶を買ってましたが、こないだも書いた通り、緑茶ならやっぱりおーいお茶が何だかんだ一番かなとは思うものの、僕の好み的には六条麦茶が一番ですかね。)


親に、「六条麦茶っていうのが、とんでもなく美味しかったよ」といったら、家にも置かれるようになりましたが、「六条麦茶」で検索したら、サジェストにまさかの「まずい」と出てきたように、人によっては麦茶ってあんまり美味しく感じないのかもしれませんね。

そもそもやっぱり夏向けではありますし、うちの家族にはあまり合わなかったのか、気が付いたら結局烏龍茶(これはやっぱりサントリーですね)のペットボトルに変わってた気がしますが、ちょうど日本全体がお茶も水も(水はもう少し後の時代かな?)ペットボトルを買うようになる流れだったので、この月島くん家で飲んで感動した六条麦茶を買い始めたのを機に、家のお茶がペットボトルになっていったのも、懐かしい思い出として記憶に残っています。

自家製のお茶よりやっぱりプロの作った市販品の方が断然レベルが高いので(作り方が下手だっただけかもしれませんが(笑))、これはやっぱり嬉しい流れでしたね。


一方、ペットボトルのお茶といえば、こちらもなぜか強烈に思い出に残っています。

午後の紅茶

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https://www.kirin.co.jp/products/softdrink/gogo/tea_story/history/より


こんなもの紹介するまでもなく、日本国民全員が知っている超メジャー飲料なわけですが、夏休み、やることもなく、暑い中グデェーっと寝ながらTVを見たり漫画を読んだりしながら、時々思い出したかのように午後の紅茶を冷蔵庫から出してコップに注いでガブガブ飲んでいたのを、なぜか今でもはっきりと覚えています。

ご存知の通り、午後ティーにはストレート・ミルク・レモンの3種があるわけですけど、もちろんどれも好きでしたが、やはりミルクティーが中でも断トツでした(そして子供舌的にはストレートが一番微妙なので、順位付けするなら、ミルク>レモン>ストレートでしょうか)。

というのも、ミルクティーだけ、なぜか広口ペットボトルになってまして、すごく注ぎやすかったのです。

っていうかちょうど上記ヒストリーの画像でも、正しく当時の姿が再現されており、自分の記憶力の良さに改めて感銘を受けましたね(自画自賛)。

そう、当時は1.5リットルペットといえば、丸型ボトル&金属キャップでしたが、ミルクティーだけ、なぜかプラキャップで、しかも口が広かったのです。

それが何か関係あるのか?と思われる方もいるかと思いますが、注ぎ口の大きさや形状って、意外と味(飲み応え)にもめちゃくちゃ影響を与えるものなんですよ。

例えばコーラとかの場合、缶と、瓶と、紙コップとペットボトルとで明白に味が違うのは想像に容易いと思うんですけど、同じコップに注ぐのでも、元々の注ぎ口によって結構変わるのです。

まぁ定量的に何らかの数値を検証とかをしたわけではないので、感覚でしかないのですが、多分口が狭かったり注ぎにくかったりすると、ゴポゴポなって見た目や感触自体が劣るのみならず、空気との接触が増大して酸化するとか(いや、注いで飲むまでの短時間で酸化の差なんてあるわけねぇじゃん(笑)とも思いますが)…まぁそれが正しいかはともかく、少なくとも何らかの理由で、広い口から一気にダーっと注げるものは、気分的にも美味しさが全然違ったのです。

ちなみに六条麦茶も広口ペットボトルでしたね。それも、六条麦茶が好きだった要因の1つといえましょう。

のど渇いてるときにダバーっと注いでゴクーっと飲み干す麦茶やミルクティーは格別だぜぃ!

…ということを言いたいがために、午後の紅茶も挙げてみた感じでした。

あとデカクチ瓶で有名なのは、ポンジュースとかもありますね。

口が大きいのは本当に想像以上に飲み手にとってプラスなので、ボトル製造者の方、見ていらっしゃいましたら次回形状チェンジの際はぜひご一考を……。
(いや今さらここまでスタンダード化した規格を変えるなんてできるわけないじゃん(笑)って気もしますが…。)

六条麦茶は個人的好みでやはり星4.5★★★★☆、午後ティーは、ちょっと健康には良くなさすぎる点がネックなものの、美味しさはこれほど長く定番品であり続けてることからも明らかなのでやはり星4★★★★ぐらいはあげたくなる(ミルク4.2、レモン4、ストレート3.8でしょうか)、高評価ですね。

 

…と、これで、サントリー鉄骨飲料、はちみつレモン他)・雪印カツゲン・コーヒー牛乳他)・ヤクルト(ミルミル)・明治(ブリック)・コカコーラ(アンバサ)・チェリオライフガード)・アサヒ六条麦茶)・キリン午後の紅茶)と幅広く様々な飲料会社のドリンクに触れてきたことになりますが、本当に結構色んなメーカーの商品にお世話になってるものですね。

パッと思いつくその他の大企業では、森永が脇役としても話に出たことがなかったかもしれませんが……あぁ、マミーは話に出てきましたね。マミー、なぜか何となく雪印の印象でしたが、森永でしたか。

ちなみに、清涼飲料業界 売上高ランキング(2019 - 2020年)を見てみると…

上記に挙げたもの以外でまだ今回触れていなかったのは、

3位伊藤園、6位大塚、8位ダイドー、9位サッポロ、10位カゴメ、11位キーコーヒー、13位ユニカフェ、14位ジャパンフーズ

ですが、大塚はまぁオロナミンCに何度か触れていたのでセーフでしょう。

サッポロは…基本ビール・アルコールの会社だから勘弁しちくりぃ~、と思いましたが、ソフトドリンク部門は、ポッカサッポロで、ポッカと提携していたんですね。

商品一覧を見てみましたが…

www.pokkasapporo-fb.jp
う~ん、思い出の品、ナシ!

まぁ、こないだ「ビールはヱビスが一番飲みやすかった」と書いた通り、本業ビールではサッポロが僕の中でNo. 1だ!という感じで勘弁しちくりぃ~とさせていただきましょう。

一方何気に順位のめっちゃ高い伊藤園は、こないだ世界ランキングで出てきたとき、「伊藤園の商品の登場予定、ナシ!(笑)」とかほざいてたのですが、冷静に考えたら、ありました!

これは後出しではなく、この一連のシリーズの最初の記事をアップしたとき、間違えて下書きメモを残したままちょっとの間アップしちゃってたんですけど、それをご覧になってた方がもしいたら、目にされていた商品の中に、伊藤園のものもあったのを覚えてらっしゃるかと思います(いや一瞬間違えて公開していただけなので、そんなの覚えてなんかいないとは思いますが)。

ということで、思い出捏造ではなく、本当に思い出の飲料としてよく飲んでいたものの中にちゃんと伊藤園のものもありました、いずれ登場予定です、という話でした。

そしてダイドーが8位……まぁダイドーはやっぱりコーヒーですからねぇ。コーヒー牛乳以外にコーヒーを飲むことのないお子ちゃまな僕には、ちょっと大人すぎて手が出せないメーカーになっている感じといえましょう(11位のキーコーヒーも、全く同じですね)。

10位はカゴメ!こちらは、子供にも愛されるタイプの商品を出してくれている印象ですが、一番のイメージとしてはやはり、甘さのない、古典的なトマトジュースでしょうか。

体にいいものは基本都合良く味も好きになる僕ですが、実は子供の頃は真逆で、野菜を一切食べなかったタイプでして、昔飲んだトマトジュースは、「これは無理だ!人の飲む物じゃねぇっーーっっ!」とギブアップした記憶しかないですね。

でも、今なら多分飲めるとは思いますけど、今は水しか飲まなくなってしまったので(というか飲み物を買うことをしなくなった)、あえて買うこともないですかねぇ…。

関連して、青汁とかも健康志向の高めな人間としては気になる所ですが、そういえば飲んだことないですね。

青汁といえばやはり、キューサイの、「あ~、まずい!もう一杯!」のCMでしょう。

www.youtube.com
これ、元々は台本にあったセリフではなく、八名さんが独断で発した言葉だったらしいですね。Wikipediaにもその旨記述されてましたが、これにOKを出したキューサイ幹部は、マジで天才すぎると思います。

あり得ないぐらいのインパクトで、これがなかったら青汁の知名度なんて全くなかったであろうこと、また、実際まずいものをまずいと言い切る正直さ誠実さみたいなものも感じられる……ということで、CMとして史上稀に見る、満点の出来といえましょう。

…って、ウィキペ見てて驚きましたが、八名信夫さん、プロ野球選手だったのかよ!意外~。

まぁ話が青汁に飛びましたが、トマトジュースを選ぶなら、やはりカゴメですね。


あと続くのは、13位にユニカフェ、14位にジャパンフーズ……正直、知らねぇ~!

ユニカフェは、こちらも名前の通りコーヒー専門で、しかも調べた限り業務用がメインなんでしょうかね?

これは知らなくてもしょうがないと自己弁護したいところですが、コーヒーオンリーでこれだけの売り上げは素晴らしいといえましょう。

ジャパンフーズは…Wikipediaによると、『飲料メーカーから、清涼飲料を受託製造している』とのことで、こちらもいわゆるBtoB的な形態の企業だったんですね。思い出の品が見当たらないのも、これまた当然でした。


ということで、個人的には、森永・サッポロ・カゴメに思い出のドリンクが一つもないのが多少残念ではありますが、アロエヨーグルト・ポッカレモン・ケチャップなど、間違いなくお世話になったことはある企業なので、一連のシリーズで特定の商品は登場しなくても、お礼は述べておきたい限りです。

(…っていうか先にこの後半のネタを書き終えてから、前半部に戻って最初の六条&午後ティーについて書いてたんですが、「六条麦茶、これアサヒだったかなぁ?」とずっと微妙にしっくりこないモヤモヤがあったんですけど、リンクを貼ったニュースリリースにある通り、実は元々カゴメの商品だったんですね!
 そう、確かに、CMの最後に「カゴメ 六条麦茶」と語られてるのを、今はっきりと思い出しました!ということで、やっぱりカゴメには実際十分お世話になってましたね。

 ただそうすると逆に、アサヒ……ま、カルピスはアサヒが販売しているようなので、一応特定商品を話題には出したことがあったということで、セーフとしましょう(何がセーフでアウトなんだか、自分でもいっててよく分かりませんが)。)

 

今回は思い出のドリンク本題のネタがやや短そうに感じたので、ちょっと派生しましたが(結局前半部だけでも十分な長さだった気もしますが)、小学生時代の思い出のドリンクは、ざっとこんなもんでしょうか。

いや、次もギリ小学生時代の思い出かな?

実は、ちょうど小6になるタイミングでもまた引っ越しているので、小6からは自分の中でかなり区切りの時といいますか、中学入学よりむしろ小6の方が大きな転機だった感じなのです。

まぁそんな僕の都合はどうでもいいんですけど、次回は小学生最後頃の思い出ドリンクから、続きを見ていこうと思います。

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