クレジットスコアとは何ぞや

アメリカに来てから初めて作ったクレジットカードであるChaseのFreedom、こちらは物の本によれば、クレジットスコアが650オーバーの人向けの、そこそこのランクのカードであるとされているのですが、僕は無謀にもいきなりこのカードに申請して、普通にゲットすることに成功していました。

その秘密…というほどでもありませんが、クレヒスを一切もたずに審査に通った理由なんですけど、このカードはChase発行のものであり、Chaseというのは何の会社かといいますと、ズバリ銀行、というか米国で最大の銀行なので日本でいうなら三菱東京UFJ(あれ、今はゆうちょ銀行が最大になるんですかね?)みたいなものなんですが、何てことはない、僕はChaseに銀行口座を開いていたから、クレヒスがなくても何とかなった、というそういう大したことはないお話でした。

その辺のChaseやFreedomについて色々書いてみようかと思ってたんですが、今回はその前に、クレジットスコアについて触れてみたくなったので、まずはそっちから見てみるとしましょう。

以前一度チラッと書いた通り、アメリカではクレジットスコアというのが社会生活を送る上で命の次に大事な数字になるのですが(いやまぁそれは大げさですけど。多分(というか絶対)ソーシャルセキュリティーナンバーとかの方が大事)、クレジットスコアには、FICOVantageの2種類があるものの、基本的にはどちらも似たような計算式であり、300~850点のスコアがつけられるものとなっています。

検索してトップに出てきたこちらの解説記事によると、それぞれのランク付けは以下のようになっているようですね。

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FICOスコア区分

 

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Vantageスコア区分

で、自分のクレジットスコアの確認方法ですが、僕がFreedomを作ったときどころか、それから1-2年ぐらい経ったBlue Cash Everydayを作った頃でさえも、チェックするいい方法がなかった(無料のがなかったのみならず、「クレジットスコアを確認する」という行為自体が、クレジットスコアを下げることになってしまうというクソ仕様)んですけど、大体数年ぐらい前から、各社無料でクレジットスコアを算出してくれるサービス(当然、チェックしてもクレジットスコアに影響は一切なし)を出してくれるようになりました。

金融機関最大手といえるChaseにもスコア確認サイトが気付いたらできており、しかも気前のいいことに、Chaseに口座を持っていない人でも無料でチェックができるという、流石はChaseだぜぃ!といえる感じになっています。

こちらですね↓

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https://www.chase.com/personal/credit-cards/chase-credit-journeyより

ただし当然、これを使うには、18歳以上米国在住であり、ソーシャルセキュリティーナンバーが必要となります。

僕はChaseに口座を持ってますから、特に改めて情報を入力することもなく、あっさりアクセスできました(まぁ以前も興味本位で使ったことあったんですけど)。

気になるクレジットスコアは…?!

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まぁこないだ「僕のクレジットスコアは完璧です」とか豪語してたんですけど、それは単に支払いが遅れたことが一度もないだけで、特にクレジットスコアを上げるべく全力で対策とかしているわけではない感じです。

なので、言う程それ以上ない完璧なスコアでもなんでもなく、最新版2021年4月3日現在で、788点となってますね。

また、一番古いクレジットアカウントが8年2ヶ月前とのことですから、僕がFreedomを初めて作ったのは、2013年2月頃だったようです。

まぁ788ってぶっちゃけ大したことないんですけど、一つ言い訳すると、こないだコストコ提携クレカを作成したので、それに伴い、スコアは結構下がってしまいました

そう、新しいクレジットカードを作ると、基本的にクレジットスコアは下がってしまうのです!

だから、「最初の3ヶ月でいくら使ったらいくらのキャッシュバック特典」的なもののために色んなクレカに申請しまくってお小遣いゲット……とかをやりすぎると、もうスコアはズタボロ、長い目で見て、そんなことしないほうが良かった、とかにもなりかねないわけです。
(まぁ別に作成程度でそこまでスコアは下がらないですし、多分そのキャッシュバックで得られる金額の方が圧倒的に利益が大きいとは思いますけどね。

 でも、実際、申請しまくると、何枚目かからは十分なクレジットスコアがあっても申請却下されることもあるようです。
 一番有名なものとして、Chaseの5/24ルールといわれる、「24ヶ月以内に5枚以上のクレカを作ることはできない」というのがあるみたいですね。
 こちら参考記事↓)

thepointsguy.com

先ほど貼ったクレジットスコアに話を戻しますと、このChaseのクレジットジャーニーで見られるスコアは、以下のような算出方法になっているようです。

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Payment history(支払い履歴):40%(遅れると致命的ダメージ)

Credit history(クレカ何年目か):21%(当然、長いほど良い)

Credit usage(クレジット利用状況):20%(色々なローンを使うほど良い)

Total balances(利用残高・借入残高):11%(負債はもちろん小さいほど良い)

Credit check(各種照会):5%(新規クレカ作成時や、ローン借り入れ時の信用照会などで、ダメージを食らう)

Available credit(限度額内の利用可能残高):3%(利用限度額いっぱいまで使うのは×。使うのは、なるべく限度額のごく一部のみに留めるのが好印象(一般的に、限度額の半分未満に抑えるようにすると良いといわれてますね)。


…で、こちらの解説サイトを見ると、このChaseのスコアチェックで使っている算出方法は、Vantageのスコアのようです。

(※一通り書き終わってから読み直していて気付きましたが、さっき貼ったスコア画像にも、実はハッキリと「based on VantageScore 3.0」って書いてありましたね。)

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https://www.thebalance.com/fico-score-vs-vantagescore-961144より

ということで、僕の788点は、Vantageの区分でいうと、ギリギリ最高ランクの神でした。やったぜ。

…って、別にクレスコ(クレジットスコア)を使う場面も今の所ないし、そんな区分はどうでもいいっちゃどうでもいいんですけどね。
(実際、最高区分の中では最弱レベルのギリギリですし…。でも、ローンの利率とかを決める場合は、多分一番いいものを使えると思うので、ありがたいですね。)

ただ、僕は評価軸3番目のクレジット利用状況に関しては、ローンとか一度も使ったことがないですから、多分僕の使い方では、このぐらいのスコアで頭打ちで、これ以上伸びてくことはないのかな、って気がしています。

ちょっと意外な気もしますが、「ローンを組んで、きちんと返済する」というのも、クレジット会社からの信用を得るためには、重要なことだという話なんですね。

つまり、ローンすら組んだことのないザコは、大して社会的信用が得られないのも当然だと、クレスコ的にはそういう風になってしまうようです。

(※っていうか、この画像をよく見たら、3番目の項目は「クレジット利用パーセント」となってるので、もしかしたら実はこれが最初に挙げた方の一番下の項目、「限度額内の利用残高の割合」を意味してるのかもしれないですね。
 一番下のやつは、単純に「利用可能残高」ってことなのかな?(でも、それだとあんまり意味というか違いがわかんないけど…。パーセントじゃなく、絶対額の大きさ?)
 まぁいずれにせよ、「限度額内の何%を使ってるか」も、「様々なローンを組んで、きちんと返済しているか」も、どちらも重要なファクターといわれているのは確かです。)


ということでクレジットスコアについて軽く触れてみましたが、前述の通り、Blue Cash Everyday申請当時は自分のスコアを気軽に確認する術がなかったので、果たして承認されるかな?とドキドキしましたが(Blue Cash Everydayは、基本的に700以上のスコアが必要とされる、それなりのカードです)、幸いあっさり承認されたという過去がありました。

ちなみにこないだ作ったコストコ提携カードは、限度額が今までで一番大きいので(当時よりクレジットスコアが高いので、限度額も大きく設定されたのでしょう)、「利用残高の、限度額に対する割合」はかなり低くなりますから、これも今後のクレジットスコアにはプラスになりそうです。

次回は改めて、Freedomの話に少し戻ろうかと思います(もう大した話も残ってませんが)。

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