思い出のドリンク(その3・意識低い系ドリンクも好きでしたよ)

前回鉄骨飲料ファイブミニといった健康飲料…に触れていたのか昔のCMに触れていたのかよぉ分からん感じになってましたが、続きまして、これもCMが印象的でしたが別にCMが先に浮かんだわけではなく、思い出の飲み物を考えていたらまず浮かんできたこちらのドリンク、いってみましょう。

 

はちみつレモン

鉄骨飲料同様、これもとっくに絶滅した商品かと思いきや!

いつの頃からか、再登場してたみたいですね!

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https://www.suntory.co.jp/softdrink/hachimitsu/より

ちょうど僕が小学校に入る前ぐらいからヒットしてた記憶がありますが、86年発売とは、思ってたより発売は早かったんですね(鉄骨飲料より先輩とは!)。

下に貼ってるCM動画にある通り、当時は当然、缶入りでした。
(って、動画の最後に出てきますが、大型サイズはペットボトルもあったんですね。あの丸い形の大型ペット、すごく…昭和です…。)

これもしょうもない余談ですけど、当時の缶のフタは、プルタブ=切り離し式でした。

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https://middle-edge.jp/articles/gYkRHより

これ、何か接着の強すぎるタイプの缶だと(というか、開ける前にリングをぐりぐり回して遊んだりすると?)、上部のリングだけブチっと切れてしまい、最早開けることが不可能になり、詰みます。

そこには不気味に微笑みかけてくるような缶(画像にある通り、2つのポッチが目っぽくて、何か顔っぽいんですよね、昔の缶って)だけが虚しく残り、こうなるともう何か鋭利なもので缶をボコボコにするか、不器用な子供ですから返り討ちにあって自分がボコボコにされて血まみれになるか…という大惨事がままあったものです。

現行の、その場に居座り続けるプルトップ、ステイオンタイプが出てきた時は、感動したものです。ゴミが出ない、そして何より開けやすく、取っ手が切れてしまって何やかんやあって血まみれになるような事故も発生しない(笑)ということで、いいこと尽くめでした。

まぁ、僕は野蛮な少年ではなかったのでやりませんでしたが、この外したプルタブを投げたり、武器にしてふざけあったりしていた類のヤンチャボーイ達にとっては、遊び道具が減ってしまって残念……なんてこともあったかもしれませんね。


はちみつレモンに話を戻すと、CM、こちらも印象的なメロディーラインが脳裏に焼き付いていますが、なぜここまで聞き覚えがあるのか…?

www.youtube.com

これ、YouTubeのコメントにもありましたが、「♪ニ~ッコニコ動~画」と、ほぼ同じメロディーラインなんですよね。

果たして本当にパクリという名のオマージュなんでしょうか?

検証動画はありましたが…

www.nicovideo.jp
いや何でわざわざこんな似てないバージョン使うんだよ(笑)。さっきのYouTubeの方が遥かに似ててワロタ(笑)…と、何の解決にもつながりませんでしたが、まぁ間違いなく似てはいますよね。

ちなみに、は~ちみつサイダー♪というバージョンも記憶にあるのですが、軽く検索しても見つからないですね…(商品は確実にあるんですけど、でも、正式名は「はちみつレモン サイダー」だったようなので、やっぱり自分が勝手に替え歌で口ずさんでただけなんでしょうかね…?)

…と、CMやら缶やらはともかく、肝心のドリンクですが、これはまぁ普通に美味しいジュースでしたね。

はちみつにレモンでなんか健康的ですし(結局健康を気にする嫌な幼稚園児かよ)、でもこの頃はまだ「レモン○個分のビタミンC!」とか盛んにアピールはされてない感じですね。

もちろん、レモンといっても酸っぱすぎはせず、はちみつの優しい甘さがあって子供にもピッタリな、まさに思い出の飲料です。

パッケージも、クソダサの代名詞である80年代にしてはめっちゃ洗練されてる、可愛らしい感じですしね。

はちみつレモン、ズバリ、星4つ★★★★評価といえましょう。

 

あと懐かしいドリンクCMを貼っていて思い出したのが、やっぱりこれ!

確か流行語にもなった、「24時間、戦えますか~」ですね。

リゲイン

www.youtube.com

これ、何かの曲の替え歌なのかと思ったら、これはオリジナルなんですね!

やっぱり、CMにはたまにオリジナルの名曲もありますから、♪牛丼、親子丼…が丸美屋のオリジナル曲と思ってしまったのも無理はなかったのです。

あれ、でも、「えっ?この曲、元ネタあったの…?」って大学時代驚いた記憶がありますが……。
……あぁ、それは佐川急便でした。

大学生の頃、佐川のCMで、「♪ぼ・ぼ・ぼくらはセールスドライバー」というのがあったんですけど(検索しても、見つからず…)、何かのきっかけで、これが佐川オリジナルではないと知ったときは驚きましたね。

www.youtube.com
まさかの、少年探偵団!

いや流石に知らねぇ~!

でも、佐川のCMを見て、耳なじみのある曲と思えたということは、日本人のDNAに深く染み付いた、不朽の名作なのかもしれませんね。


相変わらず話が逸れちゃいましたが、リゲインです。

いやこれも、懐かしCMを貼りたかっただけで、当然、当時まだ働いたこともなければ24時間戦い続けたこともなかった(いやそれは今でもないですけど(笑))僕にはリゲインなど無用の長物であり、一度も飲んだことはないんですけどね(笑)。

そもそもこれって、リポビタンDといった薬局で売られてるようなものではなくて、オロナミンC的な普通の清涼飲料水なんですかね?

…と思って調べてみたら、何気にこちらは第一三共の商品のようで、明らかにリポDタイプの商品でした。

中高生の頃、なぜか家によくあったチオビタとかは飲んでましたけど、リゲインは一度も見たことないので、CMはめっちゃ印象的でしたが、「ビジネスマンしか飲んではいけない」的なイメージが強くなりすぎてしまった点は残念だったかもしれませんね。

当然、飲んだことないので評価は不明、ただ、まぁ栄養ドリンクの味が好きな僕ですから、飲んでみたら割と高評価にはなりそうです。

正直、チオビタもそうですけど、廉価版の美味しい栄養ドリンクは、ほぼ全く何の体感できる効果もないんですけどね、まぁ美味しいからいいんです、って感じでしょう。


結局リゲインだのチオビタだの、どんな幼稚園児だ、けしからん、となりそうなので、そろそろ意識低い系の思い出ドリンクもいっておきましょうか。

 

コーヒー牛乳

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https://www.meg-snow.com/products/detail.php?p=yuki-coffeeより

コーヒーといいつつ、当然カフェインなんてゼロ

牛乳といいつつ、牛乳の持つ優れた栄養素なんてゼロ(まぁたんぱく質は含まれるし、ゼロではないけど…)

ただ甘いだけの液体

だがそれがいい!!

子供舌の僕からすると、世界中全てのコーヒーがこれになればいいのにと願ってやまない!!

…と、そんな、みんな大好き雪印のコーヒー(公式略称:雪コー)ですが、こちらの歴史は当然古く、1963年から、古今東西日本国民老若男女に愛され続けているようです。

画像は雪印公式から拝借した、現行最新バージョンですけど、僕の記憶の中のコーヒー牛乳とはやっぱりちょっと違いますねぇ。

っていうかそもそも、昔はこの商品、「コーヒー牛乳」だったんです。

それが、うるさい厚労省か何かが定める所の法律かなんかで、使っている生乳だか乳成分だかの割合が低すぎるため、コーヒー牛乳と名乗れなくなった、という悲しい過去があることを、僕は知っていますよ。

法律のせいで名乗れなくなったとしても、僕だけはコーヒー牛乳と呼び続けますからね。それが、コーヒー牛乳と僕とのEternalだし。

…おっと、おあつらえ向けに、コーヒー牛乳の歴史を辿れるページが用意されてましたよ。

www.meg-snow.com

早速、思い出のコーヒー牛乳のあで姿を、ねっとりと見させてもらいましょうか?

まずは…ふむふむ、1970年バージョンから!

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いやいや、何だよこれは、全然、こんなのだったら現行バージョンの方が遥かに思い出に近いですよ……ってこのパッケ、大きさ的にも、デザイン的にも、何かむしろ新しさを感じますね。

え?全然イカしたデザインじゃないの!

雪印は、何でこれやめちゃったんでしょうか…?

まぁちょっと全体的に暗い印象を与える感じはしちゃうかもしれませんが、でも、結構シックでいいですよね。

今でも全然通用しそうな感じですが、とはいえ、まま、これじゃあ大切な思い出が蘇りませんからね、次いってみよー。

 

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ふむ、1978年、これはでも、何かちょっと古いね。

僕が生まれる前ですし、さっきのに比べても何か野暮ったい、何だか大正くささを感じるデザインですから、こんなものは変更して正解です。


じゃあ、次ぐらいかな?

来い、思い出のコーヒー牛乳!

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…あ、あれ?もう88年に飛んじゃう…?

ストローの絵もなくなったし、フォントも何かますます野暮ってぇー!!

僕の記憶に強く残っているのは、ちょうどこの時期ぐらいからのはずですが、もっと子供心にワクワクするようなジャケ写だったはずですし、ま、多分、不評すぎて一瞬でデザインが変わったのでしょう。

次だ次、次のやつこそが、僕にとって大切な、思い入れのある、珠玉のパッケージのはずですよ。

さぁ、ベストデザイン賞(審査員:幼少期の僕)のコーヒー牛乳、どうぞ!

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…ギエピー!

一気に97年もう中学生

流石にもう飲んどらんわ!!(いや飲んでたかもしれないけど、幼少期の思い出にはなりようがない)

するってぇと何かい、あの一番野暮ったいクソダサデザインのアレが、僕のDNAと混ざり合った、魂のコーヒー牛乳だったってぇのかい?!

全然思い出なさすぎてワロタ(笑)

いやでももしかしたら、僕は常にあの画像に映っていない2つの面だけを見てグラスに注いでいたのかもしれません。

見えてない面だけは、全然違う、僕の思い出のデザインになっている可能性も……いやねーよ(笑)。

ま、よく見たら、あの子供騙しなフォントも、子供の僕にはピッタリですし、改めて見てみると、ストローも注がれてる様子も描かれてない、まさに静寂と呼ぶにふさわしい和の心ワビサビを体現したかのような、シンプルにして洗練された飽きの来ないあのデザイン、冷静に考えてみたら一番カッコいいじゃないですか!

そういえば昔よく飲んでたのはこれだった気もしてきましたよ、いやぁ~懐かしい、ウン十年ぶりに、また会えたね…。


…とかいうしょうもないネタはともかく(実際大分記憶の中のパッケージと違いましたが…。まぁ別に詳細を覚えてはいませんが、あんまりピンと来なかったというか…)、そんなことより、薄々気付いてはいたのに触れないようにしていた所……まさかの、僕が生まれる前から、表記は雪印コーヒー(「牛乳」なし)!!

いやこればっかりは、昔は絶対「コーヒー牛乳」だった気がするんだけど……。

 

…って、あぁっーーっつ!!

 

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…あまりにも違いすぎてそっと飛ばしていた初代パッケージ、よく見たら「コーヒー牛乳」になってるぅ~!!

そうか、僕の記憶は、1963年~1970年に培われたものだったのか……子供の頃の両親がこのテトラパックを見て、両親のDNAと混ざり合い、その魂は両親から僕へ、僕から孫へと受け継がれていくということだったのか!……って、んなバカな!

まぁこれは、単なる僕の勘違いなのかもしれませんね。

…いやでもなぁ、絶対ある時点で法制度が変わったはずなんだけど…と思って調べたら、Wikipediaにもちゃんと記述されていましたね。

以下引用…

2003年(平成15年)以降は生乳100%のものしか「牛乳」と表記してはならないことになった。そのため、コーヒー牛乳は正確には「コーヒー入り乳飲料」となり、商品名は「カフェ・オ・レ」、「カフェ・ラッテ」、「ミルクコーヒー」などの外来語や、単に「コーヒー」といった表記に変更されている。

むーん、やっぱり2003年に変更があったはずですが、商品名自体は、少なくとも雪印はずっと「コーヒー」だったんでしょうかね(みんな「コーヒー牛乳」と呼んでいたとしても)。

まぁでもこの説明から察するに、恐らく、成分表示の欄に「コーヒー牛乳」とあったのが、「コーヒー入り乳飲料」に変更になったのかもしれませんね。

(いやでも、どの画像も、堂々と「【種類別】乳飲料」になってるけどな…。まさか、雪印は歴史を改竄している…?この画像は、姑息なフォトショによるアイコラ…??
…ってまぁ、初代が「コーヒー牛乳」のままなんだから、それはないですね(笑))

 

いやぁ~、意識低い系飲料のくせに、なかなか手強い相手でした(結局未解決というか、ただの自分の記憶違い)。

まぁ僕は今でも多分味は大好きですけど、栄養とか健康に関する知恵をつけた醜い大人になってしまったので、コーヒー牛乳、やっぱり少なくとも自分で買って飲むことは一生なさそうですね。

でも、冷蔵庫に入ってたりしたら、「おっ、懐かしい!」と飲んでみたくはなっちゃうし、実際飲むと思います。思い出の味ですしね。

ロングセラーだけあって、みんな大好きな味ですから、意識の低さを差し引いても、やはり星4つ★★★★はあげたい所です。

 

ということで、無駄に長くなりました。

何気にまだまだ未就学児時代の思い出の味ばかりなのですが、そろそろ小学生に入って、自分で買って友達と飲んだ思い出のドリンクなんかに入っていきそうです。

次回へ続く…。

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