前回の記事では、
「ミツカンの納豆を買っています」
「凍った納豆に賞味期限はありません」
「でも凍ってなければ、納豆だって腐るんです」
という3行で終わる話を、まさかの4000字オーバーでうだうだ語っていました。
流石は納豆マハラジャと呼ばれる僕[誰によって?]、何ともネバっこい!
今回は、前回、あれだけの長さの文を書いてもまだ語りきれなかった話を、さらにネチネチ補足していこうと思います。
前回前々回では、実際に今買ってる納豆を、ラベル写真付きで紹介していました。
金のつぶの黒ラベル(いや誰もそんな呼び方してないし(笑)。ビールじゃんそれ(笑))こと「におわなっとう」と、黄ラベルこと「とろっ豆」の2種類を貼り、
「すわっ!カロリーが違うじゃん!!」
などとわざとらしく驚いていました。
まぁカロリーが違うのは本当に気付いてなかったというか意識してなかったんですけど、中身(豆)の量が違うのは、実は食べていてとっくに気が付いていました。
納豆マイスターの僕の目はごまかせません。
(いやじゃあカロリーが違うのも当たり前じゃん、って話なんですけどね。)
さらにいうと、以前、「納豆の違いはタレの違いでしかない」などと豪語していた記憶があるんですけど、これも実をいいますと、「とろっ豆」を食べて、
「おやおや?これはこれは……。豆の種類でも、結構違いが生まれるんだなぁ」
と感じていたことを、この機会に今ここで白状させていただくとしましょう。
もちろんタレほどの違いはないんですけど、実は、豆にも結構違いというか個性はあります。
明白な例として、大粒納豆と、恐らく現在主流である極小粒、そしてひきわり納豆とでは、同じタレであっても、全く食感も味さえも変わってきます。
毎度コメントをいただけるアンさんからも以前、「ひきわり納豆を食べてみたら、なんかちょっと違う…という感じでした」というメッセージをいただいていました。
流石はアンさん、お目が高い!
はっきり申し上げまして、ひきわり納豆、あいつはクズです。
いや、唯一、なぜか納豆巻に入ってる時だけは許されてる感はあるんですが、食べてみたことがない方は、ぜひ単品でひきわりを食べてみてください……まさに、「あぁ、これはクズだわ!」とご理解いただけるように思えてなりません。
いや本当なぜかは分からないんですけど(混ぜると、表面積が大きすぎる結果、空気の混入量とかがめちゃくちゃ増えるから??)、正直、納豆グルである僕からしても、冗談抜きに、あれだけは吐き気を催す邪悪としかいえないブツにしか思えないんですよね…。
納豆が苦手な方は、「小さい方がいいかも…」ということでひきわりを選ぶ可能性もあるように思うのですが、とんでもない!
それは罠です!!
今納豆が好きではないなら、絶対に買わないで下さい。
食感がキモすぎて、ほぼ100%その場でハいてしまいます!
「いやそんな風に感じるの、お前だけだよ(笑)」って話かもしれないですけど、これだけは信じてください、単品のひきわり納豆はマジでクズなんです。
この納豆ジェネラルである僕の力をもってしても、一度だけめちゃくちゃ安くなっていたからうっかり買ってしまったひきわりパック納豆、マズいを通り越して、比喩や誇張ではなく、危うく戻しかけるぐらい、まるで吐瀉物を食べさせられているかのごとき悪夢でしたからね…(ちょっとリアルすぎんよー)。
これがまたヤツらはコマい形をしてるだけあって、同じ重さでも、無駄にボリュームだけはあるんですよ。食べても食べても減らない地獄の時間を過ごすも、幸い納豆ウォリアーである僕は、納豆様を残す・モドすなどという大それたことはせず、しっかり完食しましたが、納豆ビギナーの方の場合、一口で即ギブ・白旗降参必至です。
上では「食べたことのない方、ぜひお試しください」なんて書いちゃいましたが、これはうっかりしてました、やっぱり訂正……!
あの悲劇だけは繰り返してはいけない……!!
1つでも多く売れちゃうと、ひきわりが調子に乗る可能性があるので(=企業が「売れてる…これからはひきわりの時代だ!」と勘違いする可能性があるので)、お願いだから買わないでください。
一刻も早く、パック売りのひきわりをこの世から絶滅させましょう。
「いや、じゃあ、納豆巻を自宅で作りたい人はどうすればいいのさ?」ってなるかもしれないんですけど、ごめんなさい、普通の納豆を自分で頑張ってみじん切りしてください。
「包丁とまな板がネバネバになるじゃん!」ですって?
…分かります、でも諦めてください。
これは、納豆界から、納豆嫌いを産みだすだけの卑劣で薄汚い下等悪魔のような存在、人類の敵であるひきわりをこの世から追放するために、仕方ないことなんです!
これは聖戦(ジハード)なんです!!
すべては納豆界の明るい未来のため…子供たちの笑顔と将来のために……手を取り合って……ひきわり、ダメ、ゼッタイ。
…って、いやまぁ「ひきわりは微妙」は嘘偽りない本心というか真実なんですけど、「ひきわりはクズ、もんじゃ以上にもんじゃしてる、 ゲロ以下のにおいがプンプンする真の邪悪だぜッーーッ!!」はちょっと言い過ぎました(いや、もんじゃもとばっちりかよ(笑))、お詫びして、少なくとも不買運動についてだけは心より撤回させていただきます……。
(実際、しつこいですけど、納豆巻に入っている時だけは、あいつはいい奴なんですよ…。もしかしたらいらっしゃるかもしれない、ひきわりマニアの方の名誉のために、そこだけは最後に改めて主張しておきたい限りです…。)
う~ん、結局、当初書こうと思ってた話からは徐々に逸れ、案の定、全然話は進展しませんでした。
このまま納豆についてネチョネチョご高説を垂れ流すだけのブログになってしまうというのか?!
意外とそれでもいいんじゃないか、書いてて結構楽しいぞ、と思えてしまう時点でもうヤバイ!!
お前の頭はひきわりか!!
次回(…はちょっと別の話を差し込む予定なので、その後)、なおもネバネバ納豆話(本当は今回触れる予定だった、とろっ豆についての話から)が続きます…。